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2021年
02月28日

江川せせらぎ遊歩道・高度処理水停止中の川底から見た、美しい河津桜

【Reporter:はつしも】

この週末、武蔵小杉周辺の河津桜が見頃を迎えていました。

先日は多摩川土手の様子をご紹介しましたが、今回は2016/2/27エントリから5年ぶりに、江川せせらぎ遊歩道の河津桜並木を訪問してみました。

■江川せせらぎ遊歩道・尻手黒川道路北側の河津桜
江川せせらぎ遊歩道の河津桜

「江川せせらぎ遊歩道」は、中原区と高津区の境界近くを武蔵新城から井田にかけて流れる「江川」を活用して整備された遊歩道です。

計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の皆さんの協力により維持・管理がなされています。

全体が8つのゾーンに分かれ、テーマごとに様々な植物や自然石等が配置されるとともに、特徴のあるデザインの時計、遊具なども設置されています。

約2.4kmのうち何か所かに河津桜が植えられていますが、見ごたえがあるのは尻手黒川道路から北側のエリアです。

■側道から見た河津桜
側道から見た河津桜

江川せせらぎ遊歩道は、武蔵小杉から距離がありますから、あえて運動をしたいなどの理由がなければ自転車などで行くことになるでしょう。

ただ、遊歩道内には自転車を乗り入れることができません。
遊歩道をゆっくり歩いて楽しむのがおすすめですが、自転車などで側道を並走するだけでも、それなりに河津桜は楽しめると思います。

■水が止められた江川せせらぎ遊歩道
水が止められた江川せせらぎ遊歩道

水が止められた江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道は、定期的に水が止められて清掃が行われています。

ただ、遊歩道の水は等々力水処理センターで高度に処理された水を有効利用したもので、実はそのままでは生物が住めないほど綺麗です。
近隣のが生き物を放流することにより、自然の水質に近づけているということです。

そのため、水を止めても水底はヌルヌルしたようなところがなく、サラサラの砂利の上を歩くことができました。

■川底で遊ぶ子どもたち
川底で遊ぶ皆さん

川底で遊ぶ子どもたち

川底が歩けると、普段とはまた違う角度で河津桜を眺めつつ散策ができました。
子どもたちも楽しそうに散歩しています。

■明るい江川せせらぎ遊歩道
明るい江川せせらぎ遊歩道

■今回のエントリの出発地


最後に、今回のエントリの出発地(尻手黒川道路近く)は、上記マップのプロット位置です。
ここから北上していくと、河津桜スポットをしばらく楽しむことができます。

なお、江川せせらぎ遊歩道の河津桜はこの週末時点で少し盛りは過ぎていましたので、散策されるようでしたらお早めにどうぞ。

【関連リンク】
(江川せせらぎ遊歩道関連)
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2016/8/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、「カブトムシ時計」「稲穂時計」「カタツムリ時計」
2017/12/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の高度処理水を止めて清掃活動を実施、普段は見られない綺麗な水底がお目見え

(河津桜関連)
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
2017/2/24エントリ ひと足先に、武蔵小杉で春気分。多摩川土手・等々力緑地北側の河津桜が見ごろに
2017/4/21エントリ 多摩川土手・等々力緑地北側の桜ゾーンで、4月1日解散「多摩川さくらの会」による八重桜「紅華」「福禄寿」が満開に
2018/3/1エントリ 二ヶ領用水・南武沿線道路南側の「河津桜」ライトアップ
2018/4/15エントリ 等々力緑地の彩り豊かな花壇と、多摩川土手の八重桜
2019/3/16エントリ 二ヶ領用水の桜模様。「河津桜」「寒緋桜」の花弁と、総合自治会館近くのソメイヨシノ「桜のトンネル」伐採
2020/2/23エントリ 歩行者優先「多摩川サイクリングコース」の誤解を払拭する愛称が「かわさき多摩川ふれあいロード」に決定、等々力緑地北側では河津桜が見頃に
2020/3/24エントリ 多摩川土手・等々力緑地北側で河津桜に続いて「神代曙」「大島桜」「淡墨桜」が開花
2021/2/24エントリ 武蔵小杉に春の足音。多摩川や二ヶ領用水で河津桜が開花、タワーマンション越しに「花粉光環」が出現

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