武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2018年
02月23日

新鶴見操車場跡地をまたぐ「小倉跨線橋」から見た、武蔵小杉の高層ビル群

【Reporter:はつしも】

新川崎駅の周辺には、広大な「新鶴見操車場跡地」があります。
これはかつて京浜工業地帯への原料や製品等を運搬するための輸送インフラとして1929年に整備されたもので、現在はその役割を終えてマンションや事業所、慶應義塾大学の施設などの再開発が行われています。

この操車場があったために、東西に分かれた地域を行き来するためには現在でも大きな跨線橋で線路をまたぐ必要があります。
本エントリでは、そのうちのひとつ「小倉跨線橋」から見た武蔵小杉方面の風景をご紹介したいと思います。

■「小倉跨線橋」
小倉跨線橋

「小倉跨線橋」は、新川崎駅の南側にあります。
ここからさらに線路沿いに南下すると、2017/6/18エンリでご紹介した「ECOやぎプロジェクト」や、2017/5/25エントリでご紹介した「島忠ホームズ新川崎店」があります。

■跨線橋西側から見た武蔵小杉の高層ビル群
跨線橋西側から見た武蔵小杉の高層ビル群

西側から跨線橋にのぼると、武蔵小杉の高層ビル群がよく見えました。
右手奥に見える緑地は、「さいわいふるさと公園」や慶應義塾大学の新川崎タウンキャンパス(K2タウンキャンパス)のものです。

高層ビル群の左には、現在建設中の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のタワークレーンの姿も確認することができました。

■跨線橋東側から見た武蔵小杉の高層ビル群
跨線橋東側から見た武蔵小杉の高層ビル群

一方、跨線橋の東側まで来てみると、さきほどは建物の陰で見えなかった「NEC玉川ルネッサンスシティ」もとらえることができました。
その左側には「レジデンス・ザ・武蔵小杉」「シティハウス武蔵小杉」「野村不動産武蔵小杉ビルN棟」など80m級のビルも見えます。

ここは横須賀線の線路があるため、武蔵小杉までの視界が大きく開けているのが特徴です。

横須賀線の線路を通過する、さまざまな貨物列車などを眺める鉄道ファンの方も多いようです。

■立ち並ぶ武蔵小杉のタワーマンション
立ち並ぶ武蔵小杉のタワーマンション

ある程度離れてみると、遠近感の補正は必要ですが、武蔵小杉のタワーマンションの位置関係・高さ・大きさなどをまた違った視点で確認することができます。

黒い躯体の「シティタワー武蔵小杉」は、高さ190mで「パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」に次ぐ高さを有するとともに、建築面積が広い(太い)マンションです。

■富士通新川崎テクノロジースクエア
富士通新川崎テクノロジースクエア

小倉跨線橋に隣接した新鶴見操車場跡地には、「富士通新川崎テクノロジースクエア」が進出していました。
ここはかつてはパイオニアの本社がありましたが、2016年3月にヒューリックに売却されて富士通が入居、現在に至ります。

「富士通新川崎テクノロジースクエア」は、富士通のテレワーク制度(場所や時間にとらわれない労働形態)を支えるサテライトオフィスとしての機能を備えるほか、グループ企業の富士通クオリティ・ラボの本社なども入居しています。

■新鶴見操車場跡地に進出した「島忠ホームズ新川崎店」
島忠ホームズ新川崎店 

新鶴見操車場跡地には、バブル末期にはドーム球場建設などの計画が持ち上がりました。

その後経済状況も変わりまして長年未利用の状態が続いていましたが、近年になって前述の通り、マンションや島忠ホームズなどの商業施設の開発、慶應義塾大学や企業の進出などが形になってきています。

そんな新川崎周辺の変貌の向こうに武蔵小杉の高層ビル群を眺めつつ、時代の移り変わりを感じました。

【関連リンク】
川崎市幸区 新鶴見操車場
2013/8/17エントリ 横須賀線に乗って、夢見ヶ崎動物公園へ
2015/3/26エントリ 武蔵小杉目線で巡る、「新川崎スクエア」本日開業レポート
2017/5/25エントリ 武蔵小杉駅東口から臨港バスに乗って、「島忠ホームズ新川崎店」へ
2017/6/8エントリ 横須賀線沿い、新川崎駅近くのマンション建設予定空き地でヤギを飼育中。地域で人気の「ECOやぎプロジェクト」

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