武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
06月04日

新丸子の焼肉店「プルコギ苑 花野」が火災からの再建目指しクラウドファンディング実施、「支援金同額お食事券」や食べ放題リターンが人気に

新丸子駅近くに、40年以上続く焼肉店「プルコギ苑 花野」があります。
同店は2023年2月11日にダクトを出火元とする火災により焼けてしまい、現在は休店しています。

このたび、同店の松山光男さんが、お店を再建すべくクラウドファンディングを開始しました。

既存店舗の解体撤去にかかる約700万円は自己資金等で確保されましたが、店舗の再建費等でさらに約1,500万円がかかるということです。
このうちクラウドファンディングで500万円の支援を目標とし、残額は自己資金と借り入れで実行するものとしています。

このクラウドファンディングはリターンとして「支援金と同額のお食事券」や食べ放題、貸切等を選択できることもあり、すでに目標額500万円のうち本日時点で100人以上から約300万円が集まる人気ぶりとなっています。

■「プルコギ苑 花野」再建のためのクラウドファンディング
プルコギ苑花野
※プルコギ苑花野提供、以下同じ

■火災で破壊されてしまった店舗
火災で破壊されてしまった店舗

■「プルコギ苑 花野」の皆さん
プルコギ苑花野

■「プルコギ苑花野」再建のためのクラウドファンディング実施概要(抜粋)
実現したいこと 火事で全壊してしまった祖母の焼肉店を復活させたい
実施期間 2023年7月6日(木)23:00まで
資金の使い道 目標金額 500万円
※目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。

皆様からの貴重なご支援金は、店舗の再建費用の一部として活用させていただきます。
店舗の解体と撤去費用にかかる700万円はどうにか準備することができました。 残すは、店舗の再建と設備等で1,500万円は必要になります。

●店舗の再建費用900万円
●調理器具や備品の購入費用500万円
●仕入費用、パートさん達の再雇用100万円

お客様には今までと同じようにお食事を楽しんでいただけるよう、内装は出来る限り同じ雰囲気にする予定です。 また、ロースターはより安全性の高いものを選び、今後も安心してご利用いただけるようこれまで以上にメンテナンスに努めて参ります。
リターン <お気持ち応援>
●5,000円、1万円、3万円、5万円、10万円
※感謝のメールと四半期ごとに活動報告をお送りします。
<お食事券>
●1万円、3万円、5万円
<食べ放題プラン>
●10万円、30万円
<貸切プラン>
●50万円、100万円
※それぞれ別途システム利用料がかかります。詳細はクラウドファンディングページをご参照ください。
スケジュール 2023年4月:解体と撤去(4月末完了予定)
2023年5月:クラウドファンディング開始
2023年6月末:クラウドファンディング終了
2023年7月:リターン品発送
2023年7月:リフォーム工事
2023年9月:営業再開(予定)
その他 ●プロジェクト概要と集めた資金の使途
プロジェクト実施完了日までに店舗の解体と撤去を終え、ご支援いただきました資金は、店舗の再建費用の一部として充てさせていただきます。目標金額を超えた場合は再建費用に充てさせていただきます。
※2023年9月中の営業再開を目指して動いています。スケジュールについては前後する可能性があります。進捗は適宜、新着情報やメールの活動報告にてお伝えいたします。

●リスク&チャレンジ
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について 必要金額と目標金額の差額は自己資金や借入にて補填いたします。万が一、補填できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小して実施いたしますので、ご返金はいたしかねます。
Web ●クラウドファンディングサイト「READY FOR」
●プルコギ苑花野Instagram
●プルコギ苑花野Twitter
●プルコギ苑花野facebookページ
※詳細は上記のクラウドファンディングサイトをご参照ください。

■現在の「プルコギ苑 花野」
現在のプルコギ苑 花野

現在のプルコギ苑 花野

現在のプルコギ苑 花野

こちらは、現在の「プルコギ苑 花野」です。
お店に火災発生のお詫びと休業のお知らせ、また今回のクラウドファンディングの告知も掲示されていました。

■お店を切り盛りされていたご夫婦
お店を切り盛りされていたご夫婦

「プルコギ苑 花野」は、今回のプロジェクト責任者の松山光男さんのおばあ様が始められ、15年前に他界されてからは叔父様・叔母様ご夫婦が切り盛りされていたということです。

クラウドファンディングページには応援コメントも100件以上寄せられており、40年以上続いてきたお店が地域で愛されていたことが伝わってきます。

■プルコギ苑花野Instagram

■プルコギ苑 花野Twitter
■プルコギ苑 花野Twitter


「プルコギ苑 花野」では、Instagram、Twitter、facebookページを開設しています。
今後のプロジェクトの進捗状況も、こちらで発信されていくものと思います。

投稿内容は共通のようですので、使いやすいものを参照されるとよいでしょう。

上記投稿の時点ですでにクラウドファンディングは500万円のうち半分以上が集まり、本日時点では約300万円までさらに伸びています。

■「プルコギ苑 花野」のお肉・料理
プルコギ苑花野の焼肉
プルコギ苑花野の料理

これだけ支援が集まっているのは、リターンが同額の「お食事券」が選択できることも大きいのではないかと思います。

別途クラウドファンディングのシステム利用料は負担がありますが、きちんと予定通りお店が再建できれば、基本的にはあとで支援金がお食事券として戻ってくる、ということになります。

予定通りにいかずにプロジェクトを縮小実施した場合など、クラウドファンディングページにリスクの表記があります。
改めてご説明するまでもありませんが、弊紙はあくまでも情報提供のみを行っております。クラウドファンディングページをご参照のうえ、支援は必ず自己責任でお願いいたします。

クラウドファンディングの使い方がよくわからないという方は、メールでも受け付けているということですので、希望される方はお問い合わせください。

【関連リンク】
2023/6/1エントリ 中原区の音楽&ダンスイベント「In Unity」がクラウドファンディング開始、「カワサキ学生バンドオーディション」でCDデビューを応援

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2023年
06月03日

新丸子駅前に2000年以前の武蔵小杉~新丸子周辺案内板が健在、店舗変遷を辿る記録に

新丸子の駅前に、古い「武蔵小杉駅周辺案内板」があります。
このマップを見ていくと、武蔵小杉から新丸子にかけての昔の姿をうかがい知ることができました。

■駅前の武蔵小杉~新丸子案内マップ
武蔵小杉~新丸子案内板

■新丸子駅西口駅前
新丸子駅西口駅前

この案内板があるのは、新丸子駅西口駅前です。
ちょうど、和菓子店「岡埜栄泉」の目の前にあたります。

「武蔵小杉駅周辺案内板」と書かれた案内板は雨水が侵食するなど経年でだいぶ汚れてはいますが、記載内容自体ははっきりと読むことができました。

■武蔵小杉駅周辺
武蔵小杉駅周辺

まずこちらは、武蔵小杉駅周辺です。
「ホテル・ザ・エルシィ」が、「エルシェ」になっているのはご愛嬌です。

北口駅前の小杉ビルディングには、「三菱東京UFJ銀行」がありますが、これは「UFJ銀行」と記載されていたものが上から貼り付けで修正されていました。

また同じく小杉ビルディングの「メンズショップ オークボ」といえば、現在も武蔵小杉でオーダースーツを販売している「仕立館」です。

これは1969年に「北口店」としてオープンしたものでしたが、2000年に閉店しました。
ですので、この案内板は2000年以前の時点ということになります。

■現在の「仕立館」
2016年4月に移転した「仕立館」「クチュールベイク」の店舗

現在の「仕立館」については、2017年にご紹介していましたので、関連リンクよりご参照ください。

■北口ロータリー東側
北口ロータリー東側

■「大三元」のブロック
大三元のブロック

一方こちらは、武蔵小杉駅北口ロータリーの東側です。
南武沿線道路沿いに、文具店「良心堂」、菓子店「東照」があったのですね。

またロータリー沿いの「大三元」のブロックは、細かく案内が書かれていました。

■「大三元」が営業を続ける武蔵小杉駅北口
大三元が営業を続ける武蔵小杉駅北口

■今も健在の「大三元」
大三元

■「なんちゃっ亭」跡地
なんちゃっ亭跡地

■「洋菓子コトブキ」跡地
コトブキ跡地

■「ほり園芸」跡地
ほり園芸跡地

ほり園芸

この「大三元」の一角は、今も健在の超老舗・大三元を筆頭に、現在も当時の建物がそのまま残されています。

■武蔵小杉駅前通り商店街
武蔵小杉駅前通り商店街

続いて、武蔵小杉駅前通り商店街のエリアです。
再開発で移転した「清水薬局」、建て替えてロボットビルになった「お好み焼き 忍」があります。

「パチンコ百億兆」「パチスロジャンボ」など、駅前にパチンコ・パチスロ店が並んでいた頃も懐かしいですね。

またここで発見だったのは、「孤独のグルメ」でも紹介された「ジンギスカンどぅー」が、昔は聖マリアンナ医科大学東横病院前の角地にあったことです。

現在はセンターロードの裏通り、「焼辰」の隣にありますので、移転していたのですね。

聖マリアンナ医科大学が「マリアンヌ」になっているのもご愛嬌です。

■現在の「ジンギスカンどぅー」
現在のジンギスカンどぅー

■新丸子駅周辺
新丸子駅周辺

■新丸子・iDAiモール
新丸子・iDAiモール

武蔵小杉駅周辺に続いて、新丸子駅周辺も見ていきましょう。
新丸子郵便局は、移転前の場所に書かれています。

またiDAiモールの当時のお店の並びも、こちらで確認することができました。

ハンバーガー店「ウェンディーズ」、ラーメン店「元祖札幌屋」などは現在はありませんね。

また現在は西口駅前にある「住吉書房」も、かつてはiDAiモールにあったということは知りませんでした。

「新丸子郵便局」やとんかつ店「鎮守の森」は新丸子エリア内で移転しており、本サイトでもご紹介しておりました。

■移転前の「川崎新丸子郵便局」
現在の川崎新丸子郵便局

■移転前の「鎮守の森」
「鎮守の森」

■京浜伏見稲荷神社周辺
みなみ湯

最後に、京浜伏見稲荷神社周辺です。

神社の南隣の、現在は「ファミリーマート」があるブロックには、昔は銭湯「みなみ湯」があり、本サイトでもファミリーマートオープン時にお伝えしておりました。

■「みなみ湯」跡地のファミリーマート
ファミリーマート新丸子駅東店

今回ご紹介した「武蔵小杉駅周辺案内板」を見ていくと、今はない銭湯であったり、畳店、ふとん店などが複数あったり、時代の変化を感じます。

ご紹介しているのはごく一部ですので、新丸子駅前をご通行の際にでも見てみると、ほかにも発見があると思います。

【関連リンク】
2011/7/31エントリ 武蔵小杉駅北口ロータリーの「なんちゃっ亭」が本日閉店
2012/2/12エントリ 医大モールの老舗「高島屋クリーニング」取り壊し
2012/2/19エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/12エントリ 武蔵小杉駅前「お好み焼 忍」旧店舗が50年の歴史に幕、ビル建替えにより2016年秋再オープンへ
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・アミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2012/12/30エントリ 新丸子のとんかつ屋さん「かつを売る店 鎮守の森」
2013/3/5エントリ 新丸子の「けんもつ屋」「鎮守の森」閉店、移転先を模索中
2013/3/23エントリ 川崎新丸子郵便局が高島屋クリーニング跡地マンション1階に2013年5月13日移転
2013/4/27エントリ 新丸子の「鎮守の森」「けんもつ屋」の移転先が決定、2013年5~6月に再オープンへ
2013/11/27エントリ 変わりゆく医大モールの、川崎新丸子郵便局
2015/5/12エントリ 武蔵小杉駅前「お好み焼 忍」旧店舗が50年の歴史に幕、ビル建替えにより2016年秋再オープンへ
2016/9/14エントリ 武蔵小杉駅北口の、老舗中の老舗。中華料理「大三元」と、周辺のシャッター街
2017/3/2エントリ 法政二中・高制服や「劇団四季」の衣装を仕立てる、老舗オーダースーツ専門店。武蔵小杉の「仕立館」

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2023年
06月02日

小杉陣屋町の海外産バナナ卸売業「株式会社川崎バナナ」が廃業、お買い得品小売りが惜しまれ

小杉陣屋町の多摩川近くにあったバナナの卸売業「株式会社川崎バナナ」が、2023年3月27日をもって閉店(会社廃業)となりました。

同社では建屋の一角を利用してバナナや青果類の小売りも行っており、地域住民からも惜しむ声が上がっていました。

■小杉陣屋町の「株式会社川崎バナナ」
川崎バナナ  

■閉店(会社閉業)のお知らせ
閉店(会社廃業)のお知らせ  

「川崎バナナ」の建物は、小杉陣屋町の「西丸子小学校」隣にあります。

入口には廃業に先立って上記のようなお知らせが掲示され、本サイトにも情報提供をいただいていました。

諸般の事情により廃業ということで、「お店に足を運んでくださった皆様本当にありがとうございました」とのメッセージがありました。

■「川崎バナナ」の看板
川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

「川崎バナナ」といえば、道路からよく見える看板にインパクトがありました。
電話番号が「8778(バナナヤ)・0877(バナナ)」というのも覚えやすかったです。

以下は廃業前にご紹介していた、バナナや青果類の小売りの様子です。

■建屋の内部
建屋の内部

■バナナや青果類の小売り
バナナや青果類の販売

エクアドル産バナナ

青果類の小売り

「川崎バナナ」は、社名そのままに「川崎産のバナナ」を生産しているわけではありませんでした。

エクアドル、フィリピン、台湾産のバナナをスーパーに卸売りを行い、その荷捌き等を行う建屋の一角が、バナナや青果類の小売りスペースになっていました。

小売りは出荷に至らなかった品物を、5~6本のひとかたまり120~150円程度で販売していますので、割安で地域でも人気でした。

 「川崎バナナ」については今から約2年前、コロナ禍の2021/5/13付記事でもご紹介しておりました。

廃業にあたって取り上げるメディアなどもありませんでしたので、弊紙で地域の記録として残しておきたいと思います。

■2021年の「川崎バナナ」
株式会社川崎バナナ

■「川崎バナナ」のマップ


【関連リンク】
2021/5/13エントリ 小杉陣屋町の海外産バナナ卸売業「株式会社川崎バナナ」でお買い得バナナと青果類を販売、地域のミニスーパーとして定着
2022/10/11エントリ 「西丸子小学校太陽光発電所」が最大100kW・校門で発電量表示し稼働中、蓄電池システム備え災害時の避難所として機能

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2023年
06月01日

中原区の音楽&ダンスイベント「In Unity」がクラウドファンディング開始、「カワサキ学生バンドオーディション」でCDデビューを応援

市民と中原区協働による音楽とダンスのイベント「In Unity」では、2022年より「カワサキ学生バンドオーディション」を実施しています。
本オーディションの最優秀バンドは「In Unity」出演権が得られるとともに、さらにタワーレコードグランツリー武蔵小杉店でCDデビューができます。

2022には麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」、2023には川崎市在住メンバーを含む大学生・専門学校生による「実験的音楽」が最優秀バンドに選ばれ、弊紙でもご紹介しておりました。

本企画を推進するIn Unity実行委員会では、「カワサキ学生バンドオーディション」をさらに盛り上げるため、本日よりクラウドファンディングをスタートさせました。

このクラウドファンディグで集まった資金はCD製作費や広報費、必要経費に充当するものとし、「最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載」「CDプレゼント」「サイン入り広報用ポスター」などのリターンが用意されています。

■音楽で川崎を盛り上げる学生バンドのCDデビューを応援したい!
学生バンドのCDデビューを応援したい!
※クラウドファンディングサイトより

■「かわファン」によるクラウドファンディングの実施概要(抜粋)
実現したいこと ●若者にもっと「音楽のまち・かわさき」が浸透し、盛り上がるきっかけにしたい!
●実力ある地元アーティストの「超」早期発見!
●川崎でレコーディングを行い、川崎に縁あるアーティストがジャケットデザインを担う等、「メイド・イン・カワサキ」にこだわってCDを制作。この企画を通じた新たな人のつながりや、夢をつかむきっかけを作りたい!

私たちは音楽事務所ではありません。 事務所のオーディションであれば、すぐにでも音楽シーンで活躍できるようなバンドを探す必要があるでしょう。 しかしそうではないからこそ、経験は浅いが光る楽曲を持っている若いバンドを「超」早期発見&支援をすることができると考えています。 演奏技術や経験が不足していてもOK、初めて作った楽曲でもOK。 普通の若者が作る、特別な一曲を探すオーディションです。

また、このプロジェクトが目指すのは、単に若者・音楽活動支援ということにとどまりません。

バンドが頑張る姿に励まされたり、誰かの憧れや目標になったり、 あるいは誰かの新しいチャレンジにつながったり…

かかわってくださるすべての方に、夢や希望を届けられる企画でありたい。

応援の輪が広がること、かかわってくれる方がひとりでも増えることは、それだけ届けられるものが増えることでもある、と考えます。少しでも興味を持っていただけた方には、クラウドファンディングという形で、この企画にご参加いただけたら嬉しいです。
実施期間 2023年6月1日(木)~2023年7月16日(日)
目標金額 40万円(手数料等含む) ※All in方式(目標金額を達成しなくても実行されます)
資金の使い道 ●CD製作費(レコーディング・ジャケットデザイン・CDプレス等)=約27万円(レコーディングは市内のスタジオで行います/ジャケットデザインは川崎市に縁がある方に依頼予定です)
●広報費(募集チラシの作成や購入者特典等の制作を含む)=4万円
●クラウドファンディングの事務手数料、決済手数料、リターンの郵送費等=約9万円
リターン ●2,000円:お気持ちコース(リターンを希望されない方。お礼のメッセージ動画をお送りします)
●5,000円:最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載コース
●10,000円:最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載+過去の2作品もお届けコース
●10,000円:お気持ちコース(リターンを希望されない方。お礼のメッセージ動画をお送りします)
●20,000円:イチ早く聴ける権&最優秀バンドのサイン入りCD(クレジットにお名前掲載)とポスター&過去の2作品もお届けコース
スケジュール ●8月募集開始
●10月選考(最優秀バンド決定)
●11月~2024年1月制作(レコーディング、パッケージ制作等)
●2月各種プロモーション
●3月タワーレコードグランツリー武蔵小杉店にてCD発売!
※年明け以降に開催予定のIn Unity2024では、最優秀バンドの生演奏を聴くことができます!
Web ●クラウドファンディングサイト「かわファン」
●In Unityオフィシャルサイト
※詳細は上記のクラウドファンディングサイトをご参照ください。

■第1回最優秀バンド「リユニオン」
リユニオンの皆さん

■リユニオン「その先へ」CDジャケット
リユニオン「その先へ」ジャケット

こちらは、2022の第1回最優秀バンド「リユニオン」です。
麻生総合高校軽音楽部メンバーによるバンドで、卒業にあたり将来への思いを表現した楽曲「その先へ」をリリースしました。

「その先へ」は高津区のレコーディングスタジオ「Studio Certes」でレコーディングが行われ、CDジャケットは幸区の「studio FLAT」所属アーティストの竹葉聖也氏が作品を提供するなど「メイド・イン・カワサキ」にこだわっています。

■第2回最優秀バンド「実験的音楽」
「実験的音楽」の皆さん

■川崎総合科学高等学校のしのはらことはさんによるジャケットデザイン
川崎総合科学高等学校のしのはらことはさんによるジャケットデザイン

第2回の最優秀バンド「実験的音楽」は、川崎市在住メンバーを含む大学生・専門学校生によるバンドでした。

CDリリースされたのは「実験のすゝめ」です。
楽曲のイントロは川崎市内でサンプリングした環境音が使われ、CDの収録は高津区のスタジオ「Studio Sertes(スタジオサーティズ)」で行われました。

さらにCDジャケットは川崎市立川崎総合科学高等学校の「しのはら ことは」さんがデザインを手がけ、こちらもメイド・イン・カワサキです。

■ジャケットデザインに応募された川崎総合科学高校の皆さんと実験的音楽の皆さん
川崎総合科学高等学校の皆さんと

■In Unity公式チャンネル リユニオン「その先へ」MV


■「実験的音楽」公式チャンネル 「実験のすゝめ」MV


「リユニオン」「実験的音楽」のそれぞれの楽曲MVは、上記のYoutubeチャンネルで視聴することができます。
いずれも最優秀バンドにふさわしいクオリティです。

今回のクラウドファンディングで支援する「第3回カワサキ学生バンドオーディション」でも、また腕に覚えのある学生バンドが応募してくることと思います。

そんな川崎の学生バンドの活躍を応援してみたい!という方は、クラウドファンディングサイト「かわファン」をご参照ください。

また、Twitter、Instagramも開設されていますので、下記にご紹介しておきます。

■カワサキ学生バンドオーディションTwitter


■カワサキ学生バンドオーディションInstagram


■「In Unity2023」での「実験的音楽」
実験的音楽

【関連リンク】
実験的音楽 ウェブサイト
川崎総合科学高等学校 ウェブサイト
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
2022/3/22エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」CDがタワーレコードグランツリー武蔵小杉店で発売
2022/4/9エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校「リユニオン」CDが完売受けタワーレコード武蔵小杉店で追加販売、公式MVも公開に
2023/1/23エントリ 「In Unity2023」がNEC玉川事業場で2DAYS開催、最優秀学生バンド「実験的音楽」など音楽とダンスが競演 2023/3/17エントリ カワサキ学生バンドオーディション最優秀「実験的音楽」CDが武蔵小杉のタワレコで発売、川崎総合科学高生徒がジャケットデザイン手がけ

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2023年
05月31日

NECレッドロケッツV1リーグ優勝報告会がラゾーナ川崎プラザで開催、「川崎市スポーツ特別賞」贈呈にファンも声援

本日、NECレッドロケッツの優勝報告会が、ラゾーナ川崎プラザで開催されました。

NECレッドロケッツは天皇杯に続いて2022-23シーズンV1リーグを制しており、この栄誉を称えて川崎市からチームに「川崎市スポーツ特別賞」が贈呈されました。

■ラゾーナ川崎プラザで開催されたNECレッドロケッツの優勝報告会
NECレッドロケッツの優勝報告会

NECレッドロケッツは、V1リーグ2022-23のレギュラーラウンドを23勝10敗で終え、4位でファイナルステージに進出しました。
ファイナルステージは2勝1敗の2位でファイナルに進出し、リーグ優勝を決めるファイナルはフルセットの末、強豪の東レアローズに勝利して通算7回目の栄冠に輝きました。

またレッドロケッツは昨年12月にも天皇杯・皇后杯を制しており、「2冠」達成となります。

■日本代表など一部を除き集結した選手たち
日本代表など一部を除き集結した選手たち

■川崎市の福田市長の挨拶
川崎市の福田市長の挨拶

■川崎市スポーツ特別賞の贈呈
川崎市スポーツ特別賞の贈呈

川崎市スポーツ特別賞

この快挙を祝して、川崎市の福田市長からは、「川崎市スポーツ特別賞」が授与されました。
本賞はこれまでに川崎フロンターレや川崎ブレイブサンダースなども受賞しています。

福田市長からは、市制100周年に向けての更なる活躍に期待とエールが寄せられました。

「NECレッドロケッツの皆さん、優勝おめでとうございます!6年ぶり、通算7回目という快挙を成し遂げていただきましたし、快挙といえば昨年の12月の皇后杯に続く2冠ということで、川崎市をいつも盛り上げていただいているレッドロケッツが、このラゾーナの広場で優勝報告ができる、皆さんと喜びを分かち合うことができるのは本当にうれしいことです」

「ファイナルは腕相撲で言うとギリギリ負けちゃいそうなところをひっくり返すみたいな、本当に素晴らしい、最後まで諦めちゃだめだということを、スポーツファン、バレーボールファンだけでなく多くの方に感動と勇気を与えてくれたと思います。
川崎は来年市制100周年を迎えます。ぜひレッドロケッツの皆さんには2連覇を、100周年のタイミングでさらに頑張って川崎市を盛り上げていただきたいなと思っています」

■NECレッドロケッツの金子隆行監督
金子隆行監督

NECレッドロケッツを率いた金子隆行監督からも、応援に対する御礼と挨拶がありました。

「こうやって優勝報告ができるということに喜びを感じていますし、川崎という非常にスポーツが盛んな場所で我々も一つ名を刻めたということに誇りを持っていきたいなと思います。我々の道はまだまだ続いていきますので、また来年もこの場でしっかり報告できるように精進してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」

■レッドロケッツアカデミーからの花束贈呈
花束贈呈

■NECレッドロケッツから川崎市にサイン入りユニフォームのプレゼント
サイン入りユニフォームのプレゼント

各選手インタビューに続いて、レッドロケッツアカデミーの選手からの花束贈呈と、チームから福田市長に記念品(サイン入りユニフォーム)の贈呈が行われました。

福田市長も嬉しそうですね。

■古谷ちなみキャプテン
古谷ちなみキャプテン

今シーズンのキャプテンは、古谷ちなみ選手です。
神奈川県小田原市出身のアウトサイドヒッターで、中心選手としてNECレッドロケッツの2冠に貢献しました。

最後を締めるのはやはり、古谷キャプテンです。

「まずはこのような場を設けていただき、尽力してくださった方々に感謝したいと思います。そして平日のど真ん中、お仕事帰り、学校帰りのお疲れの中足を運んでいただき本当にありがとうございます。今回2冠という形で終われたことは皆さんの応援のパワーが凄く力になりました。私たちもそのパワーを今度はバレーボールでお返しできるように、来シーズンも頑張っていきたいと思います。

来シーズン、追われる立場にはなると思うんですが、私達は2連覇に向けてチャレンジャーであるということは変わらないと思うので、チャレンジャーである気持ちを忘れずに、挑戦の体現者として来シーズンも戦い抜きたいと思いますので、引き続き私達と一緒に、宇宙一輝く星を目指して戦っていきましょう!本日は本当にありがとうございました!」


古谷キャプテンの挨拶ののち、冒頭に掲載した写真の記念撮影をもって優勝報告会は終了となりました。

平日ながら、ラゾーナ川崎プラザのルーファ広場には多くのファンが集まり、終始温かい雰囲気のもとで進行していたのが印象に残りました。

■会場の優勝記念品展示
優勝記念品展示

優勝記念品展示


終了後、金子監督と古谷キャプテン、広報担当の方に、NECレッドロケッツが積極的に進める地域貢献活動についてお話を伺いました。

金子監督からは、バレーボールだけではなく、NECレッドロケッツを知っていただくきっかけになること、コロナ禍でなかなか活動できない時期も続いたが今後バレーボール教室など積極的に活動していきたい、との話をいただきました。

また古谷キャプテンからも、直接「応援しています」など言葉をかけていただくことでとても力になり、バレーボール教室など活動に当たっては「バレーボールを好きになってもらおうよ!」とチームメイトにも声をかけているとの話を伺いました。

本サイトでもこれまでにNECレッドロケッツの地域貢献活動についてはご紹介をしておりますので、関連リンクもご参照ください。

NECレッドロケッツはNEC玉川事業場に拠点を置く地元チームです。
今後もリーグでの活躍や地域での活動について、ご紹介してまいりたいと思います。

■V1リーグファイナルの「コスギアイハグ」でのパブリックビューイング
パブリックビューイング

■武蔵小杉駅連絡通路の装飾優勝
優勝セレモニーと祝賀メッセージ

【関連リンク】
NECレッドロケッツ ウェブサイト
川崎市報道発表資料 NECレッドロケッツのVリーグを祝して武蔵小杉駅を装飾しました!
2023/1/13エントリ NECレッドロケッツの天皇杯・皇后杯初優勝祝し武蔵小杉駅連絡通路が装飾、Vリーグ制覇での「2冠」目指し応援ムード盛り上げ
2023/4/22エントリ NECレッドロケッツがV1ファイナル制し6年ぶり栄冠、「コスギアイハグ」パブリックビューイングで「2冠」に声援
2023/5/25エントリ NECレッドロケッツのV1リーグ優勝祝賀装飾が武蔵小杉駅連絡通路に登場、地域貢献活動も紹介

(過去のNECレッドロケッツ関連記事)
2018/6/3エントリ 第2回「コスギんピック」で法政大学オレンジ・東住吉コッペパンズが優勝。大玉送りにNECレッドロケッツが参加、パラスポーツ体験も実施
2019/2/7エントリ 女子バレーボール「NECレッドロケッツ」がV・プレミアリーグホーム最終戦を2月9日(土)開催、フードショースライスで割引サービスを実施
2019/6/13エントリ 「第41回 令和元年度多摩川美化活動」が丸子橋周辺など川崎市内5会場で実施、富士通レッドウェーブ・フロンティアーズ・NECレッドロケッツも参加
2019/12/25エントリ 武蔵小杉東急スクエアの2019クリスマス:フロンターレ・ブレイブサンダース・レッドロケッツの3クラブツリーと館内装飾が登場
2020/3/9エントリ ららテラス武蔵小杉でNECレッドロケッツ応援キャンペーンを3月29日まで展開、18選手の等身大パネルを館内各所に設置し暗号クイズラリーも
2020/5/6エントリ 「みんな負けない。ここにまた帰ってくる。」フロンターレ・ブレイブサンダース・レッドロケッツ・レッドウェーブのメッセージが等々力緑地に展示
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2023年
05月30日

「みんなのスポーツフェスタ2023」がとどろきアリーナ・等々力緑地で開催、川崎競輪やMizudori Sports Clubも協力

等々力緑地のとどろきアリーナ(サブアリーナ)および催し物広場において、「みんなのスポーツフェスタ2023」が5月28日に開催されました。

ミニ競輪ゲーム

■等々力緑地の「みんなのスポーツフェスタ2023」(とどろきアリーナ サブアリーナ)
「みんなのスポーツフェスタ2023」が開催されたとどろきアリーナ

「みんなのスポーツフェスタ」は、子どもから高齢者までスポーツを始める機会と、その後も継続的にスポーツに親しむきっかけづくりを目的として中原区スポーツ推進委員会と中原区役所の主催により開催されました。

中原区スポーツ推進委員は、市から委嘱を受けてスポーツ推進のための指導・サポートなどを行っています。

「みんなのスポーツフェスタ」は今年で3回目を迎え、今回は様々なスポーツ体験ができる9つのブースが出展していました。

■川崎競輪のスピードチャレンジ
川崎競輪のスピードチャレンジ

川崎競輪のスピードチャレンジ

今回の「みんなのスポーツフェスタ」は、川崎競輪・日本競輪選手会金川支部も協力しました。
競輪体験として、ワットバイクでのスピードチャレンジが行われました。

ゴールタイムの下2桁で、川崎競輪のマスコットキャラクター「九ちゃん」グッズがもらえます。

■川崎競輪のマスコットキャラクター「九ちゃん」
九ちゃん

こちらが、川崎競輪のマスコットキャラクター「九ちゃん」です。

2002年4月生まれの猫キャラクターで、名前の由来は「競輪9車立」の「九」、「坂本九」の「九」、そして七福神に招福店(猫神)と上向小僧を加えた「九福神」の「九」が由来ということです。

■現役選手にも挑戦できる競輪体験
ミニ競輪ゲーム

ミニ競輪ゲーム

こちらは、現役選手にも挑戦できる競輪体験です。
ペダルをこぐのに応じてミニチュアの競輪フィギュアが電動で前進していくというものです。

勿論選手は子どもたちに合わせて加減はしてくれますので、抜きつ抜かれつで大いに盛り上がっていました。

■キンボール
キンボール

キンボール

「キンボール」は、直径122cmの巨大なボールを使ったニュースポーツです。
巨大ですが重さは1kgと見た目より軽く、お子さんでも簡単に持てますし、簡単に飛びます。

公式ルールでは3チームに分かれて、ボールを落とさないようにラリーを続けていくものです。

■フライングディスク
フライングディスク

こちらは、フライングディスクによるストラックアウトです。
公園でも物を投げる遊びはしにくくなっている現状がありますので、思う存分投げられる環境は貴重ですね。

■「スリーアイズ」
スリーアイズ

「スリーアイズ」は、前方の3×3の9マスに向かってボールを投げていきます。

2チームに分かれ、5個ずつのボールを投げていき、ボールが入っているマスが一列に並べば得点になります。

こちらも老若男女問わず、気軽に楽しめるのが特徴です。

■「プレルボール」
プレルボール

「プレルボール」は、バレーボールとテニスを組み合わせたような新感覚スポーツです。

サーブは自陣にワンバウンドさせて味方にパスしたり、相手のコートに打ちます。
相手方も、飛んできた球を自陣にワンバウンドさせて打ち合うゲームです。

ラケットなどは使わず手でプレイする分、道具がなくても始められます。

■「Mizudori Sports Club」の体操体験
体操体験

今回、川崎競輪と共に本イベントに協力していたのが、「Mizudori Sports Club」です。
出張教室ということで、体操体験を実施していました。

同クラブは、武蔵新城やフロンタウンさぎぬま、フロンタウン生田などに教室があります。
体操はさまざまなスポーツの基礎にもなりますし、子どものころから取り組むのは非常に有益ではないでしょうか。

■グラウンドゴルフ
グラウンドゴルフ

グラウンドゴルフ

グラウンドゴルフ

また本イベントはとどろきアリーナのサブアリーナに加えて、催し物広場でも開催されていました。

こちらはゴルフの簡単バージョン「グラウンドゴルフ」です。

通常のゴルフは高価なクラブや、ゴルフ場が必要となりますがこちらはより気軽にプレイできます。

■「モルック」
モルック

モルック

「モルック」は、北欧フィンランド発祥のスポーツです。

ボーリングのピンのような木材は「スキットル」と呼ばれ、倒した本数で点数が決まります。
スキットルは倒された市で再び立て、先に「50点ちょうど」になったほうが勝ちということです。

川崎フロンターレのホームゲームイベント「フィンランドLAND」(今年は6月11日(日)開催予定)でも紹介されており、弊紙でもお伝えしておりました。

■「ノルディックウォーキング」
ノルディックウォーキング

最後は「ノルディックウォーキング」です。

スキーのストックのような専用ポールを手に歩く方を二ヶ領用水沿いなどで見かけることがあり、正直どういったものか理解していなかったのですが、これは下半身だけでなく上半身も使った全身運動なのだそうです。

専用ポールの長さにより運動強度を調節でき、有酸素運動で体力増強が可能となります。
ちなみに、ポールは長いほうが運動量がアップするのだそうです。

効用を知ると、ちょっとやってみたくなりましたね。


今回の「みんなのスポーツフェスタ」は、中原区役所と共に中原区スポーツ推進委員会が主催し、同委員会の皆さんが各スポーツのサポートをとても親切にされていました。

委員会の方にお話を伺うと、過去2回はコロナ禍での開催となり制約がありましたが、今回は一部を除いて事前予約不要とし、人出も全体的に増えて盛況だったということです。

都市化が進んだ現代ではスポーツをする機会が減っているところに長いコロナ禍もありましたので、こうした機会に気軽にスポーツに親しむのは良いことと思います。

【関連リンク】
中原区 中原区スポーツ推進委員会について
2022/7/30エントリ 中原区役所×グランツリー武蔵小杉「KOSUGI SPORTS FES2022」が7/30・31開催中、富士通スポーツやドローンサッカー体験で健康促進
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2023年
05月29日

川崎フロンターレがNHK総合「100カメ」5/30放送に登場、等々力にカメラ100台設置しホームゲームの表裏を観察

2023年5月30日(火)23:00~23:29放送のNHK総合「100カメ」に、川崎フロンターレの等々力陸上競技場ホームゲームが登場しますので、お知らせいたします。

■NHK総合「100カメ」川崎フロンターレ
100カメ 川崎フロンターレ 
©NHK

「100カメ」は、ひとつの“場”に100台の小型カメラを設置し、そこで生きる人々を観察するドキュメンタリー番組です。

司会はオードリー若林正恭さん、春日俊彰さんがつとめますが、通常のテレビ取材のような「撮影スタッフによるインタビュー」や「番組ナレーション」は一切なく、撮影される人のカメラを意識しない自然な姿や、さりげないけれど決定的な一瞬などを捉えるのが醍醐味です。

これまで「救急病院」「少年ジャンプ編集部」「Twitter社」「オールナイトニッポン」など、様々な現場や企業を取り上げてきました。

今回は3月4日に等々力陸上競技場で開催された「川崎フロンターレvs湘南ベルマーレ戦」の模様が収録され、放送されることとなりました。

■3月4日当日に掲示されていた「100カメ」撮影の案内
撮影の案内


【番組概要】
舞台は川崎フロンターレのホーム・等々力陸上競技場。戦っているのは選手・監督だけじゃない。クラブスタッフ、サポーター、全員が団結しないと試合は開催できない!開始6時間前から横断幕などの仕込みを始めるサポーター、日本代表・森保監督の視察対応に奔走する運営スタッフ、スポンサーをもてなす社長…みんなでスタジアムの雰囲気を作り上げていく様子に、オードリーも「見に行きたくなった!」と絶賛!


■選手入場の様子(100カメより)
選手入場の様子
©NHK

今回、NHKから川崎フロンターレに取材の打診があったのは、2022年9月。
事前にスタジアムを何度も視察してカメラの場所を設定し、放送までは約9ヶ月もの時間を要したといいます。

■試合運営の裏側もバッチリ収録(100カメより)
試合運営の裏側も収録
©NHK

さまざまな検討の結果100か所のカメラ位置が決定され、ご覧の通り試合運営の裏側もバッチリ収録されることとなりました。

当初はクラブの裏側を見せることに対して様々な意見もあったということですが、川崎フロンターレの事業やサッカークラブの仕事について、多くの方に理解してもらえる良い機会と判断して実施に至りました。

「100カメ」でも、プロスポーツクラブの裏側を見せるのは今回が初ということです。
クラブスタッフの間でオードリーさんのファンや番組の視聴者が多くいた事ことも実現に繋がったそうです。

普段は映像カメラが入らないロッカールームでの円陣や試合中のアップルームの映像も、チームの許可を得て部分的に撮影されました。

主要なスタッフは小型マイクも装着し、音声も拾っています。
中には恥ずかしがったり、カメラに映ることを躊躇するスタッフもいたそうですが、NHKの担当ディレクターが何度もクラブ事務所や試合会場に足を運び、理解を得ていったといいます。

担当ディレクターはシーズン開幕前の沖縄キャンプも取材し、応援席でサポーターと共に川崎フロンターレを応援するなどしており、そんな熱意も伝わったのではないでしょうか。

また川崎フロンターレは地域密着を理念に、選手らもさまざまな活動を積極的に取り組み、いろんな露出もしていますので、そういう点ではクラブスタッフも多少「免疫」があったかもしれせん。

■応援するサポーターの姿も収録(100カメより)
応援するサポーターの姿も収録
©NHK

カメラ100台の総録画時間は1,600時間に及びましたので、3月4日の収録から、映像確認に2か月以上がかかりました。
試合前日の川崎フロンターレ事務所での準備や会議から収録していたそうですが、29分間の放送時間には収まらず惜しくもカットになったということです。

■ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」が開催された3/4当日の等々力陸上競技場周辺
等々力陸上競技場  

どうぶつかけっこ

牛の乳しぼり体験  

動物ソング

3月4日当日は、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」も開催されていました。
当日のレポートは弊紙もお伝えしておりますので、関連リンクより当日の記事をご参照ください。

放送は5月30日(火)23:00~23:29、NHK総合です。
配信サービス「NHKプラス」でも配信されますので、下記の番組概要よりご参照ください。

※本サイトに掲載の番組写真はNHKより提供を受けております。

100カメ
©NHK

■番組名 「100カメ 川崎フロンターレ」
■放送局 NHK総合(全国放送)
■放送日 5月30日(火)23:00~23:29
◇配信サービス「NHKプラス」でも配信
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023053030253 
※配信期限:5月30日(火)午後11:00~6月6日(火)午後11:28 まで
■番組サイト:
https://www.nhk.jp/p/100cam/ts/QP8MPNM1GL/episode/te/9Q3K2VV837/
※予告編動画も掲載されています。

【関連リンク】
2023/3/4エントリ J1第3節・川崎vs湘南はドロー、動物たちとのふれあい「フロンターレ牧場」が賑わい平塚新スタジアムの署名活動も
2023/5/26エントリ 川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中
2023/5/28エントリ 川崎フロンターレがベテラン活躍で柏戦快勝、イベント「川崎OutBreakers」にOB選手集結しセカンドキャリア活かした企画に賑わい

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2023年
05月28日

川崎フロンターレがベテラン活躍で柏戦快勝、イベント「川崎OutBreakers」にOB選手集結しセカンドキャリア活かした企画に賑わい

本日、明治安田生命J1リーグ第15節「川崎フロンターレvs柏レイソル戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

リーグ戦2連敗・ルヴァンカップを含む公式戦3連敗中の川崎フロンターレでしたが、この日は10番・大島僚太選手が久々のスタメン出場。
中盤の同選手も経由した連携が見事に機能し、終始ゴールを支配してたびたび決定機を迎えます。

柏スローインからのスキを突いてボールを奪った小林悠選手が先取点を獲得。さらに登里享平選手が矢のようなシュートを突き刺して追加点を奪いました。

登里選手は今季6シーズンぶりのゴールを決めていましたが、2012シーズン以来、11シーズンぶりのシーズン2得点となりました。
ゴール後の歓喜で小林悠選手が飛びついた際に肩を脱臼し、一時退場するハプニングはあったものの、幸い無事だったようで得点したベテラン二人がフル出場

このまま2-1で試合は終了し、川崎フロンターレは公式戦の連敗をストップし貴重な「勝点3」を積み上げることとなりました。

■JリーグTwitter 川崎Fvs柏 ゴール動画 登里享平


2023/5/26付記事でお伝えした通り、本日はホームゲームイベントとして、川崎フロンターレOBが集結する「川崎OutBreakers(アウトブレイカーズ)」が開催されました。

■「川崎OutBreakers」が開催された等々力陸上競技場周辺
川崎OutBreakers

川崎OutBreakersが開催された等々力陸上競技場周辺

川崎OutBreakersが開催された等々力陸上競技場周辺

プロスポーツ選手は、移籍や現役引退により、誰でも必ず所属していたクラブを去る日が来ます。
ほとんどの場合は現役引退後の人生の方がずっと長く、サッカー関係に限らずさまざまなフィールドで活躍されている方がいます。

「川崎OutBreakers」は、単にOB選手が集まるだけでなく、各OB選手の「今」にフォーカスしたイベントになっていました。

■小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム
小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

川崎フロンターレに2010~2016に在席した小宮山尊信さん(写真右)は、2017シーズン限りで引退後に株式会社ALLSWELL(オールズウェル)を設立し、不動産業に転身しました。

本イベントでは、マンションや駐車場などの賃貸価格を、小宮山さんのヒントをもとに高いか安いか当てる2択クイズゲーム「レアル間取りどう?in鹿嶋田」が開催されました。

間取りや築年数、立地、日照などさまざまなヒントが出され、皆さん悩みながら選択していましたね。

また本日は2006~2017に在籍した井川祐輔さん(写真左)が緊急参戦し、相変わらずのトーク力を発揮しました。
井川さんも株式会社ピーアイコーポレーションで不動産業に従事しています。

■田中裕介さん「SHIBUYA CITY FC物販ブース」
田中裕介さん「SHIBUYA CITY FC物販ブース」

川崎フロンターレに2011~2014に在籍した田中裕介さんは、現役最終年の2022シーズンに東京都1部リーグのSHIBUYA CITY FCでプレーしました。
引退後に同クラブの運営会社である株式会社PLAYNEWの執行役員に就任し、クラブ運営にあたっています。

本イベントでは、SHIBUYA CITY FCの物販ブースが登場し、川崎フロンターレマスコットのふろん太もPRに協力していました。

■神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん
神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

じゃんけん大会に参加した鄭大世さん 

鄭大世(チョン・テセ)さんは、2006~2010に在籍していたストライカーです。
強靭なフィジカルでディフェンダーを吹き飛ばすさまは「人間ブルトーザー」とも呼ばれ、また明るい性格でお祭り男としても定評がありました。

本日は神輿に担がれてチャント(応援歌)とともに登場し、グッズプレゼントのじゃんけん大会にも参加しました。

■人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)
人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)

人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)

本イベントでは、「人間ブルトーザー」と呼ばれた鄭大世さんのプレイを体験できる「バブルサッカー」が企画されました。

これは大きな風船(バブル)の中に入ることで、ぶつかっても衝撃が緩和されます。
フィジカルコンタクトが怖い、難しいという方でも安心してプレイできるのが特徴です。

■「テセ母 コリアンフード屋台」
テセ母 コリアンフード屋台

テセ母 コリアンフード屋台

また鄭大世さんのお母さんは、過去のホームゲームイベントで「テセキムチ」が大人気になっていました。

本イベントでは「テセのことをサポーターの皆さんが盛大に送り出してくれるのなら」と、南武朝鮮初級学校オモニ会・OBオモニ、川崎青商会、神奈川中高オモニ会の皆さんがテセのお母さんと協力し、「コリアンフード屋台村」を復活させました。

テセのお母さんは、このためだけに名古屋から状況されたということです。

■ロールチヂミ
テセ母 コリアンフード屋台

■すじ煮込み
テセ母 コリアンフード屋台

■焼肉ライスバーガー
テセ母 コリアンフード屋台

提供されていたのは、写真のロールチヂミ、すじ煮込み、焼肉ライスバーガーのほか、ヤンニョムチキンやカルビうどんなど。

ここでしか食べられないスタジアムグルメはやはり大人気で、皆さんおいしそうに食べていました。

■武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」
武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」

武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」

武岡優斗さんは、2014~2018に在籍し、今回OBの中では中村憲剛さんとともにタイトルを獲得した2017・2018シーズンを川崎フロンターレで過ごしました。
現役終盤は怪我に悩まされたこともあって2020シーズンで現役を引退し、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社に就職されています。

本イベントではセルソース株式会社のパネル展示ももちろんありましたが、さらに武岡優斗さんも加わって楽しめるイベントとして、「TOPPO」をセルソースロゴマークの周囲に時間内に並べるゲームも開催されました。

武岡優斗さんが邪魔してTOPPO箱を倒していくのに負けず、いち早く「再生」させながら17箱を並べ切るという企画です。

■OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■中西哲生さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■田中裕介さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■田中パウロ淳一さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

そしてもちろん、OB選手が来場ということで、定番でトークショーも開催されました。
こちらはクラブ特命大使の中西哲生さん(1997~2000在籍)、前掲の田中裕介さん、そして田中パウロ淳一さんです。

田中パウロ淳一さんは、今回参加OBのうち唯一の現役選手です。
今期は関東リーグ1部の栃木シティでプレイしており、なんと6月7日には天皇杯2回戦で川崎フロンターレと対戦します。

トークショーは中西哲生さんの司会の元、在籍当時の話など、鉄板ネタも交えて盛り上がっていましたね。

このほかトークショーには中村憲剛さんらも登場しました。

■鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き
鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き

鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き

参加OBのうち、鄭大世さん・田中裕介さんは昨年現役引退しました。
本イベントでは、両選手への寄せ書きも行われていました。

基本的に、川崎フロンターレから移籍の際に各選手に同様の寄せ書きを贈っているものですが、今回は現役引退と、「川崎OutBreakers」開催を機会に両選手にプレゼントすることになりました。

クラブを去って年数が経過しても温かく迎え、また新たに送り出すのが、川崎フロンターレで受け継がれる文化といえるでしょう。

また、本日の「川崎OutBreakers」開催にあたっても、単にOB選手が集まるというだけでなく、スポーツ選手のセカンドキャリアに焦点をあて、イベント企画にも盛り込んでいく点は、なかなか面白く感じました。

一昨日ご紹介した通り、川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネルでは、「川崎OutBreakers」参加OB選手らの「いま」を伝えるドキュメンタリー動画が順次公開されています。

本日時点で武岡優斗さん、田中裕介さん、さらに田中パウロ淳一さんが公開されており、今後6月頭にかけて小宮山尊信さん、鄭大世さんの動画も公開されていきます。

サッカーそのものに関心がなくてもセカンドキャリアを追ったドキュメンタリーとして視聴できるかと思いますので、川崎フロンターレの公式Youtubeチャンネルをご参照ください。

■「川崎OutBreakers」ドキュメンタリーティザー動画


■ドキュメンタリー第1弾・武岡優斗さん(5/22公開)


■ドキュメンタリー第2弾・田中裕介さん(5/26公開)


■ドキュメンタリー第3弾・田中パウロ淳一さん(5/27公開)


【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第15節
川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル
2020/12/22エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2023/5/26エントリ 川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中

(2023シーズン関連)
2023/1/11エントリ 川崎フロンターレが2023必勝祈願・新年ご挨拶回りを3年ぶり実施、中原区内を小林・家長・大島・車屋ら各選手が回り橘田選手は「アボカド隊長」で登場
2023/1/21エントリ 川崎フロンターレの商店街タペストリーが2023シーズン版に更新、向河原~平間などで付け替え
2023/2/2エントリ 東急武蔵小杉駅構内と周辺・中原区役所の川崎フロンターレ装飾が2023シーズン版に更新、新キャプテン橘田健人や川崎復帰の宮代大聖も
2023/2/15エントリ JR川崎駅北口通路の川崎フロンターレヒストリー展示が更新、2022-2023シーズン追加でカタール移籍の谷口彰悟選手やパリSG戦の写真も
2023/2/17エントリ 川崎フロンターレのJ1リーグとフロカフェ「川崎いちごフェス2023」開幕、ホームゲーム限定「かわさきイチゴのカブレラ大福」も登場
2023/2/19エントリ 川崎市×双日による中原区・高津区のデマンド交通実証実験「チョイソコかわさき」体験レポート:川崎フロンターレ開幕戦でも等々力まで試験運行
2023/3/4エントリ J1第3節・川崎vs湘南はドロー、動物たちとのふれあい「フロンターレ牧場」が賑わい平塚新スタジアムの署名活動も
2023/3/19エントリ 川崎フロンターレが雨天のJ1セレッソ戦で「Mind-1」東日本大震災復興支援募金活動実施、選手や陸前高田市「たかたのゆめちゃん」らが参加
2023/3/27エントリ 「中原街道御殿ダービー」川崎フロンターレvs湘南戦で中原街道・東海道ブースに行列、クイズ賞品に中原区×平塚市コラボトートバッグも
2023/4/19エントリ 川崎フロンターレが今季初先制から6得点で清水破りルヴァン杯グループ突破に望み、「最高のル晩餐」の3枚組ポストカード絵柄が完成
2023/4/23エントリ 川崎フロンターレvs浦和戦「陸前高田ランド」に春の賑わい、カブレラ&たかたのゆめちゃんの赤ちゃん「メーカブー」が誕生 2023/5/7エントリ 川崎フロンターレが今季初リーグ3連勝、犬猫イベント「ワンダーニャンド」にNHK「ニャンちゅう」や猫ひろし、イクミママのいぬねこドーナツも

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2023年
05月27日

「第23回川崎市障害者スポーツ大会・陸上競技大会」が等々力陸上競技場で開催、全国大会出場かけ多様な選手が躍動

本日、「第23回川崎市障害者スポーツ大会 第4部 陸上競技大会」が等々力陸上競技場で開催されました。

本大会は2023年10月に鹿児島県で開催される「特別全国障害者スポーツ大会『燃ゆる感動かごしま大会』」の川崎市代表選手の選考会を兼ね、川崎市内在住・在学・在勤・施設入所通所する障害をお持ちの多くの方が参加されました。

川崎市障害者スポーツ大会・陸上競技大会

■「第23回川崎市障害者スポーツ大会」が開催された等々力陸上競技場
川崎市障害者スポーツ大会が開催された等々力陸上競技場

■開会式で挨拶した川崎市の福田市長
挨拶した川崎市の福田市長

「川崎市障害者スポーツ大会」は、本大会のほか「第1部 アーチェリー大会」「第2部 水泳大会」「第5部 卓球大会」「第6部 ボウリング大会」「第7部 ボッチャ大会」が川崎市の各地で開催されています。

「第3部 フライングディスク大会」は残念ながら雨天で中止となったものの、それぞれ熱い戦いが繰り広げられています。

開会式には、川崎市の福田市長も登壇しました。

「川崎市は『かわさきパラムーブメント』というものを推進していますけれども、来年川崎市はちょうど市ができて100年を迎えます。今年99年目になります。もともと4万2,000人で始まった市がいま154万人になり、30倍以上の大きな市になりました。
もともと川崎市に住んでいた人は5万人近くしかいませんでしたので、多くの皆さんは川崎市に移り住んできている、という方ばかりです。ですから、『元祖・多様性の街』といっていいのではないかと思いますけれども、障害の有無ですとか、属性性別、いろんなものの違いを認め合い、この街は発展してきました。この文化を市制100年を超えて大切にしていきたいと思います。そのためには皆さんの力をぜひ、貸していただけたらと思います」

このように福田市長は川崎市がもつ多様性に触れ、市制100周年に向けて多様性を認め合いながら、さらなる発展に期待を寄せました。

■トラック競技
トラック競技

トラック競技

トラック競技

トラック競技

トラック競技

陸上競技大会では、大きく分けてトラック競技・跳躍競技・投てき競技が行われました。

トラック競技は50m・100m・1,500mの距離で、さらに障害別・年齢と性別区分ごとに種目が分かれていました。

年齢は少年・青年・壮年・オープンの4区分です。

■ゴールでの写真判定
ゴールの写真判定機器

ゴールの写真判定機器

ゴールの写真判定機器

■タイム表示は100分の1秒まで
タイム表示は100分の1秒まで

トラック競技のゴールには、写真判定機器も設置され、写真判定室に映像が送られていました。
タイム表示は100分の1秒まで表示され、競技大会としてしっかりした運営が行われています。

■ソフトボール投
ソフトボール投げ

ソフトボール投げ

■ビーンバッグ投
ビーンバッグ投げ

ビーンバッグ投げ

■ジャベリックスロー
ジャベリックスロー

ジャベリックスロー

一方こちらは、投てき競技です。
「ソフトボール投」「ビーンバッグ投」「ジャベリックスロー」の3種がありました。

車椅子の方がいらっしゃいますが、同じ車椅子でも障害には重度の違いがあります。
「ビーンバッグ投」は比較的重度の障害の方が出場します。

ビーンバッグはその名前の通り、豆が入ったバッグです。
12cm四方の袋で、重量は150gという規定があります。

ビーンバッグは手で投げるだけなく、足に載せて蹴ってもよいなど自由です。
そのため、手が使えなくても参加できるという良さがあります。

より軽度の障害であればソフトボール投、さらに体全体を使って投げるのがジャベリックスローというかたちになっています。

■投てき競技の計測
計測

投てき競技の計測も、もちろん審判員が厳正に行います。
皆さんの日ごろの練習の成果を発揮されたのではないでしょうか。

また本大会ではこのほか、跳躍競技も開催されました。

■上位入賞者の表彰
入賞者の表彰

入賞者の表彰

上位入賞者には表彰が行われ、立派な金・銀・銅色のメダルが贈呈されます。

等々力陸上競技場のメインスタンドには応援の方も多く来場され、応援に来た仲間たちにガッツポーズで応える選手らの姿も見受けられました。

また本大会は前述の通り、10月に鹿児島県で開催される全国大会への川崎市代表選手の選考会を兼ねていることから、1位になったことを喜びつつもすぐにタイムを確認し、
「あまりタイムが良くない」
と、さらに高いレベル目指す選手もいらっしゃいました。

かつて、障害者スポーツは「リハビリテーションの一環」と捉えられていた向きもありました。
もちろんそういった活用も一面としてあるのでしょうが、オリンピック・パラリンピックを頂点とした競技でもあることは、障害の有無に関わらず変わらないと思います。

一方で本大会は、幅広い年代の方も楽しんで参加されていました。
81才というご高齢で参加された方にお話を伺うと、
「若い頃には国体にも出場していた。年齢が数十歳違っても同じところで競うんだから大変だよ」
かくしゃくとした姿で笑顔を見せてくれました。

こうしてスポーツ大会に参加を続けられることも、ご健康の秘訣かもしれません。

■養護学校の横断幕
養護学校の横断幕

養護学校の横断幕

多くの方が応援に集まったメインスタンドには、養護学校の横断幕も出ていました。
養護学校からも選手が多くさんかしていたものと思います。

スタンドからは温かい声援が贈られ、選手らを勇気づけました。


老若男女、障害の種別にかかわらず、皆さん真剣に、また楽しそうに協議に参加されていたように思います。

スポーツの普遍的な良さを、あらためて感じた1日でした。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 第23回川崎市障害者スポーツ大会の開催について

(川崎市周辺のパラスポーツ関連)
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2023年
05月26日

川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中

スポーツ選手は、誰でも必ず移籍や引退で所属していたクラブを離れる時がきます。
川崎フロンターレの「バンディエラ」(生え抜きの中心選手)、中村憲剛選手も17シーズンの活躍ののち、2020年に引退しました。

人生80年といわれる中、ほとんどの場合は選手としての人生よりも引退後の人生の方が長く、川崎フロンターレのOBたちもさまざまな立場で活動をしています。

川崎フロンターレでは2023年5月28日(日)のホームゲーム「柏レイソル戦」当日に、そんなOB(OutBreakers)を集めたイベント「川崎OutBreakers(アウトブレイカーズ)」を開催することとなりました。

■川崎フロンターレのホームゲームイベント「川崎OutBreakers」
川崎アウトブレイカーズ
©KAWASAKI FRONTALE

ホームゲームイベント「川崎OutBreakers」では、川崎フロンターレ卒業後の「今」に特徴のある方々が集まります。

以下、川崎フロンターレによる紹介です。

●鄭大世さん(2006~2010年在籍)
強靱なフィジカルと爆発的なシュート力を持ったストライカー。ルーキーイヤーのJ1リーグ初得点、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカでの国歌斉唱など、涙もろい一面もある。水原三星ブルーウィングス(大韓民国)在籍時にはチョン ソンリョンのチームメイトで、その後のフロンターレ入りを後押しした。2022シーズン限りで引退し、現在はタレント、サッカー解説者。自称「三笘ニア(ミトマニア)」。OutBreakers参戦のため、現在拠点を置く韓国から来日予定。

鄭大世
©KAWASAKI FRONTALE

●田中裕介さん(2011~2014年在籍)
90分間途切れることのない走力に加え、気の利いたプレーでゲームメイクにも加わるサイドバック。2012年の風間八宏監督就任直後の試合では、ボランチで起用されたこともある。2022シーズンは東京都1部リーグに所属するSHIBUYA CITY FCでプレー。シーズン終了後に現役引退を発表し、同クラブの運営会社である株式会社PLAYNEWの執行役員に就任した。

田中祐介
©KAWASAKI FRONTALE

●武岡優斗さん(2014~2018年在籍)
元々は攻撃的なポジションを務めるサイドアタッカーだったが、フロンターレ加入後は主に右サイドバックとしてプレー。紅白戦で主力組の左ウイングに入るレナトとのマッチアップで対人守備が鍛えられたのは、自他ともに認めるところだ。同い年の家長昭博とは小学生時代からの付き合い。2020シーズン限りで現役を引退し、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社に就職した。

武岡優斗
©KAWASAKI FRONTALE

●小宮山尊信さん(2010~2016年在籍)
足下のテクニックと球際の激しさが武器。左サイドバックが主戦場だが、「利き足:両足」という特長を生かして右サイドバック、ウイングバック、3バックのストッパーなどでもプレーした。2011年に制作された川崎浴場組合連合会の利用促進ポスターには、文字通り一肌脱いで登場。2017シーズン限りで現役を引退すると、株式会社ALLSWELL(オールズウェル)を設立し、不動産業に転身した。

小宮山尊信
©KAWASAKI FRONTALE

●田中パウロ淳一選手(2012~2013年在籍)
独特のリズムを刻むドリブル突破を武器とする左利きのアタッカー。ルーキーイヤーのプロデビュー戦は、左サイドバックでの出場だった。ニックネームの「パウロ」は、同じ田中姓である田中マルクス闘莉王さんのお父さんにちなんで、高校の体験入部の際に付けられたといい、2015シーズンからはJリーグへの登録名も「田中パウロ淳一」に変更した。TikTok、YouTube等、SNSを駆使してクラブおよび自身の情報発信を積極的に行い、サッカーに興味のない層からの認知度も高い。今季は関東リーグ1部の栃木シティでプレーする。本イベント参加OB選手唯一の現役プレイヤー。

田中パウロ淳一
©KAWASAKI FRONTALE

●中西哲生さん(1997~2000年在籍)
1997年のプロ化と同時に加入し、フロンターレではボランチやセンターバックとしてプレー。1999シーズン途中からキャプテンに就任し、J1初昇格に大きく貢献した。クラブ公式サイトでは現役選手ながら、試合の振り返りコラムも執筆していた。2000シーズン限りで現役を引退し、スポーツジャーナリストやアスリートのパーソナルコーチとして活動するほか、川崎フロンターレクラブ特命大使、筑波大学蹴球部テクニカルアドバイザー 同志社大学サッカー部テクニカルアドバイザー、出雲観光大使、いしのまき観光大使を務めている。

中西哲生
©KAWASAKI FRONTALE

●中村憲剛FRO(2003~2020年在籍)
止める、蹴るといった正確な基本技術と、相手の急所を突く戦術眼を武器にチャンスを演出する司令塔。2010年にはフロンターレ生え抜き選手として初めてFIFAワールドカップ日本代表に選出された。勝利時の試合直後に更新されるTwitterはフロンターレの名物に。2020シーズン限りで現役を引退し、現在は自身が主催するKENGO Academyの運営のほか、川崎フロンターレFRO(Frontale Relations Organizer)、日本サッカー協会(JFA)ロールモデルコーチ、JFA Growth Strategist、Jリーグ特任理事、Jリーグフットボール委員会委員、中央大学学友会サッカー部テクニカルアドバイザーを務めながら、サッカー解説者としても活動。今年はS級コーチ養成講習会にも参加するなど、多忙な日々を送っている。

中村憲剛
©KAWASAKI FRONTALE



そして今回は、5月28日(日)のイベントだけでなく、イベント前から終了後、6月初旬にかけて各OBの「今」を伝えるドキュメンタリー動画が順次公開されます。

このドキュメンタリーのティザー動画を川崎フロンターレより提供いただきましたので、下記に公開させていただきました。

■「川崎OutBreakers」ドキュメンタリーティザー動画


そしてドキュメンタリー第1弾として武岡優斗さんの動画が5月22日に公開され、これに続いて第2弾として田中裕介さんの動画が本日公開されました。

■ドキュメンタリー第1弾・武岡優斗さん(5/22公開)
武岡優斗さん
©KAWASAKI FRONTALE



■ドキュメンタリー第2弾・田中裕介さん(5/26公開)


ここから6月頭まで、順次ほかの「川崎OutBreakers」の皆さんのドキュメンタリーも公開されていきますので、川崎フロンターレの公式Youtubeチャンネルをご参照ください。

サッカーにそれほど関心が無くても、スポーツ選手が選ぶ第二の人生を追う映像はドキュメンタリーとして視聴いただけるのではないかと思います。

また、5月28日(日)柏レイソル戦当日のホームゲームイベント「川崎OutBreakers」では、各OBの特徴を生かしたさまざまな企画が展開されますので、関連リンクの川崎フロンターレ公式ウェブサイトより開催情報をご参照ください。

■中村憲剛さんの引退セレモニー
中村憲剛選手が登場

■中村憲剛さん引退セレモニーに登場した鄭大世選手
チョン・テセ選手

【関連リンク】
川崎フロンターレウェブサイト 5/28 柏「川崎OutBreakers」開催のお知らせ
川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル
2020/12/22エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート

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