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2023年
09月24日

川崎フロンターレU-18プレミアリーグが今季等々力陸上競技場初開催、トップ昇格内定・由井航太ら活躍で連覇目指し5連勝

高円宮JFA U-18サッカープレミアリーグ2023の第15節「川崎フロンターレvs昌平高校戦」が9月23日に等々力陸上競技場で開催されました。

高円宮杯プレミアリーグは、Jユースをはじめとしたクラブチームと高校サッカーのトップチームが戦う「高校年代最高峰」の大会です。

川崎フロンターレU-18は昨シーズン「プレミアリーグEAST」で初優勝。
今シーズンは開幕戦を「Ankerフロンタウン生田」で開催し、弊紙でもご紹介しておりましたが、等々力陸上競技場では初開催となりました。

これを受けて川崎フロンターレの将来を担う「U-18」を応援しよう!ということで、等々力陸上競技場周辺にアトラクション出店も行われるなどして、試合を盛り上げるプロモーションも展開されました。

■「未来のファンタジスタ」
未来のファンタジスタ

アトラクション出店は、等々力陸上競技場メインスタンド前で行われていました。
こちらはいつものキックターゲット「ファンタジスタ」ですが、「未来のファンタジスタ」として、絵柄がいつものトップチーム選手ではなく、U-18の選手らになっていました。

左から岡崎寅太郎選手、濵﨑知康選手、由井航太選手、尾川丈選手です。
いずれも主力で活躍するメンバーで、特に由井航太選手は来季トップチーム昇格が内定しています。

■「テックボール」体験
テックボール

■パスマシーン「パスタブ」
パスマシーン「パスタブ」

「ファンタジスタ」のほかにも、卓球とサッカーを組み合わせたスポーツ「テックボール」体験や、パス練習ゲーム「パスタブ」などもありました。

ほかにも射的、スーパーボールすくい、輪投げの縁日屋台もありまして、こちらはあっというまに参加券が売り切れる人気だったということです。

■等々力陸上競技場に集まったファン・サポーター
等々力陸上競技場に集まったファン・サポーター

等々力陸上競技場に集まったファン・サポーター

入場者数

さまざまなプロモーションの成果もあり、また川崎フロンターレU-18は現在プレミアリーグEAST連覇を目指して首位争いを繰り広げている注目度の高さもあって、この日は3,910人もの入場者数が発表されました。

これは一部J2クラブの平均入場者数を上回るレベルです。

■ふろん太・カブレラのハーフタイムグリーティング
ふろん太・カブレラのグリーティング

ふろん太・カブレラのハーフタイムグリーティング

U-18の等々力陸上競技場での試合開催時には、大体マスコットキャラクターのふろん太・カブレラも登場します。

トップチームの試合よりも等々力陸上競技場全体が落ち着いていますので、より密着した交流ができます。

■カブレラの背中には由井航太選手トップチーム昇格を伝える「ヤンフロ通信」
ヤンフロ通信

川崎フロンターレアカデミー(ユース)の活躍を伝える機関誌「ヤンフロ通信」というものがあります。

これは後援会員には会報とともに郵送されてくるほか、武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」にも置いてあります。

この日のカブレラの背中には、由井航太選手のトップチーム昇格を伝える「ヤンフロ通信」が貼り付けられていました。
また同じヤンフロ通信が、等々力陸上競技場入場口でも配布されていました。

■3-0快勝した昌平高校戦
激戦の昌平高校戦

快勝した昌平高校戦

一般に高校サッカーというと、お正月の「全国高校サッカー選手権大会」をイメージされる方が多いと思いますが、あくまでも高校の部活動の大会であり、クラブユースが参加していません。

「高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ」はプレミアリーグ・プリンスリーグ・都道府県リーグの3階層で構成され、高校サッカー・クラブユースが混合で戦い毎年降格・昇格があります。

川崎フロンターレは2021シーズンのプリンスリーグ関東優勝により2022シーズンからプレミアリーグEASTへと昇格し、初年度初優勝を果たしました。

プレミアリーグは、「毎試合が全国高校サッカー選手権の決勝戦レベル」ともいわれる、高校サッカーとクラブユースのそれぞれのトップがしのぎを削るリーグです。

川崎フロンターレはここまで今季唯一の敗北を喫していた昌平高校に対して3-0で快勝し、5連勝となりました。

現時点で首位の青森山田高校と勝ち点差「1」の2位につけています。

■トップチーム昇格内定の由井航太選手
由井航太選手

来季トップチーム昇格内定の由井航太選手は、この試合スタメンフル出場。
前半9分にはフリーキックから押し込んで先制点を挙げました。

由井航太選手は川崎フロンターレから海外、そして日本代表へと羽ばたいた田中碧選手・守田英正選手を目標とし、どちらかというと守備寄りのアンカーポジションで「ボール奪取力」を持ち味としています。

プレミアリーグでもやはり中盤にプロレベルの選手がいると非常に安定するなというのは、この試合全体でも感じられたところでした。

「高い身体能力は自分にはない」と語る点も、田中碧選手と共通しています。
来季以降、川崎フロンターレトップチームの中盤を支える日を楽しみにしたいと思います。

【関連リンク】
(川崎フロンターレユース関連)
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