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2022年
12月14日

川崎フロンターレを今季退団、知念慶・丹野研太両選手の送別会が橘高校で開催、寄せ書き贈呈しサポーターと交流

川崎フロンターレの2022シーズン終了後、来シーズンの新体制に向けた契約更改などが進められています。

そんな中、今シーズンをもって川崎フロンターレを退団する知念慶(ちねんけい)選手、丹野研太(たんのけんた)選手の送別会が、川崎市立橘高等学校で本日開催されました。

■知念慶選手、丹野研太選手との記念撮影
 知念慶選手、丹野研太選手

川崎フロンターレでは、例年クラブ協力のもと、サポーター有志による対談選手の送別会を行ってきました。

近年はコロナ禍によりなかなか選手と共に集まるイベント開催ができませんでしたが、今年は久々に開催できることとなりました。

これまでは「フロンタウンさぎぬま」で開催されることが多かったのですが、今回は使用できない日程となったため、川崎市立橘高等学校のアリーナを借りて開催されました。

知念慶選手は鹿島アントラーズに完全移籍、丹野研太選手は契約満了が発表されています。

■退団選手への寄せ書き
退団選手への寄せ書き

退団選手への寄せ書き

アリーナの一角には、送別会開催前に寄せ書きのコーナーが設置されました。
毎回選手ごとの大きなタペストリーが用意され、マジックでメッセージを書けるようになっていました。

■知念慶選手への寄せ書き
知念慶選手

■丹野研太選手への寄せ書き
丹野研太選手への寄せ書き

■イサカゼイン選手への寄せ書き
イサカゼイン選手への寄せ書き

今回の送別会の参加選手は前述の通り知念慶選手、丹野研太選手ですが、このほかイサカゼイン選手もモンテディオ山形への完全移籍が発表されています。

イサカゼイン選手のタペストリーも用意され、たくさんのメッセージで埋まっていました。

■知念慶選手の挨拶
知念慶選手の挨拶

知念慶選手は沖縄出身で、愛知学院大学から2017シーズンに川崎フロンターレに加入しました。

フィジカルが強いフォワードとして、スタメン起用は多くはなかったものの毎年確実に得点を挙げ、川崎フロンターレのタイトル獲得にも貢献してきました。

挨拶では「悔しい思いもたくさんありました」と振り返りつつ、「サポーターの皆さんの応援でここまでやってこれました」と感謝の言葉を伝えました。

■丹野研太選手の挨拶
丹野研太選手の挨拶

丹野研太選手は、セレッソ大阪から2020年に加入したゴールキーパーです。
川崎フロンターレでは第2ゴールキーパーとして常に準備を怠らず、正ゴールキーパーのチョンソンリョン選手の負傷時や退場時など、厳しい状況での出場でクラブを救う活躍を見せました。

出場機会は少なかったものの、ゴールからの大きな声出しなども含め大きなインパクトと、出場しない時も「タンちゃんが控えている」安心感をもたらした選手でした。

「タイトルを取るチームでの3年間はこれから生きてくる」
「コロナで声出しができない状況が続きましたが、応援歌も作ってもらって3年目には満員の等々力でプレイできて嬉しかった」

丹野選手もこのように振り返りつつ、川崎フロンターレでの3年間に感謝の思いを伝えました。

■寄せ書きタペストリーのプレゼント
タペストリーのプレゼント

タペストリーのプレゼント

寄せ書きタペストリーのプレゼント

プレゼントされたタペストリー

寄せ書きが集まったタペストリーは、会場で両選手にプレゼントされました。
今回来場できなかったイサカゼイン選手にも、別途贈呈されるものと思います。

■全員で記念撮影
記念撮影

両選手と記念撮影

両選手との記念撮影

そして両選手と、集まったサポーターの皆さんで記念撮影です。
やはり知念慶選手、丹野研太選手の背番号のユニフォームやタオルマフラーを持っている方が多いですね。

■ひとりずつ対話の時間
対話の時間

対話の時間

対話の時間

対話の時間

対話の時間

そして最後は、来場された方ひとりずつと、知念慶選手、丹野研太選手の対話の時間が設けられました。

これも毎回恒例で、短い時間ながらこれまでの思い出や感謝などを伝え、たいへん和やかな場となっていました。

来場者数はかなり多いですので、ひとりずつ対話するとかなり時間がかかります。
それでもひとりずつ丁寧に対応されていました。

Jリーグのクラブによっては、移籍した選手が対戦相手として登場してきたときには、ブーイングすることも珍しくはありません。

ただ、川崎フロンターレでは移籍選手を毎回拍手で温かく迎えるのが恒例になっています。

選手らもそれは理解されていますし、また等々力陸上競技場に来るのを楽しみにされていることが多いようです。

丹野研太選手の新所属はわかりませんが、知念慶選手は鹿島アントラーズでおそらくは等々力陸上競技場でベンチ入りしてくるのではないでしょうか。

「恩返しゴール」「恩返しセーブ」はもらいたくありませんが、両選手が今後新天地で羽ばたき、また元気にプレイする姿がみられるとよいと思います。

(はつしも)

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2022年
12月11日

川崎フロンターレU-18が高校年代最高峰・プレミアリーグ昇格初年度でEAST優勝・ファイナル準優勝の快挙、羽ばたく「ヤンフロ」に国立競技場で声援

本日、「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2022ファイナル」が国立競技場で開催されました。

プレミアリーグEAST優勝の川崎フロンターレU-18と、同じくWEST優勝のサガン鳥栖U-18が高校年代日本一を賭けて戦い、川崎フロンターレU-18は2-3で敗れて惜しくも準優勝となりました。

ファイナルで敗れはしたものの、プレミアリーグ昇格初年度でEASTを制したのは快挙といえるでしょう。

■プレミアリーグファイナルが開催された国立競技場
プレミアリーグファイナルが開催された国立競技場 

一般に高校年代のサッカーというと、お正月の「全国高校サッカー選手権大会」をイメージされる方が多いと思いますが、これはあくまでも高校の部活動の大会であり、クラブユースが参加していません。

「高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ」はプレミアリーグ・プリンスリーグ・都道府県リーグの3階層で構成され、高校サッカー・クラブユースが混合で戦い毎年降格・昇格があります。
最上位のプレミアリーグは、「毎試合が全国高校サッカー選手権の決勝戦レベル」ともいわれる、高校サッカーとクラブユースのそれぞれのトップがしのぎを削るリーグです。

川崎フロンターレU-18は2021シーズンのプリンスリーグ関東で優勝し、2022シーズンからプレミアリーグEASTへと昇格を果たしました。
そして初年度ながら他のクラブユース・前年度優勝の青森山田高校など強豪校との戦いを制し、昇格初年度で見事優勝を果たしました。

プレミアリーグの「EAST」「WEST」が日本一を決定する「ファイナル」は新型コロナウイルスの影響により過去2年は開催が見送られていましたが、今年は3年ぶりに開催となりました。

■川崎フロンターレのグッズ出店
グッズ出店

グッズ出店

グッズ出店

■アトラクションの出店
アトラクションの出店  

本日のファイナルは、川崎フロンターレのホームゲームではありませんが、国立競技場のゲート前にグッズ出店と、「“プレミア”キッズランドin国立」と題して、アトラクションの出店がありました。

グッズ出店には、多くのサポーターが訪れて行列ができていました。

■アカデミーの皆さんによる「ヤンフロ通信」配布
アカデミーの皆さんに夜「ヤンフロ通信」配布

川崎フロンターレを応援する方は、国立競技場Bゲートからの入場となりました。
Bゲートでは、川崎フロンターレアカデミー(ユース)の皆さんがアカデミー情報紙「ヤンフロ通信」を配布していました。

■集まったサポーターとビッグフラッグ
集まったサポーターとビッグフラッグ

本日の来場者数は、8,572人でした。
国立競技場の収容人数は約68,000人ですので、さすがにすべての客席は使用せず、1階の一部を開放するかたちでした。

そのうち「声出し応援」が許可されたエリアでは、多くのサポーターが集まって応援をしていました。
また2階、3階部分にはユニフォームやエンブレム、ロゴのビッグフラッグが掲出されていました。

対戦相手のサガン鳥栖はさすがにかなりの距離がありますので、東京の国立競技場まで集まるのはかなりハードルがあります。
そのようなこともあって、国立競技場の雰囲気は完全に川崎フロンターレU-18のホームゲームのようになっていたと思います。

■「ヤンフロと国立で」
ヤンフロと国立で

サポーターが掲げるフラッグ(ゲートフラッグ、一般にゲーフラと呼ばれるもの)には、「ヤンフロと国立で」というものがありました。

「ヤンフロ」とはヤングフロンターレ、すなわちアカデミーの選手たちのことで、「ヤンフロを国立へ」「ヤンフロと国立で」というキーワードがSNSなどで多く使われました。

■ふろん太
ふろん太

■ワルンタ、カブレラ
ワルンタ、カブレラ

また川崎フロンターレU-18は、マスコットキャラクターも総動員です。
定番のふろん太、カブレラに加えて、働かないことが信条?のワルンタも登場しました。

■選手を迎えるワルンタ、カブレラ、ふろん太
選手を迎えるワルンタ、カブレラ、ふろん太

選手を迎えるワルンタ、カブレラ、ふろん太

そしてウォーミングアップでピッチに入る選手らを、マスコットキャラクターたちが出迎えです。
ここでもワルンタが先頭に立って、グータッチで激励していました。

普段ピッチに来ても片隅の方でダラダラしているだけのワルンタらしからぬ、気合の入りようです。

■高円宮杯の優勝カップ
高円宮杯の優勝カップ

高円宮杯の優勝カップ

試合前には、高円宮杯の優勝カップも会場に登場しました。
これにはふろん太、カブレラ、そしてワルンタも注目していましたね。

■選手入場
選手入場

■プレミアリーグEAST優勝の表彰
プレミアリーグEAST優勝の表彰

そして選手入場後、試合前にはプレミアリーグEAST、WESTの優勝表彰がありました。

高円宮妃久子殿下から、優勝盾の授与が行われました。
これは川崎フロンターレU-18が獲得した、すばらしい栄冠です。

授与を受けたのは、キャプテンマークをつけた背番号10、大関友翔(おおぜきゆうと)選手です。
同選手は、来シーズンからのトップ昇格が決まっています。

■同じくプロ契約済みの高井幸大選手
同じくプロ契約済みの高井幸大選手

今シーズンの川崎フロンターレU-18を支えたひとりが、背番号4、センターバックの高井幸大(たかいこうた)選手です。

身長192cmの恵まれた体格も活かし、最終ラインを防衛するとともに、今日のゲーム終盤では前線にコンバートしてパワープレーもこなしました。

高校2年時に飛び級でプロ契約を結び、年代別代表にも選出されている逸材です。

■1点目の歓喜
1点目の歓喜

■PKを決めた松長根悠仁選手(中央)
松長根悠仁選手

1点目のPKを決めた松長根悠仁(まつながねゆうと)選手も、トップ昇格が決まっています。
高井幸大選手と同期で、センターバックでコンビを組んでいます。

いずれも川崎フロンターレの未来を担う選手たちです。

■ファイナル準優勝の表彰
ファイナル準優勝の表彰

ファイナル準優勝の表彰

2-3のまま試合終了のホイッスルが鳴ると、多くの選手がピッチに倒れこみました。
涙を流す選手が多く、たいへん悔しい結果でしたが、素晴らしい活躍を見せてくれました。

FIFAワールドカップカタール2022で活躍した三笘薫選手、板倉滉選手、田中碧選手らも、かつてはU-18で戦っていました。

彼らが果たせなかったプレミアリーグ昇格、EAST優勝、ファイナル準優勝という栄冠を獲得できたU-18の選手たちは、「川崎フロンターレの未来そのもの」です。

直接トップ昇格をする選手だけでなく、三笘薫選手のように大学経由で大きく成長する選手もいますし、皆さんの今後の活躍に期待したいと思います。

(はつしも)

【関連リンク】
高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ ウェブサイト

(川崎フロンターレユース関連)
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2022年
12月07日

カルビー「サッカー日本代表チームチップス2022」で揃える、川崎フロンターレゆかりのW杯代表選手トレカ

現在、「FIFAワールドカップカタール2022」が開催されています。
日本代表「SAMURAI BLUE」は予選リーグを1位で突破したのち、決勝トーナメントでクロアチアにPKで惜しくも敗れ
ました。

目標としていた「ベスト8進出」はあと一歩で達成できませんでしたが、多くの方が日本代表を応援し、強豪に一歩も譲らず戦う姿に勇気づけられました。

さて、本大会にあわせて、カルビーが日本代表選手のトレーディングカード付「サッカー日本代表チームチップス2022」を販売していました。

■「サッカー日本代表チームチップス2022」のトレーディングカード


サッカー日本代表チームチップスのトレーディングカード

本大会の日本代表には川崎フロンターレから谷口彰悟選手、山根視来選手が選出されたほか、田中碧・三笘薫・守田英正・板倉滉ら「元川崎フロンターレ所属」、川崎市の「さぎぬまSC」出身の権田修一選手など、多くの「川崎市ゆかり」の選手らが選出されて活躍しており、各選手のカードも入っていますので、ここで記録としてご紹介しておきたいと思います。

なお、このカードの選出基準は、2021年5月~2022年6月に行われた日本代表戦出場選手であり、ワールドカップ代表とは異なります。

■三笘薫選手
三笘薫選手

三笘薫選手

今大会、最も大きなインパクトを残した日本代表選手のひとりは、間違いなく三笘薫(みとまかおる)選手でしょう。

三笘薫選手はさぎぬまSCから川崎フロンターレユースに入り、筑波大学を経て川崎フロンターレに加入。
他の誰にもまねができないドリブル突破が武器で、ルーキーイヤーからMVP級の活躍でした。
現在は英国プレミアリーグのブライトンに所属しています。

今回のワールドカップでも、日本代表のチャンスの多くを演出しました。

■田中碧選手(プレイングタイムベストイレブンカード)
田中碧選手

田中碧選手

決勝トーナメント進出がかかったスペイン戦で、三笘薫選手からのパスを受けて決勝点を挙げたのが田中碧(たなかあお)選手です。

田中碧選手は川崎フロンターレユースからトップチームに昇格した生え抜きで、当初は出場機会がなかったものの急成長。2018シーズンに「ベストヤングプレイヤー賞」を受賞しました。

ボランチとして2021シーズンまで川崎フロンターレの中盤を支え、2021-22シーズンからドイツ2部のデュッセルドルフに移籍しました。
東京五輪代表を経て、日本代表に定着しています。

ワールドカップ予選で主力として活躍し予選突破に貢献、ワールドカップにおいてもドイツ戦・スペイン戦・クロアチア戦に出場し活躍しました。

三笘薫選手とは小学校が同じで、川崎フロンターレユースに入る前のさぎぬまSC時代からのチームメイトという幼馴染でした。
そんな2人がスペイン戦でボールを繋いで決勝点を挙げたことは、テレビや新聞等でも話題になりましたね。

なお、日本代表選手のカードは、対象期間の代表戦出場時間上位11人についてはノーマルカードに加えて「プレイングタイムベストイレブンカード」(ホログラム入り)があります。

上記の田中碧選手のカードは、プレイングタイムベストイレブンカードです。

■山根視来選手(プレイングタイムベストイレブンカード)
山根視来選手

山根視来選手

今回、数少ない国内組として、川崎フロンターレから谷口彰悟選手とともに代表選出されたのが、山根視来(やまねみき)選手です。

山根選手は湘南ベルマーレから2020シーズンに川崎フロンターレに加入しました。
不動の、Jリーグ最高レベルの右サイドバックとして、川崎フロンターレの攻撃力を支えています。

その活躍が評価され、今回ワールドカップ代表に選出されました。
ワールドカップでは予選リーグのコスタリカ戦に出場し、残念ながら勝利はなりませんでしたが、Jリーグから世界へつながる扉があることを、谷口彰悟選手とともに証明しました。

上記の山根選手のカードは、プレイングタイムベストイレブンカードです。

■山根視来選手のノーマルカード
山根視来選手のノーマルカード

山根選手

こちらは、山根選手のノーマルカードです。
コンプリートを目指す方は、両方頑張って揃えてみてください。

■チームカード(2022年6月ガーナ戦)
チームカード

また、選手ごとのカードのほか、チームカードもあります。
こちらは2022年6月10日の「ガーナ戦」のスターティングメンバーです。

これには前掲の山根視来選手と、谷口彰悟選手も入っています。

「カルビー日本代表選手チームチップス」は、一応2023年3月下旬が終売日となっていますが、カルビーのウェブサイトでは「休売中」というステータスになっています。

武蔵小杉では直近まで「セブンイレブン川崎中原区役所前店」では販売していましたが、本日時点では完売していました。店舗によりばらつきがあるようです。
販売状況は保証できませんので、あらかじめご了承ください。

■2018年のロシアワールドカップ時の日本代表選手カード大島僚太選手)
大島僚太選手

【関連リンク】
(カルビー日本代表チームチップス関連)
カルビー商品情報 日本代表選手チームチップス2022
2018/6/8エントリ カルビー「サッカー日本代表チームチップス」2018年版が6月下旬まで販売、川崎フロンターレの大島僚太・小林悠・谷口彰悟・阿部浩之・車屋紳太郎5選手のカードが揃う

(川崎フロンターレと日本代表関連)
川崎フロンターレ 日本代表メンバー選出のお知らせ
2018/5/31エントリ 川崎フロンターレ・大島僚太選手がロシアワールドカップ日本代表に選出、こすぎコアパークでの壮行会が超満員に
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2022/11/15エントリ 中原区役所に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来の日本代表応援懸垂幕が登場、中原図書館ではSAMURAI BLUE応援メッセージ募集

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2022年
12月05日

富士通陸上競技部協力「なかはらランニングフェスタ」が等々力緑地で初開催、車椅子トライアルランに川崎フロンターレ「ふろん太」も参加

子どもも大人も気軽に楽しめるランニングイベント「なかはらランニングフェスタ」が2022年12月4日(日)に初開催されました。

本イベントでは富士通陸上競技部の協力によるランニング教室も開催されたほか、「車椅子ユーザーの課題把握」を目的とした車椅子のトライアルランも実施されました。

トライアルランでは、川崎フロンターレのふろん太君も参加し、皆さんと一緒にコースを回りました。

■なかはらランニングフェスタ
なかはらランニングフェスタ

なかはらランニングフェスタ

「なかはらランニングフェスタ」は、中原区町内会連絡協議会・中原区スポーツ推進委員会・中原区青少年指導員連絡協議会・中原区子ども会連合会・中原区商店街連合会・中原区社会福祉協議会で構成された「実行委員会」と、中原区役所の主催により企画運営されました。

大きく分けて、富士通陸上競技部による「ランニング教室」、小学校低学年と保護者ペアによる「ファミリーラン」(1km)、等々力陸上競技場とその周辺を走る「ロードレース」(3km、5km)の3つの企画がありました。

各企画は事前申込制で、大変好評につきいずれも定員満了となっていました。

■ランニング教室(小学生向け)
ランニング教室(小学生向け)

■富士通陸上競技部OBの鈴木良則さん
富士通陸上競技部OB

ランニング教室は、小学生対象と、一般(中学生以上)対象の2コースに分かれていました。
それぞれ富士通陸上競技部OBの方がコーチで、小学生対象は鈴木良則さんでした。

鈴木さんは、2009年の実業団ニューイヤー駅伝では1区を走り、富士通を優勝に導きました。
3年連続で陸上競技部の主将をつとめるなど、中心的な存在として活躍されていました。

■腕の振り方
腕の振り方

■力がきちんと伝わる走り方
走り方

力が伝わる走り方

■巧みにコーチされる鈴木さん
巧みにコーチされる鈴木さん

鈴木さんのコーチは、子どもたちにもとても伝わりやすい内容でした。
身体の動かしかた、力の効果的な伝え方をステップをひとつひとつ踏んで教えていきます。

子どもたちも楽しみながらコーチを受けていたと思います。

■一般(中学生以上)対象コーチの笹野浩志さん
笹野浩志さん

一般コース

そして一般(中学生以上)コースは、同じく富士通陸上競技部OBの笹野浩志さんがコーチでした。

笹野さんは日本選手権800mで3度優勝し、2004年には当時日本歴代3位となる「1分47秒02」の自己ベストも記録されています。

■足を高く上げる練習
足を高くあげる練習

■楽しくランニング
楽しくランニング

一般の部でも、体の動かし方から始めて、段階的に走るコツを伝授していきました。
大人の皆さんも、広いトラックで体を動かすのは気持ちよさそうでしたね。

■富士通陸上競技部のノートもプレゼント
富士通陸上競技部のノートもプレゼント

■富士通の皆さん
富士通の皆さん

ランニング教室は、このように富士通の皆さんの協力により実施されました。

先日ご紹介した富士通レッドウェーブのバスケットボール教室など、地域貢献活動も日ごろから取り組まれています。

■ふろん太君も登場
ふろん太君

そして今回は、川崎フロンターレのふろん太君も広報協力で登場しました。
のちほど車椅子でのトライアルランに参加するため、車椅子に乗っています。

■開会式
開会式

■中原区の板橋区長のご挨拶
中原区長のご挨拶

ランニング教室に続いて、開会式が行われました。
中原区の板橋区長はご覧の通りランナースタイルで登場され、「ランナーとして一緒に走れることを嬉しく思います」とご挨拶されました。

■子ども会代表の宣誓
子ども会代表の宣誓

子ども会代表からは、選手宣誓がありました。
今回は大谷戸上町子ども会、下小田中第一子ども会のお子さんが代表です。

■消防音楽隊の音楽にのせて、「ファミリーラン」スタート
ランニングスタート

ファミリーランスタート

ファミリーラン

■快走する中原区長
中原区長

■サンタクロースも登場
サンタクロースも登場

開会式に続いて、「ファミリーラン」スタートです。

小学校低学年のお子さんと保護者の2名1組で1kmを走るもので、等々力陸上競技場のトラック2.5周にあたります。

記録計測や順位付けは行わず、完走者全員に完走証を贈呈します。
早くてもゆっくりでも、楽しく走れればOKで、多くの方が笑顔で走っていたのが印象的でした。

また、中原区の板橋区長も早速ここから参加されていました。

■「ロードレース」もスタート
ロードレースもスタート

■「ロードレース」に合わせ車椅子トライアルラン開始
「ロードレース」にあわせ車椅子トライアルランスタート

■ふろん太もスタート
ふろん太もスタート

そして一方、等々力陸上競技場とその周辺を走るのが「ロードレース」(3km・5km)です。
これにあわせて、車椅子による「トライアルラン」もスタートしました。

この「トライアルラン」は、実行委員会のメンバーである中原区スポーツ推進委員会委員長の「車いすユーザーも スポーツを気軽に楽しめるまちにしたい!」という思いに共感した、中原区スポーツ推進委員会・中原区役所・富士通が連携して実施されました。

今回はトライアルという位置づけで、次年度の本格実施に向け、健康増進と親睦をはかりながら、車いすユーザーの課題把握を行うものです。

またこの取り組みを広報することで、地域で開催されるスポーツイベント等でバリアフリーに関して考えるきっかけとすることも目的としており、今回は川崎フロンターレとともに弊サイト「武蔵小杉ライフ」も協力者として参加しておりました。

そのようなわけで、川崎フロンターレのふろん太君も広報役としてトライアルランに参加です。

■等々力陸上競技場周辺のコース
等々力陸上競技場周辺のコース

等々力陸上競技場周辺のコース

等々力陸上競技場周辺のコース

等々力陸上競技場周辺のコース

「ロードレース」は、等々力陸上競技場から川崎市市民ミュージアム前まで走り、もう一度戻っていくコースです。

車椅子トライアルランと、ロードレース参加者が一緒に同じコースを走っていきました。

■最後は自力で走行するふろん太
等々力陸上競技場周辺のコース

■ゴール
ゴール

途中までは車椅子を押してもらっていたふろん太も、最後の直線は自分で漕いでゴールです。
沿道でも通りがかりの方に声援を受けて、人気者でした。

■グータッチ
グータッチ

ゴール後には、同じく車椅子体験をしていたお子さんとグータッチです。
ここまでお疲れ様でした。

■記念撮影
記念撮影

関係者の皆さんと、記念撮影です。
本イベントは多くの方のご協力で運営され、参加者の皆さんも楽しめる良い半日になったのではないでしょうか。

車椅子の「トライアルラン」は、来年の本格実施のための課題抽出が大きな目的でしたので、記念撮影後に反省会・気付きの共有も行われました。

コース内で一部狭いところがあり、一般のランナーとすれ違う際に留意が必要であったこと、人に寄り介助者が不要な場合もあるなど、実体験を踏まえたさまざまな課題共有が行われました。

これらはまた今後に活かされていくことと思います。

今回は「なかはらランニングフェスタ」も初開催ということでしたが、たいへん好評でした。
また来年、車椅子ランも含めたより充実したイベントになるのではないでしょうか。

最後に、本イベントに関わられた皆さんからのメッセージです。

■中原区スポーツ推進委員会 林委員長
生活用車いすでもスポーツができることに驚きました。地域で協力し合うことでトライアルランを実現することができ、来年はぜひ正式種目にしたいですね。
今回の車いすトライアルランを皮切りに、誰もが気軽にスポーツを通して地域の みなさんと交流を深め、健康でいられるまちにしていきましょう。

■一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟 花岡伸和常務理事
車いすユーザーにもっと運動に親しんでほしいという気持ちです。パラリンピック はハイパフォーマンスを披露する場だけでなく、多くの人がスポーツに親しむきっかけとなるべき大会ですので、そこに出た人間としては自分の一番得意な分野でより多くの方が共にランニングを楽しむ場を増やしたいと考えています。
ですので、今回、 お声かけいただき中原区の皆さんと大会を作る一員になれたことはとてもありがた いことだと考えています。

■富士通 志村裕子さん
富士通はインクルーシブな環境を整える動きがますます活発になっており、多様な障がいがある社員が働いています。障がいがあってスポーツには縁遠いと思っている人でも、生活用車いすマラソンを通して家族・友人とともにスポーツをする楽しみを一緒に、そしてお互いに味わってもらえたら嬉しいです。

■新城小学校6年 草刈颯太さん
今回車椅子トライアルランを通して、みんなにバリアフリーについて知ってもらえればと思います。車椅子は行ける場所が制限されたり移動が大変だったりしますが、今後誰もが生活しやすい環境になったら良いなと思います。

■川崎フロンターレ ふろん太さん
ぼくたちフロンターレは、障がいの有無、性別にも関係なく、誰もがスポーツを『する・見る・支える』ことができるまちにしたいという想いで活動しているんだ。 車いすトライアルランの動きがこのまちに広がって、誰もが気軽にスポーツを楽しめて、笑顔になれるまちになるよう、これからも地域の仲間たちと一緒に取り組んでいくね。 ぼくにできることがあったら、いつでも声をかけてね。

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2022年
12月02日

カタールW杯で日本代表が「川崎ゆかり」選手躍動でスペイン破り予選突破、等々力緑地のピコリーノは日本代表応援仕様に

現在、「FIFAワールドカップカタール2022」が開催されており、日本代表「SAMURAI BLUE」がドイツ・スペインを破って予選リーグを見事突破しました。

本大会の日本代表には川崎フロンターレから谷口彰悟選手、山根視来選手が選出されたほか、田中碧・三笘薫・守田英正・板倉滉ら「元川崎フロンターレ所属」、川崎市の「さぎぬまSC」出身の権田修一選手など、多くの「川崎市ゆかり」の選手らが選出されて活躍しています。

■サッカー日本代表公式 Twitter


予選突破の決勝点となったのは、三笘薫選手のアシストからの田中碧選手のゴールでした。
これにより、田中碧選手はマンオブザマッチにも選出されています。

この試合は川崎フロンターレ谷口彰悟選手もW杯初出場を果たし、ビルドアップで活躍するなど川崎ゆかりの選手らが躍動しました。


そんな中、等々力緑地の小鳥のオブジェ付き車止め「ピコリーノ」が、ワールドカップ日本代表応援仕様になっていました。

■等々力緑地の、W杯日本代表応援仕様になった「ピコリーノ」
日本代表応援仕様のピコリーノ

等々力緑地の、「川崎市公文書館」と「会館とどろき」の間を抜けて等々力陸上競技場に向かう途中に、この「ピコリーノ」があります。

「ピコリーノ」は小鳥のオブジェ付きの車止めで、株式会社サンポールの商品です。

ここ等々力緑地では地域の方の手により、川崎フロンターレのホームゲームにあわせて、川崎フロンターレと対戦相手のユニフォームを着用するのが恒例になっていました。

それが今回は、川崎フロンターレ(左)、日本代表(中央)、日の丸(右)の組み合わせになっていました。

■日本代表ユニフォームも再現
日本代表ユニフォームも再現

日の丸も綺麗に再現

W杯での日本代表ユニフォームは、「折り紙」をコンセプトにしたデザインになっています。
ピコリーノの手編みコスチュームも、しっかり再現されていました。

また日の丸も、綺麗な真ん丸ですね。

■道路両側のピコリーノ
道路両側のピコリーノ

■ウクライナカラーも定番に
ウクライナカラーのピコリーノ

等々力緑地のピコリーノは道路両側にあり、そのうちの1か所がウクライナカラーでした。

ウクライナカラーのピコリーノは2022年3月にはすでに登場していまして、本サイトでもご紹介していました。
こちらは時間が経過して、少し色が薄くなってきたかもしれませんが、ホームゲーム開催以外の平常時に、継続して登場しています。

W杯日本代表の予選突破により、まだ少なくとも12月6日(火)まで日本のワールドカップ期間は続きますので、しばらく日本代表応援仕様のピコリーノの姿が見られそうです。

(あさお)

【関連リンク】
(ピコリーノ関連)
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(川崎フロンターレとW杯関連)
川崎フロンターレ 日本代表メンバー選出のお知らせ
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2022年
11月23日

川崎フロンターレ佐々木旭・五十嵐太陽がグランツリー武蔵小杉で「お風呂」絵本読み聞かせ、多彩なポージングで記念撮影も

本日、グランツリー武蔵小杉において、小学1~4年生とそのご家族を対象とした「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントが開催されました。

2022シーズンより加入した佐々木旭(ささきあさひ)選手、五十嵐太陽(いがらしたいよう)選手が登場し、「お風呂」をテーマにした絵本の読み聞かせを行うとともに、質問コーナーや記念撮影タイムも設けられました。

■グランツリー武蔵小杉の「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベント
川崎フロンターレと本を楽しもう!

川崎フロンターレ選手と絵本を楽しもう!イベント

佐々木旭選手、五十嵐太陽選手

川崎フロンターレは、かねてから川崎市の読書推進活動に協力を行っています。

本日開催された「川崎フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベントは川崎市教育委員会・川崎市立図書館と共催するもので、2009年にスタートして市内各所で絵本の読み聞かせを実施してきました。

コロナ禍により、リアル開催は実に3年ぶり、14回目の開催となります。

■佐々木旭選手
佐々木旭選手

佐々木旭選手は、流通経済大学で関東大学リーグMVPも受賞し、争奪戦の末に2022シーズンから川崎フロンターレに加入しました。

ポジションはサイドバックで、足元の技術の高さを活かした攻撃力が特徴です。

■五十嵐太陽選手
五十嵐太陽選手

五十嵐太陽選手も、2022シーズンに新加入したルーキーです。
川崎フロンターレユースからの生え抜き昇格組で、U-18のプレミアリーグ昇格にも大きく貢献しました。

今季出場機会は限られていましたが、次世代のフォワードとして期待されています。

■司会の小森すみ恵さん
小森すみ恵さん

■リフティングでウォーミングアップ
リフティングでウォーミングアップ

リフティングでウォーミングアップ

川崎フロンターレホームゲームのスタジアムDJ、小森すみ恵さんの司会のもと、イベントがスタートしました。

両選手が少々緊張気味ということで、リフティングでのウォーミングアップからスタートしました。

小学生の時にできたリフティング回数は佐々木旭選手が「1,000回」、五十嵐太陽選手が「100回」ということでしたが、ここでは五十嵐太陽選手に軍配。

佐々木旭選手は「昔の方が上手かったかも…」と苦笑していました。

■絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせ
©『おふろだいすき』松岡享子/作 林明子/絵 福音館書店
©『パンダ銭湯』tupera tupera/作 絵本館
※イベント参加者は読み聞かせ中は撮影禁止でしたが、本サイトは取材メディアとして撮影許可を得ております。

さて、メインの読み聞かせは、いずれも「川崎フロンターレ26(フロ)周年」だけに、お風呂をテーマにした絵本でした。

■佐々木旭選手「おふろだいすき」
佐々木旭選手「おふろだいすき」

佐々木旭選手「おふろだいすき」

佐々木旭選手は、「おふろだいすき」

男の子がお風呂に入っていると、亀やペンギン、アシカなどの動物が次々と登場してくる楽しい絵本です。

■五十嵐太陽選手「パンダ銭湯」
五十嵐太陽選手パンダ銭湯

五十嵐太陽選手「パンダ銭湯」

五十嵐太陽選手は「パンダ銭湯」です。

なんと「パンダ以外は固くお断り」の銭湯が登場します。
これだけでちょっと読みたくなりますね。

■お互いを称えあう両選手
お互いを称えあう両選手

お互いを称えあう両選手

両選手とも緊張して一汗かきながら、慣れないながらも頑張って読み聞かせをしてくれました。

読み終わった後には、会場の皆さんと共にお互いに惜しみなく拍手を贈っていました。

■中原図書館による「図書館クイズ」
図書館クイズ

図書館クイズ

続いて中原図書館による「図書館クイズ」です。
図書館でのマナー違反はどれでしょう?というものです。

「居眠りしない」「ものを食べない」「おしゃべりしない」ということで、子どもたちはすぐ正解できました。

このクイズで使われていたイラストは、川崎フロンターレ協力による読書推進活動の一環として作成されたオリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん~対決!闘将カーン~」です。

こちらは中原図書館で貸し出しも可能です。

■ふろん太君による図書館貸し出しカード紹介
ふろん太君による貸し出しカード紹介

またクイズで図書館の利用マナーを学んだところで、図書館の利用方法として、貸出カードの紹介がありました。
すぐに作れて、本が借りられます。

ふろん太君の貸し出しカードは、かなり大きいですね。

■質問コーナー
質問コーナー

続いて質問コーナーです。

最初に司会の小森すみ恵さんから、お風呂のこだわりなどについて質問があり、川崎フロンターレの寮のお風呂では、寮長の早坂勇希選手が物の置き場所に厳しく、きちんとしていないと五十嵐太陽選手らが怒られているというエピソードが両選手から紹介されました。

続いてあらかじめ応募された質問の中から、両選手が答えてくれました。

■質問に答える佐々木旭選手
佐々木旭選手

昔読んだ本は、佐々木選手は「ぐりとぐら」。五十嵐選手は「かいけつゾロリ」ということです。

佐々木選手は最近コーチの勧めで「夢をかなえるゾウ」を読んだそうで、五十嵐選手は好きなマンガではサッカーマンガ「エリアの騎士」を読んでいるということでした。

■同じく、五十嵐太陽選手
質問に答える五十嵐太陽選手

「フロンターレの選手で1日その人になってみるとしたら誰?」という質問については、五十嵐選手はマルシーニョ選手。とにかくスピードが凄いというのが理由です。

佐々木選手の「『何も考えていないで楽そうな』宮城天選手」になりたいとの回答には会場から笑いがこぼれました。

先般のベトナムツアーでも佐々木選手、橘田健人選手、遠野大弥選手が待つバスに宮城選手がなかなか現れず、「ゴメンゴメンで終わった」という、「先輩にもあまり気を遣わなくて楽そう」なエピソードもここで暴露され、同選手の愛されるキャラクターがよく伝わってきました。

他にもいくつかの質問と回答があり、楽しいひとときとなりました。

■記念撮影タイム
記念撮影タイム

そして最後は、参加者のご家族1組ずつの記念撮影タイムです。

ソーシャルディスタンス仕様で、選手らとふろん太君がステージ上段に並び、参加者がステージ下で撮影する形式でした。

途中からステージ上段の3人が揃ってポージングをするかたちになりましたので、さまざまなバリエーションをお楽しみください。

■ハート形ポーズ
記念撮影タイム

■ガッツポーズ
記念撮影タイム

■指さしポーズ
記念撮影タイム

■ウェルカムポーズ
記念撮影タイム

■タイツアーご挨拶ポーズ
記念撮影タイム

■マルシーニョ選手ゴール後のポーズ
記念撮影タイム

■指ハートポーズ
記念撮影タイム

■エンブレムリスペクトポーズ
記念撮影タイム

■ほっぺ指差しポーズ
記念撮影タイム

■「ゲッツ!」ポーズ
記念撮影タイム

これらのポーズは主にふろん太君のリードで、両選手がよく対応してくれました。

こうした記念撮影一つとっても、楽しいものにしてくれるサービス精神も、川崎フロンターレの人気の理由かもしれません。

イベント終了後の囲み取材では、佐々木選手、五十嵐選手ともにコロナ禍でなかなか地域活動ができなかった中、こうして活動ができて良かった、楽しかったと振り返りました。

今回の「川崎フロンターレと本を楽しもう!」も3年ぶりのリアル開催となりました。
アフターコロナ仕様で完全に元通りではありませんが、今後もさまざまな地域活動が再開されていくことと思います。

(はつしも)

【関連リンク】
川崎フロンターレ 11/23「フロンターレ選手と本を楽しもう!」イベント開催のお知らせ
2017/2/9エントリ 中原図書館で読む、「川崎フロンターレと本を読もう!」事業のオリジナル紙芝居「フロンタくんとワルンタくん~対決!闘将カーン~」

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2022年
11月15日

中原区役所に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来の日本代表応援懸垂幕が登場、中原図書館ではSAMURAI BLUE応援メッセージ募集

「FIFAワールドカップカタール2022」の日本代表に、川崎フロンターレの谷口彰悟選手・山根視来選手が選出され、本サイトでは記者会見と麻生区役所での壮行会をレポートさせていただきました。

そしてこのたび、中原区役所に両選手を応援する懸垂幕が掲出され、中原図書館においては日本代表選手へのメッセージ募集が行われていました。

■中原区役所の懸垂幕
中原区役所の懸垂幕

中原区役所の懸垂幕

中原区役所では、川崎フロンターレや川崎ブレイブサンダースなど「かわさきスポーツパートナー」の優勝祝賀や応援の懸垂幕をいつも掲出しています。

今回は川崎フロンターレの谷口彰悟選手・山根視来選手の日本代表での活躍を応援する懸垂幕が登場しました。

「魅せろ川崎魂!」ということで、川崎フロンターレ後援会、川崎フロンターレ中原アシストクラブ、川崎市の名前が並んでいます。

■中原図書館の応援掲示
中原図書館の応援掲示

中原図書館の応援掲示

■中原図書館のワールドカップ特集「図書館で楽しむ国際サッカー大会」
図書館で楽しむ国際サッカー大会

日本代表選手への応援メッセージ募集

一方こちらは中原図書館の掲示です。

谷口彰悟選手・山根視来選手への応援メッセージが掲示されるとともに、「図書館で楽しむ国際サッカー大会」と題し、グループリーグ対戦国に関する図書など、関連図書の特集が組まれていました。

■日本代表選手への応援メッセージ募集
日本代表選手への応援メッセージ募集

日本代表選手への応援メッセージ募集

応援メッセージ募集

そしてこちらは、中原図書館で実施されていた、日本代表選手への応援メッセージ募集です。

これは日本サッカー協会の「折り紙プロジェクト」で、集めたメッセージはメッセージボードや折り紙アートに姿を変え、本大会直前に選手らに届けられるということでした。

現地では明示されていませんでしたが募集期間が決まっているかと思いますので、予めご了承ください。

■武蔵小杉駅北口「アズーロ・ネロ」の記者会見・壮行会グッズ展示
アズーロ・ネロの展示

そしてもちろん、武蔵小杉駅北口の川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップ「アズーロ・ネロ」でも両選手の応援展示が行われています。

こちらは両選手の代表選出記者会見や、麻生区役所での壮行会で登場したプレゼントなどですね。

■記者会見で登場した「カタール行きのチケット」
カタール行きのチケット

こちらは、記者会見で登場した「カタール行きのチケット」です。
見えにくいですが、両選手のサイン入りになっていました。

■ハワイの「フロンターレイ」
フロンターレイ

フロンターレイ

両選手のフォトパネルは、麻生区役所での壮行会で地元在住の方から寄贈された、ハワイの首飾り「レイ(フロンターレイ)」をかけていました。

■くす玉となりきりラクダセット
くす玉となりきりラクダセット

■壮行会で着用した「なりきりラクダセット」
クラブからは「なりきりふたこぶラクダ」

上部に飾られていたのは壮行会のくす玉と「なりきりラクダセット」です。

「なりきりラクダセット」は、カタールの砂漠を体感し、ふたりで苦楽を共有してほしいとの願いからクラブより寄贈されました。

■両選手のグッズ特集
両選手のグッズ特集

■祝賀メッセージと川崎フロンターレ所属経験選手紹介
グッズ特集と所属経験選手の紹介

「アズーロ・ネロ」はオフィシャルグッズショップですので、もちろん両選手のグッズ特集も行っています。

またグッズのそばには祝賀メッセージと、ワールドカップ日本代表選手のうち、川崎フロンターレ所属経験選手の紹介も添えられていました。

トップチームで活躍した田中碧・板倉滉・三笘薫・守田英正・川島永嗣選手らはよく知られています。
久保建英選手はユース時代に、シュミット ダニエル選手は大学時代に特別指定選手として所属歴がありました。



川崎フロンターレは、2022シーズンは2016以来の「タイトルのないシーズン」となりました。

2017以降は毎年何らかのタイトルを獲得し、武蔵小杉の街の各所に優勝祝賀メッセージが出るのが恒例のようになっていたのですが、今年はそれがありません。

しかしながら今回は武蔵小杉東急スクエア・東急武蔵小杉駅コンコースに感謝のメッセージが掲示されていました。

■武蔵小杉東急スクエアのシーズン終了後メッセージ
武蔵小杉東急スクエアのメッセージ

■東急武蔵小杉駅のシーズン終了後メッセージ
東急武蔵小杉のメッセージ

ワールドカップ日本代表応援メッセージとともに、街のほかの場所にも掲示されているところがあるかもしれません。

常に勝ち続けることばかりはできませんので、こういったメッセージも温かくて良いと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 日本代表メンバー選出のお知らせ
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2022年
11月08日

等々力緑地再編整備・運営事業を東急・富士通・川崎フロンターレなどのコンソーシアムが576億円で落札、新スタジアムなどのイメージパースを公表

川崎市が、等々力緑地再編整備・運営等事業に係る落札者を決定し、本日付けで報道発表しました。

入札は1グループのみで、かねてから名前が挙がっていた東急株式会社を代表企業とするコンソーシアム「Todoroki Park and Link」が576億9,700万円で落札しました。

構成企業として富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設の8社、さらに協力企業としてDeNA川崎ブレイブサンダースなど6社が名前を連ねています。

事業期間は2023年4月から2053年3月末までとされています。

2023年4月から「Todoroki Park and Link」による公園の維持管理運営がスタートします。
また、等々力陸上競技場の球技専用スタジアムとしての全面改修をはじめとするさまざまな施設や公園の整備は2029年度末(2030年3月末)までに完了する計画となっています。

■落札者「Todoroki Park and Link」
●代表企業:東急
●構成企業:富士通、丸紅、オリックス、川崎フロンターレ、グローバル・インフラ・マネジメント、大成建設、フジタ、東急建設
●協力企業:梓設計、東急設計コンサルタント、オオバ、東急コミュニティー、東急スポーツシステム、DeNA 川崎ブレイブサンダース

■主な整備施設(※:運営権設定施設)
(1) 運動施設
・球技専用スタジアム※ ・(新)陸上競技場 ・(新)とどろきアリーナ※、スポーツセンター、プール ・ストリートスポーツパーク
(2)園路・広場
・アクティビティループ(園路) ・キッズパーク(子どもの遊び場) ・インクルーシブパーク ・芝生広場
(3)修景施設
・親水空間(レインガーデン等) ・植栽
(4)便益施設
・駐車場※ ・自由提案施設(飲食、物販等)

また今回、川崎市や「Todoroki Park and Link」構成企業である川崎フロンターレから事業提案のイメージパースが公表されましたので、同社の提供によりご紹介いたします。

なお、イメージパースは事業提案資料であり、今後変更される可能性がありますので、ご了承ください。

■全体鳥観図
全体鳥観図
©Todoroki Park and Link

こちらが全体鳥観図です。
中央の硬式野球場「等々力球場」や左手前の正面広場はすでに完成しています。

右手の等々力陸上競技場を球技専用スタジアムとして全面改修するとともに、等々力球場北側の補助競技場を観客席つきの陸上競技場として再整備します。

とどろきアリーナなども再整備するとともに、等々力緑地の北側では多摩川河川敷とシームレスに行き来できる導線も整備する計画となっています。

■球技専用スタジアム
球技専用スタジアム
©Todoroki Park and Link

こちらが、球技専用スタジアムとして再整備される現在の等々力陸上競技場です。
陸上のトラックがなくなり、その分観客席が増えてピッチに近くなります。

近年、川崎フロンターレのホームゲームはキャパシティがひっ迫していますが、チケットが取りやすくなり、またより臨場感のある試合が楽しめるようになりそうです。

■芝生広場
芝生広場
©Todoroki Park and Link

現在の釣り池周辺には、芝生の広場が計画されています。
右手に見えるのが現在の等々力陸上競技場メインスタンドですね。

左端には補助競技場があり、こちらが前述の通り観客席付きの陸上競技場として再整備されます。

■アクティビティループ(園路)
アクティビティループ(園路)
©Todoroki Park and Link

こちらはどのエリアに該当するのかわかりませんが、アクティビティループ(園路)です。
このように広々と綺麗な園路ができたら、素敵ですね。

■新アリーナ・スポーツセンター・新陸上競技場
新アリーナ・スポーツセンター・新陸上競技場
©Todoroki Park and Link

前述の新陸上競技場と、新アリーナ・スポーツセンターです。
開放感のある印象です。

現在のとどろきアリーナも少々古くなっていますから、新アリーナも楽しみにされている方がいらっしゃるかと思います。

コンソーシアム「Todoroki Park and Link」は今後川崎市と基本協定の締結を進め、具体的な事業内容は川崎市との協議を踏まえて適宜公表していくということです。

参画企業である川崎フロンターレも「人を、この街を、もっと笑顔に。」をコンセプトに取り組んでいくということですので、期待したいと思います。

■2021年に公表された等々力緑地再編整備実施計画改定案
等々力緑地再編整備後のイメージ
※川崎市報道発表資料より

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 等々力緑地再編整備・運営等事業の落札者を決定しました
川崎市報道発表資料 「等々力緑地再編整備実施計画」を改定しました
東急株式会社 等々力緑地再編整備・運営等事業における落札者の公表について
川崎フロンターレ 等々力緑地再編整備・運営等事業における落札者の公表について

(等々力緑地再編整備関連エントリ)
2019/12/19エントリ 東急が等々力陸上競技場全面改築など緑地再編整備を川崎市にPFI事業提案、市が取組方針案を公表し意見募集
2020/3/17エントリ 等々力緑地の硬式野球場の建設進む、仮囲いに工事進捗の空撮写真が時系列で掲示
2020/4/19エントリ 等々力補助競技場の再整備が完成、フィールドが人工芝化され陸上トラックが鮮やかな青色に
2020/10/19エントリ 県内最大規模・最新設備の硬式野球場「等々力球場」が等々力緑地で供用開始、報道機関向け内覧会・完成記念式典開催レポート
2021/5/27エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備改定骨子案を発表:等々力陸上競技場は球専用スタジアム化、6/1より市民意見を募集
2021/11/26エントリ 等々力緑地再編整備実施計画改定案が公表、とどろきアリーナ再整備で屋内プール設置、等々力陸上競技場等施設の2029年度整備完了目指す

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2022年
11月06日

川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来のカタールW杯壮行会完全レポート:麻生区役所でサポーター約千人が後押し

2022年11月1日に、FIFAワールドカップカタール大会の日本代表が発表され、川崎フロンターレからは谷口彰悟(たにぐちしょうご)選手、山根視来(やまねみき)選手が選出されました。

同日開催された記者会見に続いて、本日は麻生区役所において「世界への想いをかた~る!日本代表選手壮行会」が開催され、約1,000人におよぶサポーターが集まりました。

■麻生区役所で開催された日本代表選手壮行会の記念撮影
記念撮影

日本代表選手の壮行会

■谷口彰悟選手
谷口彰悟選手

谷口彰悟選手は、2014シーズンに筑波大学から川崎フロンターレに加入し、以来9シーズンにわたってディフェンスラインを支えてきたキャプテンです。

非常に端正な顔立ち、リーダーシップや責任感がありファンサービスにも心を配るそのふるまいから「イケメン」「完璧超人」などとも呼ばれています。

■山根視来選手
山根視来選手

山根視来選手は2020シーズンに湘南ベルマーレから加入し、不動のレギュラーとして活躍してきました。

右サイトバックとしての積極的な攻撃参加が持ち味で、家長昭博選手と連携した攻撃力は常に対戦相手の脅威となってきました。

両選手はこれまでのワールドカップ予選でも日本代表に継続的に選出されており、今回はおおよそ順当なワールドカップ代表選出となりました。

■フロンターレのビッグフラッグや横断幕で装飾された麻生区役所
ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所
 
前回、ロシアワールドカップ日本代表に大島僚太選手が選出された際、壮行会が行われたのは武蔵小杉駅前の「こすぎコアパーク」でした。

今回は場所をかえて、麻生区役所での開催となりました。
休日の麻生区役所の壁面にユニフォームのビッグフラッグや、スタジアムで掲示されている横断幕等が張り巡らされました。

今回のワールドカップ日本代表には谷口彰悟選手・山根視来選手のほか、川崎フロンターレ出身の三笘薫選手・守田英正選手・田中碧選手・板倉滉選手らも選出されています。

今回の壮行会では、これらの縁のある選手らの横断幕も掲示されていました。

■サポーターの皆さんのメッセージ
サポーターの皆さんのメッセージ

サポーターの皆さんのメッセージ

また来場されたサポーターの皆さんも、メッセージを書いたカードやフラッグなどを持参されている方がいらっしゃいました。

選手との距離も近かったですので、それぞれ谷口・山根両選手の目にも留まったのではないでしょうか。

■壮行会開始前のふろん太・カブレラ
ふろん太・カブレラ

日本代表のユニフォーム

壮行会の開始前から、マスコットキャラクターのふろん太・カブレラが登場しました。
カブレラの頭の葉っぱの部分からふろん太が取り出したのは、日本代表のユニフォームでした。

これは日本の伝統文化である「折り紙」をイメージしたデザインということです。

■谷口・山根両選手が登場してくす玉割り
谷口・山根両選手が登場してくす玉割り

くす玉割り

谷口彰悟・山根視来両選手が登場して、まずはくす玉割りです。
中からは「川崎⇒カタール」の祝賀メッセージが登場しました。

両選手とも、「こんなにたくさんの人に来てもらえるとは思っていなかったので、嬉しいです」と会場の雰囲気に驚いていました。

■川崎フロンターレ吉田社長
川崎フロンターレ吉田社長

川崎フロンターレの吉田社長から、ご挨拶がありました。

「海外で活躍する選手が選ばれるなかJリーグで結果を残して選ばれたことは嬉しく思っていますし、誇りに思っています。世界に通用することを証明してほしいと思います」

このようにJリーグを代表しての活躍に期待を寄せました。

■川崎市の福田市長
福田市長

また川崎市の福田市長からも、ご挨拶がありました。

コロナ禍でさまざまな制約があったシーズンを谷口選手のリーダーシップ、山根選手の活躍で戦ったことを称えつつ、「川崎出身選手」の活躍にも期待を寄せました。

「谷口選手、山根選手のほかに三笘選手、田中選手、守田選手、板倉選手、川島選手と、フロンターレファミリー勢揃いで、川崎出身の方たちも含めると『フロンターレじゃん!』という思いもありますが、世界から見ると、川崎という街の名前じゃなくて、バイクの方が有名なので、是非お二人にはカタールで爆発していただいて、この川崎フロンターレがあるまちが川崎なんだということを全世界に知らしめていただきたいなと思います」



さて、ここから谷口彰悟選手、山根視来選手のインタビュー部分を基本的にノーカットでお届けしましょう。
MCは川崎フロンターレ応援番組などに出演している、フリーアナウンサーの高木聖佳さんです。

■インタビューに答える谷口彰悟選手
谷口彰悟選手

■同じく、山根視来選手
山根視力選手の挨拶

■高木聖佳人さん
高木聖佳さん

--昨日の試合を振り返っていかかがですか。

(山根)
ソンリョンさんが出ていった(退場した)ときには「あ、やばい」と思ったんですけど、でもタンちゃん(第2ゴールキーパーの丹野選手)がでてきて任せられるなと思ったし、これ勝ってもし優勝出来たら本当にかっこいいだろうなと思って、そういう声の中で出ていたので、あの展開を楽しんだというか、アップのときからサポーターの皆さんが雰囲気を作ってくれたというのが、昨日の試合については大きかったなと思います。

--退場した時にはやばいなと思いました?

(山根)
退場になったときはしょうがないし、まあ勝っているし、いけるんじゃないかと、楽しんでやろうかなと思っていました。みんなもそういうモードに入っていたんじゃないかと思います。

--谷口選手、(ケガをしている)お鼻大丈夫ですか?

(谷口)
なるべく早く治したいなと思います。

--山根選手、めちゃくちゃ心配そうな顔で見てますよね。

(山根)
ちょっとは男前になったんじゃないですか(笑)

(谷口)
もともと(笑)

--ついに、ご自身で「もともと」(笑)。どんな試合、どんなシーズンでしたか。

(谷口)
今年1シーズンを振り返ると、なかなか安定した戦いはできなかったし、結果的に優勝を逃してしまったので、一番に出てきたのは悔しいという気持ちでした。あれだけサポーターの皆さんがアウェイにも関わらず集まってくださって、あれだけの雰囲気を作っていただいて、選手たちも必死に頑張ったんですけれども、やっぱりあの1試合だけでは足りなかったと思います。リーグ戦は積み重ねなので、そこらへんの悔しさや反省点はありますけど、昨日の試合でいえば、10人になってもだれも勝利を諦めていなかったですし、それはサポーターの皆さんも同じだったと思いますし、最後まで勝利を目指して戦った結果、10人になってもしっかり勝ち切ったというのは、意地みたいなものを見せられたかなと思っています。こういう試合をできたのは来年にもつながってくるなと思います。あんな試合展開になるとはだれも予想はしていなかったけれど、それでも最後まで戦えたのは良かったと思います。

インタビューに答えるふたり

--11月1日、選ばれた時の思いは。

(山根)
Twitterに映像が出ていたと思うんですけど、「動画なんか撮んなよ!」ってあれはガチで言っていて、そんなもん残すんじゃねーよっていう照れ隠しみたいなものだったと思うんですけど、本当に怒っていたんであのときは。一人で車を出して、その辺の道にとめて、フードかぶってマスクして、できるだけ暗いところに自分を入っていって、ひとりで見ていたんですけど、じぶんの名前が呼ばれた時には、車で一人で叫んじゃいましたね。よーし!って。

--緊張しましたか。

(山根)
寝てなかったですよね。2時になって自分の名前が呼ばれる夢を見ましたし、その日に。起きてまた6時とかで「くそ!」と思って。で、朝行ったらノボリ君がニタニタしながら「寝れたんか?」って聞いていいて。はい、大変でした、あの1日は。

--谷口選手は余裕な感じだったとか。

(山根)
いつも(練習に)あとのほうに来るので、こっちは寝れないという会話をしいるのになんか普通にきて、余裕ぶっているので、はい(笑)。

--さすがですね。

(谷口)
僕も別に余裕ではなかったんですけど、やっぱりずっと意識はしていましたし、勿論緊張もしていたし、余裕ではなかったです。別に自然体で、普通に、昨日のゲームがあったので、その準備は変わらずやらないという感じだったので。

(山根)
それどころじゃなかったんで(笑)
いやでも、カッコつけてるだけだと思っているんですよ、俺は(笑) いやでもなんか、大変だろうなと思いますよ、生きていくの辛いだろうなとか、いつも頑張ってお疲れ様といってあげたいですよ(笑)

(谷口)
作っているわけじゃないよ(笑) 

--でも以前、ちょっと生きづらいところはあるとご自身もおっしゃってましたよね。

(谷口)
まあ、それは確かに。それは周りの期待に応えないとなとは思います(笑)

--次の試合のことを考えていて、そんなに高ぶる気持ちはなかったと。

(谷口)
いや、それはもちろんありましたよ。練習中もどこか意識しているというか、今日発表だなというのはありましたし、まあでもなんとか、目の前の練習に集中したい、ケガしてもしょうがないので、という気持ちでずっと過ごしていました。
僕は昨日のゲームに向けての準備もあったので、治療しながら発表を聴いていたんですけど、配信の動画と地上波のテレビの時差があって、先にそっちを見ていた人でワーッと盛り上がったから、あ、入ったのかなとほっとして、名前を聴けたというのはあります。相当緊張しました。あんな感情になるのはなかなか経験がないですね。
僕も内心めちゃめちゃ嬉しかったし、叫びたかったですけど、そこはちょっとカッコつけました(笑)。頷くぐらいにしておきました。


--そのあとのLINE等のメッセージは。

(山根)
いっぱいきましたね。代表に選ばれて初めてゴールした時と同じくらいきたと思います。150くらいとかですかね。全部返すんですけど、150人に返して、もうワンリターンくるとわけわかんなくなっちゃうので、全部返し終わるまで結構大変でした(笑)
応援してくれる人がいっぱいいるのはありがたいですね。

(谷口)
僕もたくさんの人から連絡をいただきました。
いままでたくさんお世話になった先生やサッカーをやっていた同級生らが、本当に喜んでくれているのが伝わってきて、こちらもしれで嬉しくなりました。そういうメッセージがたくさんでした。
名前を呼ばれた瞬間、みんなで騒いで喜んだりとか、グループラインがすごい会話になっていたりとか。そういうのを見ると、嬉しくなりましたね。





■子どもたちからの質問コーナー
子どもたちからの質問コーナー

インタビューに続いて、子どもたちからの質問コーナーがありました。

「子供の頃に好きだったサッカー選手」は、谷口彰悟選手はフランスのジダン選手、山根選手はブラジルのロナウド選手ということでした。

「ワールドカップに履いていくスパイクの色」は、谷口選手は今と同じ赤、山根選手は白ということです。

またこれに続いてご家族からのメッセージの読み上げもあり、ちょっとほっこりする時間となりました。

■川崎フロンターレアシストクラブからの花束贈呈
川崎フロンターレアシストクラブからの花束贈呈

■激励の花飾り「フロンターレイ」贈呈
花飾り「フロンターレイ」贈呈

ここからは、記念品の贈呈です。

川崎フロンターレを応援する「川崎フロンターレアシストクラブ」からは花束の贈呈、また地元でハワイの首飾り「レイ」作りをされている方から、「フロンターレイ」の贈呈がありました。

■クラブからは「なりきりラクダセット」の贈呈
クラブからは「なりきりふたこぶラクダ」

そしてクラブからは、どんな苦悩も喜びも二人で楽しんでほしいという思いをこめて、カタールの雄大な砂漠を感じることのできる「なりきりラクダセット」が贈呈されました。

これは谷口選手も「やらせるよね~こういうの!(笑)」と苦笑しながら、ふたりで仲良く着用してくれました。

■川崎フロンターレ・湘南ベルマーレサポーターからゴルフセットのプレゼント
サポーターからゴルフセットのプレゼント

さらに、サポーター有志からはゴルフセットのプレゼントです。
山根選手には、湘南ベルマーレのサポーター代表の方が来場してプレゼントというサプライズになりました。

■湘南ベルマーレサポーターによる横断幕
ビッグフラッグなどで装飾された麻生区役所

なお、麻生区役所に掲示されていたこちらの横断幕は、湘南ベルマーレサポーターの方によるものということです。

山根選手は川崎フロンターレ加入前は湘南ベルマーレで活躍しており、同クラブのサポーターの皆さんも「湘南から川崎経由で世界へ」と山根選手を応援していました。

移籍したあとも応援し、世界へと羽ばたいていくというのは素晴らしいことと思いますし、クラブの壮行会でそういった配慮ができる川崎フロンターレの懐の深さも感じます。

■サポーターの皆さんと記念撮影(国旗バージョン)
サポーターの皆さんと記念撮影

■同じく、なりきりラクダセットバージョン
なりきりラクダセットバージョン

そしてさいごは冒頭にも掲載した、サポーターの皆さんと記念撮影です。

日本とカタールの国旗バージョン、なりきりラクダセットバージョンなど、いくつかのバージョンを撮影しましたのでそれぞれお楽しみください。

最後に、両選手からメッセージがありました。

■山根選手の挨拶
山根選手

(山根)
まず、昨日優勝できなくて本当に申し訳ありませんでした。本当にみんなの姿を見たら、みんなで喜びたかったと思うんですけど、これだけの人に応援してもらっていうことを、あらためて今日再認識しましたし、何も怖いものはないと思っています。
自分ができることだけを全力でやるということだけをしてきたので、舞台が変わってもそれを表現するだけだと今思っているので、何かを期待して観ていていくれたらうれしいなと思います。頑張ってきます。

■谷口選手の挨拶
谷口選手

(谷口)
本当に今日はこれだけたくさんの人にお集まりいただいて、本当にありがとうございます。昨日のリーグ戦を経てまだまだうまく切り替えられていないですけど、今度はワールドカップという本当に小さい頃から思い描いていた、夢に抱いていた舞台にチャレンジできるというところで、日本代表としてしっかり戦ってきたいなと思います。日本代表、そしてここ川崎を代表して戦っていきたいなと思います。
ミキも言いましたけど、自分たちで目標としているベスト8以上というところを本気で目指して、達成できるように戦っていきますので皆さんもぜひ僕らに期待してもらって、応援してもらって、一つになって戦えたらと思います。本当に今日はありがとうございました。

以上、本日の「世界への想いをかた~る!日本代表選手壮行会」を、ほぼノーカットで完全レポートさせていただきました。

11月1日の記者会見ではもう少し、ワールドカップのグループリーグ等について語っていますので、関連リンクもご参照ください。

グループリーグではドイツ、スペイン、コスタリカという強豪と連戦になります。
川崎フロンターレや川崎市に縁のある選手が出場することが予想されますので、谷口・山根両選手と共に応援される方が多いのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 日本代表メンバー選出のお知らせ
2018/5/31エントリ 川崎フロンターレ・大島僚太選手がロシアワールドカップ日本代表に選出、こすぎコアパークでの壮行会が超満員に
2019/7/2エントリ 田中碧選手のトゥーロン国際大会トロフィーも展示。川崎フロンターレ&武蔵小杉目線で巡る「日本サッカーミュージアム」観覧レポート
2022/11/3エントリ カタールW杯日本代表に川崎フロンターレ谷口彰悟・山根視来が選出、記者会見で夢・感謝・成長を語る【全文掲載】

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2022年
11月05日

川崎フロンターレがリーグ最終戦「多摩川クラシコ」制し今季2位で終了、味の素スタジアムに壮観コレオが登場

本日、明治安田生命J1リーグ最終節(第34節)「FC東京vs川崎フロンターレ戦」がアウェイ・味の素スタジアムで開催されました。

川崎フロンターレが優勝するには前節まで首位の横浜F・マリノスが敗れ、なおかつ川崎フロンターレが勝利することが必要でした。

前半でゴールキーパーのチョン・ソンリョン選手がレッドカードで退場となり、危機に陥った川崎フロンターレでしたが、激戦の中でもチャンスを活かして3-2で勝利しました。

横浜F・マリノスが3-1で勝利したためJ1リーグ優勝・3連覇はなりませんでしたが、最後まで力を尽くす姿に満員となったビジター席は惜しみない拍手を送りました。

■JリーグTwitter FC東京vs川崎F マルシーニョ選手得点
■マルシーニョ選手得点後の歓喜
マルシーニョ選手得点後の歓喜

こちらは、2点目のマルシーニョ選手の得点です。

まずこのシーンで秀逸だったのは、大卒2年目の橘田健人(たちばなだけんと)選手の動きです。
相手ゴール近くの高い位置から鋭い出足で相手パスを弾き、そのままゴールライン際まで詰めてボールを奪いました。

そこからマルシーニョ選手にパスを送り、あとは決めるだけでした。

このような守備は橘田選手が昨シーズンから何度も見せたもので、同選手の持ち味のひとつです。
今季はベストイレブン級の活躍といっても良かったのではないでしょうか。



さて、今回は久しぶりのアウェイゲームということで、味の素スタジアムまでの道のりで見た武蔵小杉の高層ビル群なども振り返ってみたいと思います。

■味の素スタジアムと今回の武蔵小杉撮影地点のマップ
味の素スタジアムと撮影地点のマップ

FC東京のホームグラウンド「味の素スタジアム」は、東京都調布市にあります。
最寄り駅は京王線の飛田給駅で、武蔵小杉からは南武線で稲田堤駅まで行き、そこで京王線に乗り換えとなります。

京王線に乗り換えてほどなく、多摩川を渡ります。
そのあたりで多摩川越しに、武蔵小杉の高層ビル群が見えるというわけです。

■稲田堤駅と京王稲田堤駅の乗り換え
稲田堤駅と京王稲田堤駅の乗り換え

■京王稲田堤駅
京王稲田堤駅

南武線の稲田堤駅と、京王稲田堤駅は直接接続はされておらず、改札外を徒歩で数分歩いての乗り換えとなります。

川崎フロンターレとFC東京は多摩川を挟んだライバルチームとして、その対戦は「多摩川クラシコ」と呼ばれており、来場者数も多く盛り上がります。

「多摩川クラシコ」開催時にはこの稲田堤の乗り換えでたくさんの方が行き交います。

■多摩川越しに見えた武蔵小杉の高層ビル群
多摩川越しに見えた武蔵小杉の高層ビル群  

そしてこちらが、京王線の車内から、多摩川越しに撮影した武蔵小杉の高層ビル群です。

多摩川を越える高架線に高さがありますので、橋梁から武蔵小杉までは約13kmありますがはっきりと見えました。

手前に「高和電気」という赤い文字の看板が見えます。
これは高和電気工業という、多摩区登戸にあるプラスチック部品・電子機器メーカーです。

前掲のマップで見ると、たしかに京王線の橋梁と武蔵小杉の直線上に高和電気工業があります。

■飛田給駅
飛田給駅

飛田給駅に着くと、FCの横断幕がお迎えです。

また今回、飛田給駅から味の素スタジアムまでのアクセス道路「スタジアム通り」が歩行者天国になって、「青赤ストリート」としてスタジアムグルメなどが多数出店していました。

■「青赤ストリート」のイメージ
青赤ストリート
※FC東京(東京フットボールクラブ株式会社)提供

この「青赤ストリート」実施にあたり、FC東京は調布市と連携して「調布市×FC東京 まちづくり実行委員会」を設立しました。

官民連携のもとにまちの活性化に資する事業を実施することを目的に、飛田給駅から味の素スタジアムまでの「スタジアム通り」を歩行者専用道路とし、キッチンカーの出店、ステージや調布市ブース、東京ドロンパふわふわの設置などを行ったものです。

■駅前の「東京ドロンパ」ふわふわ
駅前の「東京ドロンパ」ふわふわ

こちららが駅前のマスコットキャラクター「東京ドロンパ」のふわふわです。

「東京ドロンパ」は、港区の狸穴(まみなな)出身のタヌキです。

ドロンパはふろん太・カブレラとも親交があり、カブレラと「たかたのゆめちゃん」の交際に協力したり、ラチッタデッラで開催されたふたりの「ゴールインパーティー」にも出席するなど、川崎フロンターレの企画にもたびたび登場してくれます。

■「東京ドロンパ」(2019年撮影写真)
東京ドロンパ

■青赤ストリート
青赤ストリート

青赤ストリート

青赤ストリート

こちらが、駅前から味の素スタジアムまで伸びるアクセス道路「スタジアム通り」の「青赤ストリート」です。

川崎フロンターレサポーターの皆さんも、スタジアムグルメを楽しんでいました。

川崎フロンターレが川崎市と連携を深めるように、FC東京も地元・調布市と連携してこのような道路活用を進めているわけですね。

これはJリーグ各クラブが地域密着を志向して、共通して進めている取り組みかと思います。

■味の素スタジアム
味の素スタジアム

味の素スタジアム

味の素スタジアムは、収容49,970人を誇る大規模なスタジアムです。
非常に収容力が高く普段のチケットも比較的とりやすいですが、優勝の行方がかかったこの日は完売となりました。

■ほぼ満席となったビジター席
ほぼ満席となったビジター席

コレオ

当日の来場率も極めて高く、ほぼ満席となったビジター席では、青と黒のカードで模様を作る「コレオ」が行われていました。

観客席が大きいだけに、壮観です。

■試合終了後の挨拶
試合終了後の挨拶

試合終了後は、出場しなかった選手らも加わって、サポーターへの挨拶がありました。
残念ながらJ1リーグ3連覇はならず、一部の選手らには涙も見えました。

今日のFC東京戦は早い時間帯でのレッドカードで10人での戦いとなり、かなり厳しいものでしたが、それでも勝利をつかみ取った戦いには温かい拍手が贈られていたと思います。

またこの試合は一部観客席で声出し応援もできましたので、声援がたいへん大きく響きました。
来期にはおそらくはシーズンの頭から声援が送れることと思いますし、アウェイ観戦も今年よりはしやすくなるのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 第34節 ゲーム記録
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2021/10/3エントリ 川崎フロンターレが多摩川クラシコ制しリーグ6連勝、「東京カブストーリー」でカブレラが「たかたのゆめちゃん」にマスコット界初のプロポーズ成功
2022/8/2エントリ 東京ビッグサイト「下水道展」で「多摩川クラシコ」、川崎市&川崎フロンターレ・小平市&FC東京がマンホールカードで競演

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