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2022年
11月04日

川崎市総合自治会館跡地複合施設「(仮称)武蔵小杉PROJECT」のプロジェクトサイトが開設、11月末まで施設名称3案の投票実施中

府中街道沿いの川崎市総合自治会館跡地で、東レ建設を中心とした事業者によるシェアリングファームや地産地消の飲食・子育て支援の複合施設の再開発が進められ、2023年春に開業を予定しています。

先般、この複合施設のプロジェクトサイトが開設されました。
同サイトにおいて、施設名称の投票が2022年11月30日まで行われています。

■複合施設のプロジェクトサイト「(仮称)武蔵小杉PROJECT」
複合施設のプロジェクトサイト
※プロジェクトサイト(https://www.musashikosugi-project.jp/)より


川崎市総合自治会館跡地は、代表企業の東レ建設に加え、株式会社ナチュラ、一般社団法人クレイドル、東洋コミュニティサービスによる複合施設の建設工事が行われています。

複合施設は、イメージパース左から順番に「農」「食」「憩」「健康」の4つのゾーンで形成されています。

●「農」:東レ建設によるシェアリングファーム「トレファーム」
●「食」:シェアリングファームの野菜や川崎産の食材を使うアウトドアダイニング
●「憩」:二ヶ領用水と連続した芝生の広場
●「健康」:産前産後ファミリーケア施設、保育施設、クリニックなど

このたび、前掲のウェブサイトにおいて、施設のコンセプトに沿って施設名称3案が下記の通り提示されました。
11月30日まで、どなたでもウェブで投票できるようになっています。

■「(仮称)武蔵小杉PROJECT」の名称案
KOSUGI iHUG
コスギ アイハグ
「集まる」「憩う」「育む」。
これらの頭文字をつなぎ合わせて「ア・イ・ハグ」と名付けました。さらに「iHUG(抱きしめる)」という意味を加え、多彩なコミュニティを育む場でありたいという想いも込めています。
KOSUGI DOCK
コスギ ドック
「DOCK」とは波止場や船渠(せんきょ)といった意味をもつコトバ。
この「食・農・建」複合型のコミュニティ・フィールドが豊かな時間を紡ぎ、多彩なコミュニティを深めながら佇み、やすらぐ、憩いの場として多くの方々に親しんでもらいたい。そんな想いを込めたネーミングです。
KOSUGI sketch
コスギ スケッチ
それは、大きなキャンバスに絵を描くように。
ここが利用する方々にとって楽しく豊かに思い思いの時間を紡いでもらえる場所であってほしい。
そして心に残る風景が沢山生まれる場所であってほしい。
そんな想いを込めて「KOSUGI sketch」と名付けました。

投票は、プロジェクトサイトで「いいね」ボタンを押すだけで、個人情報等の入力はまったく必要ありません。

最多得票で決めるとも何とも告知はされておらず、またひとり1票ということですが、厳密な管理はなさそうです。

大々的なPRなどもされていないため、ある程度参考程度かもしれませんね。

ただ、二ヶ領用水と府中街道沿いの良い場所にできる、ユニークな施設ですので、心に沿うネーミングがありましたら投票してみてはいかがでしょうか。

■複合施設の建物外観がお目見え
複合施設の建物外観

複合施設の建物外観

複合施設の建物外観

現地では、複合施設の建物外観がお目見えしました。
三角御屋根が特徴で、シースルーのハウスがシェアリングファームですね。

2023年春の開業に向けて、工事も終盤に入ってきました。

■川崎市総合自治会館跡地の複合施設建設地のイメージパース
東レ建設による複合施設のイメージパース


■二ヶ領用水緑道整備計画のイメージ図
二ヶ領用水緑道整備計画のイメージ図

(はつしも)

【関連リンク】
東レ建設 トレファーム
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