武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2019年
11月09日

中原街道・千年交差点先の高台から見える、武蔵小杉の高層ビル群

【Reporter:はつしも】

本サイトでは、これまでに多くの「武蔵小杉ビュースポット」をご紹介してまいりました。
今回は、川崎市高津区の中原街道からのスポットを訪れてみました。

■中原街道の武蔵小杉ビュースポット


■中原街道「千年」交差点先の高台
中原街道「千年」交差点先の高台 

今回ご紹介するのは、中原街道の「千年」交差点の近くです。

地図上ではわかりませんが、「千年」交差点の先は高台になっていますので、この坂道を頑張ってのぼっていくことになります。

■坂道で振り返ると、武蔵小杉ビュースポット
振り返ると、武蔵小杉ビュースポット 

■武蔵小杉のタワーマンション群
武蔵小杉のタワーマンション群 

高台で振り返ると、武蔵小杉のタワーマンション群が良く見えました。

中原街道からこのようにきれいに見える場所があるとは、実際に通ってみないとわからないものです。

■パークシティ武蔵小杉3棟とプラウドタワー武蔵小杉
パークシティ武蔵小杉3棟とプラウドタワー武蔵小杉

こちらは、右側がパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー、ミッドスカイタワー、ザ グランドウイングタワーの3棟です。

その足元には、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のハトのマークの看板があります。

左側が中原区役所隣のプラウドタワー武蔵小杉
その裏側には、建設中のKosugi 3rd Avenueのタワークレーンが見えています。

■シティタワー武蔵小杉、リエトコート武蔵小杉、THE KOSUGI TOWER
シティタワー武蔵小杉、リエトコート武蔵小杉、THE KOSUGI  TOWER 

こちらは、黒い建物がシティタワー武蔵小杉です。
白がリエトコート武蔵小杉THE CLASSY TOWER、オレンジがTHE KOSUGI TOWERです。

奥に見える白いオフィスビルは、NEC玉川ルネッサンスシティですね。

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン
パークシティ武蔵小杉ザガーデン

一番新しく竣工したパークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンは、「タワーズイースト」「タワーズウエスト」の2棟からなるツインタワーです。

ただ、この中原街道からはほぼ2棟が直線上にあるため、手前の「タワーズウエスト」しか見えませんでした。

奥に少し見えている青いビルは、武蔵小杉タワープレイスです。

■中原街道から見える富士山
中原街道の地上から見える富士山 

ところで以前ご紹介した通り、中原街道の武蔵中原駅付近からは、ほぼ一直線上に富士山が見えます。

高層ビルなどに登らなくても、意外と地上からいろいろなものが見えたりするものです。
地図上だけではわからない新しい発見を求めて、また散歩してみたいと思います。

【関連リンク】
2017/1/19エントリ JR武蔵中原駅ホームから望む、中原街道行く先の富士山

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2019年
11月07日

第10回「なかはらフォトコンテスト」が中原の魅力を伝える写真を12月27日(金)まで募集中

【Reporter:はつしも】

「第10回なかはらフォトコンテスト」が、12月27日(金)まで作品を募集を行っております。

一昨年より「イベント・行事」「一般」の2部門に分かれ、「あなたに知らせたい中原の魅力」をテーマに、中原区の魅力を発見する写真コンテストとなっています。

また今回は10回記念ということで、最優秀賞1点、部門ごとに優秀賞2点、入選5点に加えて、「10回記念賞3点」が選出される予定です。
応募は郵送・持参のほか、メールでの応募も可能となっています。

■「第10回なかはらフォトコンテスト」
「第10回なかはらフォトコンテスト」
「第10回なかはらフォトコンテスト」
※中原区役所提供


■「第10回なかはらフォトコンテスト」の開催概要
テーマ 「あなたに知らせたい中原の魅力」
部門 ●イベント・行事部門
●一般部門
※昨年に引き続き2部門に分け、「最優秀賞」を設けます。
※入賞作品は最優秀賞1点、各部門ごとに優秀賞2点、入選5点、10回記念賞3点を予定しています。
応募期間 2019年10月1日から2019年12月27日まで(必着)
応募資格 ●住所、年齢等を問わず、どなたでも応募できます。
●ひとり各部門3点まで応募できます。
応募方法 ●メールによる応募の場合
65tisin@city.kawasaki.jp宛てに、件名には「なかはらフォトコンテスト応募」、本文には撮影場所、撮影時期、コメント(60文字以内)、氏名(ニックネームを使用する場合はニックネームも併せて明記)、住所、電話番号、応募部門を明記の上、ご応募ください。なお、1枚の写真容量は5MBまで、1回のメールに写真1枚のみ添付してください。

●郵送・持参での応募の場合
2L判の写真1点につき、チラシ裏面の応募票を1枚貼付し、持参または郵送でご応募ください。 応募票は下記URLからダウンロードできます。
応募票ダウンロード
応募先 中原区役所地域振興課
〒211-8570 川崎市中原区小杉町3-245
電話 044-744-3324 ファクス 044-744-3346
審査 ●審査員(市民ミュージアム林副館長、他関係者)による審査により、入賞作品を決定します。
●入賞作品は、最優秀賞1作品、各部門ごとに優秀賞2作品、入選5作品を予定しています。

●審査は、写真技術の優劣よりも、その場の良さを感じられるかどうかを基準に選考します。
●審査は、すべてプリントしたものを使用します。(メールでの応募の場合は、主催者側でプリントしたものを使用します)
入賞発表 ●2020年2月上旬に入賞者に直接告知します。
●入賞者には、賞状及び副賞を贈呈します。
Web ●中原区ウェブサイト 「第10回なかはらフォトコンテスト」作品募集!(12月27日必着)
※過去入賞作品も掲載されています。
●第10回なかはらフォトコンテストチラシ(応募票含む)
●中原区まちづくり推進委員会 なかまちブログ
主催 中原区まちづくり推進委員会、中原区役所

■応募要項
応募条件 ●概ね1年以内に中原区を被写体とした一枚写真(カラー・モノクロ)に限ります。
●中原区を被写体としていることが写真から判断できない場合、選考の対象外となる場合があります。
●応募できる作品は応募者本人が撮影した未発表の作品に限ります。(トリミング作品も同一とみなします)
●デジタルカメラ写真は合成処理等デジタル加工していないものに限ります。(ただし、モノクロ加工は可)
●応募者は、応募作品に(1) 他人が権利を有する著作権が写っている場合、または(2)他人の肖像が写っている場合は、その著作物の権利者、又はその肖像ご本人(20歳未満の場合は保護者)から事前に承諾を得たうえでご応募ください。
●肖像権の侵害等については、主催者は一切の責を負いません。
●一般の人が立ち入れない場所からしか撮影することができない風景は対象としません。
●撮影に際しては、公共ルール・マナーを守りましょう。
●応募作品の返却はいたしません。
●入賞作品の著作権は撮影者に帰属します。
●入賞作品については後日、写真のデータまたはフイルムをご提供いただきます。
●入賞作品は区の広報物、イベント等で使用させていただきます。
●持参・郵送による応募の場合、応募票を点線に沿って切り離し、作品の上下が分かるよう、作品の裏面に貼付してください。(応募票のコピー可)
●タイトル、コメントは作品の魅力が伝わるよう自由に記入してください。

<個人情報について>
●本コンテストの応募に必要な個人情報については目的外で利用することはありません。
●入賞発表、作品展への展示、広報に使用する作品などに撮影者の氏名(もしくはニックネーム)を明示させていただく場合があります。

「なかはらフォトコンテスト」は、市民活動団体である中原区まちづくり推進委員会と、中原区役所の協働で毎年開催されているフォトコンテストです。

「あなたに知らせたい中原の魅力」というテーマの通り、中原区が見せるさまざまな表情を共有することで、地元に愛着をもっていただくこと、また中原区の魅力を広くPRすることを目的としています。

本コンテストは、一昨年から「イベント・行事部門」「一般部門」の2部門に分かれています。
過去のコンテストに引き続き、今回も本サイト「武蔵小杉ライフ」が審査員をつとめております。

応募要項につきましては、例年と大きな変更はありません。
区役所への持参または郵送の際、写真によっては上下が判断がつきにくいケースを想定して、応募票は上下がわかるように作品裏面に貼付いただきたい旨、要項に追記されました。

また、タイトルやコメントなども作品の魅力が伝わるよう、自由にご記載いただければと思います。



ここで少し、前回の受賞作品をご紹介してみたいと思います。

ボリビア民族の誇り
タイトル:ボリビア民族の誇り
撮影者:平本澄子 さん

(武蔵小杉ライフ講評)
川崎市国際交流センターで毎年開催されている「インターナショナルフェスティバル」の写真です。
たいへん色鮮やかで、また観客との距離が非常に近いことがわかります。本サイトでもご紹介したことがありますが、たいへん楽しいイベントです。東京五輪を来年に控え、国際交流の取り組みのひとつとして皆さんに知っていただきたいと思いました。

豪華客船!?
タイトル:豪華客船!?
撮影者:岩 桜子 さん

(武蔵小杉ライフ講評)
等々力陸上競技場の写真は本サイトもよく撮影していますが、これは「やられた!」の一言。メインスタンドが豪華客船のように見えます。
また豪華客船の後ろにはタワーマンションが煙突のように搭載されているようです。以前、古いスタンドを「UFO」に見えるように切り取った作品が入賞していましたが、まだまだ新しい切り取り方があったんですね。参りました。

多摩川のほとり
タイトル:多摩川のほとり
撮影者:森廣クリスティーナ さん

(武蔵小杉ライフ講評)
本サイトでも多摩川と丸子橋の写真はよく撮影するのですが、いつも「武蔵小杉の高層ビルや街並みといかに組み合わせるか」という視点に終始してしまいがちでした。この写真は逆に、高い建物はほとんど映り込まず、都会とは思えないようなのどかな風景になっています。
そんな中で水辺て遊ぶお子さんがいて、こういう撮り方もあったのだなと新しい発見でした。


それぞれの講評は、本サイトによる昨年のものです。

1枚目が、「最優秀賞」を受賞した作品でした。
本サイトでも2018/7/8エントリなどでご紹介しておりますが、地域の魅力あるイベントの姿をとらえたものです。

2枚目、3枚目は「等々力陸上競技場」「丸子橋」という非常にポピュラーな被写体を、それぞれ新しい視点から切り取ったものです。

特に等々力陸上が「豪華客船に見える」という視点は、本サイトとしてもたいへん新鮮でした。

■NG写真例 中原区であることがわからない写真
NG写真例 中原区であることがわからない写真
※江川せせらぎ遊歩道で本サイトが撮影

■NG写真例 一般に人が立ち入れない場所から撮影した写真

NG写真例 一般に人が立ち入れない場所から撮影した写真
※関東労災病院屋上ヘリポートで本サイトが撮影

一方、毎年ご案内の通り、応募要項に記載のある「中原区であることがわからない写真」「一般に人が立ち入れない場所から撮影した写真」は基本的に選考の対象外となります。

「なかはらフォトコンテスト」は、「中原区の魅力」を共有することで実際に住民の皆さんが街歩きを楽しむことを想定しています。
かわいらしいお子さんや動物のアップ、一般には立ち入れないビル屋上からの写真などは対象外となる可能性が高いですので、ご注意ください。

また本コンテストは写真の美麗さや撮影テクニック、機材の優劣を競うものではありません。
中原区の魅力が伝わることが第一ですので、撮影するカメラはお手元のスマートフォンで十分です。

メールで気軽に応募ができますので、お手元のスマートフォンで撮ってそのまま応募してみてはいかがでしょうか。

※念のためのおことわり
審査は複数の審査員による多面的な検討を行います。本サイトに書かれている評価や意見はいち審査員としての非公式のものであり、方向性に齟齬はないと思っておりますが本コンテストを代表するものではありません。


【関連リンク】
中原区まちづくり推進委員会公式ブログ なかまちブログ
2011/12/29エントリ 「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表
2013/1/21エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入賞作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2013/9/5エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2015/1/12エントリ 「第5回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表
2016/1/23エントリ 「第6回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表
2017/3/13エントリ 「第7回なかはらフォトコンテスト」優秀賞6作品・入選12作品発表
2018/5/16エントリ 「第8回なかはらフォトコンテスト」最優秀作品1点、優秀・入選作品12点をご紹介
2019/4/25エントリ 中原区の魅力を発見。「第9回なかはらフォトコンテスト」最優秀作品1点、優秀・入選作品10点をご紹介

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2019年
11月05日

中原区内74店舗のクーポン40万円分以上を収録「ハーフプライス川崎市中原区版」第2弾が発売、人気メニューなどを半額で提供

【Reporter:はつしも】

中原区内・74店舗のクーポンを掲載した 「ハーフプライス HangaQoo神奈川 川崎市中原区版Vol.2」が2019年11月1日に発売されました。

本書は読売ISが昨年発行した「プレミアムパスポート」が改題されたもので、飲食・物販・サービス・スポーツチームなど幅広いジャンルのクーポンが総額40万円分以上収録されています。

中原区内の住吉書房、文教堂、有隣堂、紀伊國屋書店、中原ブックランドなどで販売されています。
 
■ 「ハーフプライス HangaQoo神奈川 川崎市中原区版」
紀伊国屋書店で販売中の「ハーフプライス」

ハーフプライス

ハーフプライス 

「ハーフプライス HangaQoo神奈川 川崎市中原区版Vol.2」 は、株式会社読売ISが発売元となっています。
同社ではこれまでに「浅草」「人形町」「川崎駅東口」エリアでの「プレミアムパスポート」を発刊しており、今回は中原区エリアでの創刊です。

販売価格は990円、クーポン期限は2020年2月29日で、クーポンの内容によっては1回の利用でペイしてしまうことも可能です。

■「精養軒レストランラウンジ」ビーフシチュー半額
ホテル精養軒レストランラウンジのビーフシチュー半額

■「ホテル精養軒レストランラウンジ」のビーフシチュー
ビーフシチュー

 本書のクーポンは、対象となる商品やサービスが「半額」となります。
例えば、「ホテル精養軒レストランラウンジ」のビーフシチューは、税別1,700円が850円になります。

本書が税別990円ですから、単価の高い商品・サービスであればすぐにペイしてしまうでしょう。

1冊あたり1名が利用可能で、ひとつのサービスの利用回数には上限が定められています。
その他、詳細は本書内の利用条件をご参照ください。

■「バルクフーズ元住吉店」のピーナッツバター
容器に入ったピーナッツバター

こちらは、対象商品のひとつ、バルクフーズ元住吉店のピーナッツバターです。
200グラム704円が、半額の352円です。

同店は量り売りのお店ですから、正確には200グラム以上、10gあたり35.2円が17.6円と、単価が半額になります。

■武蔵小杉エリアのクーポン掲載店
武蔵小杉周辺

■元住吉エリアのクーポン掲載店
元住吉周辺 
   
■新丸子エリアのクーポン掲載店
新丸子周辺  
 
■向河原周辺のクーポン掲載店
向河原周辺

■武蔵中原エリアのクーポン掲載店
武蔵中原周辺

■武蔵新城エリアのクーポン掲載店
武蔵新城周辺 

昨年の創刊号同様、クーポン掲載店はエリアによってかなり偏りがあります。

今回の「Vol.2」では、武蔵小杉周辺の参加店舗数が減少しました。
一方、新丸子周辺は微増、武蔵新城周辺はかなり新規開拓したようです。

普段利用する店舗が参加店舗に含まれているか否かで、利用価値はかなり個人差があると思います。

内容を店頭でご確認いただいて、ピンポイントで「これは利用する」という店舗があれば、税別990円と天秤にかけて購入してみてはいかがでしょうか。

なお、クーポン期限は2020年2月29日までですので、ご留意ください。

【関連リンク】
ハーフプライスHangaQoo ウェブサイト
ハーフプライスHangaQoo twitter
2018/3/28エントリ 中原区内74店舗のクーポン60万円分以上を収録「プレミアムパスポート~武蔵小杉・元住吉・新丸子・武蔵新城~」が発売、人気メニューなどを半額で提供

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2019年
11月04日

「令和元年台風19号」が多摩川河川敷に大きな爪痕を残す、「2019川崎国際多摩川マラソン」が中止に

【Reporter:はつしも】

「令和元年台風19号」は、川崎市内各地で大きな被害をもたらしました。

多摩川の川崎側の堤防は氾濫や決壊に至らなかったものの、堤防ぎりぎりまで増水し、河川敷のグラウンドやゴルフ場なども濁流にのまれました。

■多摩川の河川敷と丸子橋
丸子橋と多摩川の河川敷

まずこちらは、丸子橋と多摩川の河川敷です。
手間は川崎市の「丸子橋第1グラウンド」で、通常は少年サッカークラブの練習場など、さまざまな市民に利用されています。

■土が撤去された丸子橋第1グラウンド
土が撤去された丸子橋第1グラウンド

河川が増水した濁流は衛生面でのリスクがあるため、水が引いたのちも、泥にまみれたままグラウンドとして供用開始するには適しません。

そのため、丸子橋第1グラウンドでは、いったん従来の土が取り除かれていたようでした。
ふたたび利用できるようになるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

■駐車場の使用中止
駐車場の使用中止

また、グラウンドに併設された駐車場も使用停止になっていました。
こちらも「当面の間」ということで、再開のめどは示されていません。

■河川敷の木に引っかかった草
河川敷の木に引っかかった草

■流されてきた木
流されてきた木

河川敷には、さまざまなものが流されてきた跡がありました。
その中で一番大きかったのは、上流から流されてきたと思われる木の幹です。

■皮がはがれた流木
皮がはがれた流木

濁流に流された木は、多くの場合その過程で様々なものにぶつかり、皮がはがれていきます。
丸子橋近くにあった流木も、写真の通り大部分がはがれていました。

■看板の一部のようなもの
看板の一部のようなもの

■散水栓のふた
散水栓のふた

■流し台
流し台

それ以外にも、どこかの看板の一部のようなもの、散水栓のふた、流し台など、上流から実に様々なものが流されてきていました。

これでも台風19号通過当初よりは、だいぶ片づけられたのではないでしょうか。

■ゴルフ練習場
ゴルフ練習場

■ゴルフ練習場で片づけられたごみ
片づけられたごみ

丸子橋近くのゴルフ練習場では、まだ完全に営業は再開していませんでした。
それでも一部コースには練習する方の姿も見受けられ、スタッフの方が片づけ作業に取り組まれていました。

■高い水位の跡 
高い水位を示す跡

ゴルフ練習場のネットを見ると、水位がかなり高くまで上昇した跡がありました。
これは堤防ぎりぎりの高さで、台風19号による影響の大きさをあらためて感じさせます。

■ハート型の木
ハート型の木

ハート形の木

このゴルフ練習場には、ハート型にカットされた木が2つありまして、以前のエントリでもご紹介しておりました。

そのうちひとつはほぼ無事だったのですが、もうひとつは増水によりダメージを受けていました。

■マラソンコースのダメージ
ランニングコースのダメージ

また今回は、河川敷のマラソンコースにも泥土が堆積し、舗装が剥離するなど大きな被害がありました。

現在も場所によってはかなり凹凸やぬかるみがあり、「2019川崎国際多摩川マラソン」が中止となることが決定しました。

こちらも被害がかなり広範囲にわたっていますので、完全に復旧するまでにはまだ長い時間がかかりそうです。

■中止になった「川崎国際多摩川マラソン」
「ハーフマラソンの部」スタート 

多摩川河川敷の被害は、家屋などと違って必ずしも生活に直結しているわけではありません。

ただ、グラウンドやマラソンコースなども市民の財産であり、日々利用されている方がいらっしゃったのも事実です。

当然ながら行政としての優先順位はあろうかと思いますが、また休日に多くの方が過ごせるようになるとよいと思います。

【関連リンク】
(2019年台風関連)
2019/9/9エントリ 台風15号が武蔵小杉周辺に爪痕、倒木・看板落下・工事防護壁崩落・停電に加え鉄道運休で武蔵小杉駅に行列
2019/9/24エントリ 台風17号の強風により武蔵小杉の今井神社で大規模な枝折れが発生、早朝から撤去作業を実施
2019/10/11エントリ 大型の台風19号が12日(土)首都圏に接近:JR・東急線が昼頃までに運休、東急ストア・ららテラス・グランツリー等武蔵小杉の商業施設が臨時休業を決定
2019/10/13エントリ 台風19号通過により武蔵小杉周辺が冠水、JR武蔵小杉新駅は設備故障で運行再開後も全列車が通過に
2019/10/14エントリ 台風19号により今井神社など各地で倒木が発生、15号・17号からのダメージ蓄積も注意
2019/10/15エントリ 台風19号:武蔵小杉駅新南口の本日供用開始に長蛇の列、駅前エプロント・サイゼリヤ・ワンズガーデンはビル浸水で当面休業に
2019/10/16エントリ 台風19号:川崎市社会福祉協議会が「川崎市災害ボランティアセンター」をエポックなかはらに開設、10月17日(木)よりボランティア受付を開始
2019/10/17エントリ 10/19・20「コスギフェスタ2019」10/20「なかはら“ゆめ”区民祭」が台風19号影響により中止決定、「武蔵小杉カレースタンプラリー」は続行に
2019/10/19エントリ 「コスギフェスタ2019」中止に伴う「トリックオアトリートスタンプラリー」お菓子引き換えを実施、武蔵小杉に仮装の子どもたちも集まる
2019/10/20エントリ 台風19号による浸水被害地・上丸子山王町周辺の復旧作業続く、川崎市市民ミュージアム休館中の等々力緑地には大量の災害ごみが収集
2019/10/28エントリ 台風19号:今井神社の倒木撤去が完了、直撃で転落した狛犬は無事台座に復旧
2019/10/31エントリ 川崎フロンターレが「令和元年台風19号」災害支援街頭募金活動を武蔵小杉駅前で実施、11/2等々力「広島戦」でも選手参加募金活動を予定

(川崎国際多摩川マラソン関連)
2017/11/19エントリ 「2017川崎国際多摩川マラソン」が本日開催、等々力陸上競技場から大西学園吹奏楽部の演奏を背に6,000人が快走 

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2019年
10月24日

等々力緑地の貴重な飲食店「サイゼリヤ川崎とどろき店」が2019年11月5日(火)閉店決定

【Reporter:はつしも】

等々力緑地の「サイゼリヤ川崎とどろき店」が、2019年11月5日(火)をもって閉店することとなりました。

■「サイゼリヤ川崎とどろき店」
サイゼリヤ川崎とどろき店

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

「サイゼリヤ川崎とどろき店」は、等々力緑地の府中街道に面した入口付近にあります。

ここには一般財団法人川崎市立学校教職員互助会の福利厚生施設「会館とどろき」がありまして、貸し会議室やギャラリーなどを提供しています。
その施設の一部テナントとして、サイゼリヤが入居しているかたちです。

■「サイゼリヤ川崎とどろき店」の店内
サイゼリヤ川崎とどろき店の店内
※提供写真

サイゼリヤ川崎とどろき店の店内

「サイゼリヤ」は、リーズナブルな料金設定を特徴とするイタリアンレストランです。
内装は基本的に各店舗とも共通で、店内装飾にはよくルネッサンス期の絵画が使われています。

■サイゼリヤから、等々力陸上競技場へのアクセスルート
サイゼリヤから、等々力陸上競技場へのアクセスルート

サイゼリヤの横をまっすぐ抜けていくと、等々力陸上競技場に到達します。

等々力緑地内には飲食店等があまりありませんから、サイゼリヤは川崎フロンターレのホームゲーム開催時等、貴重な食事スポットだったのではないかと思います。

ここがなくなってしまうと不便に感じられる方も多いと思いますので、また何らか使いやすいテナントが入ると良いと思います。

■隣の「とどろき亭」
隣の「とどろき亭」

なお、「会館とどろき」には、サイゼリヤの隣に鉄板焼き・お好み焼き・もんじゃ焼きの「とどろき亭」も入居しています。
こちらは引き続き営業をしていました。



■「サイゼリヤ 武蔵小杉横須賀線駅前店」(2010年6月オープン)
「サイゼリヤ 武蔵小杉横須賀線駅前店」(2010年6月オープン)

■「サイゼリヤ ビーンズ武蔵中原店」(2016年11月オープン)
「サイゼリヤ ビーンズ武蔵中原店」(2016年11月オープン)

■「サイゼリヤ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」(2017年8月オープン)
「サイゼリヤ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」(2017年8月オープン)

「サイゼリヤ」は、近年武蔵小杉周辺に新規出店を続けてきました。
2010年6月には「武蔵小杉横須賀線駅前店」、2016年11月には「ビーンズ武蔵中原店」、2017年8月には「イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」がオープンしています。

新規出店はいずれも駅に近い店舗ですが、今回は駅から離れた「川崎とどろき店」が閉店することになりました。
当然ながら無限に店舗数が増えていくというわけではなく、一定のスクラップ&ビルドは今後も実施されることと思います。

【関連リンク】
会館とどろき ウェブサイト
2010/6/10エントリ 「サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店」「ナチュラ武蔵小杉店」本日オープン
2016/11/14エントリ 「大野屋商店ビーンズ武蔵中原店」本日11/14オープン、武蔵小杉東急スクエア店とオープンセール同時開催/11/10オープン「サイゼリヤ」とともにビーンズの新店舗出揃う
2017/8/10エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階「武蔵小杉ライフ10周年記念写真展」向かいに「サイゼリヤ」が本日オープン

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2019年
10月20日

台風19号による浸水被害地・上丸子山王町周辺の復旧作業続く、川崎市市民ミュージアム休館中の等々力緑地には大量の災害ごみが収集

【Reporter:はつしも】

台風19号は、川崎市にも大きな被害をもたらしました。
中原区においては、東急武蔵小杉駅東口からJR武蔵小杉新駅周辺、また上丸子山王町や下沼部にかけて冠水し、一部で停電や断水等が発生しています。

冠水被害については、2019/10/13エントリにおいて武蔵小杉駅周辺の模様をお伝えしておりましたが、実際に住居への浸水被害がより大きかったのは上丸子山王町の一帯です。

上丸子山王町では浸水によって使用不能となった家具等の撤去が行われ、収集を行う等々力緑地においては大量の災害ごみの山が築かれていました。

■水害後の上丸子山王町
水害後の上丸子山王町

水害後の上丸子山王町 

現在の上丸子山王町は、すでに水は引いているものの、まだ足元には泥が残されています。

この一帯は戸建て中心の住宅街であり、各住宅の前には、浸水によって使用できなくなった災害ごみが山になっていました。

■重機の稼働
重機の稼働

■泥に覆われた路地への応急措置
泥に覆われた路地への応急措置 

ところにより、重機が稼働して災害ごみの処理を行っているところもありました。

また路地によっては泥によるぬかるみの状態が悪く、畳等を敷くことによって応急措置をしている姿も見受けられました。

■事業系の災害ごみ
大量の災害ごみ

上丸子山王町には小規模な企業オフィスや町工場などもあります。
その前にも、事業系の災害ごみが大量に積まれていました。

■冷蔵庫や洗濯機などの家電
冷蔵庫や洗濯機などの家電

家屋が浸水すると、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電も使えなくなってしまいます。
これらの家電も災害ごみとして処理されることになるでしょう。

■畳やござなど
畳やござなど 

南武沿線道路沿いにも、多くの災害ごみが積まれていました。
上記は泥だらけになった畳や、ござなどです。

■消防団員による泥の除去作業
消防団による泥の除去作業

本日は多くの消防団員の方が上丸子山王町に集まり、ホースでの泥の除去作業等を行っていました。
こういった作業は、各個人で対応するのはなかなか難しいでしょう。

またこのほかにも、川崎市社会福祉協議会による「川崎市災害ボランティアセンター」から派遣されたボランティアも活動していました。

■災害ごみの運搬
災害ごみの運搬

災害ごみの運搬

家屋等からの災害ごみは、トラックに積まれて南武沿線道路を西に向かっていきました。
ただ、すべてを処理しきるまでには、まだもう少し時間がかかるように思われます。

■災害ごみの収集を行っていた等々力緑地
災害ごみの収集を行っていた等々力緑地

■うず高く積まれた災害ごみ
うずたかく積まれた金属ごみ

一方こちらは、本日「なかはら“ゆめ”区民祭」が開催されるはずだった等々力緑地の運動広場です。

この運動広場は、現在災害ごみの収集場所になっています。

■ストーブ
ストーブ

■金属ごみ
金属ごみ

■マットやクッション類
マットやクッション類

■畳類
畳類 

■ソファや家具
ソファや家具

災害ごみの収集場では、ジャンルごとに分別が行われていました。

濁流によって災害ごみになってはしまいましたが、それぞれに住民の方の生活の一部だったものです。

それが大量に積まれているさまを見ると、今回の水害の力の巨大さと被害の深刻さをあらためて感じました。

■収集場から見た武蔵小杉方面
収集場から見た武蔵小杉方面

また来年は、この場所で「なかはら“ゆめ”区民祭」を開催することもできるでしょう。

その前に、今回被害を受けた皆様の生活が平穏さを取り戻せることを、まずは願っております。

■当面休館中の川崎市市民ミュージアム
当面休館となった川崎市市民ミュージアム

また、台風19号の被害は、等々力緑地にも及んでいました。

川崎市市民ミュージアムの地下施設が冠水し、たいへん残念なことに、貴重な資料を所蔵する収蔵庫が大きな被害を受けたということです。

■ポンプで排水中の地下施設
ポンプで排水中の地下施設

ポンプで排水中の地下施設

ポンプで排水中の地下施設

地下施設は、本日現在もポンプでの排水が行われていました。
川崎市市民ミュージアムの復旧の目途は、現在のところまだ立っていません。

市民ミュージアムは市民の日々の生活に直結するものではありませんが、文化資産も勿論市民の財産です。

こちらの被害の全容はまだつかめておらず、心配されるところです。 

■川崎市社会福祉協議会 災害対策専用facebookページ


なお、上丸子山王町などにボランティアを派遣している災害ボランティアセンターについては、川崎市社会福祉協議会が立ち上げたfacebookページ等をご参照ください。

JR武蔵中原駅前の「エポックなかはら」で受付を行っています。

■川崎市総合福祉センター「エポックなかはら」
今回の「NECワーキングマザーサロン」会場のエポックなかはら

■川崎市総合福祉センター エポックなかはらのマップ


【関連リンク】
川崎市社会福祉協議会 災害関連最新情報
川崎市社会福祉協議会(災害対策専用)twitter
川崎市総合福祉センター エポックなかはら

(2019年台風関連)
2019/9/9エントリ 台風15号が武蔵小杉周辺に爪痕、倒木・看板落下・工事防護壁崩落・停電に加え鉄道運休で武蔵小杉駅に行列
2019/9/24エントリ 台風17号の強風により武蔵小杉の今井神社で大規模な枝折れが発生、早朝から撤去作業を実施
2019/10/11エントリ 大型の台風19号が12日(土)首都圏に接近:JR・東急線が昼頃までに運休、東急ストア・ららテラス・グランツリー等武蔵小杉の商業施設が臨時休業を決定
2019/10/13エントリ 台風19号通過により武蔵小杉周辺が冠水、JR武蔵小杉新駅は設備故障で運行再開後も全列車が通過に 
2019/10/14エントリ 台風19号により今井神社など各地で倒木が発生、15号・17号からのダメージ蓄積も注意  
2019/10/15エントリ 台風19号:武蔵小杉駅新南口の本日供用開始に長蛇の列、駅前エプロント・サイゼリヤ・ワンズガーデンはビル浸水で当面休業に
2019/10/16エントリ 台風19号:川崎市社会福祉協議会が「川崎市災害ボランティアセンター」をエポックなかはらに開設、10月17日(木)よりボランティア受付を開始
2019/10/17エントリ 10/19・20「コスギフェスタ2019」10/20「なかはら“ゆめ”区民祭」が台風19号影響により中止決定、「武蔵小杉カレースタンプラリー」は続行に
2019/10/19エントリ 「コスギフェスタ2019」中止に伴う「トリックオアトリートスタンプラリー」お菓子引き換えを実施、武蔵小杉に仮装の子どもたちも集まる

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2019年
09月22日

「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群

【Reporter:はつしも】

日本国内最高峰のパラスポーツ大会「2019ジャパンパラリンピック(ジャパンパラ)水泳競技大会」が、9月21日から23日までの3日間にわたって横浜市都筑区の横浜国際プールにおいて開催されています。

今回は、横浜国際プールから武蔵小杉の高層ビル群を眺めつつ、同大会を観戦してみました。

■北山田駅近くから見上げた横浜国際プール
北山田駅近くから横浜国際プールを見上げて

■高台の上の横浜国際プール
高台の上の横浜国際プール

横浜国際プールは、横浜市営地下鉄グリーンラインの「北山田駅」から徒歩5分程度の場所にあります。
武蔵小杉からは日吉乗り換えで、30分ほどで到着できるでしょう。

ご覧の通り、大きな高台の上にありまして、徒歩では長い階段を上っていくルートがあります。

■高台から北山田駅方面を見下ろす
高台から北山田駅方面を見下ろす

階段を登り切ってから後ろを振り返ると、北山田駅からセンター北方面を一望することができました。

…が、本サイトとしてはこちらの眺望に特筆すべき関心はございません。
川崎市中原区からも比較的近い場所でこれだけの高台に登った…ということは、

「武蔵小杉が見えるのではないか?」

という期待が膨らむわけです。

そのようなわけで、横浜国際プールの裏側まで回ってみました。

■高台から見える武蔵小杉の高層ビル群
武蔵小杉の高層ビル群

武蔵小杉の高層ビル群

裏側に回ると、期待通り武蔵小杉の高層ビル群を見ることができました。

途中にも高台があるためにビルの足元の方は見えませんが、建設中の再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」のタワークレーンの姿も確認することができました。

■横浜国際プールの観客席入口
横浜国際プールの観客席入口

ジャパンパラ水泳競技大会

ジャパンパラ水泳競技大会

さて、この3連休に横浜国際プールで開催されているのが、ジャパンパラ水泳競技大会です。

ジャパンパラ競技大会とは、日本国内最高峰のパラスポーツ競技大会です。
水泳競技など個人競技では参加標準記録が設定され、海外選手も参加する国際公認大会です。

■ジャパンパラ水泳競技大会開催中の横浜国際プール
ジャパンパラ水泳競技大会開催中の横浜国際プール

観客席からの応援

ジャパンパラ水泳競技大会は、国内最高峰というだけあってスポンサー企業などをはじめ、多くの応援の方が来場されていました。

受付で応援グッズやプログラムが配布されますし、実況などもしていますので初めてでも応援しやすいと思います。

■スタート台
スタート台

■レベルの高い戦い
レベルの高い戦い


日本新記録の誕生

ジャパンパラ水泳競技大会は、プール内の戦いもたいへん熱いものでした。

標準記録が設定されていますので、だれでも出場できる大会ではありません。
レベルの高い戦いの結果、いくつかの日本新記録も誕生しました。

■金メダリストの河合純一さん(左)と鈴木大地さん(右)
パラリンピック競泳金メダリストの河合純一さんと鈴木大地さん

来賓席には、バルセロナから北京パラリンピックにかけて、金メダル5個をはじめ多数のメダルを獲得した元競泳選手の河合純一さん、ソウルオリンピック金メダリストの鈴木大地さんが招待されていました。

両氏とも現役を引退していますが、河合純一さんは日本身体障がい者水泳連盟会長など、鈴木大地さんはスポーツ庁長官、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事などで活躍されています。

■横浜国際プールのジャンプ台
横浜国際プールのジャンプ台

横浜国際プールには、この日は使われていませんでしたがジャンプ台も設置されています。
こちらも国際規格に沿った、公認プールとなっています。

■応援の手形
応援の手形

応援の手形 

川崎市ではパラスポーツを応援するため、東京2020に向けてさまざまな取り組みを行っています。
本サイトでもご紹介した通り、武蔵小杉でも「コスギんピック」などの地域イベントでパラスポーツ体験が実施されてきました。

ジャパンパラ水泳競技大会は、横浜市ではありますがどなたでも無料で観戦ができます。

国内最高レベルの競技が、武蔵小杉からも近い場所で楽しめますから、ご関心あれば一度来場してみてはいかがでしょうか。

■2019ジャパンパラ水泳競技大会 プロモーション映像


■コスギんピックでのパラスポーツ体験「シッティングバレー」

パラスポーツ体験「シッティングバレー」 

■同じく、「ボッチャ」
パラスポーツ体験「ボッチャ」 

【関連リンク】
ジャパンパラ水泳競技大会 ウェブサイト
横浜国際プール ウェブサイト
2017/11/27エントリ 「第12回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:パラスポーツ「ボッチャ」体験と、川崎パパ塾「飛行距離ギネス記録紙飛行機」などが賑わう
2018/4/2エントリ 「富士通フェスティバル 春まつり 川崎2018」レポート:川崎工場80周年記念展示で振り返る歴史と、パラスポーツ体験
2018/6/3エントリ 第2回「コスギんピック」で法政大学オレンジ・東住吉コッペパンズが優勝。大玉送りにNECレッドロケッツが参加、パラスポーツ体験も実施
2019/6/2エントリ 武蔵小杉の地域運動会「コスギんピック2019」で法政大学オレンジ・東住吉SCが連覇、こすぎコアパークではパラスポーツや高校生企画に賑わい

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2019年
08月28日

「おやつ研究所」の夏のパフェメニューと、新たな定番商品「うぐいす豆の発酵バタースコーン」

【Reporter:たちばな】

今井西町のタルトとケーキのお店「おやつ研究所」では、夏シーズンにパフェメニューを提供しています。

今回はイートイン限定のパフェ3種と、人気のスコーンに加わった新たな定番商品「うぐいす豆の発酵バタースコーン」をご紹介したいと思います。

■今井西町の「おやつ研究所」
今井西町の「おやつ研究所」

店内

「おやつ研究所」は、サライ通り商店街を武蔵中原方面にまっすぐ進んだ先の住宅街にあります。
正確な所在地につきましては、エントリ末尾のマップをご参照ください。

木の質感を生かした店内は大きな採光部から自然光がよく入り、たいへん明るい雰囲気で、奥のカウンターに手作りのタルトやケーキ、焼き菓子などが並んでいます。

■「長野産すもものコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ」
長野県産すもものコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ

まずこちらが、直近でメインで提供されている「長野県産すもものコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ」です。

クープとはフランス語で「切り取られた」という意味で、転じてフランスパンに入れる切れ込みや、お皿の上に盛られたデザートのことを指します。

瑞々しい長野県産すももの果肉が、バニラアイスクリームの下にぜいたくに入っています。
見た目も鮮やかな、満足度の高い一品です。

■「和歌山産イチヂクのコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ」
和歌山産イチヂクのコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ 

和歌山産イチヂクのコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ 

続いてこちらは、少し前に提供されていた「和歌山産イチヂクのコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ」です。

バニラアイスクリームの下にはイチジクがまるごと入っていまして、食感を楽しみながら涼むことができました。

■「長野産すもものコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープ」
この投稿をInstagramで見る

本日は都合により12時30分open17時30分closedとなります。 どうぞよろしくお願い致します。 本日のおすすめは長野産すもものコンポートゼリーとバニラアイスクリームのクープです。 おやつプレート(数量限定) ○すもものコンポートゼリーとバニラアイスクリーム ○洋酒漬けチェリー入りクラシックショコラ ○お好きなタルトor スコーン ○水出し香りのアイスティー(マリアージュフレール)or 急冷式アイスコーヒー(ウニール) 石臼挽き全粒粉ときび糖の発酵バタースコーン、胡桃黒糖の発酵バタースコーン、うぐいす豆入り発酵バタースコーンは12時30分の焼き上がりです。 干しイチジクとキャラメルのバターケーキ 奥津軽蓬田村産卵のクレームブリュレ エスプレッソブリュレ サブレ各種 ご用意ございます。 タルトラインナップ マンゴー 洋梨 胡桃キャラメル 木苺 ブルーベリー 杏 #おやつ研究所 #焼き菓子#手土産#サブレ#タルト#スコーン#武蔵小杉#東横線カフェ #神奈川カフェ#横浜カフェ#東京カフェ#スイーツ巡り#カフェ巡り#スイーツ部#カフェ部#バターケーキ#クラシックショコラ

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メニューは時期ごとに変わっていきますので、これらのメニューも遠からず切り替わると思われます。
必ずしも来店の際に提供されているとは限りませんので、上記のInstagram(毎日更新)を事前に
チェックされることをお勧めいたします。

■「サクサクショコラとルバーブのクープ」(マリアージュフレールの小さな香りのアイスティー付き)
サクサクショコラとルバーブのクープ 

サクサクショコラとルバーブのクープ 

6月末ごろに提供されていたパフェメニューも、この機会にご紹介しておきましょう。

こちらはイートイン限定「サクサクショコラとルバーブのクープ マリアージュフレールの小さな香りのアイスティー付き」(1,390円)です。

このクープには、「おやつ研究所」で人気の焼き菓子「サクサクショコラ」がふんだんに使われています。
そこにアイスクリたームやバタークッキー、ルバーブのジャムを加えたたいへん贅沢な一品になっていまし。

ご覧のような形状ですので、最初は少々食べ進めるのが難しく感じるかもしれませんが、ほかのお店では味わえない、「おやつ研究所」ならではのクープかと思います。
写真の通り「マリアージュフレールの小さな香りのアイスティー」もついていました。

このクープはもうすでに終了しているようですので、あらかじめご承知ください。

■「サクサクショコラ」
サクサクショコラ

なお、こちらは以前もご紹介した、焼き菓子の「サクサクショコラ」です。
濃厚なチョコレート味の一品で、サクサクの食感がたまりません。

クープで気に入った方は、こちらもお勧めです。

■「うぐいす豆の発酵バタースコーン」
うぐいす豆の発酵バタースコーン

今回、もうひとつご紹介するのは、「うぐいす豆の発酵バタースコーン」です。

「おやつ研究所」では「石臼挽き全粒粉ときび糖の発酵バタースコーン」「胡桃黒糖の発酵バタースコーン」が定番の人気商品としていつも完売しているのですが、そこに新たなラインナップが加わりました。

外側からはあまり見えませんが、スコーンの中にうぐいす豆が入っています。
このうぐいす豆の上品な甘みがポイントで、当初は期間限定を想定されていたものが、アンコールが多かったために定番化されたということです。

■人気商品「石臼挽き全粒粉ときび糖の発酵バタースコーン」
サクサクのスコーン 

「おやつ研究所」のメニュー毎日変わりますので、Instagramをチェックするのがおすすめです。
だいたい、開店前には当日のメニューを紹介されているかと思います。

繰り返しになりますが、本エントリでご紹介したメニューも、毎回必ずあるとはお約束できません。
季節ごとのメニュー終了、入れ替えもありますので、あらかじめご了承ください。

■「おやつ研究所 タルトとケーキのお店」の店舗情報
所在地:中原区今井西町15-23 グランドール2
●営業時間:10:30~17:30(売り切れ早仕舞い)
●定休日:月曜日、火曜日、金曜日(変更の場合あり)
●Instagram: https://www.instagram.com/tarte_gateau/
※焼き上がり情報はInstagramでのチェックが推奨です。
●Web:
http://royatu.exblog.jp/
●Facebookページ:https://www.facebook.com/ROYATUKNNKYUSHO/

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:洋菓子 おやつ研究所 タルトとケーキのお店
2009/2/27エントリ 武蔵小杉・今井西町のうつわ屋さん「小菊堂」
2017/3/16エントリ 今井西町の住宅街に、手作りタルトとケーキの専門店が登場。手のひらサイズがうれしい「おやつ研究所」
2017/4/20エントリ 口の中でとろける、完売必至の人気商品。タルトとケーキのお店「おやつ研究所」の「ベイクドレアチーズケーキ」
2017/9/12エントリ 武蔵小杉周辺でいただく、ふたつの上質パフェ。「おやつ研究所」の「木苺とサクサクショコラのパフェ」と、「Mui」の「いちじくのパフェ」
2018/5/18エントリ サクサク食感が上質、完売必至の人気商品第2弾。タルトとケーキのお店「おやつ研究所」の「石臼挽き全粒粉と発酵バターきび糖のスコーン」
2018/7/13エントリ 「おやつ研究所」に新作「オレンジとローズマリーのスコーン」「すもものコンポートとバニラアイスのクーペ」登場、昨夏好評「木苺とサクサクショコラのパフェ」も再登場
2019/2/13エントリ 「おやつ研究所」の「自家製木苺のコンフィチュール入りクラシックショコラ アイス添え」と「サクサクショコラ」

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2019年
08月26日

かつて川崎市の工業発展を支えた水源。平間配水所近く、二ヶ領用水取水口跡地の「選奨土木遺産」案内サイン

【Reporter:はつしも】

二ヶ領用水は、元をさかのぼると江戸時代に整備された、多摩川流域で最も古いとされる農業用水路です。
その歴史的価値から、2012年9月26日には川崎市で初めて公益社団法人土木学会の「選奨土木遺産」に認定されました。

2015年3月には二ヶ領用水に「選奨土木遺産」認定の案内サイン・銘板が設置されまして、本サイトではそのうち中原区宮内4丁目のこすぎごてんみどり歩道橋付近と、小杉町3丁目の総合自治会館付近の2か所に設置されたものをご紹介してきたところです。

今回は中原区と幸区の境界近く(平間配水所そば)の案内サインを訪れてみました。

ここにはかつて、二ヶ領用水の余剰水を工業用水として取り込んだ取水口の跡地が残されています。

■平間配水所近くの二ヶ領用水
 平間配水所近くの二ヶ領用水

■選奨土木遺産の案内サイン
案内サイン

ここは、川崎市上下水道局の施設「平間配水所」と二ヶ領用水が接近する場所で、アドレスでいえば幸区鹿島田2丁目にあたります。

すぐそばを南武線が通っていまして、写真奥には新川崎の高層ビルの姿が見えました。

■「選奨土木遺産」の案内サイン
案内サイン

選奨土木遺産の案内サイン

取水口跡地の説明

川崎市では、昭和初期に臨海部の埋め立てが進み、多くの工場が立地しました。
そのための工業用水の供給が必要となりまして、二ヶ領用水の余剰水が使われるようになりました。

二ヶ領用水は前述の通りもともとは農業用水ですから、大きな用途転換が行われたことになります。

川崎市で1939年に完成したのが日本初の公営工業用水道で、平間配水所そばのこの場所に設けられた取水口から、二ヶ領用水の余剰水が取り込まれました。

この工業用水は市内の16か所の工場に供給されていたということです。

オイルショックを契機とした産業構造の変化により、その後工業用水需要は減退しましたが、取水口跡地が現在に当時の歴史を伝えています。

このような歴史的背景もあり、二ヶ領用水の取水口跡地には「選奨土木遺産」の案内と共に取水口の歴史を伝えるガイドも設置されています。

■当時の取水口の写真
当時の取水口の写真

当時の取水口の写真 

ガイドには、当時の取水口の写真も掲載されていました。

決して大掛かりな施設ではありませんが、ここから臨海部の工場群のための工業用水を供給するためには、それなりの水量があったのでしょう。

■取水口の跡地らしきもの
取水口の跡地

明確な表示などがあったわけではないのですが、案内板のすぐ下の二ヶ領用水にあったのが、こちらの取水口跡地らしきものです。

現在も水の流れはあるようでした。

■平間配水所の調圧塔
平間配水所の調圧塔

このすぐ近くにある「平間配水所」では、現在も臨海部への工業用水の水量・水圧調整を行うほか、多摩区の長沢浄水場・生田浄水場のバックアップとしての機能も有しています。

かつての「調圧塔」が現在も残されていまして、こちらも歴史を感じさせます。

川崎市の「水」の歴史を探訪して、サイクリングなどで訪れてみても良いかもしれません。

■取水口跡地のマップ


【関連リンク】
(選奨土木遺産関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2015/4/11エントリ 渋川の地元名称は「シブッカ」?川崎市が二ヶ領用水の選奨土木遺産認定記念の案内サインを設置
2016/8/26エントリ 二ヶ領用水の桃の実と、こすぎごてんみどり歩道橋前「選奨土木遺産」認定の案内サイン

(平間配水所関連)
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備
2017/12/1エントリ 川崎市立中学校の学校給食が本日より完全実施、中原区内では上平間の中部学校給食センターから配送を開始
2018/2/11エントリ 平間配水所用地に16,000平米の多目的広場「FUSOグリーンガーデン」が供用開始、川崎市中部学校給食センターに続き用地の有効活用が進む

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2019年
08月24日

「多摩川を下る」(番外編):多摩川大橋の川崎市・大田区境界レリーフと、武蔵小杉の風景

【Reporter:はつしも】

本サイトの不定期連載、多摩川サイクリングロードを川崎駅方面に向かう「多摩川を下る」の連載第3回(2017/4/17エントリ)において、「多摩川大橋」とその近くの「多摩川交流センター」、「川崎総合科学高等学校」などをご紹介しました。

当該エントリでは多摩川大橋は素通りしていたのですが、今回は同橋梁の川崎市と東京都の境界や、そこから見える武蔵小杉の風景などをご紹介してみたいと思います。

■多摩川大橋のマップ


■多摩川大橋
多摩川大橋

多摩川大橋は、国道1号・第二京浜が多摩川を渡る橋梁で、東京都大田区多摩川と川崎市幸区小向仲野町をつないでいます。

上記写真の右側に見える水色の橋は、多摩川大橋と併設されている「多摩川専用橋」で、東京電力とNTTによる送電専用のインフラです。

■武蔵小杉の高層ビル群と、多摩川清掃工場の煙突
武蔵小杉の高層ビル群と、多摩川清掃工場の煙突

この橋梁からは、武蔵小杉の高層ビル群も遠く望むことができます。

左側に見えるのは、大田区の多摩川清掃工場の煙突です。
ここからはより手前ですので、武蔵小杉の高層ビルよりも大きく見えますね。

■川崎市と大田区の境界
川崎市と大田区の境界

川崎市と大田区の境界

川崎市と大田区の境界

そして多摩川大橋の中央部には、川崎市と大田区の境界表示がありました。
大田区側からは「神奈川県川崎市」、川崎市側からは「東京都大田区」の標識が見えます。

■川崎市の木「つばき」
「川崎市の木」つばき

■川崎市の花「つつじ」
川崎市の花「つつじ」

境界部の川崎市側には、川崎市の木「つばき」、川崎市の花「つつじ」のレリーフがありました。

これは川崎市制50周年を記念して、1974年に市民の投票により定められたものです。

■大田区の木「くすのき」
大田区の木「くすのき」

■大田区の花「うめ」
大田区の花「うめ」

そして大田区側にも、大田区の木「くすのき」、大田区の花「うめ」が同様に紹介されていました。

これらは1976年にそれぞれ制定されたものです。
川崎市と同時期に制定されたことになりますが、このころに自治体の「花」「木」などを制定することが流行したのでしょうか。

■川崎総合科学高等学校
川崎総合科学高等学校

多摩川大橋の川崎側のたもとには、前回ご紹介した「川崎総合科学高等学校」があります。

同校は1963年に創立した川崎市立工業高等学校を1993年に改称したもので、その際に学科の再編も行われました。

現在の校舎は1992年竣工、高さ70mの高層ビルで、高等学校の単独校舎としては最も高い建物となっています。
多摩川で視界も開けていますし、ここからの眺めは非常に良さそうですね。

川崎フロンターレを応援し、2017年の紅白歌合戦にも出演したガールズバンド「SHISHAMO」は同校の軽音楽部出身です。


今回のレポートは、以上です。

「多摩川を下る」中でも、堤防のサイクリングロードを少し離れて脇道に行ってみると、また新しい発見がありますね。

【関連リンク】
川崎総合科学高等学校 ウェブサイト
2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ
2017/4/17エントリ 多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校
2017/5/5エントリ 多摩川を下る(4):川崎競馬場の練習馬場・小向トレーニングセンターを駆ける競走馬
2017/10/16エントリ 多摩川を下る(5):川崎競馬場の練習馬場(続)・朝練を終えて多摩沿線道路を渡る競走馬
2017/11/20エントリ 多摩川を下る(6):多摩川河川敷から、神奈川県に番組を発信。「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」の送信設備

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