武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2013年
08月17日

横須賀線に乗って、「夢見ヶ崎動物公園」へ

 

動物園というと、東京では上野動物園、神奈川ではズーラシアのイメージが強いと思います。しかし川崎市にも、小規模ながら幸区に動物園があります。「夢見ヶ崎動物公園」です。

「夢見ヶ崎動物公園」は、武蔵小杉からも近い距離にあるものの、あまり交通の便の良い場所ではありません。ただ、新駅開業以降は新川崎駅からのアクセスが比較的良さそうに思えましたので、今回はそのルートを試してみました。

■新川崎駅前から見た夢見ヶ崎
 新川崎駅前から見た夢見ヶ崎

武蔵小杉駅から、新川崎駅までは1駅。3分ほどで到着します。
新川崎駅から跨線橋を渡ると、前方に夢見ヶ崎の台地が見えてきます。

■沿道の動物サイン
 沿道の動物サイン

 沿道の動物サイン

 沿道の動物サイン

 沿道の動物サイン

新川崎駅から夢見ヶ崎動物公園までは、徒歩15分ほどです。決して短い距離ではありませんし、単純なルートでもありません。
しかし沿道には各所に動物のデザインをあしらった様々なサインがありまして、それをたどっていくとスムーズに到着することができます。

■夢見ヶ崎動物公園への階段
 夢見ヶ崎動物公園への階段

さて、こちらが新川崎ルートからの夢見ヶ崎動物公園への階段です。急勾配の山を登っていくかたちになります。
先程の案内板に「歩行者だけです」とあった通り、こちらからは車両は入ることはできません。

■階段の途中から見えた武蔵小杉の高層ビル群


階段の途中からは、武蔵小杉の高層ビル群が綺麗に見えました。左側がタワーマンション群、右側がNEC玉川ルネッサンスシティです。

■夢見ヶ崎の台地の上
 夢見ヶ崎の台地の上

軽く汗ばむくらい階段を上りきると、夢見ヶ崎の大地の上です。ここに夢見ヶ崎動物公園があります。

■お休み中のレッサーパンダ
 お休み中のレッサーパンダ

まず最初にご紹介するのは、シセンレッサーパンダです。個体がどれかわかりませんが、眼鏡の街・鯖江から来たレッサーパンダもいるそうです。

このうちメスの「アン」が、2013年7月1日に出産しました。出産後は神経質になるため、しばらく「アン」の展示はお休みになります。

■マーコール
 マーコール

続いてこちらは、マーコールです。オスのねじりの入ったツノが特徴的です。
ヒマラヤから西側に連なる山岳地帯に群れで生活しています。

■ロバ
 ロバ

こちらは一般にもなじみの深い、ロバですね。
ロバというと働き者のイメージですが、実際に厳しい環境下で粗食に耐えて働くことができるのだとか。

■アライグマ
 アライグマ

こちらもお馴染み、アライグマです。
アライグマは水辺で食べ物をいじっている姿が洗い物をしているように見えることから、その名前が付きました。しかしこれは実際には視力が弱く、食べ物を触覚で確かめているのだそうです。

■ミーアキャット
 ミーアキャット

フェンスにつかまって立っているのは、ミーアキャットです。南アフリカ生まれで、岩の間などに大家族で暮らしています。

■ルリコンゴウインコ
 ルリコンゴウインコ

夢見ヶ崎動物公園では、鳥類も飼育されています。鮮やかな色合いが印象的なのは、ルリコンゴウインコです。
ルリコンゴウインコとは、瑠璃金剛鸚哥と書きます。中央アメリカから南アメリカの森林やサバンナに生息しています。

■フンボルトペンギン
 フンボルトペンギン

こちらも鳥類、人気のフンボルトペンギンです。
フンボルトペンギンは水槽の中を泳ぐ姿も見えるようになっています。

■チリーフラミンゴ
 チリーフラミンゴ

鮮やかなピンク色が目を引いたのは、チリーフラミンゴです。
この色は食べ物のプランクトンに含まれる色素がもとになっていまして、食生活によって色が変わります。

そのため動物園などではエサに色素を添加することで羽の色を保っているそうです。フラミンゴは元々ピンク色だとばかり思っていましたので、これはちょっと意外でした。

■シマウマ
 シマウマ

最後にご紹介するのは、2013年1月24日に子どもが生まれたハートマンヤマシマウマです。子どもの名前は公募により「キララ」に決定しました。

この時は見ることができませんでしたが、もう大分大きくなったでしょうか。

■川崎市 シマウマの子どもの愛称が「キララ」に決定しました!
http://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000045940.html

本エントリではごく一部しかご紹介できませんでしたが、夢見ヶ崎動物公園では他にもキツネザル科やマーモセット科の動物など全60種以上の動物が飼育されています。

動物園としては知名度はあまりないのですが、実際に訪れてみると想像していたよりも楽しめる、というのが個人的な感想です。入園無料で武蔵小杉からは近場ですので、夏休みに気軽に訪れてみるのも良いと思います。
車でのアクセスの場合は駐車場が19台分と限られていますので、ご注意くださいませ。

■ゆめみニュース VOL.29(2013年8月4日号)(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/530/cmsfiles/contents/
0000021/21712/yumemi-news-29.pdf


直近の夢見ヶ崎動物園の機関紙「ゆめみニュース」では、2013年10月12日(土)10:00~15:00には「秋の動物園まつり」が開催されることが告知されています。
普段は実施されていない餌やり体験やふれあいコーナーが設置されるそうですので、気候の過ごしやすくなったこの時期も良さそうですね。

■夢見ヶ崎動物公園のマップ
 

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 夢見ヶ崎動物公園
2009/8/21エントリ 写真展「武蔵小杉動物園」がどうぶつ入れ替え
2009/12/27エントリ 「武蔵小杉動物園」寅年バージョンを中原ブックランド本店で開催

Comment(4)