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2017年
06月28日

タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映

【Reporter:はつしも】

2016年7月29日に、ゴジラシリーズ最新作「シン・ゴジラ」が全国の映画館で封切られ、大ヒットを記録しました。
同作品では武蔵小杉周辺が重要な戦場として描かれたほか、川崎市内で多くのロケが行われたことから、川崎市、川崎フロンターレと東宝がコラボレーションしたイベントが市内各地で展開されていました。

公開から約1年が経過しまして、このたび川崎市市民ミュージアムの「映像ホール」において、「シン・ゴジラ」に加えて「ゴジラ」「ゴジラ対ヘドラ」「ゴジラvsキングギドラ」が上映されることになりました。

■「川崎市市民ミュージアム ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」
川崎市市民ミュージアム「ゴジラ再上陸」 
※川崎市市民ミュージアムより

■川崎市民ミュージアム 映像ホール スケジュール
https://www.kawasaki-museum.jp/cinema/schedule/

■「ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」の概要
上映日 ●7月8日(土)
11:30~ 「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」
14:30~ 「ゴジラ対ヘドラ」

●7月9日(日)
11:30~ 「ゴジラvsキングギドラ」
14:30~ 「シン・ゴジラ」

●7月22日(土)
11:30~ 「ゴジラvsキングギドラ」
14:30~ 「ゴジラ対ヘドラ」

●7月23日(日)
11:30~ 「シン・ゴジラ」
14:30~ 「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」

●7月29日(土)
11:30~ 「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」
14:30~ 「シン・ゴジラ」

●30日(日)
11:30~ 「ゴジラ対ヘドラ」
14:30~ 「ゴジラvsキングギドラ」

※各回入れ替え制、15分前開場
入場料金 一般600円/大学・高校生・65歳以上500円/小中学生400円/未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者無料
※各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等を必ずご提示ください。
チケット販売 ●朝の販売時間は 10:30~(12:30まで)→午前・午後の2回分とも販売します。
●昼の販売時間は 13:30~(15:30まで)→午後1回分を販売します。
Web ●川崎市市民ミュージアム 上映スケジュール
●チラシ(PDF)

■上映作品の概要
「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」 ●1954年/モノクロ/DCP/スタンダード/97分
●監督:本多猪四郎/出演:宝田明、志村喬、河内桃子、平田昭彦、堺左千夫、村上冬樹

世界の映画史上に影響を及ぼした日本映画の金字塔“ゴジラ”が、デジタルリマスターによって鮮やかにスクリーンに甦る。真髄を極めた特撮と原水爆反対のメッセージが込められた重厚なドラマの衝撃を体感してください。
「ゴジラ対ヘドラ」 ★川崎市ロケ作品★
●1971年/カラー/35mm/シネマスコープ/85分
●監督:坂野義光/出演:山内明、川瀬裕之、木村俊恵、麻里圭子、柴本俊夫

公害問題をテーマにした異色のシリーズ第11作。田子の浦港の汚染された海から生まれた怪獣ヘドラと、怪獣王ゴジラが対決する。駿河湾が主な舞台だが、工場地帯のシーンの一部は川崎市でロケ撮影された。
「ゴジラvsキングギドラ」 ★川崎市市民ミュージアムロケ作品★
●1991年/カラー/35mm/ビスタ/102分
●監督:大森一樹/出演:中川安奈、豊原功補、小高恵美、原田貴和子、土屋嘉男、西岡徳馬、山村聡

開館まもない川崎市市民ミュージアムにおいてロケ撮影が行われたシリーズ第18作。23世紀から1992年にやって来た未来人によってキングギドラは“メカ・キングギドラ”として復活し、ゴジラと対決する。
「シン・ゴジラ」 ★川崎市ロケ作品★
●2016年/カラー/DCP/シネマスコープ/119分
●監督:庵野秀明/出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、市川実日子、高良健吾

怪獣出現に直面した日本政府は巨大不明生物特設災害対策本部を設置して立ち向かう。鎌倉・横浜を縦断して武蔵小杉に現れたゴジラに対して、多摩川河川敷を防衛線とした「タバ作戦」が実行される。

今回の上映作品のうち、「シン・ゴジラ」はもちろん、「ゴジラ対ヘドラ」「ゴジラvsキングギドラ」についても、川崎市でロケが行われた作品です。

特に「ゴジラvsキングギドラ」は、1988年に開館してからまもない川崎市市民ミュージアムがロケ地となりました。 かつての川崎市の風景を見ることができる、貴重な作品です。

■多摩川浅間神社から見る武蔵小杉
多摩川浅間神社から見る武蔵小杉

そして「シン・ゴジラ」においては、武蔵小杉を通過して東京都心を目指すゴジラに対して、多摩川河川敷を防衛線とした「タバ作戦」が実行されました。
本サイトでもご紹介した「多摩川浅間神社」からのぞむ武蔵小杉の風景も登場します。

「シン・ゴジラ」のこの場面から「もっとも近い映画館」での初上映となりますので、公開1周年を記念して、またスクリーンで鑑賞してみるのもよいと思います。

■川崎市市民ミュージアムの映像ホール入口
川崎市市民ミュージアムの映像ホール入口 
※写真提供:川崎市市民ミュージアム(以下同じ)

■映像ホール内部
映像ホール内部 

川崎市市民ミュージアムの「映像ホール」は270名の収容が可能です。
2016年に設備のリニューアルが行われ、4K対応のデジタルシネマプロジェクター、シネマサーバー、7.1chサラウンドシステムが導入されました。

本サイトでも2016/4/23エントリなどでご紹介しておりまして、同ミュージアムのセレクトにより、国内外の名画等が上映されています。

武蔵小杉には「映画館がない」といわれることがありますが、実は川崎市市民ミュージアムに「名画座」が存在しているのです。
入場料は作品によって異なりますが基本的に廉価ですので、良い作品を見つけて利用する価値はあるかと思います。

■市民ミュージアムやグランツリー武蔵小杉に登場したゴジラ 「多摩川クラジゴ」に登場したゴジラ

【関連リンク】
(市民ミュージアム関連)
市民ミュージアム ウェブサイト
2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
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(シン・ゴジラ関連)
2016/5/31エントリ ゴジラシリーズ最新作「シン・ゴジラ」で武蔵小杉が戦場に。川崎市市民ミュージアムの公開連動企画で過去の川崎市ロケ作品を6月19日(土)より連続上映
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2016/6/25エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ1stステージ初優勝を惜しくも逃す、フロンパークでは「シン・ゴジラ」スタンプラリーを開催
2016/6/29エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの公式ウェブサイトが武蔵小杉に襲来する「シン・ゴジラ」仕様に
2016/8/19エントリ 川崎市市民ミュージアム・中原区役所で「シン・ゴジラ」コラボ企画「ゴジラの足跡を探そう!~映画のワンシーン画像をGET!~」を期間延長開催

(多摩川浅間神社関連)
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色
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