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2023年
05月29日

川崎フロンターレがNHK総合「100カメ」5/30放送に登場、等々力にカメラ100台設置しホームゲームの表裏を観察

2023年5月30日(火)23:00~23:29放送のNHK総合「100カメ」に、川崎フロンターレの等々力陸上競技場ホームゲームが登場しますので、お知らせいたします。

■NHK総合「100カメ」川崎フロンターレ
100カメ 川崎フロンターレ 
©NHK

「100カメ」は、ひとつの“場”に100台の小型カメラを設置し、そこで生きる人々を観察するドキュメンタリー番組です。

司会はオードリー若林正恭さん、春日俊彰さんがつとめますが、通常のテレビ取材のような「撮影スタッフによるインタビュー」や「番組ナレーション」は一切なく、撮影される人のカメラを意識しない自然な姿や、さりげないけれど決定的な一瞬などを捉えるのが醍醐味です。

これまで「救急病院」「少年ジャンプ編集部」「Twitter社」「オールナイトニッポン」など、様々な現場や企業を取り上げてきました。

今回は3月4日に等々力陸上競技場で開催された「川崎フロンターレvs湘南ベルマーレ戦」の模様が収録され、放送されることとなりました。

■3月4日当日に掲示されていた「100カメ」撮影の案内
撮影の案内


【番組概要】
舞台は川崎フロンターレのホーム・等々力陸上競技場。戦っているのは選手・監督だけじゃない。クラブスタッフ、サポーター、全員が団結しないと試合は開催できない!開始6時間前から横断幕などの仕込みを始めるサポーター、日本代表・森保監督の視察対応に奔走する運営スタッフ、スポンサーをもてなす社長…みんなでスタジアムの雰囲気を作り上げていく様子に、オードリーも「見に行きたくなった!」と絶賛!


■選手入場の様子(100カメより)
選手入場の様子
©NHK

今回、NHKから川崎フロンターレに取材の打診があったのは、2022年9月。
事前にスタジアムを何度も視察してカメラの場所を設定し、放送までは約9ヶ月もの時間を要したといいます。

■試合運営の裏側もバッチリ収録(100カメより)
試合運営の裏側も収録
©NHK

さまざまな検討の結果100か所のカメラ位置が決定され、ご覧の通り試合運営の裏側もバッチリ収録されることとなりました。

当初はクラブの裏側を見せることに対して様々な意見もあったということですが、川崎フロンターレの事業やサッカークラブの仕事について、多くの方に理解してもらえる良い機会と判断して実施に至りました。

「100カメ」でも、プロスポーツクラブの裏側を見せるのは今回が初ということです。
クラブスタッフの間でオードリーさんのファンや番組の視聴者が多くいた事ことも実現に繋がったそうです。

普段は映像カメラが入らないロッカールームでの円陣や試合中のアップルームの映像も、チームの許可を得て部分的に撮影されました。

主要なスタッフは小型マイクも装着し、音声も拾っています。
中には恥ずかしがったり、カメラに映ることを躊躇するスタッフもいたそうですが、NHKの担当ディレクターが何度もクラブ事務所や試合会場に足を運び、理解を得ていったといいます。

担当ディレクターはシーズン開幕前の沖縄キャンプも取材し、応援席でサポーターと共に川崎フロンターレを応援するなどしており、そんな熱意も伝わったのではないでしょうか。

また川崎フロンターレは地域密着を理念に、選手らもさまざまな活動を積極的に取り組み、いろんな露出もしていますので、そういう点ではクラブスタッフも多少「免疫」があったかもしれせん。

■応援するサポーターの姿も収録(100カメより)
応援するサポーターの姿も収録
©NHK

カメラ100台の総録画時間は1,600時間に及びましたので、3月4日の収録から、映像確認に2か月以上がかかりました。
試合前日の川崎フロンターレ事務所での準備や会議から収録していたそうですが、29分間の放送時間には収まらず惜しくもカットになったということです。

■ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」が開催された3/4当日の等々力陸上競技場周辺
等々力陸上競技場  

どうぶつかけっこ

牛の乳しぼり体験  

動物ソング

3月4日当日は、ホームゲームイベント「フロンターレ牧場」も開催されていました。
当日のレポートは弊紙もお伝えしておりますので、関連リンクより当日の記事をご参照ください。

放送は5月30日(火)23:00~23:29、NHK総合です。
配信サービス「NHKプラス」でも配信されますので、下記の番組概要よりご参照ください。

※本サイトに掲載の番組写真はNHKより提供を受けております。

100カメ
©NHK

■番組名 「100カメ 川崎フロンターレ」
■放送局 NHK総合(全国放送)
■放送日 5月30日(火)23:00~23:29
◇配信サービス「NHKプラス」でも配信
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023053030253 
※配信期限:5月30日(火)午後11:00~6月6日(火)午後11:28 まで
■番組サイト:
https://www.nhk.jp/p/100cam/ts/QP8MPNM1GL/episode/te/9Q3K2VV837/
※予告編動画も掲載されています。

【関連リンク】
2023/3/4エントリ J1第3節・川崎vs湘南はドロー、動物たちとのふれあい「フロンターレ牧場」が賑わい平塚新スタジアムの署名活動も
2023/5/26エントリ 川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中
2023/5/28エントリ 川崎フロンターレがベテラン活躍で柏戦快勝、イベント「川崎OutBreakers」にOB選手集結しセカンドキャリア活かした企画に賑わい

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2023年
05月28日

川崎フロンターレがベテラン活躍で柏戦快勝、イベント「川崎OutBreakers」にOB選手集結しセカンドキャリア活かした企画に賑わい

本日、明治安田生命J1リーグ第15節「川崎フロンターレvs柏レイソル戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

リーグ戦2連敗・ルヴァンカップを含む公式戦3連敗中の川崎フロンターレでしたが、この日は10番・大島僚太選手が久々のスタメン出場。
中盤の同選手も経由した連携が見事に機能し、終始ゴールを支配してたびたび決定機を迎えます。

柏スローインからのスキを突いてボールを奪った小林悠選手が先取点を獲得。さらに登里享平選手が矢のようなシュートを突き刺して追加点を奪いました。

登里選手は今季6シーズンぶりのゴールを決めていましたが、2012シーズン以来、11シーズンぶりのシーズン2得点となりました。
ゴール後の歓喜で小林悠選手が飛びついた際に肩を脱臼し、一時退場するハプニングはあったものの、幸い無事だったようで得点したベテラン二人がフル出場

このまま2-1で試合は終了し、川崎フロンターレは公式戦の連敗をストップし貴重な「勝点3」を積み上げることとなりました。

■JリーグTwitter 川崎Fvs柏 ゴール動画 登里享平


2023/5/26付記事でお伝えした通り、本日はホームゲームイベントとして、川崎フロンターレOBが集結する「川崎OutBreakers(アウトブレイカーズ)」が開催されました。

■「川崎OutBreakers」が開催された等々力陸上競技場周辺
川崎OutBreakers

川崎OutBreakersが開催された等々力陸上競技場周辺

川崎OutBreakersが開催された等々力陸上競技場周辺

プロスポーツ選手は、移籍や現役引退により、誰でも必ず所属していたクラブを去る日が来ます。
ほとんどの場合は現役引退後の人生の方がずっと長く、サッカー関係に限らずさまざまなフィールドで活躍されている方がいます。

「川崎OutBreakers」は、単にOB選手が集まるだけでなく、各OB選手の「今」にフォーカスしたイベントになっていました。

■小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム
小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

小宮山尊信「レアル間取りどう?in鹿嶋田」HIGH&LOWゲーム

川崎フロンターレに2010~2016に在席した小宮山尊信さん(写真右)は、2017シーズン限りで引退後に株式会社ALLSWELL(オールズウェル)を設立し、不動産業に転身しました。

本イベントでは、マンションや駐車場などの賃貸価格を、小宮山さんのヒントをもとに高いか安いか当てる2択クイズゲーム「レアル間取りどう?in鹿嶋田」が開催されました。

間取りや築年数、立地、日照などさまざまなヒントが出され、皆さん悩みながら選択していましたね。

また本日は2006~2017に在籍した井川祐輔さん(写真左)が緊急参戦し、相変わらずのトーク力を発揮しました。
井川さんも株式会社ピーアイコーポレーションで不動産業に従事しています。

■田中裕介さん「SHIBUYA CITY FC物販ブース」
田中裕介さん「SHIBUYA CITY FC物販ブース」

川崎フロンターレに2011~2014に在籍した田中裕介さんは、現役最終年の2022シーズンに東京都1部リーグのSHIBUYA CITY FCでプレーしました。
引退後に同クラブの運営会社である株式会社PLAYNEWの執行役員に就任し、クラブ運営にあたっています。

本イベントでは、SHIBUYA CITY FCの物販ブースが登場し、川崎フロンターレマスコットのふろん太もPRに協力していました。

■神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん
神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

神輿で登場したお祭り男・鄭大世さん

じゃんけん大会に参加した鄭大世さん 

鄭大世(チョン・テセ)さんは、2006~2010に在籍していたストライカーです。
強靭なフィジカルでディフェンダーを吹き飛ばすさまは「人間ブルトーザー」とも呼ばれ、また明るい性格でお祭り男としても定評がありました。

本日は神輿に担がれてチャント(応援歌)とともに登場し、グッズプレゼントのじゃんけん大会にも参加しました。

■人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)
人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)

人間ブルトーザー・テセ 体験ゲーム(バブルサッカー)

本イベントでは、「人間ブルトーザー」と呼ばれた鄭大世さんのプレイを体験できる「バブルサッカー」が企画されました。

これは大きな風船(バブル)の中に入ることで、ぶつかっても衝撃が緩和されます。
フィジカルコンタクトが怖い、難しいという方でも安心してプレイできるのが特徴です。

■「テセ母 コリアンフード屋台」
テセ母 コリアンフード屋台

テセ母 コリアンフード屋台

また鄭大世さんのお母さんは、過去のホームゲームイベントで「テセキムチ」が大人気になっていました。

本イベントでは「テセのことをサポーターの皆さんが盛大に送り出してくれるのなら」と、南武朝鮮初級学校オモニ会・OBオモニ、川崎青商会、神奈川中高オモニ会の皆さんがテセのお母さんと協力し、「コリアンフード屋台村」を復活させました。

テセのお母さんは、このためだけに名古屋から状況されたということです。

■ロールチヂミ
テセ母 コリアンフード屋台

■すじ煮込み
テセ母 コリアンフード屋台

■焼肉ライスバーガー
テセ母 コリアンフード屋台

提供されていたのは、写真のロールチヂミ、すじ煮込み、焼肉ライスバーガーのほか、ヤンニョムチキンやカルビうどんなど。

ここでしか食べられないスタジアムグルメはやはり大人気で、皆さんおいしそうに食べていました。

■武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」
武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」

武岡優斗さん「ユウトより速くTOPPOを再生させよ!」

武岡優斗さんは、2014~2018に在籍し、今回OBの中では中村憲剛さんとともにタイトルを獲得した2017・2018シーズンを川崎フロンターレで過ごしました。
現役終盤は怪我に悩まされたこともあって2020シーズンで現役を引退し、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社に就職されています。

本イベントではセルソース株式会社のパネル展示ももちろんありましたが、さらに武岡優斗さんも加わって楽しめるイベントとして、「TOPPO」をセルソースロゴマークの周囲に時間内に並べるゲームも開催されました。

武岡優斗さんが邪魔してTOPPO箱を倒していくのに負けず、いち早く「再生」させながら17箱を並べ切るという企画です。

■OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■中西哲生さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■田中裕介さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

■田中パウロ淳一さん
OBトークショー 中西哲生さん・田中裕介さん・田中パウロ淳一さん

そしてもちろん、OB選手が来場ということで、定番でトークショーも開催されました。
こちらはクラブ特命大使の中西哲生さん(1997~2000在籍)、前掲の田中裕介さん、そして田中パウロ淳一さんです。

田中パウロ淳一さんは、今回参加OBのうち唯一の現役選手です。
今期は関東リーグ1部の栃木シティでプレイしており、なんと6月7日には天皇杯2回戦で川崎フロンターレと対戦します。

トークショーは中西哲生さんの司会の元、在籍当時の話など、鉄板ネタも交えて盛り上がっていましたね。

このほかトークショーには中村憲剛さんらも登場しました。

■鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き
鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き

鄭大世さん・田中裕介さん寄せ書き

参加OBのうち、鄭大世さん・田中裕介さんは昨年現役引退しました。
本イベントでは、両選手への寄せ書きも行われていました。

基本的に、川崎フロンターレから移籍の際に各選手に同様の寄せ書きを贈っているものですが、今回は現役引退と、「川崎OutBreakers」開催を機会に両選手にプレゼントすることになりました。

クラブを去って年数が経過しても温かく迎え、また新たに送り出すのが、川崎フロンターレで受け継がれる文化といえるでしょう。

また、本日の「川崎OutBreakers」開催にあたっても、単にOB選手が集まるというだけでなく、スポーツ選手のセカンドキャリアに焦点をあて、イベント企画にも盛り込んでいく点は、なかなか面白く感じました。

一昨日ご紹介した通り、川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネルでは、「川崎OutBreakers」参加OB選手らの「いま」を伝えるドキュメンタリー動画が順次公開されています。

本日時点で武岡優斗さん、田中裕介さん、さらに田中パウロ淳一さんが公開されており、今後6月頭にかけて小宮山尊信さん、鄭大世さんの動画も公開されていきます。

サッカーそのものに関心がなくてもセカンドキャリアを追ったドキュメンタリーとして視聴できるかと思いますので、川崎フロンターレの公式Youtubeチャンネルをご参照ください。

■「川崎OutBreakers」ドキュメンタリーティザー動画


■ドキュメンタリー第1弾・武岡優斗さん(5/22公開)


■ドキュメンタリー第2弾・田中裕介さん(5/26公開)


■ドキュメンタリー第3弾・田中パウロ淳一さん(5/27公開)


【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第15節
川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル
2020/12/22エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2023/5/26エントリ 川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中

(2023シーズン関連)
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2023年
05月26日

川崎フロンターレOB集結イベント「川崎OutBreakers」を5/28柏戦で開催、卒業後の「今に密着」ドキュメンタリー動画を順次公開中

スポーツ選手は、誰でも必ず移籍や引退で所属していたクラブを離れる時がきます。
川崎フロンターレの「バンディエラ」(生え抜きの中心選手)、中村憲剛選手も17シーズンの活躍ののち、2020年に引退しました。

人生80年といわれる中、ほとんどの場合は選手としての人生よりも引退後の人生の方が長く、川崎フロンターレのOBたちもさまざまな立場で活動をしています。

川崎フロンターレでは2023年5月28日(日)のホームゲーム「柏レイソル戦」当日に、そんなOB(OutBreakers)を集めたイベント「川崎OutBreakers(アウトブレイカーズ)」を開催することとなりました。

■川崎フロンターレのホームゲームイベント「川崎OutBreakers」
川崎アウトブレイカーズ
©KAWASAKI FRONTALE

ホームゲームイベント「川崎OutBreakers」では、川崎フロンターレ卒業後の「今」に特徴のある方々が集まります。

以下、川崎フロンターレによる紹介です。

●鄭大世さん(2006~2010年在籍)
強靱なフィジカルと爆発的なシュート力を持ったストライカー。ルーキーイヤーのJ1リーグ初得点、2010年のFIFAワールドカップ南アフリカでの国歌斉唱など、涙もろい一面もある。水原三星ブルーウィングス(大韓民国)在籍時にはチョン ソンリョンのチームメイトで、その後のフロンターレ入りを後押しした。2022シーズン限りで引退し、現在はタレント、サッカー解説者。自称「三笘ニア(ミトマニア)」。OutBreakers参戦のため、現在拠点を置く韓国から来日予定。

鄭大世
©KAWASAKI FRONTALE

●田中裕介さん(2011~2014年在籍)
90分間途切れることのない走力に加え、気の利いたプレーでゲームメイクにも加わるサイドバック。2012年の風間八宏監督就任直後の試合では、ボランチで起用されたこともある。2022シーズンは東京都1部リーグに所属するSHIBUYA CITY FCでプレー。シーズン終了後に現役引退を発表し、同クラブの運営会社である株式会社PLAYNEWの執行役員に就任した。

田中祐介
©KAWASAKI FRONTALE

●武岡優斗さん(2014~2018年在籍)
元々は攻撃的なポジションを務めるサイドアタッカーだったが、フロンターレ加入後は主に右サイドバックとしてプレー。紅白戦で主力組の左ウイングに入るレナトとのマッチアップで対人守備が鍛えられたのは、自他ともに認めるところだ。同い年の家長昭博とは小学生時代からの付き合い。2020シーズン限りで現役を引退し、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社に就職した。

武岡優斗
©KAWASAKI FRONTALE

●小宮山尊信さん(2010~2016年在籍)
足下のテクニックと球際の激しさが武器。左サイドバックが主戦場だが、「利き足:両足」という特長を生かして右サイドバック、ウイングバック、3バックのストッパーなどでもプレーした。2011年に制作された川崎浴場組合連合会の利用促進ポスターには、文字通り一肌脱いで登場。2017シーズン限りで現役を引退すると、株式会社ALLSWELL(オールズウェル)を設立し、不動産業に転身した。

小宮山尊信
©KAWASAKI FRONTALE

●田中パウロ淳一選手(2012~2013年在籍)
独特のリズムを刻むドリブル突破を武器とする左利きのアタッカー。ルーキーイヤーのプロデビュー戦は、左サイドバックでの出場だった。ニックネームの「パウロ」は、同じ田中姓である田中マルクス闘莉王さんのお父さんにちなんで、高校の体験入部の際に付けられたといい、2015シーズンからはJリーグへの登録名も「田中パウロ淳一」に変更した。TikTok、YouTube等、SNSを駆使してクラブおよび自身の情報発信を積極的に行い、サッカーに興味のない層からの認知度も高い。今季は関東リーグ1部の栃木シティでプレーする。本イベント参加OB選手唯一の現役プレイヤー。

田中パウロ淳一
©KAWASAKI FRONTALE

●中西哲生さん(1997~2000年在籍)
1997年のプロ化と同時に加入し、フロンターレではボランチやセンターバックとしてプレー。1999シーズン途中からキャプテンに就任し、J1初昇格に大きく貢献した。クラブ公式サイトでは現役選手ながら、試合の振り返りコラムも執筆していた。2000シーズン限りで現役を引退し、スポーツジャーナリストやアスリートのパーソナルコーチとして活動するほか、川崎フロンターレクラブ特命大使、筑波大学蹴球部テクニカルアドバイザー 同志社大学サッカー部テクニカルアドバイザー、出雲観光大使、いしのまき観光大使を務めている。

中西哲生
©KAWASAKI FRONTALE

●中村憲剛FRO(2003~2020年在籍)
止める、蹴るといった正確な基本技術と、相手の急所を突く戦術眼を武器にチャンスを演出する司令塔。2010年にはフロンターレ生え抜き選手として初めてFIFAワールドカップ日本代表に選出された。勝利時の試合直後に更新されるTwitterはフロンターレの名物に。2020シーズン限りで現役を引退し、現在は自身が主催するKENGO Academyの運営のほか、川崎フロンターレFRO(Frontale Relations Organizer)、日本サッカー協会(JFA)ロールモデルコーチ、JFA Growth Strategist、Jリーグ特任理事、Jリーグフットボール委員会委員、中央大学学友会サッカー部テクニカルアドバイザーを務めながら、サッカー解説者としても活動。今年はS級コーチ養成講習会にも参加するなど、多忙な日々を送っている。

中村憲剛
©KAWASAKI FRONTALE



そして今回は、5月28日(日)のイベントだけでなく、イベント前から終了後、6月初旬にかけて各OBの「今」を伝えるドキュメンタリー動画が順次公開されます。

このドキュメンタリーのティザー動画を川崎フロンターレより提供いただきましたので、下記に公開させていただきました。

■「川崎OutBreakers」ドキュメンタリーティザー動画


そしてドキュメンタリー第1弾として武岡優斗さんの動画が5月22日に公開され、これに続いて第2弾として田中裕介さんの動画が本日公開されました。

■ドキュメンタリー第1弾・武岡優斗さん(5/22公開)
武岡優斗さん
©KAWASAKI FRONTALE



■ドキュメンタリー第2弾・田中裕介さん(5/26公開)


ここから6月頭まで、順次ほかの「川崎OutBreakers」の皆さんのドキュメンタリーも公開されていきますので、川崎フロンターレの公式Youtubeチャンネルをご参照ください。

サッカーにそれほど関心が無くても、スポーツ選手が選ぶ第二の人生を追う映像はドキュメンタリーとして視聴いただけるのではないかと思います。

また、5月28日(日)柏レイソル戦当日のホームゲームイベント「川崎OutBreakers」では、各OBの特徴を生かしたさまざまな企画が展開されますので、関連リンクの川崎フロンターレ公式ウェブサイトより開催情報をご参照ください。

■中村憲剛さんの引退セレモニー
中村憲剛選手が登場

■中村憲剛さん引退セレモニーに登場した鄭大世選手
チョン・テセ選手

【関連リンク】
川崎フロンターレウェブサイト 5/28 柏「川崎OutBreakers」開催のお知らせ
川崎フロンターレ公式Youtubeチャンネル
2020/12/22エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート

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2023年
05月15日

グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレ応援フォトスポットが2023シーズン版に更新、「新加入」と「王座奪還」テーマに

グランツリー武蔵小杉では、2021シーズンより「川崎フロンターレ応援フォトスポット」が常設されています。

フォトスポットはシーズンごとに2回ほど更新されており、このたび2023シーズン版に更新されましたので、お伝えいたします。

■グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレ応援フォトスポット(2階)
グランツリー武蔵小杉の川崎フロンターレ応援フォトスポット

川崎フロンターレ応援フォトスポット

グランツリー武蔵小杉のフォトスポットは、2階・3階に設置されています。
今回は2階が「NEW MEMBER」、2階が「CHALLENGER」というコンセプトで選手がセレクトされています。

2階の「NEW MEMBER」はその通り2023シーズンの新加入選手ですね。

■上福元直人選手・宮代大聖選手
上福元直人選手・宮代大聖選手

こちらは上福元直人選手・宮代大聖選手です。

上福元直人選手は京都サンガFCから加入したゴールキーパーです。
今季リーグ戦は開幕からチョン・ソンリョン選手が起用されていたものの、カップ戦の出場からチャンスを掴んで直近ではスタメンで起用されています。

また宮代大聖選手はユース出身で「川崎の大砲」と呼ばれるフォワードです。
レンタル移籍により他クラブで経験を積み、今季から満を持してレンタルバック。フォワードのレアンドロ ダミアン選手、小林悠選手が開幕時点で負傷していたこともあり、今季はスタメンで起用が続いています。

はからずも「今季加入からスタメンを掴んだ2人」という組み合わせになりました。

■山田新選手・大南拓磨選手
山田新選手、大南拓磨選手

続いてこちらは、山田新選手、大南拓磨選手です。

山田新選手は、川崎フロンターレユースから桐蔭横浜大学を経てトップチームに加入しました。
大学選手権ではMVPに選ばれるなど結果を残してきたフォワードで、現在も宮代大聖選手に次ぐフォワードのセカンドチョイスの座を占めつつあります。

大南拓磨選手は、柏レイソルから加入したデイフェンダーです。
日本代表選出経験もあり、カタールに移籍した谷口彰悟選手の後継として開幕からフル稼働を続けていました。

直近ではユースから新加入の高井幸大選手の台頭もあり、定位置のセンターバックだけでなくサイドバックとしても活躍し知恵ます。

■3階の川崎フロンターレ応援フォトスポット
3階の川崎フロンターレ応援フォトスポット

続いて、3階のフォトスポットは「CHALLENGER」です。

王座を奪還に挑むという意味では全選手が対象ではありますが、今季のクラブのテーマである「最強のチャレンジャー」としての選手たちが起用されています。

■橘田健人選手・佐々木旭選手
橘田健人選手・佐々木旭選手

「王座奪還へ」のメッセージと共に登場したのは、橘田健人(たちばなだけんと)選手と佐々木旭選手でした。

橘田健人選手は、今季3年目で初のキャプテンを任されました。
中盤を強い強度で支えるミッドフィールダーです。

今季は瀬古樹(せこたつき)選手の成長や大島僚太選手の復帰もあり、直近ではスタメンを外れる試合もありますが優勝のためには一層の活躍が期待されます。

佐々木旭選手は、今季2年目を迎えるサイドバックです。

長年クラブを支えてきた登里享平選手とのポジション争いは熾烈ですが、ルーキーイヤーはリーグ戦21試合に出場。
確かな技術と積極的なプレイが光ります。

■大島僚太選手・チャナティップ選手
大島僚太選手・チャナティップ選手

最後に「CHALLENGER」として登場したのは大島僚太選手とチャナティップ選手です。

大島僚太選手は、Jリーグを代表するほどの「最高の技術」を持つ中盤の司令塔です。
この2年ほど肉離れなどの筋肉系の負傷により十分な稼働ができず、今季も同様の負傷がありましたが、ついに復帰してきました。

現在は途中出場から違いを生みだし、まるで空からフィールドを見ているような広い視野で効果的なパスを供給しています。

チャナティップ選手は、タイでは知らない人がいないほどの英雄です。
川崎フロンターレでは中盤の前寄り、インサイドハーフかトップ下で起用されています。

昨シーズン北海道コンサドーレ札幌から加入してから、負傷もありまだ思うような活躍ができていませんが、出場時の俊敏なドリブルはスタジアムを沸かせます。


以上、今回の「川崎フロンターレ応援フォトスポット」にも8名が登場し、いずれも優勝のためには欠かせない選手です。

なお、今回から選手名の下に誕生日も記載されるようになりました。

●上福元直人選手:1989年11月17日
●大島僚太選手:1993年1月23日
●チャナティップ選手:1993年10月5日
●大南拓磨選手:1997年12月13日
●橘田健人選手:1998年5月29日
●佐々木旭選手:2000年1月26日
●宮代大聖選手:2000年5月26日
●山田新選手:2000年5月30日

これを見ると、5月26日~30日に宮代大聖選手、橘田健人選手、山田新選手の誕生日が集中していますね。

ちょっとしたプロフィール情報なども記載があると、良いかもしれません。

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2023年
05月13日

Jリーグ30周年記念「多摩川クラシコ」が国立競技場で開催、記念ビジュアルに川崎フロンターレ小林悠登場しふろん太・カブレラも参戦

Jリーグは、今年開幕30周年を迎えます。
これを記念して、30周年記念マッチとして2023明治安田生命J1リーグ第13節「川崎フロンターレvsFC東京戦」が5月12日に国立競技場で開催されました。

この試合はFC東京のホームゲームであり、通常は調布市の味の素スタジアムで開催されますが、今回は記念マッチということで特別に国立競技場で開催されました。

国立競技場にはJリーグ30周年の記念ビジュアルが設置され、川崎フロンターレからは小林悠選手が登場していました。

またマスコットキャラクターのふろん太・カブレラも勿論参戦しました。



■Jリーグ30周年記念マッチ「多摩川クラシコ」が開催された国立競技場
国立競技場

新国立競技場

■花火やドローンなどの演出も行われた新国立競技場

この試合は、Jリーグ30周年を記念したさまざまな企画・演出が行われました。
選手入場時には花火が打ち上げられるとともに、国立競技場の空にはドローンで「FC東京」の文字などが描かれていました。

試合は前半にFC東京が2点を先制。
川崎フロンターレはフォワード宮代大聖選手がゴール前での切り返しから見事なコントロールショットで1点を返しますが、後半開始早々に脇坂泰斗選手のファウルが危険性が高いものと判断されて退場してしまいます。

そこからはゴールキーパーの上福元直人選手がセンターバックのように最終ラインのビルドアップに参加して、一人少ないことを感じさせないボール保持で攻勢に出るものの、得点には至らず1-2のまま試合終了となりました。

これにより、川崎フロンターレの連勝はリーグ戦は「3」、「多摩川クラシコ」(FC東京とのリーグ戦)は「7」で止まることとなりました。

■新国立競技場に掲示されたJリーグ30周年記念ビジュアル
30周年記念ビジュアル

■川崎フロンターレからは小林悠選手が起用
小林悠選手が起用

国立競技場には、Jリーグ30周年記念ビジュアルが各所に掲示されていました。
これは各クラブ版があり、川崎フロンターレからは小林悠選手が起用されていました。

隣のFC東京は、カタールW杯でも活躍した長友佑都選手ですね。

■国立競技場階段のJリーグ30周年記念ビジュアル
階段のJリーグ30周年記念ビジュアル

小林悠選手が起用

各選手が起用された記念ビジュアルは、国立競技場外周の階段にも設置されていました。
階段では各選手の組み合わせになっていまして、ここでは川崎フロンターレ小林悠選手が「センター」の位置を占めていました。

左側は元FCバルセロナ、ヴィッセル神戸のアンドレス イニエスタ選手です。

■階段ビジュアルの別バージョン
階段ビジュアルの別バージョン

この階段ビジュアルには、別バージョンがありました。

こちらは「キング・カズ」三浦知良選手やラモス瑠偉選手、中村俊輔選手など、Jリーグの草創期を支えた「レジェンド」が中心になっています。

■川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ
川崎フロンターレのオフィシャルグッズ

川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ

国立競技場の外周や競技場内コンコースには、FC東京だけでなく川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップも出店していました。

「多摩川クラシコ」コラボグッズや定番グッズを取り扱い、アウェイとは思えない賑わい・行列ができていました。

■「東京ドロンパ」ふわふわ
東京ドロンパふわふわ

FC東京のマスコットキャラクターは、港区狸穴出身のタヌキ「東京ドロンパ」です。
国立競技場のイベント会場には、東京ドロンパのふわふわも設置されていました。

これは等々力陸上競技場でも「ふろん太」バージョンが登場していますね。

■この白い後ろ姿は…
この白い後ろ姿は…

東京ドロンパのふわふわの中をうかがう、白い姿がありました。
これは…

■川崎フロンターレの「カブレラ」
カブレラ

■葉っぱの部分にはワルンタも
ワルンタも

これはやはり、川崎フロンターレのマスコットキャラクター「カブレラ」でした。

頭の葉っぱの部分には、国立競技場まで来られなかった(来なかった)「ワルンタ」のぬいぐるみも鎮座しています。

■もちろんふろん太も国立競技場に参戦
もちろんふろん太も参戦

■ふろん太・カブレラ
ふろん太・カブレラ

そしてもちろん、ふろん太も国立競技場まで参戦です。
ふたりで国立競技場外周をグリーティングして回り、ピッチではお友達の「東京ドロンパ」とも交流していました。

■名探偵コナンに登場する3選手(左から松木選手、大島選手、橘田選手)
名探偵コナンに登場する3選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

なお、本日は先日お伝えした通り、人気テレビアニメ「名探偵コナン」において、このJリーグ30周年記念マッチを舞台にした「第1083話 Jリーグ決戦の舞台裏」が放送され、話題を呼びました。

川崎フロンターレとFC東京は多摩川を挟んだ良いライバル関係ですし、さらにこうした人気アニメとのコラボレーションもあって、非常に注目度が高まっていたように思います。

この日の国立競技場は平日ながら56,705人が来場したということです。
またこれからも両クラブが激突する「多摩川クラシコ」は盛り上がっていくのではないでしょうか。

■川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード
川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード

■カブレラ・たかたのゆめちゃんが結婚した「東京カブストーリー」にも協力した東京ドロンパ
東京カブストーリーの最終話は会場で

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2023/5/9エントリ Jリーグ30周年でTVアニメ「名探偵コナン」コラボ、多摩川クラシコ舞台に川崎フロンターレ橘田健人・大島僚太らが登場、中村憲剛も声優再挑戦

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2023年
05月09日

Jリーグ30周年でTVアニメ「名探偵コナン」コラボ、多摩川クラシコ舞台に川崎フロンターレ橘田健人・大島僚太らが登場、中村憲剛も声優再挑戦

Jリーグは、今年開幕30周年を迎えます。
これを記念して「名探偵コナン」とのコラボレーション企画が行われることとなりました。

2023年5月13日(土)18:00~に読売テレビ・日本テレビ系で放送されるTVアニメ「名探偵コナン」において、前日12日に国立競技場で開催されるJリーグ30周年記念マッチ「川崎フロンターレvsFC東京戦」を舞台にした「第1083話 Jリーグ決戦の舞台裏」が放送されます。

この作品には川崎フロンターレから橘田健人(たちばなだけんと)選手、大島僚太(おおしまりょうた)選手、FC東京からは松木玖生(まつきくりゅう)選手が登場します。

橘田・松木両選手は本人が声優に挑戦し、大島選手に関してはJリーグ特任理事・川崎フロンターレFROの中村憲剛さんが代役を務めることとなりました。

■名探偵コナンに登場する3選手(左から松木選手、大島選手、橘田選手)
名探偵コナンに登場する3選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

「名探偵コナン」は、1994年から少年サンデーで連載されている人気漫画です。
主人公の江戸川コナンはサッカーを得意とし、持ち前の推理力と、時にはそのサッカーテクニックも駆使して難事件を次々と解決していきます。

現在コミックスは103巻、1996年から放送されているテレビアニメも1000話を突破、劇場版アニメも26作品が公開されています。

基本的には少年漫画ですが、子どもから大人まで年齢・性別を問わず支持されているのが特徴です。

名探偵コナンとJリーグの縁は深く、これまでにもJリーグ 20 周年記念企画として2012 年4月に劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」が上映されたほか、テレビアニメでも2014年6月放送「Jリーガーとの約束」、2018年7月放送「Jリーグの用心棒」が放送され、川崎フロンターレから中村憲剛選手(当時現役)も出演してきました。

今回はこれに続く5年ぶりのコラボ企画となります。

5月13日(土)に放送される「第1083話 Jリーグ決戦の舞台裏」では、前日5月12日に開催されるJリーグ30周年記念マッチ「川崎フロンターレvsFC東京戦」が舞台となり、スタジアムやその周辺で巻き起こる事件に名探偵コナンが挑みます。

Jリーグは本アニメ制作にあたり、スタジアムのロケハンやストーリーの監修など全面的に協力し、リアリティある作品が期待されます。

作中にはJリーグ30周年のロゴやコンセプトワードである『よっしゃ いこ!』が随所に登場してくるということです。

■橘田健人選手(2023年イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の川崎応援バナナ・アボカド販促活動にて)
橘田健人選手

橘田健人選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

■橘田健人選手 コメント
「コナンの映画は子どもの頃によく見に行っていました。先輩の憲剛さんが出たJリーグとのコラボ映画、劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」も見ました。プロサッカー選手が人気アニメとコラボできるんだと、ただただ感動していた自分がいました。

今回は自分が登場人物として参加させていただいたのですが、自分の言葉のはずなのにうまく話せず、声優さんは本当に大変なんだなと感じました。 自分がイメージしていた以上にコメントと映像を合わせることの難しさ、台本のコメントに気持ちを入れて話すことの難しさがあり、おそらく棒読みになっているという恥ずかしさがありますが、そのあたりも含めて今回のコラボを楽しんでもらえたらと思います。

松木選手と隣同士で収録をしたのですが、お互いに恥ずかしくて、ピッチの中だと思いきりやれるのですが、完全にアウェイの雰囲気の中での収録でした。Jリーグ30周年の特別な年に、選手たちを代表してコナンに参加させてもらうことができて本当に光栄です。

ここまでのJリーグはたくさんの先輩選手が作り上げてきてくれました。30 年経った今、自分がプロサッカー選手としてプレーできていることに感謝すると共に、これからのJリーグを引っ張っていかなければいけないなと改めて感じています。そして、コナンのアニメに参加させてもらったことを誇りに、これからも頑張っていきたいと思います。

今回のコラボでコナンが大好きな人たちに、サッカーの楽しさ、Jリーグの素晴らしさを知ってもらいたいですし、サッカーが好きな人にもコナンを見てほしいなと思います」


■大島選手選手(右、2023年元住吉の商店街挨拶回りより)
響氣

大島選手選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

■大島僚太選手コメント
「名探偵コナンのアニメに参加させていただきました。今回はJリーグ 30 周年のコラボ企画で、FC東京との試合の舞台に出演させていただき光栄です。

コナンは子どものころからアニメも映画もずっと欠かさず見てきました。今回、僕自身もキャスティングしていただいたのですが、声優部分を大先輩である憲剛さんにサポートしていただきました。劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」での憲剛さんを見ているので、安心してお願いしました。

コナンとJリーグのコラボは 4 回目になります。多くの方に今回のコラボアニメを見ていただきたいですし、コナンのファンの皆さんにJリーグに興味を持っていただけたらと思います。またJリーグファンの皆さんも楽しめる回になると思います。僕も永久保存版として宝物にしたいと思います」


■声優として出演・中村憲剛さんコメント
「この度、名探偵コナンのアニメに大島選手の代役として参加させていただくことになりました。個人的には前回の劇場版「名探偵コナン 11人目のストライカー」で本人役として出演させていただいて以来 2 回目となります。

前回から 10 年以上経っているということで、時の流れの早さを感じますが、2 回目ということで多少リラックスして臨めたと思います。出来は OA を見ていただけたらと思います。

今回はJリーグ 30 周年のコラボ企画ということで、Jリーグ特任理事として御礼申し上げます。今回のアニメを通して、コナンファンの方たちにもJリーグを知っていただき、観戦に行くきっかけになってもらえたらと思いますし、Jリーグファンの方たちにもコナンに興味を持っていただけたらと思います。これからもこのJリーグとコナンの良い関係が続いていって欲しいと思います。是非ご覧ください」


■FC東京の松木玖生選手
FC東京の松木玖生選手
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

■松木玖生選手(FC東京) コメント
「アニメのアフレコは初めてだったのですごく難しかったです。ただ、なかなかできない経験ですし、楽しみながらやらせていただきました。さすがに 1 回で OK とはいきませんでしたが、僕のアフレコに掛かった時間は 10 分くらいだったでしょうか。スムーズにできていたのではないかと思います。

名探偵コナンはアニメを見ていた世代なので、お話をいただいてすごく嬉しかったですし、光栄に思っています。

今回アフレコをやらせていただくにあたって、事前に新作の映画も観てきました。サッカーの要素も入っていましたし、コナン君はすごくアクロバティックなプレーを見せていました。 さすがに僕は声優には向いていないなと思いましたが、アニメのアフレコという現場に来させていただけて、またこうした経験をさせてもらえていることにも感謝しています。次はサッカーの舞台でも多摩川クラシコを盛り上げていきたいと思います」



中村憲剛さんは、2012年の劇場版「11人目のストライカー」にも登場し、自身の声優もつとめていました。

さすがにサッカー選手であり本職ではないので、出演したJリーガーの皆さんも苦戦されていたようですが、今回は「2回目」ということで、ご本人のコメントにもあるように仕上がりが注目されるところです。

5月12日(金)のJリーグ30周年記念マッチ「川崎フロンターレvsFC東京戦」とあわせて、2日連続で楽しめそうです。

(はつしも)

※本記事掲載の「名探偵コナン」の画像はJリーグより提供を受け、掲載許可を得ております。

■Youtube 名探偵コナン公式チャンネル Jリーグ決戦の舞台裏予告編


【関連リンク】
読売テレビ 名探偵コナン
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川崎フロンターレ Jリーグ開幕30周年記念「名探偵コナン」(Jリーグ決戦の舞台裏)出演のお知らせ
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2023年
05月07日

川崎フロンターレが今季初リーグ3連勝、犬猫イベント「ワンダーニャンド」にNHK「ニャンちゅう」や猫ひろし、イクミママのいぬねこドーナツも

本日、2023明治安田生命J1リーグ第12節「川崎フロンターレvsサガン鳥栖戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

2連勝と波に乗る川崎フロンターレは、ジョアン シミッチ選手を中心にこの試合も中盤を支配。
決定機につながる攻撃も機能し枠内シュートを多く放ちます。

後半51分、家長昭博選手からの柔らかいパスに脇坂泰斗選手が走りこんで先取点を挙げ、これがこのまま1-0決勝点となりました。

これにより、川崎フロンターレは今季リーグ戦ホームでの初勝利、かつ初の3連勝となりました。
シーズン開幕から不調が続いてきましたが、6位に浮上しています。

■JリーグTwitter ゴール動画 川崎Fvs鳥栖 脇坂泰斗
また本日は雨天の中ではありましたが、犬猫をテーマにしたホームゲームイベント「ワンダーニャンド」が競技場周辺で規模を縮小して開催されました。

■等々力陸上競技場メインスタンド下で開催された「ワンダーニャンド」
ワンダーニャンド

川崎フロンターレのホームゲームイベントは、通常は等々力球場前の広場や児童公園スペースを活用して開催されています。
ただ、雨天時は屋根がありませんので、等々力陸上競技場メインスタンド下の屋根があるスペースに会場を移すことになります。

広場や児童公園に比べると狭くはなりますので、企画を絞り込むことになるというわけです。

■NHK「ニャンちゅう」撮影会
ニャンちゅう

皆様はこの猫のキャラクターをご存じでしょうか。
実はNHKテレビに登場してから30年を超える地球ネコの「ニャンちゅう」といいます。

NHK Eテレで木曜16:10~16:35放送中「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」で宇宙人の仲間たちと一緒に、月面から地球の魅力を全宇宙に向けて発信しています。

本日は地球のネコ代表「ニャンちゅう」と、人類ネコ代表「猫ひろし」さんによる始球式PK対決も予定されていたのですが、こちらは猫ひろしさんとふろん太の対決に変更されました。

■始球式に登場した猫ひろしさん


■「パウ・パトロール」チェイス&マーシャル撮影会
パうパトロール

続いてこちらは、世界各国で放送され人気を博しているアニメーション作品「パウ・パトロール」(テレビ東京系金曜日17:55~放送中)のキャラクター「チェイス」「マーシャル」との撮影会です。

■みんなでおどろう!レッツパウパトダンス!(Youtube動画)


テレビ東京のYoutubeでも公開されている「パウパトダンス」が人気ということです。
本来は一緒に踊る企画もあったのですが、そちらは残念ながら雨天で中止となりました。

ただ、川崎フロンターレの登里享平・小塚和季・名願斗哉の3選手がチェイス・マーシャルと踊るコラボ動画が公開されていますので、ご参照ください。

■パウ・パトロールのぬりえ
パウ・パトロールのぬりえ

パウ・パトロールのぬりえ

パウ・パトロールのぬりえ

また、「ワンダーニャンド」会場内では、パウ・パトロールのぬりえも体験できました。
こちらは小さいお子さんに人気でしたね。

■イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り教室
イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り

イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り

また会場では、イヌ耳・ネコ耳カチューシャ作り体験もできました。
こちらもお子さんたちで満席です。

■「さかがみ家」とのコラボレーション
さかがみ家とのコラボレーション

さかがみ家とのコラボレーション

また「ワンダーニャンド」は、動物と人が共生する社会を目指す保護ハウス「さかがみ家」とのコラボレーションも行っていました。

上記はイベント会場でのブース出店ですが、このほかにも試合の選手入場時に、保護犬と一緒に入場する演出も行われていました。

■JリーグTwitter 保護犬と一緒に入場

今回のイベントの模様は、「さかがみ家」の代表を務める俳優の坂上忍さんが出演するフジテレビのバラエティ番組「坂上どうぶつ王国」でも放送されるということですので、ご注目ください。

■会場に集まったサポーターワンちゃんたち
会場に集まったサポーターワンちゃんたち

サポーターワンちゃんたち

今回の「ワンダーニャンド」では、普段よりも多くのサポーターワンちゃんたちが集まっていました。

あいにくの雨天でしたので、天候がよければもっと集まったのではないでしょうか。

■谷口彰悟選手による「DOGSO」フォトスポット(中止イベントのパネル活用)
DOGSOタイムレースのフォトスポット  

Jリーグにおいて、「レッドカード(退場)」になる反則の基準に「DOGSO(ドグソ)」というものがあります。

これは「決定的な得点機会の阻止(Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity)」を生じた場合の反則で、特に勝敗への影響が大きいものとして退場処分になるというものです。

ゴール前最終ラインを守るディフェンダーが他のポジションに比べるとDOGSOを取られる割合が高く、昨シーズンまで在籍・カタールに移籍した谷口彰悟選手が何度かこれで退場していたことから、DOGSOといえば谷口彰悟、という印象が強く残っていました。

今回は「ワンダーニャンド」に掛けた企画として、障害物ドリブル・シュートでタイムアタックを行うミニゲーム「DOGSO(走)」が開催される予定でした。

そのイベント用ボードのビジュアルに移籍した谷口彰悟選手を起用するとともに、わざわざカタールからメッセージ動画まで収録する力の入れようだったのですが、残念ながら雨天で中止になってしまいました。

そのまま終わりでは勿体ない…ということで、イベント用のボードがメインスタンドでフォトスポットとして再利用展示されていました。

■カタール アル・ラーヤン谷口彰悟選手のメッセージ


■2019シーズン・ルヴァンカップ決勝で退場した谷口彰悟選手
谷口彰悟選手

このパネルで使われていたのは、2019シーズンのルヴァンカップ決勝で退場したときの谷口彰悟選手の写真ですね。

退場して絶体絶命かと思われましたが、この試合はPKにもつれこんだ末に川崎フロンターレの劇的な勝利に終わり、伝説になりました。

なお、このときファウルで倒れたのが、現在は川崎フロンターレに加入したチャナティップ選手です。

■VARのモニター(レプリカ)も設置
VARのモニターも設置

現在のJ1リーグでは、こうした重要な判定の際に映像でより正確なジャッジの参考にする「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)」というものがあります。
あくまでも判断するのは主審ですが、それをアシスタントする位置づけです。

まずはVARの専用ルームからフィールドの主審に助言を行い、さらに細かい判断が必要となる場合は、主審が直接映像を確認する「オンフィールドレビュー」が行われます。

今回のフォトスポットでは、このオンフィールドレビューのモニターまでレプリカで再現されていました。

レプリカの後ろにあるのも、これまでの「DOGSO」で各選手が退場した「名場面」の写真ですね。

■イクミママのどうぶつドーナツのコラボいぬねこドーナツ
コラボワンニャンドーナツ

さらにスタジアムグルメも「ワンダーニャンド」仕様ということで、イクミママのどうぶつドーナツのコラボワンニャンドーナツも販売されていました。

下がワンちゃん、上がネコちゃんです。
いつもながらかわいらしく、また優しい味で美味しかったです。

■枚方市「車屋弁当」の販売
車屋弁当

最後はおまけで、本日は枚方市の「車屋」が、鳥重弁当の販売で等々力陸上競技場に登場されていました。

こちらも「車屋の中の人」がいつもSNS上でつけている「犬のお面」装着ということで、「ワンダーニャンド」コラボといえるでしょうか。

同店は川崎市と縁があったわけではありませんが、車屋紳太郎選手と同名ということでこれまでにコラボレーションも行っていました。

ちょっとよく意味が分からないお話かと思いますが、本日の「ワンダーニャンド」の「DOGSO(走)」などにみられるように、とにかく何でもこじつけられればコラボが成立しがちというのが、川崎フロンターレの特徴ということでご理解ください。

■枚方名物『鳥重弁当』の車屋 宮之阪本店Twitter
【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第12節
NHKウェブサイト ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!
パウ・パトロール ウェブサイト
さかがみ家 ウェブサイト

(2023シーズン関連)
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2023年
04月23日

川崎フロンターレvs浦和戦「陸前高田ランド」に春の賑わい、カブレラ&たかたのゆめちゃんの赤ちゃん「メーカブー」が誕生

本日、2023明治安田生命J1リーグ第9節「川崎フロンターレvs浦和レッズ戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

4/19のルヴァンカップで6-0快勝して復調の兆しを見せる川崎フロンターレは、この試合も後半開始早々に今季2回目の先取点を獲得します。
しかしながら後半36分に失点するとその後は後半アディショナルタイムまで押し込まれる展開が続き、1-1のドローで試合終了となりました。

普段の試合であれば川崎フロンターレが圧倒することが多い「ボール支配率」「バス数」「パス成功率」で浦和に上回られるなど難しいゲームとなりましたが、随所に積極的なチャンスメイクも見られました。

またこの日はホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」が開催されて陸前高田市のグルメ・物産等が楽しめたほか、マスコットキャラクター「カブレラ」と「たかたのゆめちゃん」の赤ちゃん「メーカブー」が誕生するなどサプライズもありました。

■誕生した「メーカブー」
 誕生したメーカブー

■「陸前高田ランド・春」
陸前高田ランド・春

陸前高田ランド・春

陸前高田ランド

川崎フロンターレは、「支援は、ブームじゃない」を合言葉に、東日本大震災の復興支援活動を継続的に実施しています。

そのひとつが人気のホームゲームイベントとして定着した「陸前高田ランド」です。
毎年概ね2回開催され、陸前高田市のグルメ・物産等を楽しむことができます。

■たかたのゆめちゃん(左)とカブレラ(右)
たかたのゆめちゃんとカブレラ

継続的な支援活動の中で、陸前高田市と川崎フロンターレの間でさまざまなご縁が広がりました。

陸前高田市のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」と、川崎フロンターレの「カブレラ」が結婚したのです。

この日も手をつないで陸前高田ランドに登場です。

■三陸名物 餅まき
三陸名物の餅まき

餅まき

餅まき

陸前高田ランドでは、三陸名物の「餅まき」が定番イベントになっています。
今回は合計4回開催され、初回はふろん太・カブレラ・たかたのゆめちゃん、川崎フロンターレ応援番組「ファイト!フロンターレ」MCの新保里歩さんらが登場しました。

■餅まきのあとは東日本大震災復興支援「Mind-1街頭募金活動」
街頭募金活動

餅まきのあとは、「Mind-1」東日本大震災復興支援街頭募金活動です。
こちらも毎回継続的に行われています。

■最終回では陸前高田市佐々木市長と川崎フロンターレ吉田社長も登場しお米の贈呈
吉田社長と陸前高田市の佐々木市長

また餅まきの最終回には、川崎フロンターレの吉田社長、陸前高田市の佐々木市長が登場し、陸前高田市のお米の贈呈式も行われました。

陸前高田市のお米は、川崎フロンターレのクラブハウスの食堂でも使われています。

■安藤駿介選手・早坂勇希選手も登場
安藤駿介選手

早坂勇希選手

■安藤選手・早坂選手も参加して募金活動
街頭募金活動

また最終回には、選手会長の安藤駿介選手、そして早坂勇希選手も餅まき・街頭募金活動に参加しました。
ふたりとも川崎フロンターレユース出身のゴールキーパーという共通点があります。

選手が入ると、人の集まりが一段違います。

■大和田家の蒸し牡蠣
大和田家の蒸しガキ

大和田家の蒸しガキ

陸前高田ランドで毎回大人気なのが、「大和田家の蒸し牡蠣」です。
ひとつ700円ですが、それに値するだけの大粒で、たいへん美味しいです。

ここには毎回長い行列ができています。

■「きのこのSATO」
きのこのSATO

きのこのSATO

「きのこのSATO」のしいたけも、毎回人気です。
乾燥しいたけはストックしておくと便利ですので、個人的にもおすすめです。

イベント会場では「しいたけバター焼き」も美味しくいただけます。

■川崎フロンターレと協働する田んぼのお米で作った「青椿」
青椿

■神田葡萄園の蛇口ジュース
蛇口ジュース

ドリンク系では、酔仙酒造が川崎フロンターレと協働する田んぼ「ふろん太」のお米で作った日本酒「青椿」や、神田ブドウ園のワインやジュースもありました。

神田葡萄園のワイン・ジュースは瓶だけでなく、「蛇口ワイン」「蛇口ジュース」でコップ1杯から飲めます。

■陸前高田市の物産販売
陸前高田市の物産販売

物産販売

■たかたのゆめちゃんグッズ
たかたのゆめちゃんグッズ 

■三陸産めかぶ入りのたかたのゆめの玄米団子汁
三陸産めかぶ汁

今回は、陸前高田市の物産販売や、たかたのゆめちゃんグッズに加えて、三陸産めかぶ入りの、ブランド米「たかたのゆめ」を使った玄米団子汁も提供されていました。

こちらもめかぶの食感が心地よく美味しかったのですが、今回なぜ「めかぶ」だったのかは、後でわかりました。

■キックオフ前にドローンで何かが空から…
ドローンで何かが…

ドローンで何かが…

ドローンで何かが…

キックオフ前、「たかたのゆめちゃん」と「カブレラ」の交際から結婚に至るまでのストーリー映像が流れたかと思うと、空からドローンで何かが舞い降りてきました。

これは…、たかたのゆめちゃんとカブレラの赤ちゃん、「メーカブー」です。

■たかたのゆめちゃんとカブレラの赤ちゃん「メーカブー」
メーカブー

メーカブー
©KAWASAKI FRONTALE(川崎フロンターレ提供)

「メーカブー(Mecaboo)」と命名されたのは、陸前高田市の佐々木市長です。

「ゆめちゃんの“め”、カブレラの“カブ”をとってメーカブー。 陸前高田の特産“めかぶ”のように、みんなから愛される存在に なってほしいという想いをこめました」

ということです。

「陸前高田ランド」で三陸産めかぶ入りの団子汁が提供されていたのは、これが理由だったのですね。

カブレラはもともと日興証券の「ピーカブー」のキャラクターだったものを川崎フロンターレが譲り受けた経緯があります。
偶然かもしれませんが、それとも少し似た名前です。

キャラクターデザインは、川崎フロンターレのアートディレクターをつとめる大塚いちおさんです。

■等々力陸上競技場周辺に展開された「メーカブー」のビジュアル
メーカブー

メーカブー

試合終了後、さっそく等々力陸上競技場の周辺で「メーカブー」のビジュアルが展開されるとともに、グッズ販売も行われていました。

今後は武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でも販売されることと思います。

「メーカブー」は、新生児ということで本日はベビーカーに乗っていましたが、今後成長して歩いたりすることもあるのでしょうか。

陸前高田市と川崎フロンターレの縁を繋ぐ存在として、注目されるところです。

■JリーグTwitter メーカブー誕生


【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第9節

(2023シーズン関連)
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2023/3/4エントリ J1第3節・川崎vs湘南はドロー、動物たちとのふれあい「フロンターレ牧場」が賑わい平塚新スタジアムの署名活動も
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2023/3/27エントリ 「中原街道御殿ダービー」川崎フロンターレvs湘南戦で中原街道・東海道ブースに行列、クイズ賞品に中原区×平塚市コラボトートバッグも
2023/4/19エントリ 川崎フロンターレが今季初先制から6得点で清水破りルヴァン杯グループ突破に望み、「最高のル晩餐」の3枚組ポストカード絵柄が完成

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2023年
04月21日

等々力緑地再編整備の環境影響配慮計画書が公表・意見募集開始、風水害記録や動植物生態など環境情報が満載

川崎市では、東急・富士通・丸紅・川崎フロンターレなど9社共同で設立した「川崎とどろきパーク株式会社」による「等々力緑地再編整備・運営等事業」を推進しています。

同事業は大規模であるため環境影響評価(環境アセスメント)の対象となっており、「環境影響配慮計画書」の縦覧および意見募集が本日付でスタートしました。

■川崎とどろきパークによるコンセプトビジュアル
川崎とどろきパークによるコンセプトビジュアル
※東急株式会社提供

■等々力緑地再編整備事業の平面図
等々力緑地再編整備事業の平面図
※川崎市発表資料より

本日公表された「環境配慮計画書」とは、事業の計画段階において対象地域環境特性を把握し、環境影響の回避や低減などの配慮が必要な対象を明らかにし、良好な地域環境・地球環境の保全に資することを目的としたものです。

つまり、「こういう建物を建てるとどういう環境影響があるか」を調査・検証する「環境影響評価」の事前プロセスとして、「対象地域がそもそもどんな環境特性があるか」を確認するというわけです。

「環境配慮計画書」はそのような特性の資料ですので、例えば球技専用スタジアムとして改修される等々力陸上競技場や、再整備されるとどろきアリーナの建物の仕様など、開発計画自体の詳細情報はありません。

基本的にこれまでに本サイトでもお伝えしてきた範囲内で、大きな新情報はありません。

ただ、資料内には等々力緑地のこれまでの風水害履歴や、等々力緑地とその周辺で見られる動植物など、興味深いデータが多数掲載されていました。

■等々力緑地の風水害の記録(昭和48年以降で大きな被害があったもの)
昭和49年7月8日
【集中豪雨】
床上浸水612 戸、床下浸水1,871 戸、道路被害10 箇所、河川損壊2箇所、がけ崩れ6箇所
昭和49年9月1日
【多摩川洪水】
床上浸水210 戸、床下浸水142 戸、河川損壊2箇所
昭和51年9月9日
【台風】
床上浸水 1,155 戸、床下浸水 4,646 戸、家屋の全壊・流 出・一部損壊 21 戸、がけ崩れ 86 箇所 他
昭和53年4月6日
【集中豪雨】
床上浸水 121 戸、床下浸水 453 戸、道路被害3箇所、が け崩れ4箇所
昭和57年7月31日 ~8月4日
【台風】
床上浸水114 戸、床下浸水101 戸、道路被害5箇所、家 屋損壊2戸、河川損壊2箇所、がけ崩れ3箇所
昭和57年9 月11日 ~13日
【台風】
床上浸水846 戸、床下浸水3,148 戸、道路被害15 箇所、 河川損壊6箇所、がけ崩れ39 箇所
昭和60年7月14日
【集中豪雨】
床上浸水290 棟、床下浸水2,855 棟、道路被害2箇所、がけ崩れ1箇所 他
平成元年8月1日
【台風】
死者6名(内消防隊員3名)、重傷者9名、軽傷者3名、 床上浸水 283 棟、床下浸水 1,097 棟、がけ崩れ 16 箇所 他
平成3年9月18~20日
【台風】
床上浸水141棟、床下浸水321棟、道路被害4箇所、がけ崩れ29箇所 他
令和元年10月12~13日
【台風(令和元年 東日本台風)】
死者1名、軽傷者7名、全壊 28 棟、半壊 667 棟、一部 破損 204 棟、床上浸水 791 棟、床下浸水 388 棟

こちらは、等々力緑地周辺での風水害の記録です。
昭和48年(1973年)以降で大きな被害があったものを記載していました。

風水害の発生頻度は昭和が多く、特に昭和51年(1976年)の台風の被害が際立っています。
ただ、この台風は当時の記録を確認しますと九州から日本海側に抜けており、関東には上陸していなかったようです。それでも記録的な豪雨となり、西日本を中心にたいへんな被害をもたらしました。

死者数では、平成元年(1989年)の台風による死者6名(内消防隊員3名)が最多です。
また直近では令和元年東日本台風の被害の大きさも改めて感じるところです。

「環境配慮計画書」では、このような風水害リスクも掲載されていました。

■等々力緑地周辺の動植物
計画地内の植物 春:ウメ、サクラ、ツツジ、秋:イロハモミジ
等々力緑地内:クヌギ-コナラ群落、残存・植栽樹群地
多摩川沿い :オギ群集、ヤナギ低木群落 釣池周辺 :カツラ、アジサイ、シラカシ、アオギリ、クスノキ、シュロ、 ラクウショウ、ケヤキ、タブノキ、キンモクセイ、エノキ
多摩川緑地(等々力地区)樹林地の植物 アカメヤナギ、シダレヤナギ、エノキ、オニグルミ、クズ、カナムグラ
多摩川緑地(等々力地区)草地の植物 イヌタデ、シバ、メヒシバ、エノコログサ、オオバコ、シロツメクサ、カントウ タンポポ、ハナダイコン、ハマダイコン、アレチハナガサ、キクイモ、ススキ、 ヨシ、セイバンモロコシ
多摩川緑地(等々力地区)水辺・湿地の植物 シャクチリソバ、ミゾソバ、ヤナギタデ、セリ、オギ、ツルヨシ、マコモ
計画地及び周辺の鳥類(28種) カワウ、コサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、コジュケイ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
多摩川緑地(等々力緑地)樹林地の生物 【鳥類】キジバト、トビ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ハシブト ガラス、ハシボソガラス、トビ、スズメ、シロハラ、ツグミ、全国及び 県での減少が懸念されているオオタカ、県での減少が懸念されているアカハラ
【爬虫類】 -
【昆虫類】アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツヤアオ カメムシ、ヒシモンナガタマムシ、シロジュウゴホシテントウ、ナミテントウ、ドウガネサルハムシ、ヤナギルリハムシ、ウメマツオオアリ、 アオスジアゲハ、クロアゲハ、サトキマダラヒカゲ、県での減少が懸念 されているシロジュウゴホシテントウ、外来種のアカボシゴマダラ
多摩川緑地(等々力緑地)草地の生物 【哺乳類】 アズマモグラ、タヌキ
【鳥類】キジバト、チョウゲンボウ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨド リ、ウグイス、ムクドリ、イワツバメ、アマツバメ、ツグミ、ハクセキ レイ、タヒバリ、ベニマシコ、県での減少が懸念されているモズ、ヒバ リ、カワラヒワ、セッカ、ツバメ、オオヨシキリ、アオジ
【爬虫類】ニホンカナヘビ、県での減少が懸念されているシマヘビ 昆虫類 エンマコオロギ、カンタン、ハラヒシバッタ、ツチイナゴ、コバネイナゴ、ショウリョウバッタ、ヒナバッタ、トノサマバッタ、ナガチャコガ ネ、マメコガネ、ナナホシテントウ、ヒメカメノコテントウ、ウリハム シ、クロトゲハムシ、コフキゾウムシ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、キアゲハ、モンキチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツマグロヒョ ウモン、キタテハ、県での減少が懸念されているショウリョウバッタモドキ
多摩川緑地(等々力緑地)水辺・湿地の生物 【哺乳類】 タヌキ、県での減少が懸念されているイタチ、外来種のアライグマ
【鳥類】カルガモ、コサギ、カワセミ、県での減少が懸念されているイカルチド リ、イソシギ
【両生類】アズマヒキガエル、外来種のウシガエル
多摩川緑地(等々力緑地)河川部分の生物 【鳥類】カルガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、 カワセミ、コガモ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、全国や県での減少が懸念されているハイタカ、県での減少が懸念されているイソシギ、カワラヒワ
【昆虫類】アジアイトトンボ、アオモンイトトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボ、コシアキトンボ、アキアカネ、アメンボ、 県での減少が懸念されているハグロトンボ
釣池で確認された生物(動物) 【魚類】ブルーギル、ヘラブナ、コイ、マブナ、モツゴ(過去に確認:タナゴ類)
【貝類】サカマキガイ(過去に確認:二枚貝(ドブガイの仲間))
【エビカニ類】テナガエビ、スジエビ、アメリカザリガニ、ミズムシ
【昆虫類】コシアキトンボ、ユスリカ類
【鳥類】オカヨシガモ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、カ イツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、 オオバン、コアジサシ、カワセミ、コゲラ、シジュウカラ、 ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、ツグミ、カワラヒワ、ワカケホ ンセイインコ、ドバト
【両生類・ 爬虫類】 ミシシッピーアカミミガメ、ウシガエル

続いてこちらは、等々力緑地とその周辺の動力物です。
植物は等々力緑地をご覧になってわかるとおりさまざまな植物が育っています。

また動物も哺乳類はタヌキ、イタチ、モグラと少ないですが、鳥類は28種、釣り池の生物なども多数生息しています。

しかし等々力緑地や多摩川に限りませんが、特定外来生物のブルーギル、アメリカザリガニ、ミシピッピーアカミミガメ、ウシガエルなど外来種の生物もかなり入ってきていますね。

この一覧を見ながら、バードウォッチングなど楽しんでみるのもよいかもしれませんね。

これらのほかにも、交通環境などさまざまな等々力緑地周辺の環境データが掲載されていますので、予想以上に興味深く読むことができました。


さて、本題の環境配慮計画書に対する意見募集は、川崎市のウェブサイトで5月22日(月)まで実施しています。

詳細および本資料は関連リンクよりご参照ください。

■等々力緑地再編整備の鳥観図
全体鳥観図
©Todoroki Park and Link

■球技専用スタジアムへの改修が発表された等々力陸上競技場
球技専用スタジアム
©Todoroki Park and Link

【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備・運営等事業に係る環境配慮計画書 

(等々力緑地再編整備関連エントリ)
2019/12/19エントリ 東急が等々力陸上競技場全面改築など緑地再編整備を川崎市にPFI事業提案、市が取組方針案を公表し意見募集
2020/3/17エントリ 等々力緑地の硬式野球場の建設進む、仮囲いに工事進捗の空撮写真が時系列で掲示
2020/4/19エントリ 等々力補助競技場の再整備が完成、フィールドが人工芝化され陸上トラックが鮮やかな青色に
2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート
2021/5/27エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備改定骨子案を発表:等々力陸上競技場は球専用スタジアム化、6/1より市民意見を募集
2021/11/26エントリ 等々力緑地再編整備実施計画改定案が公表、とどろきアリーナ再整備で屋内プール設置、等々力陸上競技場等施設の2029年度整備完了目指す
2022/11/8エントリ 等々力緑地再編整備・運営事業を東急・富士通・川崎フロンターレなどのコンソーシアムが576億円で落札、新スタジアムなどのイメージパースを公表

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2023年
04月19日

川崎フロンターレが今季初先制から6得点で清水破りルヴァン杯グループ突破に望み、「最高のル晩餐」の3枚組ポストカード絵柄が完成

本日、国内サッカーの「3大タイトル」とされる「ルヴァンカップ」グループステージ第4節「川崎フロンターレvs清水エスパルス戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

川崎フロンターレは今シーズンの苦戦が嘘のように得点を重ね、6-0で完勝して合計1勝2分1敗とし、グループステージ突破に望みを繋ぎました。
今シーズン「初先制」からの最多6得点となり、これまでの鬱憤を晴らすような勝利です。

ルヴァンカップのグループステージはJ1・J2の4チームによるホーム3試合&アウェー3試合のリーグ戦で、本日の清水戦で3試合のホームゲームが完了となります。

今年の等々力陸上競技場でのホーム3試合では、毎試合オリジナルポストカードが配布されており、これを集めることで「最高のル晩餐」の絵柄が完成しました。

■完成した「最高のル晩餐(最後の晩餐)」の絵柄
最高のル晩餐の絵柄

こちらが、3試合で配布されたオリジナルポストカードを組み合わせて完成した、「最高のル晩餐」の絵柄です。

お察しの通り、レオナルド・ダ・ヴィンチによる「最後の晩餐」のパロディーとなっています。


Jリーグには、「国内3大タイトル」と呼ばれる主要タイトルがあります。

ひとつめが「J1リーグ」です。現行ルールではJ1の18クラブがホーム&アウェイで年間34試合のリーグ戦を実施し、勝利で3点、引き分けで1点得られる「勝ち点」が最も多いチームが優勝となります。

ふたつめが「天皇杯」です。Jリーグの各クラブ、各都道府県代表のアマチュアクラブなどが一発勝負のトーナメント方式で優勝を争います。

みっつめが本日開催された「Jリーグカップ(ルヴァンカップ)」です。予選はホーム&アウェイのリーグ戦、リーグ戦突破後はホーム&アウェイのトーナメント、決勝戦のみ一発勝負となります。
かつてルヴァンカップは「ナビスコカップ」と呼ばれていましたが、スポンサー企業の名称変更(ヤマザキナビスコ→ヤマザキビスケット)により現在は「ルヴァンカップ」に変更されました。

■国内3大タイトルの概要
名称 参加クラブ 形式
J1リーグ J1 ●リーグ戦
(ホーム&アウェイ総当たり)
天皇杯 J1、J2、大学選手権優勝チーム、都道府県代表(J3含む) ●トーナメント
(一発勝負)
ルヴァンカップ J1・J2(一部) ●リーグ戦+トーナメント
(ホーム&アウェイ方式、決勝戦は一発勝負)

■2019年の川崎フロンターレルヴァンカップ優勝報告会
ルヴァンカップを掲げて

そのようなわけで、「ルヴァンカップ」は、スポンサーであるヤマザキビスケットの商品が今回のポストカードや、イベントのアトラクションなどに登場します。

「最高のル晩餐」の絵柄も、晩餐の食べ物が全てヤマザキビスケットの商品になっています。

■左から小林悠選手、瀬川祐輔選手
小林悠選手、瀬川祐輔選手

■左から名願斗哉選手、脇坂泰斗選手、橘田健人選手
名願斗哉選手、脇坂泰斗選手、橘田健人選手

■左から佐々木旭選手、上福元直人選手
佐々木旭選手、上福元直人選手

■裏面にはクイズ(※QRコードはマスキングしてあります)
クイズ

ポストカードの裏面にはそれぞれクイズがありまして、全問正解すると7月8日のJ1リーグ「川崎フロンターレvs横浜FC戦」で使える1,000円OFFクーポンが2023名にプレゼントされます。

「ルヴァン」の意味は、フランス語で発酵種ですね。

■平日開催のフロンパーク
平日開催のフロンパーク

平日開催のフロンパーク

平日開催のフロンパーク

「ルヴァンカップ」は基本的に週末のリーグ戦の合間、つまり週半ばの水曜日に試合日程が組まれることが多くなっています。

平日開催であるため、週末リーグ戦のような大規模な企画イベントは開催されず、キックターゲットなどのミニゲームが展開される「ルヴァンキッズイレブン」とスタジアムグルメの出店が定番です。

■ナイトゲームの定番になったペンライト
ナイトゲームの定番になったペンライト

ナイトゲームの定番になったペンライト

■「Paint it Blue!! Night」用ペンライト(キャラクターVer.)
ペンライト(マスコットVer.)

定番といえば、ナイトゲームでのペンライトでの応援「Paint it Blue!! Night!!」もすっかり定着しました。
もともとはコロナ禍で声出し応援が出来ない中で模索された応援方法だったのですが、声出し等が解禁されたのちも継続されています。

武蔵小杉駅北口のオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」で販売していますので、ナイトゲームの応援には持っていくのがおすすめです。

■「かわさきSDGsフェア」が中止になった4/15名古屋戦
イベントが中止になった名古屋戦

イベントが中止になった名古屋戦

4月15日(土)のJ1リーグ名古屋戦では、予定されていたイベント「かわさきSDGsフェア」が雨天により中止になりました。

次の週末、4月23日(日)のJ1リーグ浦和戦では、人気の「陸前高田ランド・春」が予定されていますので、こちらは天候に恵まれるとよいですね。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 4/23 浦和「陸前高田ランド春」開催のお知らせ
2022/9/7エントリ 川崎フロンターレのナイトゲームで「声出し応援」代わりにペンライト輝く、「Paint it Blue!! Night」開催中

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