武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2013年
06月02日

フロンターレホームゲーム同時開催「第3回CC等々力 エコ暮らしこフェア」開催レポート

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2013年5月25日(土)に、川崎フロンターレ対新潟アルビレックス戦と同時開催で、「CC等々力 エコ暮らしこフェア」が開催されました。たいへん充実したイベントでしたので、本エントリでは、当日の模様をご紹介したいと思います。

■「CC等々力 エコ暮らしこフェア」
「CC等々力 エコ暮らしこフェア」

「CC等々力 エコ暮らしこフェア」は、川崎フロンターレ・川崎市・中原区・市内企業などが行う環境保護事業が一同に会し、エコ活動を楽しく、そして身近に感じられる参加型イベントです。
本ブログでこれまでにもご紹介してきた「中原区エコカフェ」も、本イベントの一部として参画しています。

「CC等々力」とは「CarbonChallenge等々力」の略で、フロンターレ・川崎市・中原区・富士通が合同で行っている二酸化炭素排出量を減らすための活動です。現在、フロンターレホームゲームの際の飲食店容器にリユース素材を使用するなどの取り組みを行っています。

■エコ気球「ジャンピングバルーン」
エコ気球

最初に目に入ったのは、赤と黒のストライプの気球「ジャンピングバルーン」です。
これは火を使わないヘリウムガスの気球で、空中散歩を楽しむことができるものでした。

■ジャンピングバルーン「空中散歩」
ジャンピングバルーンで空中散歩

このジャンピングバルーンは、子ども一人を乗せて高く浮かび上がります。この高さまで上がれば、等々力緑地を広く見渡すことができたことでしょう。
このアトラクションは人気で、早い段階で受付終了になっていました。

■中原区エコカフェ
中原区エコカフェ

ジャンピングバルーンのそばでは、前述の通り本イベントの一部として中原区エコカフェが開催されていました。エコカフェでは、お馴染みのスターバックスコーヒーが出店しています。マイタンブラーを持っていくと、割引を受けることができました。

■燃料電池機関車
燃料電池機関車

燃料電池機関車

エコカフェのエリアには、燃料電池機関車も走っていました。
このアトラクションは、どこでもお子さんに人気がありますね。

■エコすごろく
エコすごろく

これは、エコすごろくです。
エコに関するクイズに答えながら、ゴールを目指すものです。

■ロジーちゃん
ロジーちゃん

エコカフェの会場のそばで、中原区のエコキャラ「ロジーちゃん」を見かけました。
「オスモポットでプールの水浄水・飲用体験実施中」という看板をしょって歩いていました。

■等々力プール
等々力プール

ロジーちゃんが案内していたのは、こちらの等々力プールです。
完全に緑色になっていますが、これを浄水処理することで、その場で飲めるようになるという体験ができました。

心理的にはちょっと抵抗があるかもしれませんが、水質的には全く問題のないものになるのだそうです。

■等々力プール
等々力プール

今回の「CC等々力 エコ暮らしこフェア」で思いがけず等々力プールに入ることになりましたが、このプールは等々力緑地の再整備によりなくなる計画となっています。
存続の陳情等も行われているようですが、現在のところ計画が変更されるといった話にはなっていないようです。

いずれにせよ、現状のこの姿でのプールはいずれ見られなくなる予定です。

■ふあふあ「宇宙船地球号」
ふあふあ「宇宙船地球号」

■環境かるた
エコかるた

■紙芝居
紙芝居

子ども向けの遊具がある「こどもエコパークエリア」に移動すると、そこではふあふあ「宇宙船地球号」、環境かるた、エコ絵本の読み聞かせ会など、子ども向けの催しが数多く行われていました。

環境かるたでは、楽しみながら環境に関する知識や、川崎市内の環境保護に関する取組を知ることができるようになっています。

■エコキャラ「モリオン」と「かわるん」
エコキャラ集合

本イベントでは、川崎市のエコキャラも多数集結していました。
写真左手が川崎市民100万本植樹事業キャラクター「モリオン」、右手がかわさき3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進キャラクター「かわるん」です。私はどちらもその存在を知りませんでしたが…。

■川崎市ウェブサイト 川崎市民100万本植樹事業キャラクター「モリオン」
http://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000043253.html
■川崎市ウェブサイト かわさき3R推進キャラクター「かわるん」について
http://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000043553.html

■藤子・F・不二雄ミュージアムのPR
藤子・F・不二雄ミュージアムのPR

本イベントの会場内では、藤子・F・不二雄ミュージアムのPRブースも設置されていました。
これはおなじみ、どこでもドアですね。ついついくぐってみたくなります。

■アンキパンラスク
アンキパンラスク

お土産に、アンキパンラスクが売っていましたので、購入してみました。これは藤子・F・不二雄ミュージアムで販売されているのを、本イベントで特別販売していたものです。
(今のところ、フロンターレホームゲームの際には毎試合販売されているということです)

■ひとみ座によるふろん太・ワルンタ人形劇「席ツメ隊」
ひとみ座によるふろん太・ワルンタ人形劇「席ツメ隊」

等々力陸上競技場の近くまで行くと、劇団ひとみ座によるふろん太・ワルンタ人形劇が行われていました。
これは、フロンターレホームゲームにおいて、なるべく多くの方が観客席で楽しんでいただくための「席ツメ隊」によるマナーアップを目的としたものです。

■ふろん太君のバルーンアート
ふろん太君のバルーンアート

ひとみ座の人形劇とあわせてバルーンアートの方のパフォーマンスもありまして、ご覧のようなふろん太君のバルーンアートも作ってくれました。これは…なかなか見事ですね。

■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント招待受付
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント招待受付

川崎フロンターレでは、新たなサポーター層を開拓すべく、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント会員である、武蔵小杉再開発地区の高層マンション群にお住まいの方を本年一部のゲームに無料で招待しています。

この日のアルビレックス新潟戦がそれにあたり、高層マンションにお住まいの方が招待枠で来場されていました。

■巨大なふろん太君のバルーン
巨大なふろん太君のバルーン

なお、この日のアルビレックス新潟戦は、フロンターレが2-1で勝利をおさめました。観戦されたかたもお喜びになったのではないかと思います。

「CC等々力 エコ暮らしこフェア」は特に大規模なイベントでしたが、普段のホームゲームも何らか催しがありまして、昼過ぎから一日かけて飲み食いしながら楽しむ方が多いようです。

フロンターレは川崎市、とりわけ中原区にあっては求心力が強い存在ですし、このように連携したイベントは多くの方が楽しめて良いのではないかと思いました。今年で3回目ということで、また次回楽しみにしています。

【関連リンク】
(フロンターレ関連)
川崎フロンターレ 第3回 CC等々力エコ暮らしこフェア開催のお知らせ
2009/5/2エントリ 調布まで1泊2日。海と空翔けるフロンターレ応援ツアー
2009/6/11エントリ 武蔵小杉駅北口のフロンターレカラー
2009/8/1エントリ 多摩川クラシコの等々力陸上競技場から
2009/9/2エントリ フロンターレイベントで、親子サッカー
2010/10/15エントリ 等々力緑地のフロンターレ遊具
2011/1/13エントリ 新春フロンターレイベント:スーモとコラボ、おフロんたーれ、中村憲剛選手サイン会
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動
2011/10/6エントリ フロンターレの聖地、等々力陸上競技場
2011/10/15エントリ 親子サッカードリーム教室
2011/12/13エントリ フロンターレ大島僚太選手と再開発地区を歩く「夜回り」を実施
2012/4/8エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー各所にフロンターレの等々力アクセスガイドが設置
2012/6/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから6月23日・30日フロンターレ戦の等々力直行臨時バスを運行
2012/8/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリーから、等々力直行臨時バスが継続運行
2012/9/17エントリ 府中街道を走る、フロンターレラッピングバス
2012/12/6エントリ 東横線武蔵小杉駅・新丸子駅の発車ベルメロディが川崎フロンターレ応援歌に
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2013/1/26エントリ 武蔵小杉再開発地区でふろん太くん&ワルンタくん参加の「夜回り」を2013年2月2日(土)実施
2013/2/4エントリ 等々力陸上競技場のメインスタンド改修工事

(エコカフェ・川崎市のエコ関連)
2010/6/14エントリ 中原区環境“楽習会”レポート
2010/6/17エントリ 中原区役所のゴーヤーの花
2010/6/22エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場のゴーヤー
2010/7/8エントリ 中原区役所のゴーヤーの実
2010/8/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場のゴーヤー生育
2010/8/11エントリ 中原区役所の「緑のカーテン」完成
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/8/29エントリ 中原区エコカフェ開催
2010/9/9エントリ 横須賀線武蔵小杉駅のゴーヤーの実
2010/10/13エントリ 川崎市のごみ収集車の「キレイクン」と「グリンピー」
2010/11/16エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、向河原駅駐輪場のゴーヤー栽培終了
2010/11/18エントリ 川崎市のプラスチック容器包装・ミックスペーパーの分別開始に関する広報活動
2011/2/27エントリ 川崎市のミックスペーパー・プラスチック製容器包装分別が2011年3月より開始
2011/7/2エントリ 横須賀線武蔵小杉駅前駐輪場のゴーヤー栽培
2011/7/14エントリ 「ロジーちゃんと地球にやさしい生活」配布中
2011/9/26エントリ 中原区エコカフェの「防災紙芝居」
2012/1/17エントリ 中原区役所のソーラーパネル付き風力発電機
2012/2/20エントリ 中原区役所のデュエットホンとロジーちゃん
2012/3/2エントリ 中原生活環境事業所のごみの分別展示
2012/6/4エントリ 「なかはらマイカップ大作戦」で「ロジーちゃんエコ箸セット」をプレゼント
2012/6/6エントリ 中原区役所建物内でゴーヤーが発芽
2012/7/19エントリ 中原区役所の断熱ガラスコート実験
2012/7/27エントリ 中原区役所の牛乳パック・インクカートリッジ回収箱と「よみがえる」
2013/5/15エントリ 中原区役所の雨水貯水タンクと、「うすい☆たまるちゃん」

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2013年
06月01日

井田山(4):中原区市民健康の森と、ホタルの放流

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不定期連載の「井田山」シリーズの第4回です。2012/1/6エントリで予告してから1年5か月が経過してしまいましたが、今回は「中原区市民健康の森」をご紹介したいと思います。

■井田山 中原区市民健康の森
井田山 中原区市民健康の森

中原区市民健康の森は、井田山の西側、井田病院の隣接地にあります。武蔵小杉方面から行く場合は、尻手黒川道路を「井田病院入口」で左折し、矢上川を渡った先の左手になります。

■中原区市民健康の森の駐輪場
中原区市民健康の森の駐輪場

中原区市民健康の森の入口には、道路沿いに駐輪場も用意されていますので、自転車でのアクセスがお勧めです。ここはまだ井田山のふもとですので、駐輪場に至るまではそれほど坂をのぼることはありません。

■ホタルの小川
ホタルの小川

■「ゲンジボタルからの幼虫がいます」
「ゲンジボタルの幼虫がいます」

市民健康の森の入口近くの小川に、現在ご覧のようなネットが張られています。
この小川にはホタルが放流されていまして、夜になるとホタルの光を鑑賞することができるのです。

今年は3月3日にホタルの幼虫が140匹、5月24日には成虫が100匹放流されています。産卵後の幼虫の卵を回収するため鑑賞できるのは6月下旬くらいまでの予定ですので、どうぞお早めにご鑑賞ください。

■ホタルの光
ホタルの光

淡く明滅するホタルの光は、写真ではなかなか伝えることができません。
これは、やはり実際に肉眼で鑑賞するのが一番ですね。

現地のご案内にもあるように、このホタルの放流活動は「中原区市民健康の森を育てる会」の皆様によって行われています。
この会は2001年に地域住民の皆さんが中心となって発足したもので、井田山の里山環境を将来にわたって保全・育成し、環境学習や地域コミュニティの場として、人と自然の共生を図りながら、地元町内会と連携し管理運営を行うことを目的としています。

■小川をわたって
小川をわたって

■足元注意
足元注意

■ギンヤンマの池
ギンヤンマの池

さて、散策路を進んで小川をわたると、「ギンヤンマの池」が見えてきます。ここにもカモさんが泳いでいました。掲示にもある通り、足元にはご注意ください。

この池は、名前からするとトンボの産卵が行われるのでしょうね。

■井田山を登る道
井田山をのぼる道

ギンヤンマの池を横目に散策路を進むと、井田山を登る山道が見えてきました。
もちろん、井田山まできたからには登ってみましょう。

■井田病院につながる道
井田病院につながる道

山道を登るきると、突き当り右手に井田病院につながる道があります。こちらは病院関係者以外通行することはできません。

■どんぐり広場
どんぐり広場

登って突き当り左手が、井田山の上の「どんぐり広場」です。名前の通り、足元を見るとドングリが落ちています。ここにはベンチ以外の何があるわけではないのですが、森の中でふと落ち着ける空間です。

■どんぐり広場からの眺望
どんぐり広場からの眺望

■どんぐり広場から見える武蔵小杉のタワーマンション
どんぐり広場から見える武蔵小杉のタワーマンション

どんぐり広場からは、井田山下の住宅街のほか、遠く武蔵小杉のタワーマンション群も見ることができます。
武蔵小杉駅周辺はほとんど平地ですから、こういった地形が新鮮に感じます。

井田山の中原区市民健康の森は、いつでも自由に入ることができます。
そろそろ蚊が出てくる季節ですから、虫よけなどの対策を忘れずに散策してみてくださいね。

■井田山・中原区市民健康の森マップ
井田山・中原区市民健康の森マップ

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 市民健康の森
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年
05月31日

「第35回多摩川美化活動」を2013年6月2日(日)実施

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2013年6月2日(日)に、川崎市各区において「第35回多摩川美化活動」が実施されます。

■川崎市 第35回(平成25年度)多摩川美化活動を実施します。
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000048019.html

■過去の「多摩川美化活動」
過去の「多摩川美化活動」

■「第35回多摩川美化活動」の実施概要
▼日時:2013年6月2日(日)午前9時から2時間程度
※荒天時は6月9日(日)に延期となります。
※実施有無は当日6時半からのテレホンサービス(0180-99-1757)でご確認ください。
▼集合場所:
 川崎区:中瀬河川敷
 幸区:古市場陸上競技場河川敷
 中原区:丸子橋河川敷(中央会場)
 高津・宮前区:新二子橋河川敷
 多摩・麻生区:二ヶ領宿河原堰河川敷
▼申込:不要です。当日は集合場所へ直接お越しください。


■中原区の集合場所マップ
中原区の集合場所マップ

「多摩川美化活動」は、市民参加によるまちづくりの一環として、多摩川を美しく愛される川にするとともに、河川愛護意識の高揚を図ることを目的としています。
本活動は川崎市で長く続いている活動であり、今回で35回目となります。地域の企業や団体から個人まで、たいへん多くの方が参加されています。

■過去の「多摩川美化活動」でごみ拾いをする子どもたち
過去の「多摩川美化活動」でごみ拾いをする子どもたち

過去の「多摩川美化活動」については2010/6/8エントリでご紹介しておりますので、実際の活動の様子はそちらをご参照いただくとわかりやすいかと思います。

■多摩川河川敷に投棄されていたごみ
過去に多摩川河川敷に投棄されていたごみ

丸子橋の上から多摩川河川敷を見るとあまり目立たないのですが、実際に河川敷に降りてみると、そこかしこにごみが捨てられているのがわかります。
特に丸子橋周辺では禁止されているバーベキューを強行される方が後を絶たず、そのごみがそのまま投棄されていたりもします。

5月のバーベキューシーズン後、毎年6月に美化活動の日時が設定されているのは、そのあたりも勘案したものなのでしょうか。

さて、今のところ週末の天候はなんとかもちそうです。
昨日ご紹介した「生田緑地ばら苑」の一般公開最終日で美しいバラを鑑賞するのも魅力的ですが、地元の多摩川を美しくするのも良い汗をかくことができそうですね。

■土手の上から、多摩川河川敷を見る
土手の上から、多摩川河川敷を見る

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 多摩川緑地
2007/6/26エントリ 多摩川景観形成ガイドライン
2008/8/29エントリ 多摩川増水
2009/5/30エントリ 丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」
2009/7/2エントリ 丸子橋で、都県境に立つ
2009/7/4エントリ 多摩川河川敷の、ある晴れた日
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2009/12/20エントリ 多摩川緑地
2010/1/11エントリ 丸子どんど焼き
2010/5/26エントリ 多摩川美化活動
2010/6/8エントリ 多摩川美化活動参加報告
2011/1/9エントリ 武蔵小杉から見る東京スカイツリー
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2011/1/25エントリ 丸子橋から見えるもの
2011/5/18エントリ 丸子橋第一運動広場の整備進む
2011/6/1エントリ 丸子橋の大田区側の親柱
2011/7/16エントリ「ガス橋」と平間の渡し
2011/11/25エントリ 大田区から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会

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2013年
05月30日

生田緑地ばら苑、春の一般開放

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多摩区の「生田緑地ばら苑」が、現在一般公開されています。
2011/6/11エントリで一度ご紹介しましたばら苑に、梅雨入り前に今年も行ってまいりました。
 
生田緑地ばら苑の一般公開は、バラの開花にあわせて毎年春と秋に2週間ほど実施されています。今春は5月16日(木)から6月2日(日)が公開日となり、週末には多くの方が訪れていました。
 
■生田緑地ばら苑 公式サイト
http://www.ikuta-rose.jp/
 
■生田緑地ばら苑
生田緑地ばら苑 

生田緑地ばら苑は、小田急電鉄系の遊園地「向ヶ丘遊園」の30周年記念事業として1958年に整備されたもので、当時は東洋一のバラ苑とも呼ばれた庭園です。
2002年には向ヶ丘遊園が閉園となりましたが、「ばら苑」を存続させてほしいとの市民の声が多く寄せられたことを受けて、川崎市が維持管理を引き継いで現在に至ります。
 
バラの生育は川崎市と地域ボランティアの協働で行われており、充実した内容にもかかわらず入苑無料で運営されています。苑内の募金箱には来苑者の「おこころざし」が集まり、イングリッシュガーデンの整備などに活用されてきました。

■生田緑地ばら苑の入口
生田緑地ばら苑の入口

ばら苑は、生田緑地の高台の上にあります。
そのため府中街道から長い坂道をこえ、最後にはご覧の階段を登ることになります。

階段については高齢の方や車いす・ベビーカーでは昇降が困難であるため、迂回路を無料シャトルが往復しています。

それでは、今回目に留まったバラをご紹介していきましょう。

■ベビー・マスケラード


まずこちらは、ベビー・マスケラードです。
「ベビー」と名前にあるように、小さめの花弁がかわいらしいです。

■ヒストリー
ヒストリー

これはヒストリーです。ドイツ産で、球形に近い姿が特徴です。

■ファビュラス
ファビュラス

白バラには、何となくあこがれを感じます。ファビュラスです。
ファビュラスとは「素晴らしい」という意味だそうで、虫や寒さ、日陰などに耐性のある「強い」バラです。

■コンパッション
コンパッション

続いて、つるバラも見ていきましょう。これはコンパッションです。
ピンクの花の中央が気温によりオレンジがかってくる、丈夫な育てやすいバラです。

■アンクル・ウォルター
アンクル・ウォルター

■ジ インジーニアス ミスターフェアチャイルド
ジ インジーニアス ミスターフェアチャイルド

こちらもつるバラのアンクル・ウォルタージ インジーニアス ミスターフェアチャイルドです。
アンクル・ウォルターのバラらしい真紅も惹かれますし、イングリッシュローズのジ インジーニアス ミスターフェアチャイルドの華麗な花付きも魅力的ですね。

■マインツァー ワッペン
マインツァー・ワッペン

絶妙な赤の色合いでは、マインツァー ワッペンもたいへん美しかったです。

■ダブル ディライト(殿堂入り)
ダブル ディライト(殿堂入り)

■グラハム トーマス(殿堂入り)
グラハム トーマス

生田緑地ばら苑のバラには、上記のダブル ディライト、グラハム トーマスのように「殿堂入り」と書かれているものがあります。
これは41か国が加盟する「世界バラ会連合」が3年ごとに開催する「世界バラ会議」において認定されているものです。最初に殿堂入りしたのは1976年の「ピース」で、これまでに15品種が殿堂入りを果たしています。

生田緑地ばら苑には、その殿堂入り15品種全てが栽培されています。

■バラの販売
バラの販売

生田緑地ばら苑では、バラの販売が行われているほか、バラの育て方講座、コンサートなども開催されています。
車椅子用トイレ、売店などもありまして、「バラジュース」(300円)が売っていました。

春の一般開放は6月2日(日)までで、今週末が最後となります。
梅雨入りした天候がちょっと心配ですが、ご関心ある方はこの機会にいかがでしょうか。今からですとチケットは間に合いませんが、近隣には藤子・F・不二雄ミュージアムもオープンしています。

交通は南武線で武蔵小杉駅から15分の宿河原駅下車、徒歩15分程度です。

■生田緑地ばら苑 ばら苑へのアクセス
http://www.ikuta-rose.jp/access.html

■生田緑地ばら苑および藤子・F・不二雄ミュージアム マップ
生田緑地ばら苑および藤子・F・不二雄ミュージアム マップ

【関連リンク】
藤子・F・不二雄ミュージアム 公式サイト
2011/6/11エントリ 生田緑地ばら苑の春
2011/6/14エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」とローソンコラボ店舗
2011/8/6エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」の広報ラッピングバスが武蔵小杉に登場
2011/9/23エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」鑑賞レポート

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2013年
05月29日

武蔵小杉駅南口地区東街区の暫定バイク駐車場が2013年6月1日より旧中原図書館に移転

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武蔵小杉駅南口地区東街区ロータリー予定地の暫定バイク駐車場が、2013年6月1日(土)より旧中原図書館の敷地に移転することになりました。

■東街区ロータリー予定地の暫定バイク駐車場
東街区ロータリー予定地の暫定バイク駐車場

駐車中のバイク

 このバイク駐車場は、ロータリー予定地地下の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第5施設」とあわせて暫定的に設置されたもので、2012年11月1日より供用開始されていました。
元々が東街区・西街区内に設置されていた駐車場が再開発の進捗によって移転を続けてきたもので、このたびロータリーの工事が本格化するのに伴い、また移転を余儀無くされることになりました。

■駐車場移転のお知らせ
駐車場移転のお知らせ

現地には、駐車場移転のお知らせが掲示されています。一時利用・定期利用とも、従来と料金はかわりません。旧中原図書館の敷地内に整備されるバイク駐車場は、「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」という名称になります。

■武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設の概要
▼台数:一時利用30台 定期利用60台
▼料金:一時利用180円 定期利用1か月3,000円 定期利用3か月8,600円


■旧中原図書館の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」
旧中原図書館の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」

旧中原図書館の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」

現在、すでに旧中原図書館での工事は完了し、バイクを駐車するための白線が引かれているほか、旧中原図書館の建物は仮囲いで封鎖されています。

バイクの入口は西側のみとなりますので、従来東急武蔵小杉駅の東側から利用されていた方にとっては少々遠くなってしまいます。

なお、旧中原図書館の敷地は「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」が行われますので、当然この駐車場も暫定のものとなります。
駐車場が安住の地にたどり着くまでには、まだ時間がかかりそうですね。

【関連リンク】
(武蔵小杉駅南口地区東街区関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2011/4/15エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の施工スケジュール・駐輪場移転・道路切替
2011/4/25エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の道路切り替え、東急武蔵小杉駅東口閉鎖
2011/5/24エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の工事説明会
2011/6/17エントリ 東急武蔵小杉駅前に響く、カエルの鳴き声
2011/6/23エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の駐輪場が2011年8月19日に再移転
2011/7/28エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区公共地下駐輪場の工事説明会
2011/8/2エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の駐輪場が再移転、地下駐輪場着工
2011/11/7エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の仮設駐輪場
2012/1/12エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の地下駐輪場とモデルルームとグランドウイングタワー建設工事
2012/4/30エントリ パークシティ武蔵小杉ザ・グランドウイングタワーの躯体と地下駐輪場
2012/6/1エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の道路工事による、片側歩道の夜間通行止め
2012/7/13エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の地下駐輪場の出入口
2012/7/18エントリ 武蔵小杉駅南口地区東街区の地下駐輪場を
2012年11月1日一部供用開始、東西街区の駐輪場2か所閉鎖へ

2012/10/29エントリ 東急武蔵小杉駅ロータリー地下駐輪場が、11月1日一部供用開始前の見学会を実施
2012/11/1エントリ 武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第5施設が本日一部供用開始、地下に流れる「川崎おどり」

(中原図書館関連)
川崎市立図書館 ウェブサイト
2008/3/9エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」
2008/3/22エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」レポート
2008/8/21エントリ 中原図書館の「夏休み映画会」
2009/7/23エントリ 中原図書館の食事スペースと階段席
2009/11/12エントリ 川崎フロンターレと本を読もう!
2012/4/4エントリ 東日本大震災被災3県4紙による合同プロジェクト紙面を中原図書館で配布
2012/9/21エントリ 中原図書館が2013年1月4日より移転のため長期休館へ
2012/10/12エントリ 中原図書館の鯉と亀が2012年10月17日(水)に市内の小中学校等にお引越し
2012/11/30エントリ 「さようなら中原図書館 ほんのもり」が2012年12月2日(日)開催
2012/12/2エントリ 「さようなら中原図書館 ほんのもり」開催レポート
2012/12/26エントリ 新中原図書館の概要:開館時間を21時まで延長、各施設を拡充
2012/12/29エントリ 中原図書館休館:臨時窓口を1月12日から2月28日まで設置、予約による図書貸出を実施
2013/3/22エントリ エクラスタワー武蔵小杉の、新中原図書館の看板設置工事
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/2エントリ 新「中原図書館」開館レポート
2013/5/3エントリ 「さようなら・ありがとう!旧中原図書館」を2013年5月12・18・19日開催、旧図書館での壁面ペイントや裏側探検などを企画2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2013/5/13エントリ 「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」イベントレポート

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2013年
05月28日

南武沿線道路の電話ボックスが廃止

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武蔵小杉駅近く、南武沿線道路の電話ボックスが廃止されました。

■廃止される前の南武沿線道路の電話ボックス
廃止される前の南武沿線道路の電話ボックス

■電話ボックス廃止のお知らせ
撤去予定の掲示

廃止されたのは、南武沿線道路沿いのマンション「レアリス武蔵小杉」前にある電話ボックスです。上記写真を撮影したのは2013年3月で、この時点ではすでにボックス内の電話機は2月に撤去済みの状態でした。

ボックスの外側に、ボックス自体も4月に撤去される予定であることを知らせる掲示がありました。

■南武沿線道路の南北両側にあった電話ボックス
南武沿線道路の南北にあった電話ボックス

■JX日鉱日石エネルギー社宅前の電話ボックス
電話ボックスの撤去跡

この場所には、レアリス側だけでなく、JX日鉱日石エネルギー社宅前(上記写真奥側)にも電話ボックスがありました。
今回撤去されたのはレアリス側であり、JX側の電話ボックスは健在です。
※5月29日追記 撮影時点ではJX側の電話ボックスは健在でしたが、先日JX側も撤去されました。

■廃止後の電話ボックス跡地
廃止後の電話ボックス跡地

予定通り4月に電話ボックスは撤去され、ご覧の通り跡地がアスファルトで固められた状態になっています。

携帯電話の普及により、電話ボックスの需要が低下し、赤字事業になっているとの話が出てから、大分年月が経過しました。現在ではスマートフォンや「LINE」などのSNSアプリが普及し始め、さらに「通話自体をしなくなる」という時代に入りつつあります。

武蔵小杉周辺では、府中街道の総合自治会館前の電話ボックスもなくなりましたし、イトーヨーカドー内の公衆電話も大部分が廃止されました。
電気通信事業法で設置が義務付けられている、公共性の高い第一種公衆電話を除いて、街中の公衆電話は確実に減少を続けているように思います。私個人も、公衆電話を利用することはほとんどなくなりました。

このあたりは、時代の移り変わりを感じるところですね。

【関連リンク】
2007/7/31エントリ 中原区役所のデュエットホン
2012/2/20エントリ 中原区役所のデュエットホンとロジ―ちゃん
2012/2/28エントリ 中原区役所のデュエットホン存続と、閉庁日の公衆電話利用方法
 

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2013年
05月27日

「TKS武蔵小杉ビル」に「三井住友銀行武蔵小杉支店」が本日オープン

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東急武蔵小杉駅東側駅前の「TKS武蔵小杉ビル」に、「三井住友銀行武蔵小杉支店」が本日移転オープンしました。

■「TKS武蔵小杉ビル」
「TKS武蔵小杉ビル」

■「TKS武蔵小杉ビル」の「三井住友銀行武蔵小杉支店」
「TKS武蔵小杉ビル」の「三井住友銀行武蔵小杉支店」

武蔵小杉駅周辺には、かつてはメガバンクの中でも三井住友銀行の支店がありませんでした。大規模な再開発事業により同地区に人口流入が続く中、ついに北口に武蔵小杉支店が開設されたのが2009年1月19日のことです。

しかし、この北口の武蔵小杉支店は、小杉ビルディングの地下1階という、メガバンクの支店としてはやや微妙なロケーションでした。「場所がないが、確保できるまで座視しているわけにはいかない」という応急措置的な色合いが濃い支店開設だったのではないかと思います。

支店開設から4年以上が経過し、このたび三井住友銀行がみずほ銀行とともに大株主に名を連ねる東京機械製作所が「TKS小杉ビルディング」を完成させ、「三井住友銀行武蔵小杉支店」が晴れてそこに入居することになったわけです。

■支店開設のセレモニー準備
支店開設のセレモニー準備

オープン日となる本日、三井住友銀行武蔵小杉支店の前では、セレモニーが実施されました。写真は朝方、セレモニーの準備をしていたときのものです。

また、前日には新聞折り込みでチラシも入っていまして、オープニングキャンペーンが告知されていました。それによると、同支店には全自動式の貸金庫が設置されているそうです。
従来の小杉ビルディングの支店に比べてスペースも広がり、同支店の気持ちの上では本日が真のオープン日、という感じでしょうか。

■閉鎖された小杉ビルディング地下1階の旧店舗
閉鎖された小杉ビルディング地下1階の旧店舗

北口の小杉ビルディングの店舗は、移転が完了しすでに閉鎖されています。この跡地には、今後何か別のテナントが入るかもしれません。
2013/1/29エントリでお伝えした通り、小杉ビルディングの現在のオーナーはドン・キホーテグループの日本商業施設株式会社となっており、今後同社がテナントを誘致することになります。

       ※       ※       ※

さて、三井住友銀行武蔵小杉支店がオープンして以降、その他のオフィステナントについてはどうなるのでしょうか。

■XGATE 賃貸オフィス情報 TKS武蔵小杉ビル
http://www.cbre-xgate.jp/office/property-114133010210


上記はTKS武蔵小杉ビルの賃貸オフィス募集ですが、1か月ほど前に確認した際には2階以外は掲載終了となっていたものが、本日時点では11階まで全フロアが募集サイトに掲載されていました。

どのようなことか正確な事情はわかりませんが、今のところオフィスの引っ越し作業が始まる様子は確認できません。いつごろオフィスが入居できることになるのか、こちらもちょっと気になるところですね。

【関連リンク】
(TKS武蔵小杉ビル関連)
三井住友銀行 店舗・ATM 武蔵小杉支店
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2009/1/21エントリ 三井住友銀行武蔵小杉支店オープン
2011/5/14エントリ 東京機械製作所が新丸子東3丁目地区の社宅跡地にオフィスビルを計画
2011/5/27エントリ 東京機械製作所が社宅跡地のオフィスビル開発をリリース、店舗併設で2013年6月完成へ
2011/6/16エントリ 東京機械製作所のオフィスビルは高さ56m、東急設計コンサルタントが設計を受託
2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など固定資産を売却
2011/11/19エントリ 東京機械製作所の「新丸子社宅」が解体開始
2011/12/8エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の東棟解体
2011/12/21エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の分譲棟解体
2012/1/3エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の解体完了
2012/5/2エントリ 東京機械製作所のオフィスビル建設工事
2012/9/24エントリ 東京機械製作所オフィスビルの鉄骨と、イメージパース
2013/2/19エントリ 東京機械製作所オフィスビルの壁面ガラスと、テナントスペース
2013/2/23エントリ 小杉ビルディングの三井住友銀行が東京機械製作所オフィスビルに2013年5月27日に移転
2013/5/1エントリ 「TKS武蔵小杉ビル」に三井住友銀行武蔵小杉支店のオープン告知と看板が設置
2013/5/23エントリ 東京機械製作所の「TKS武蔵小杉ビル」が竣工、本日竣工式を開催

(小杉ビルディング関連)
2013/1/29エントリ 小杉ビルディングをドン・キホーテグループの日本商業施設が取得

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2013年
05月26日

江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子

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2013/5/14エントリで、二ヶ領用水のカルガモ親子の様子を5年ぶりにご紹介しました。カルガモの子育ては各地で行われていまして、今回は「江川せせらぎ遊歩道」のカルガモ親子をご紹介したいと思います。

■江川せせらぎ遊歩道
「江川せせらぎ遊歩道」

江川せせらぎ遊歩道については、2008/11/7エントリで一度ご紹介したことがあります。
この遊歩道は、下水道整備により河川としての役割を終えた江川の跡地を利用してつくられたもので、計画段階から市民の皆様の意見を取り入れるパートナーシップ型事業として2003年に完成しました。

せせらぎを流れる水は等々力水処理センターで高度処理された下水ですが、この高度処理水はそのままでは生物が住めないほどきれいなものです。
せせらぎを豊かな生き物の住処とするため、近隣の方がグッピーやザリガニ放流をするなどして、自然に近い水質にしているそうです。

撮影を行った5月25日には、ご覧の通りたくさんのこいのぼりがせせらぎの空を泳いでいました。

■江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子

遊歩道の紹介はさておき、さっそくカルガモ親子です。このときは子ガモが8羽いました。
なお、少し前には9羽いたことを確認していまして、残念ながら1羽いなくなってしまったようです。整備されたせせらぎといえども自然の一部で、生きていくのは決して簡単ではないのでしょう。

■活発な子ガモたち
活発な子ガモたち

活発な子ガモたち

母親ガモと子ガモの大きさの対比から、先日ご紹介した二ヶ領用水の子ガモよりも大きく育っていることがわかります。
まだ小さいころは必死に母親ガモにくっついているのですが、これくらい育ってくると、比較的自分の意志であちこちに動き回っているように見えました。

■狭間が気になる…
狭間が気になる…

そしてやっぱり、子ガモたちは岩の狭間が気になるようですね。

■橋の下をくぐるカルガモ親子たち
橋の下をくぐるカルガモ親子たち

江川せせらぎ遊歩道には、たくさんの橋がかかっています。
私が立っていた橋の下を、カルガモ親子たちがくぐろうとしています。

■橋の下をくぐって去っていくカルガモ親子たち
橋をくぐって去っていくカルガモ親子たち

私の足元の下をくぐって、カルガモ親子たちは武蔵新城方面に泳いでいきました。
今後も元気に成長してくれると良いですね。

■江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子動画(Youtube)


なお、今回も動画収録したものをYoutubeにアップしておきましたので、どうぞお楽しみください。
少し大きくなった子ガモたちが一生懸命泳ぐ姿が、やはりかわいらしいです。

江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子たちを撮影した今回のポイントと、比較的今シーズン見つかりやすいエリア(青線)を以下に掲載しておきます。常に移動していますので必ずしも見つかるとは限りませんが、そっとウォッチングされる方はご参考にしてください。

■江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子の撮影ポイント
江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子撮影ポイント

■江川せせらぎ遊歩道の紫陽花
江川せせらぎ遊歩道の紫陽花

■江川せせらぎ遊歩道の花壇の花
江川せせらぎ遊歩道の花壇の花

今、江川せせらぎ遊歩道の花壇には春の花々が咲き、紫陽花も各地で開花しています。
梅雨に入る前の気候の良い時に、散歩するにはおすすめのスポットです。

【関連リンク】
川崎市上下市水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/5/21エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/14エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子2013

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2013年
05月25日

中原区役所の窓掃除

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2011/12/10エントリ以来、約1年半ぶりの窓掃除シリーズです。今回は中原区役所にやってまいりました。

■中原区役所
中原区役所

中原区役所は、ご存じのとおり小杉町3丁目にある5階建ての庁舎です。高層建築というわけではありませんが、正門側に大きなガラス面があります。
窓掃除ウォッチャーとしては、このガラス面の清掃が気になっていました。

■正門側ガラス面の清掃
正面側ガラス面の窓掃除

正門側の大きなガラス面は、脚立の上に乗って、柄のたいへん長い用具を使って清掃をしていました。清掃する高さに応じて、適宜柄の長さを調整していました。
これはなかなか、腕が疲れそうですね。

このガラス面は少しくぼんだ形状になっていますので、上からロープを吊るすとガラス面に手が届かないため、このような作業になっているものと思います。

■南側ガラス面の清掃
南側ガラス面の清掃

一方、こちらは庁舎南側のガラス面の清掃です。屋上からロープを吊るして清掃をしています。
これは他の建物でもよくみられる作業ですね。

さて、これで窓掃除シリーズも13回目を数えました。
武蔵小杉ではエクラスタワーやTKS武蔵小杉ビルなどまた新しい高層ビルも出来上がっていますし、またいずれご紹介することもありそうです。

■窓掃除中の中原区役所
窓掃除中の中原区役所

【関連リンク】
2009/2/16エントリ パークシティ武蔵小杉の窓掃除
2009/6/8エントリ シティハウス武蔵小杉の窓掃除
2009/7/15エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの窓掃除
2009/9/15エントリ 武蔵小杉タワープレイスの窓掃除
2010/4/13エントリ THE KOSUGI TOWERの窓掃除
2010/5/20エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の窓掃除
2010/9/24エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルN棟の窓掃除
2010/11/21エントリ アルファシステムズの窓掃除
2011/5/22エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の窓掃除
2011/7/15エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルS棟の窓掃除
2011/8/14エントリ 武蔵小杉STMビルの窓掃除
2011/12/10エントリ シティハウス武蔵小杉の窓掃除、ふたたび
 

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2013年
05月24日

武蔵小杉タワープレイス周辺風害対策の追加植樹が完了

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2013/4/20エントリにおいて、川崎市が武蔵小杉タワープレイス周辺での追加風害対策実施を決定したことを取り上げました。
その後5月7日に同地区において街路樹の倒木事故が発生し、川崎市による周辺街路樹の調査、倒木を防止するための枝の剪定作業などが行われたことを引き続いてお伝えしてきたところです。
まさに、風害対策を実施しようとしていた矢先の出来事でした。

倒木事故とその後の対応と並行して、川崎市による追加風害対策も予定通り進められまして、このたび武蔵小杉タワープレイス周辺に街路樹が新たに植えられました。

■武蔵小杉タワープレイス前の並木
武蔵小杉タワープレイス前の並木

まずこちらは、武蔵小杉タワープレイス前、南武沿線道路のケヤキ並木です。
背の高いケヤキの間に、若木が植えられていました。

■ケヤキの間に植えられた若木
ケヤキの間に植えられた若木

ケヤキの間に植えられたのは、ご覧のような若木です。生育するとどのような姿になるのかわかりませんが、枝葉が繁茂するにはまだまだ時間がかかるように思います。

■武蔵小杉タワープレイス南東角地の街路樹
武蔵小杉タワープレイス南東角地の街路樹

続いて、武蔵小杉タワープレイスの敷地の南東角地の街路樹です。
ここには従来から太い木が1本あったのですが、このたびその周辺に若木が追加されました。

■南東角地の新しい街路樹
南東角地の新しい街路樹

新しい街路樹の根元は、いったん舗装を剥がしたうえで再度新たに舗装を行っています。

■武蔵小杉タワープレイス東側の街路樹(以前)
武蔵小杉タワープレイス東側の街路樹(以前)

■武蔵小杉タワープレイス東側の街路樹(現在)
武蔵小杉タワープレイス東側の街路樹(現在)

さらに、武蔵小杉タワープレイス東側を確認してみると、比較的背の低い木が生垣のように並んでいます。
ここでは、つい先日まで植えられていた風の通りのよさそうな木が、こんもりとした常緑樹に丸ごと植え替えられていました。
専門的なことはわかりませんが、これは他の追加街路樹に比べると、多少なりとも防風効果がありそうに見えます。

■小杉ビルディング前の街路樹
小杉ビルディング前の街路樹

■小杉ビルディング前に追加された若木
小杉ビルディング前に追加された若木

最後にこちらは、武蔵小杉タワープレイスはす向かいの小杉ビルディング前に追加された街路樹です。こちらもかなり若木で、きちんと生育するまでには、まだかなり時間がかかるように見えますね。

前回告知されていた街路樹の追加は、このようなところです。
もう少しあらかじめ大きな木が植えられるイメージを持っていたのですが、これは長期的に街路樹を育てていく、ということになるでしょうか。

さしあたり、現在の風害対策としてどの程度の効果があるものかわかりませんが、何より危険が及ぶような事故が起こらないことを願っています。

■武蔵小杉タワープレイス南東の風速計
武蔵小杉タワープレイス南東の風速計

武蔵小杉タワープレイス南東の風速計

【関連リンク】
(武蔵小杉タワープレイス関連)
2009/9/15エントリ 武蔵小杉タワープレイスの窓掃除
2010/1/17エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」
2011/10/26エントリ 武蔵小杉タワープレイスの駐輪場がオープン
2012/9/4エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「北海道」「タウンハウジング」オープン
2013/2/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」2013

(小杉町2丁目開発計画関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
2013/3/31エントリ 「小杉町2丁目開発計画」のJX日鉱日石エネルギー社宅が退去完了、空家への防犯対策を実施へ
2013/4/20エントリ 武蔵小杉タワープレイス周辺で川崎市が追加風害対策実施を決定、防風植栽を追加へ
2013/5/7エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、南武沿線道路が一時不通に
2013/5/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの街路樹倒木後、川崎市が南武沿線道路の街路樹を調査
2013/5/18エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、川崎市が街路樹剪定作業を実施

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