武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2015年
03月30日

日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化

【Reporter:はつしも】

「学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」の環境アセスメント手続きがスタートし、本日より条例環境影響評価方法書の縦覧が開始されました。
これにより三菱地所レジデンスによるツインタワーマンションは約180m、地上50階建て、建て替えとなる日本医科大学武蔵小杉病院は約41m、地上9階建てとなることがわかりました。

またツインタワーには高齢者向け福祉サービス施設・高齢者向け住宅・健康増進施設・飲食物販施設・保育所などが併設される計画です。

■川崎市ウェブサイト 環境影響評価 学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画
http://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000050996.html

■「学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」の予定地
「学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」の予定地

現在、日本医科大学武蔵小杉病院および同大学新丸子キャンパスの移転・建て替えが予定されています。
その跡地には三菱地所レジデンスによる180m程度のツインタワーマンションが建設される計画であることをすでにお伝えしておりました。

川崎市および事業者は、本計画に関して従来よりも地域の意見を踏まえた再開発を進めることを表明しており、これまでに2014/2/15エントリなどでお伝えしたように地元向け説明会やアンケートを実施してきました。

■土地利用計画図
土地利用計画図

こちらが、再開発の土地利用計画図です。
以前の説明会から大きく変わるものではなく、すでに本サイトでもお伝えした情報の精度がもう一段上がった、という程度の位置づけとなります。

現在の日本医科大学武蔵小杉病院の跡地に約180mのツインタワーを建設し、医科大学のグラウンドに武蔵小杉病院を移転させるのが全体の概要で、今回の計画図では建物形状が細かく表現されています。

なお、日本医科大学新丸子キャンパスの跡地に新設する小学校については、今回の環境アセスメントの対象外となっています。

学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画の概要
<A地区(新丸子キャンパス跡地、提供公園)>
▼提供公園:3,110㎡
※小学校新設は今回のアセスメントの対象外

<B地区(グラウンド跡地、日本医科大学武蔵小杉病院)>
▼主要用途:病院・教育施設
▼敷地面積:約13,890㎡
▼建築面積:約9,100㎡
▼建蔽率:66%
▼延べ面積:約60,800㎡
▼容積率:約400%
▼建物階数:地上9階・地下2階
▼建物高さ:約41m(最高部約41m)
▼建物構造:RC造、S造
▼駐車場:約170台
▼駐輪場:約240台

<C地区(現病院跡地、三菱地所レジデンスのツインタワー)>
▼主要用途:高齢者向け福祉サービス施設、高齢者向け住宅、健康増進施設、飲食・物販施設等および共同住宅
▼敷地面積:約20,120㎡
▼建築面積:約10,500㎡
▼建蔽率:57%
▼延べ面積:約174,800㎡
 ※うち、約163,500㎡が共同住宅
▼容積率:約600%
▼建物階数:地上50階・地下1階
▼建物高さ:約180m(最高部約188m)
▼建物構造:RC造、S造
▼計画戸数:約1,500戸
 ※高齢者向け住宅の戸数を含まず
▼駐車場:約660台
▼駐輪場:約2,500台


今回、上記の通り建築物のデータが公表されました。
この時点でのデータは今後多少変動するケースが多いですが、大きくずれることはないでしょう。

三菱地所レジデンスのツインタワーマンションは約180m、50階建ての計画となっています。
延べ床面積約174,800㎡のうち約163,500㎡が共同住宅ですから、約11,300㎡がその他の高齢者向け福祉サービス施設、高齢者向け住宅、健康増進施設、飲食・物販施設等に割り当てられていることがわかります。

ご参考までに、武蔵小杉東急スクエアの駅舎部分を含む延べ床面積が、7,630㎡です。

■B地区・病院・教育施設の1階平面図


こちらは、現在のグラウンド跡地に建設される「病院・教育施設」の1階平面図です。
南側に日本医科大学武蔵小杉病院が配置され、北側の教育施設には日本医科大学看護学部が予定されているようです。

続いて、C地区・ツインタワーの1階~4階の平面図を見てみましょう。
1階~4階にはツインタワー付属の福祉施設や健康増進施設、商業施設があります。


■C地区・ツインタワーの1階平面図
C地区・ツインタワーの1階平面図

■2階平面図
2階平面図
■3階平面図
3階平面図

■4階平面図

4階平面図

C地区のツインタワーの平面図
を参照すると、マンション供用部以外は以下のような構成になっています。

<ツインタワー北棟>
1階 店舗、保育所
2階 高齢者向け福祉サービス施設、店舗(小規模)
3階 高齢者向け住宅
4階 高齢者向け住宅

<ツインタワー南棟>
1階 店舗
2階 健康増進施設
3階 健康増進施設


店舗はそれほど大規模なものではありませんで、一番スペースを確保しているのは高齢者向けの福祉サービス施設や住宅、健康増進施設です。
健康増進施設の詳細はわかりませんが、スポーツクラブのようなものでしょうかね。

■想定スケジュール
・2015年:環境アセスメント手続き
・2015年:都市計画決定
・2016年:B街区(日本医科大学病院)着工
・2018年:B街区(日本医科大学病院)完成
・2019年:C街区(ツインタワー)着工
・2022年:C街区(ツインタワー)完成
※スケジュールは想定であり、変更される可能性があります


今後想定されているスケジュールは、以下の通りです。
環境アセスメント手続きを経て都市計画決定を行い、日本医科大学武蔵小杉病院をグラウンドに移転させたのちにツインタワーの建設を着手する計画です。

最終的な事業完了は2022年予定ですから、まだまだこれから長い準備期間が続いていくことになります。

■武蔵小杉駅北口地区の再開発全体図
武蔵小杉駅北口地区の再開発全体図

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
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