武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2008年
01月30日

東京機械製作所:玉川製造所の再編

【Reporter:はつしも】

日刊工業新聞のニュースから。

■東京機械、新聞発送システム生産を子会社に移管
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120080129046baao.html

武蔵小杉再開発エリアに「大規模工場跡地地区」として位置づけられ、大型複合商業施設と高層マンションが計画されている東京機械製作所玉川製造所ですが、千葉県木更津市のかずさアカデミアパークに移転することがかねてから公表されていました。

しかし、上記の記事によると、かずさアカデミアパークの新工場だけではなく、大阪の子会社にも一部業務を移管するようです。
記事内容を要約すると、

・新聞発送システムの生産を現在の玉川製造所から、子会社の金田機械製作所(大阪市西淀川区)に移管
・金田機械製作所は建屋の拡張や生産設備の増強を実施しており、4月から稼働
・玉川製造所は移管が完了する2009年12月にも閉鎖

上記のような内容になります。
今日現在では、公式なプレスリリースは出ていないようですから、確かなところは公式情報を待つということになりますが、現在の玉川製造所の閉鎖時期が2009年12月となっているところが目に留まりました。

かずさアカデミアパークの新工場の稼動は、公式プレスリリースでは2009年4月となっていましたが、現工場の閉鎖まではそこから8ヶ月かかるということになります。新工場が稼動しても、順次機能移転するための時間がある程度必要だとは思っていましたが、結構かかりますね。

※2/1追記
1月31日付で、東京機械製作所より公式プレスリリースが出ました。
http://www.tks-net.co.jp/ir/news080131.pdf

■東京機械製作所 玉川製造所 第一工場
東京機械製作所第一工場(南側)
 
今から約2年後の2009年12月から閉鎖された工場の取り壊しをして、土壌の検査などをして・・・ということで、大型複合商業施設などの開発はまだ先のお話になりそうですね。

上記の写真などを見る限り、工場自体の建物の造りは簡易なものですので、取り壊すのは早そうですが。

11/20エントリでお伝えしたとおり、3月末までには「小杉駅周辺地区将来構想案」がまとまる予定になっておりますが、そこでは具体的な話にはなっていないものと思います。

大規模工場跡地地区(東京機械製作所跡地)の地区計画の策定は2009年度となっていますので、現工場の閉鎖と同じくらいのタイミングに
なります。土地がかなりの面積になりますので、時期はまだまだ先ながらやはり注目されますね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区
11/20エントリ 小杉駅周辺地区将来構想案
東京機械製作所 公式サイト

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