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2014年
11月07日

上丸子跨線橋下に捨てられたニワトリとウサギと、ウサギの巣穴

【Reporter:はつしも】
 
綱島街道が南武線をまたぐ「上丸子跨線橋」脇の緑地で、ニワトリやウサギが捨てられていることをこれまでのエントリでご紹介してきました。
近隣の動物病院が世話をしつつ引き取り手を捜していますが、その後ニワトリが繁殖するなど現地で定着している様子が確認されていました。

最初にご紹介したのが2013/2/14エントリで、実際にはそれ以前から生息していたようですから、もう長いこと跨線橋脇の緑地における生活が続いていることになります。

先日、久しぶりに現地の様子を確認すると、緑地の地面に数箇所の「ウサギの巣穴」があいていることが確認できました。

■上丸子跨線橋脇の緑地
上丸子跨線橋脇の緑地

■緑地のウサギ穴(赤丸部分)
緑地のウサギ穴(赤丸部分)

上丸子跨線橋では、現在大掛かりな拡幅工事が行われています。
そのためニワトリ・ウサギが生息する緑地帯も徐々に工事のフェンスで仕切られ、面積が狭くなってきていました。

ところがウサギの巣穴はこの工事用の壁をくぐりぬけるようにできていまして、ウサギが緑地帯内を自由に活動していることがわかりました。

上記写真では、赤丸の部分が巣穴の入口です。

■巣穴を出入りするウサギ
巣穴を出入りするウサギ

巣穴を出入りするウサギ

しばらく見ていると、巣穴をウサギが出入りする様子が確認できました。
3つの巣穴は、いずれも地下トンネルでつながっているようです。

■別の巣穴
別の巣穴

また、別の場所にも巣穴と思われるものがありました。
こちらもフェンス沿いに掘られていまして、やはり向こう側につながっているのではないかと思います。

長期間にわたってここで暮らすうちに、ウサギも生息環境の最適化を進めてきているわけです。

■繁殖するニワトリ
繁殖するニワトリ

ヒヨコだったニワトリも、すっかり大きくなっていました。
基本的には動物病院による一時的な手当てという位置づけなのですが、現状としてはすっかり定着していますね。

跨線橋の拡幅工事も2018年度に向けて順次進んできますし、永続的にこのまま・・・というわけにはいかないように思えます。
引き続き今後が気になるところです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅
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2013/2/14エントリ 上丸子跨線橋下に捨てられた、ニワトリとウサギたち
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