高津区「Yu Vision」と川崎フロンターレがクラファンで連携、川崎市立図書館13館へ拡大読書器「ON HAND」寄贈目指す
読書のバリアフリーを推進し、誰もが自由に本や学びと出会える街づくりを目指すこの取り組みを、今回はご紹介したいと思います。
■ 高津区「Yu Vision」と川崎フロンターレがクラファンで連携、川崎市立図書館13館へ拡大読書器「ON HAND」を寄贈目指す
■「Yu Vision」が本社を置くかながわサイエンスパーク
株式会社Yu Visionは、高津区のかながわサイエンスパークに本社を置くベンチャー企業です。
今回クラウドファンディングの対象となっている株式会社QDレーザのレーザー網膜投影機器「RETISSA シリーズ」をはじめ、様々な企業の次世代テクノロジーを社会につなぐ、開発支援・販売支援などを行っています。
■Yu Vision代表取締役の内田さん
Yu Vision代表取締役の内田重仁さんは、フロサポ歴20年以上で、川崎市で起業されました。
地元川崎市でのクラウドファンディング実施にあたり、メッセージをいただいています。
「私はフロサポ歴20年以上で、川崎フロンターレには多くの感動をいただいてきました。その大好きな川崎の地で起業し、今回、川崎市立図書館13館へ網膜投影視覚支援機器「RETISSA ON HAND」を届けるクラウドファンディングに挑戦しています。
見えづらさを抱える方々にも、図書館で本や情報に触れる機会、そしてスポーツ観戦、芸術鑑賞を楽しむ機会をもっと広げたい。その第一歩を、川崎から全国へ広げていきたいと考えています。
この取り組みは、皆さまのご支援・ご協力なくして実現できません。川崎からD&Iの大きな流れをつくるため、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。」
■手持ち型拡大読書器 「ON HAND」
■レンズの部分
今回寄贈を目指している「ON HAND」は、QDレーザ株式会社とYu Visionの共同開発のもと、Yu Visionが普及を推進する視覚支援デバイスです。
最大の特長は、一般的なルーペのようにレンズで拡大するのではなく、カメラで読み取った映像を微弱なレーザー光に変換して直接「網膜」に投影する技術にあります。
これにより、目のピント調整や視力の状態に左右されることなく、本や新聞、書類などの細かな文字や風景やアートなどの映像を鮮明に認識することが可能となります。
※見え方には個人差があります。
■「見えにくいを、見える」に変える
本体は片手で手軽に扱えるコンパクトなハンディタイプとなっており、図書館をはじめとする公共施設での利用にも適した使いやすい設計となっています。
※「ON HAND」は医療機器ではありません。また特定の疾患の治療や補助、視力矯正を意図するものではありません。
■手軽なハンディタイプ
■「ON HAND」の操作ボタン
「ON HAND」は、最大7倍のズームが可能です。
またネガポジ反転やコントラストの調整、映像の静止機能を有し、「見えやすさ」のカスタマイズもできるようになっています。
さらに消費生活用品安全法や日本産業規格などに沿った試験を経て、安全性も検証されています。
こうした特長などが評価され、「ON HAND」は川崎市の「かわさき基準(KIS)」による福祉製品に認証されました。
■「ON HAND」導入実績のある図書館
●北海道
・苫小牧市立中央図書館
●埼玉県
・北本市立こども図書館
・鶴ヶ島市立図書館
●千葉県
・富津市立図書館
●東京都
・杉並区立新高円寺図書館
・新宿区立戸山図晝館
・世田谷区立梅丘図書館
●静岡県
•御殿場市立囪書館
●愛知県
・おおぶ文化交流の杜図書館
●兵庫県
・高砂市立図書館
・加古川市立加古川図書館
「ON HAND」はすでに上記の通り、各地の公立図書館に導入されています。
また美術館やバレエ作品の劇場など、幅広い視覚体験をサポートしています。
■寄贈を目指す川崎市立中原図書館

■図書館での利用イメージ
今回のクラウドファンディングでは、中原図書館を含む川崎市立図書館全13館への寄贈を目標としています。
単に図書館に機器を配置するだけでなく、将来的には小中学校の弱視学級といった教育の場への普及も見据えられており、見えにくさがあっても学ぶことをあきらめなくてよい環境を地域全体で整備していく試みです。
行政だけでなく、民間企業やスポーツクラブ、市民が一体となって支える新しい地域社会貢献の形といえそうです。
■川崎フロンターレのホームゲームでの活用

Yu Visionは、2025年より川崎フロンターレのクラブパートナーであり、今回の共同プロジェクトもその深いつながりから誕生しました。
川崎フロンターレでは、これまでにもスタジアムでの試合観戦時に「ON HAND」を活用した体験企画を実施しており、視覚に不安を持つサポーターからも喜ばれてきたそうです。
今回のクラウドファンディングの返礼品(リターン)には、両社のコラボレーションによって制作されたオリジナルアクリルブックマーカーや、川崎フロンターレ30周年ロゴがあしらわれた特別なTシャツなど、ファンやサポーターにとっても魅力的なアイテムが用意されています。
■クラウドファンディングの返礼品例
また、このプロジェクトには川崎フロンターレの脇坂泰斗選手や小林悠選手からも後押しとなる応援メッセージがクラウドファンディングサイトにて寄せられています。
■脇坂泰斗選手
<脇坂泰斗選手メッセージ>
今回、僕も応援しているのが、Yu Visionさんと川崎フロンターレが進める、読書バリアフリーのためのクラウドファンディングです。
本を読みたい。文字を知りたい。学びたい。情報にふれたい。それは、誰にとっても当たり前に大切なことだと思います。
でも、見えにくさがあることで、その当たり前が難しくなってしまう方がたくさんいます。
Yu Visionさんとフロンターレは、この1年半ほど、ON HANDを使って実際に試合観戦を体験していただく機会をつくってきました。
その中で、これまで見えにくさがあった方が、試合を楽しみ、喜んでくださる姿を、僕たちも実際に見てきました。
だからこそ今回のプロジェクトも、ただ機器を届けるだけではなく、読書を楽しむことや、学校などで学ぶこと、地域の中でいろいろな情報にふれられる機会を広げていく、大切な取り組みだと思っています。
フロンターレはこれまでも、地域の皆さんと一緒に、スポーツの力でいろいろな活動を続けてきました。今回は、福祉や文化、そして学びという分野でも、クラブとして力になれることを本当にうれしく思います。
皆さん一人ひとりの応援が、必要としている方の「読める喜び」や「学べる喜び」「知る喜び」につながっていきます。
ぜひこの活動に、温かいご支援をよろしくお願いします。
■小林悠選手
<小林悠選手メッセージ>
「僕はON HANDを応援しています。
昨年のファン感謝デーで、Yu Visionさんのブースに参加させていただき、ON HANDを実際に使ったゲームも体験しました。
その中で、この機器の良さや可能性を、自分なりにしっかり感じることができました。見えにくさがあっても、本を読みたい、文字を知りたい、学びたい、もっといろいろなことを楽しみたい。そう思う気持ちは、誰にとっても自然なものだと思います。
このクラウドファンディングプロジェクトは、そんな大切な機会を広げていく、すごく意味のある取り組みだと感じています。
学校や地域の場でも、必要としている方に新しい可能性を届けて、川崎のまちをもっとやさしく、もっとあたたかいものにしていけたらいいなと思います。
Yu Visionの「Yu」と、僕の「悠」にもご縁を感じていますし、内田社長ともこの取り組みを応援していこうと話してきました。
川崎のために。必要な方のために。
皆さんにも、ぜひこの活動を応援していただけたらうれしいです。
誰もが自分らしく学び、読書を楽しめる持続可能な街づくりに向けた取り組みに対し、地域に根ざしたクラブと選手たちからの呼びかけは、プロジェクト推進の力になるでしょう。
クラウドファンディングの募集期間やリターンの詳細については、専用のWebサイト(CAMPFIRE)をご参照ください。
なお、今回の「ON HAND」については、武蔵小杉ライフ公式YouTubeチャンネル/Instagram/TikTokでも動画公開しておりますので、あわせてご視聴ください。
■クラウドファンディングの概要
| 企画名 | Yu Vision×川崎フロンターレ 視覚支援機器を川崎市の図書館に寄贈したい |
| 特設ページ | https://camp-fire.jp/projects/921398/view |
| 目標金額 | 10,000,000円 |
| 期間 | 2026年6月15日(月)12:00~2026年7月31日(金)23:59 |
| 寄贈実施 | 9月以降※9月中に寄贈完了予定 |
| 寄贈式典 | 9月以降(川崎市との打ち合わせにより決定) |
| リターン品 | ※目標金額未達でも寄贈を実施、リターンが届くAll-in方式です。 ●お礼メール(500円/3,000円/5,000円/10,000円/30,000円/50,000円/100,000円) ●オリジナルBook Marker(3,000円) ●ウカンムクリップYu Visionロゴ入り(3,000円) ●オリジナルTシャツ(10,000円) ●直筆サイン1名入りオリジナルTシャツ(30,000円) ●直筆サイン1名入りオリジナルTシャツ+ペアチケット+寄贈式典参加権利(選手から寄贈予定)(50,000円) ●直筆サイン11名入りオリジナルTシャツ+寄贈式典参加権利(選手から寄贈予定)(100,000円) ●企業向けのTシャツロゴ掲載枠(200,000円/300,000円/500,000円/1,000,000円) |
■武蔵小杉ライフ公式Instagram
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【関連リンク】
・株式会社Yu Vision ウェブサイト
・「ON HAND」クラウドファンディングサイト
・川崎フロンターレ Yu Vision×川崎フロンターレ「視覚支援機器を川崎市の図書館に寄贈したい」クラウドファンディング実施のお知らせ








































































































