武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2022年
03月22日

「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」CDがタワーレコードグランツリー武蔵小杉店で発売

【Reporter:はつしも】

中原区の音楽とダンスの祭典「In Unity2022」では、特別企画として「カワサキ学生バンドオーディション」を実施しました。
このオーディションでは最優秀バンドに「In Unity2022」出場権・「タワーレコード グランツリー武蔵小杉店」でのCDデビュー権がついていました。

この最優秀バンドに選ばれていたのが、神奈川県立麻生総合高校軽音楽部のバンド「リユニオン」です。

本サイトでは1月22日・23日に無観客・オンラインで開催された「In Unity2022」を取材し、当日の「リユニオン」出演、オリジナル楽曲「その先へ」の熱唱についてもレポートさせていただきました。

そしてこのたび、3月23日(水)に「タワーレコード グランツリー武蔵小杉店」で「リユニオン」の「その先へ」CDが発売される運びとなりました。

また今回、中原区役所において「リユニオン」メンバーのインタビューもさせていただきましたので、あわせてお伝えします。

■タワーレコード グランツリー武蔵小杉店での「リユニオン」CD発売
リユニオン

タワーレコードグランツリー武蔵小杉店のリユニオン「その先へ」CD発売

タワーレコードグランツリー武蔵小杉店のリユニオン「その先へ」CD発売

タワーレコードグランツリー武蔵小杉店のリユニオン「その先へ」CD発売

タワーレコードグランツリー武蔵小杉店のリユニオン「その先へ」CD発売

■店頭ではプロモーションビデオも
タワーレコードグランツリー武蔵小杉店のリユニオン「その先へ」CD発売

CD業界では、発売日の前日に新譜が並ぶのが通例になっています。

2022年3月23日の発売前日、本日すでにタワーレコード グランツリー武蔵小杉店には入り口近くに特設コーナーが設置されていました。

「カワサキ育ちの原石が放つ、渾身の一曲」

そんなコピーと共に、メジャーレーベルの話題曲に負けないプッシュです。
プロモーションビデオも上映されていますので、チェックしてみてください。

■リユニオン「その先へ」CDジャケット
リユニオン「その先へ」ジャケット

リユニオン「その先へ」CDジャケット

■購入特典のシール
特典のシール

■レシートも特別仕様
メッセージ入りの特別レシート

タワーレコード グランツリー武蔵小杉店では、税込550円でCDを販売します。

購入特典としてジャケットデザインのミニシールがありまして、またメンバーのメッセージがプリントされた特別仕様のレシートも出てきます。

「その先へ」は、前述の通り「In Unity2022」で披露されたのち、2月には高津区のレコーディングスタジオ「Studio Certes」でレコーディングが行われました。

レコーディングはックバンド「Half-Life」のギターボーカルの上里洋志氏がディレクションを担当し、プロと同等の環境でハイクオリティな音源となっています。

さらにCDジャケットは幸区の「studio FLAT」所属アーティストの竹葉聖也氏が作品を提供するなど、作品全体として「メイド・イン・カワサキ」にこだわっています。

■「リユニオン」メンバーの皆さん
リユニオンの皆さん

「リユニオン」のメンバーは4人です。

(後列左)波田野拓馬さん (後列右)荒井優知さん
(前列左)久壽米木風哉さん(前列右)白井海さん

もともとは別のバンドで活動していたものが、メンバーの脱退などにより軽音楽部の3年生になったときにバンドがひとつもなくなってしまい、これではまずいということで残った男子メンバーで結成したといいます。

今回はメンバー4人と、顧問の山頭先生に複数社共同でのインタビューを受けていただきました。



<「リユニオン」インタビュー抄録>(敬称略)

--オリジナル楽曲「その先へ」に込めたメッセージは。

荒井:2年生の頃から引きずっていた、進路についての悩みを楽曲にしたものです。音楽をやりたいという思いの一方で両親の反対もあり、やはり安定も大切と納得する部分もありました。そんなときに先生から県大会にオリジナル曲を出してはという提案もあり、自分の中の葛藤や気持ちをぶつけました。

--荒井さんの曲に、ほかの皆さんはどう感じましたか。

久壽米木:すごいクオリティが高いなと思いました。

波田野:いい曲でびっくりしました。

白井:同感です(笑)

荒井:バンド全体で一曲オリジナルを作ること自体が珍しく、それまではカバー曲をやってきました。曲を作るにあたっては何を伝えたいのか、黒板にびっしりと書き込んで、それにフィットするメロディや歌詞を当てていくのですが、かなり苦労しました。実は楽譜は読めないし書けないので、iPhoneの「ガレージバンド」というアプリに打ち込んでいきました。

--「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド受賞、In Unity出演、今回はCD販売ということで、いかがですか。

久壽米木:おおー!という感じですね。

荒井:嬉しさよりも最初に驚きがありました。受賞といってもイメージがわきませんでした。

久壽米木:受賞から物事の進みが早すぎて、追いつきませんでした。ラジオにも出演させていただきました。

--音楽活動のやり方はいろいろあると思いますが、「学校の部活動」の良さはどんなところにありますか。

荒井:部活動には仲間がいて同じパートや同じ楽器で教えあい、切磋琢磨できます。モチベーションも技術的にも高めあうことが良い点だと思います。

久壽米木:僕にとっては学校の軽音楽部であるというのが大切なことでした。独自に音楽活動をやる場合、自分で何でもやらないといけません。麻生総合高校という学校の名前で活動ができ、知らなかった大会にも出られたり、他の学校との対バン(ライブイベントで共演すること)もできるなど、学校ならではの良さだったと思います。

波田野:自分で活動する場合、ネットで仲間を募集したりするのも、なかなか難しいものがあります。学校であれば、友達同士で気軽に話せるのが良いところだと思います。

白井:学校では同級生や先輩、先生方がいるので、いろんなことを学べると思います。

--「その先へ」はどんな方に聴いてほしいですか。

荒井:将来を悩んでいる人に聴いてほしいです。少しでも勇気になればと思います。自分も進み続けることで、「これが自分の道」といえるものを見つけられました。

--「リユニオン」での活動を振り返っていかがですか。

荒井:一番は、このメンバーで良かったということです。音楽性の部分であったり、ほかのメンバーだったらここまで一緒にやれたかどうかわかりません。

久壽米木:自分は「リユニオン」を結成するにあたってドラムからベースに替わったこともあって、(技術の)レベルが足りずにきつかった部分もありましたが、このメンバーでやり続けられたのが良かったです。また先生方も後押ししながら教えていただき、麻生総合高校で良かったです。

波田野:部活以外でも一緒に遊んだり、とても楽しかったです。やりやすかったと思います。

白井:感謝です。自分は音楽をやっていきたいので、良い経験をすることができたと思います。

--ありがとうございました。



インタビューは70分程度におよび、すべてを収録はできませんが、抄録でお届けしました。

全体として「リユニオン」の皆さんはとても好印象で、まっすぐに質問に応えてくださったと思います。

顧問の山頭先生も温かく見守っていらっしゃる様子が会話の中から感じられ、「神奈川県立麻生総合高校」はとても良い学校なのではないか、という気持ちになりました。

インタビュー中にもある通り、白井さんは引き続き音楽を続けられるということですが、皆さんそれぞれに進路があり、「リユニオン」としての活動はひとまずここで区切りとなります。

■「In Unity2022」でのステージ
リユニオン

「その先へ」は、これからの進路に向けての思いも込められた楽曲です。

インタビューでお伺いすると「In Unity2022」当日のパフォーマンスは技術的には課題が多く「勢いで押し切った」ということでしたが、「最後のステージ」にかける思いが心に迫るものがあったように思います。

前述の通り、今回発売されたCDはプロレベルのレコーディングを行っており、質の高い音源となっています。

「In Unity2022」をご覧になれなかった方も、「リユニオン」の皆さんの高校生活最後の輝きをCDで感じてみてはいかがでしょうか。

■4人のクオリティの高いパフォーマンス
 リユニオン

 リユニオン

 リユニオン

 リユニオン

【関連リンク】
In Unity 公式ウェブサイト
神奈川県立麻生総合高校ウェブサイト 軽音楽部
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
2016/9/24エントリ 武蔵小杉の「ひと」(12):川崎最強の音楽イベント「In Unity実行委員会」小川竜児さん、中山芙紗子さん、加味根亮子さん

(In Unity2022関連)
2021/11/18エントリ 音楽とダンスの祭典「In Unity2022」が「カワサキ学生バンドオーディション」を開催、最優秀バンドは出演権獲得&タワーレコードグランツリー武蔵小杉店でCD販売
2022/1/20エントリ 中原区の音楽とダンスの祭典「In Unity2022」が1/22・23無観客・オンライン配信開催が決定、「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンドも出演
2022/1/23エントリ 「In Unity2022」オンライン開催に川崎市の音楽・ダンスグループ出演、地元アイドル「GABU」や麻生総合高校の学生バンド「リユニオン」らが好演

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2022年
03月19日

川崎市3/13~19新型コロナウイルス統計:週間感染者数5週連続減で病床使用率ステージⅢまで改善、ワクチン追加接種約42万回で対象人口の約1/3が完了

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は年始の2022年3月13日(日)~2022年3月19日(土)の週間および累計データをお伝えします。

■2022年3月19日(土)累計&週間サマリー
週間サマリー

川崎市の今週7日間の新規感染者は7,184人(前週比▲1,533人)となりました。
5週連続の減少です。

居住地別では、高津区では前週比微増となった一方、その他の各地域で減少しました。

川崎市集計期間による陽性率は49.8%(前週比▲0.9pt)です。
感染者数の減少が続く一方、陽性率は高止まりしている状況です。

一方、入院患者病床使用率は45.1%(前週比▲13.4pt)、重症患者病床使用率は20.3%(▲15.9pt)と、病床使用率が大きく改善しました。

新型コロナウイルスワクチン接種状況については、直近発表では追加接種が累計約42万回、接種対象者の32.5%に達しました。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

以降、各グラフを順番にお伝えしていきます。
前述の通り、週間の感染者数は前週比1,533人減の7,184人
と5週連続の減少となりました。

グラフの高い山も、視覚的にわかる程度に下がってきました。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 


週間の感染者数減少により、1週間移動平均による指標も改善が続いています。
このグラフが地面に着地するくらい、下がることが期待されます。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

感染者の状況を十分にトレースできるようになるには、まだ感染者数の減少が足りないようです。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り16,100人で、前週比1,509人減でした。

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。
陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、直近発表は「2月28日(月)~3月6日(日)集計データ」です。

直近の陽性率は49.8%(▲0.9pt)でした。

また病床使用率は入院患者病床使用率は45.1%(前週比▲13.4pt)、重症患者病床使用率は20.3%(▲15.9pt)となりました。

入院患者病床使用率が「ステージⅣ」(50%以上)から「ステージⅢ」(20%以上)に改善され、重症患者病床使用率は「ステージⅢ」を下回る直前まで来ました。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

今週は入院者が167人(前週比▲69人)、内重症患者が13人(前週比▲1人)でした。
また今週は7人が死亡しました。

■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。

今週は高津区のみ増加、それ以外は減少となりました。
また多くの区が1,000人を下回り、3桁の数字です。

■ワクチン追加接種率(対象人口比)
ワクチン追加接種率の推移

そして今回より、新型コロナウイルスワクチンの追加接種率の推移をグラフ化いたしました。
直近では32.5%で、対象人口(18歳以上)の約3人に1人まで到達しています。


今回の集計は以上です。
今のところ順調に感染者数が減少しています。

まん延防止重点措置法が終了したのち、リバウンド等の影響がないか、数値を注視してまいります。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市 【ワクチン接種】追加(3回目)接種を受ける方へ

(ワクチン接種関連)
川崎市 ワクチン接種
2021/6/7エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで川崎市の新型コロナワクチン大規模接種がスタート、64歳以下接種券の6/14以降順次送付を発表
2021/8/27エントリ 楽天グループが二子玉川本社での新型コロナワクチン職域接種を川崎市民向けに1万2千回分提供、8/29予約開始・9/1~2に1回目接種
2021/8/28エントリ 川崎市8/22~28新型コロナ統計:週間感染者が8週ぶり前週比減少、ワクチン2回接種完了数が市人口の3割を突破
2021/8/30エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「川崎市大規模接種会場」での、新型コロナウイルスワクチン接種レポート
2021/9/4エントリ 「元住吉こころみクリニック」が住吉神社境内「住吉会館」で新型コロナワクチン地域集団接種を実施、中原・高津・宮前・幸の4区に対象範囲拡大 

(12月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/12/4エントリ 川崎市11/28~12/4新型コロナウイルス統計:週間感染者数は1桁の9人(中原区ゼロ)、重症患者病床使用率ゼロ、市民の75%がワクチン2回接種完了
2021/12/11エントリ 川崎市12/5~11新型コロナウイルス統計:週間感染者数5人(中原区2週連続ゼロ)・治療中8人と1桁、重症患者病床利用は2週連続ゼロに
2021/12/18エントリ 川崎市12/12~18新型コロナ統計:週間感染者数16人と5週ぶり増加、12/12等々力陸上競技場観戦者がオミクロン株感染・同一エリア観客に検査呼びかけ
2021/12/25エントリ 川崎市12/19~25新型コロナ統計:週間感染者数2週連続増27人(前週比+11人)、陽性率0.4%(+0.2pt)、入院・療養者33人(+21人)
2022/1/2エントリ 川崎市12/26~1/1新型コロナ統計:週間感染者数は3週連続増加の31人、ワクチン3回目接種が本格スタート
2022/1/8エントリ 川崎市1/2~8新型コロナウイルス統計:週間感染者数は前週比9.4倍の291人、うち中等症・重症0人で重症患者病床使用率は0%に
2022/1/15エントリ 川崎市1/9~15新型コロナウイルス統計:週間感染者数1,775人(前週比1,484人増)、入院患者病床使用率4.8%、重症患者病床使用率は0%を維持
2022/1/22エントリ 川崎市1/16~22新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多5,738人、陽性率26.4%(+17pt)・入院患者病床使用率15.7%(+10.9pt)に上昇
2022/2/5エントリ 川崎市1/30~2/5新型コロナ統計:週間感染者数は前週比2千人増の過去最多1.3万人、入院患者病床使用率はステージⅣ迫る45.3%に
2022/2/12エントリ 川崎市2/6~12新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多1.4万人、病床使用率は入院患者約6割でステージⅣ超過、重症患者がステージⅢ迫る15.9%に
2022/2/26エントリ 川崎市2/13~19新型コロナ統計:週間感染者数が9週ぶり減の1.3万人、過去最多11人が死亡し重症患者病床使用率が30%超過
2022/2/26エントリ 川崎市2/20~26新型コロナ統計:週間感染者数が連続減の1.1万人、過去最多19人が死亡し入院患者病床使用率が7割超過
2022/3/5エントリ 川崎市2/27~3/5新型コロナ統計:週間感染者数10,812人(前週比145人減)で減少に急ブレーキ、ワクチン追加接種は対象人口の21%突破
2022/3/12エントリ 川崎市3/6~12新型コロナウイルス統計:週間感染者数8,717人(前週比2,095人減)、ワクチン追加接種34.5万回で対象人口の1/4以上が完了

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2022年
03月18日

等々力緑地の小鳥付き車止め「ピコリーノ」がウクライナ国旗カラーの衣装に、一刻も早い平和への祈りを込めて

【Reporter:はつしも】

等々力緑地にある小鳥のオブジェ付き車止め「ピコリーノ」が、ウクライナの国旗カラーの衣装をまとい、お花をもっていました。

■等々力緑地の「ピコリーノ」
等々力緑地の「ピコリーノ」がウクライナ国旗カラーに

等々力緑地のピコリーノが、ウクライナカラーに 

「ピコリーノ」とは、株式会社サンポールが製造・販売する車止めの商品名です。
小鳥の形をしたオブジェがついていまして、武蔵小杉周辺では等々力緑地のほか、元住吉のオズ通り商店街側などにも設置されています。

等々力緑地では、「川崎市公文書館」と「会館とどろき」の間から等々力陸上競技場に向かう途中に設置されていました。

その小鳥の部分には、地域の方が川崎フロンターレのホームゲーム開催時にユニフォームカラーの衣装を着せてくださるのが恒例で、本サイトでも何度かご紹介してまいりました。

それが今回は、ウクライナの国旗カラーの衣装をまとっていました。

■お花を持ったピコリーノ
お花を持ったピコリーノ

お花を持ったピコリーノ

また冒頭にお伝えした通り、今回のピコリーノは色とりどりの花を持っていました。
風雨に耐え、しおれてしまわないように増加ですが、小さくてかわいらしい話です。

■道路の両側にあるピコリーノ
道路の両側にあるピコリーノ

道路の両側にあるピコリーノ

このピコリーノは、道路の両側にあります。
信号機はありませんので、ピコリーノ鑑賞の際は車にお気を付けください。

■ピコリーノの仕立て屋さん twitter
こちらは、いつもピコリーノに衣装を着せている「ピコリーノの仕立て屋さん」のtwitterです。

今回は戦火の中にあるウクライナに、一刻も早く平和が戻ってくるよう祈りを込めて作られたものということです。

■川崎市国際交流センターでの「ウクライナ緊急募金」
ウクライナ緊急募金

■中原区役所の「ウクライナ人道危機救援金」(2階地域ケア推進課)
ウクライナ人道危機救援金

なお、2022/3/16エントリでお伝えした通り、川崎市国際交流センターにおいては神奈川県ユニセフ協会と連携した「ウクライナ緊急募金」が、また中原区役所など川崎市の庁舎においては、日本赤十字社による「ウクライナ人道危機救援金」の募集が行われています。

詳細は末尾の関連リンクより、当該エントリまたは募金に関するウェブページをご参照ください。

■英国仕様のピコリーノ
「ピコリーノ」も英国仕様に

■川崎フロンターレ仕様のピコリーノ
ピコリーノ

等々力陸上競技場の「ピコリーノ」

等々力緑地ピコリーノは、普段は上記のように川崎フロンターレと対戦相手のチームカラーのほか、英国仕様になったり、さまざまな姿を見せてくれます。

また今後、新しい衣装も登場するのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎市国際交流センター (公財)川崎市国際交流協会は神奈川県ユニセフ協会と連携し、ウクライナ緊急募金を行います。
川崎市国際交流センター ウクライナ避難民支援についての相談を受け付けています
神奈川県ユニセフ協会 【お知らせ】ユニセフ「ウクライナ緊急募金」受付開始
川崎市 「ウクライナ人道危機救援金」について
2022/3/16エントリ 川崎市国際交流センターでユニセフ「ウクライナ緊急募金」・難民支援相談、中原区役所など各庁舎で赤十字「ウクライナ人道危機救援金」が開始

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2022年
03月16日

川崎市国際交流センターでユニセフ「ウクライナ緊急募金」・難民支援相談、中原区役所など各庁舎で赤十字「ウクライナ人道危機救援金」が開始

【Reporter:はつしも】

現在、ウクライナに対するロシアの侵攻により、人道的な危機が発生しています。
これに対応し、川崎市においてウクライナ向けの緊急募金がスタートしました。

川崎市国際交流センターにおいては神奈川県ユニセフ協会と連携した「ウクライナ緊急募金」が、また中原区役所など川崎市の庁舎においては、日本赤十字社による「ウクライナ人道危機救援金」の募集が行われています。



■川崎市国際交流センターでの「ウクライナ緊急募金」
ウクライナ緊急募金

こちらは、中原区木月祗園町にある「川崎市国際交流センター」での「ウクライナ緊急募金」です。

同センターを運営する公益財団法人川崎市国際交流協会が、神奈川県ユニセフ協会と連携して実施するものです。

ウクライナでは750万人の子どもたちの命と生活が脅威に晒される中、ユニセフはウクライナ国内に留まり、子どもたちと家族のための支援活動を継続するとともに、周辺国に避難しているウクライナ難民支援も強化しているということです。

募金の詳細については、関連リンクより神奈川県ユニセフ協会のウェブサイトをご参照ください。

■川崎市国際交流センター
川崎市国際交流センター

また川崎市国際交流センターでは、センター内「川崎市多文化共生総合ワンストップセンター」においてウクライナ難民支援についての相談を受け付けています。

相談内容はウクライナ避難民の受け入れ及び生活に関する相談等です。
言語はウクライナ語は窓口において翻訳機での対応が可能で、ロシア語は窓口及び電話で、翻訳機・三者通話サービスでの対応可能となっています。

こちらも詳細はエントリ末尾の川崎市国際交流センターのウェブサイトをご参照ください。

■中原区役所の「ウクライナ人道危機救援金」(2階地域ケア推進課)
ウクライナ人道危機救援金 

■同じく、中原区役所1階守衛室前
守衛室前

続いてこちらは、中原区役所の「ウクライナ人道危機救援金」です。

川崎市では、ウクライナ人道危機に係る日本赤十字社の活動にあたり、日本赤十字社川崎市地区本部として「ウクライナ人道危機救援金」の周知、募集をスタートしました。

集まった救援金は国際赤十字を通じて、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するために使われるということです。

こちらも詳細は関連リンクより、川崎市のウェブサイトをご参照ください。

■中原区役所
中原区役所

【関連リンク】
川崎市国際交流センター (公財)川崎市国際交流協会は神奈川県ユニセフ協会と連携し、ウクライナ緊急募金を行います。
川崎市国際交流センター ウクライナ避難民支援についての相談を受け付けています
神奈川県ユニセフ協会 【お知らせ】ユニセフ「ウクライナ緊急募金」受付開始
川崎市 「ウクライナ人道危機救援金」について

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2022年
03月12日

川崎市3/6~12新型コロナウイルス統計:週間感染者数8,717人(前週比2,095人減)、ワクチン追加接種34.5万回で対象人口の1/4以上が完了

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は年始の2022年3月6日(日)~2022年3月12日(土)の週間および累計データをお伝えします。

■2022年3月12日(土)累計&週間サマリー
週間サマリー

川崎市の今週7日間の新規感染者は8,717人(前週比▲2,095人)となりました。
4週連続の減少となり、前週足踏みした減少ペースがふたたび加速しました。

居住地別では、すべての地域で前週比減少しました。

一方、川崎市集計期間による陽性率は50.7%(前週比▲4.4pt)です。
また入院患者病床使用率は58.5%(前週比▲9.0pt)、重症患者病床使用率は36.2%(▲7.3pt)と、それぞれ改善していますがまだ高水準な状況です。

新型コロナウイルスワクチン接種状況については、直近発表では追加接種が累計約34.5万回、接種対象者の26.75%となっています。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

以降、各グラフを順番にお伝えしていきます。
前述の通り、週間の感染者数は前週比2,095人減の8,717人
と4週連続の減少となりました。

久々の1万人以下ということになります。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 

週間の感染者数減少により、1週間移動平均による指標も改善傾向が明確になってきました。
ここまできますと、さすがに「第6波」がピークアウトしている、とみてよさそうです。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

感染者数が大量で感染経路のトレースが及ばないためか、「不明」の割合が高止まりしています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り17,609人で、前週比2,358人減でした。

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。
陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、直近発表は「2月28日(月)~3月6日(日)集計データ」です。

直近の陽性率は50.7%(▲4.4pt)でした。

また病床使用率は入院患者病床使用率は58.5%(前週比▲9.0pt)、重症患者病床使用率は36.2%(▲7.3pt)となりました。

陽性率と入院患者病床使用率は「ステージⅣ」(50%以上)、重症患者病床使用率は現状「ステージⅢ」(20%以上)で、まだ警戒すべき水準といえるでしょう。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

今週は入院者が236人(前週比▲34人)、内重症患者が14人(前週比▲15人)でした。
また今週は8人が死亡しました。

■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
前週は区により増減があったのですが、今週はすべての区で前週比減少となりました。


今回の集計は以上です。
前週において感染者数減少に急ブレーキがかかったのが懸念されましたが、また今週は大きく減少し、その点は安堵いたしました。

このまま高止まりせずにピークアウトが進んでいくことを願っております。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市 【ワクチン接種】追加(3回目)接種を受ける方へ

(ワクチン接種関連)
川崎市 ワクチン接種
2021/6/7エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで川崎市の新型コロナワクチン大規模接種がスタート、64歳以下接種券の6/14以降順次送付を発表
2021/8/27エントリ 楽天グループが二子玉川本社での新型コロナワクチン職域接種を川崎市民向けに1万2千回分提供、8/29予約開始・9/1~2に1回目接種
2021/8/28エントリ 川崎市8/22~28新型コロナ統計:週間感染者が8週ぶり前週比減少、ワクチン2回接種完了数が市人口の3割を突破
2021/8/30エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「川崎市大規模接種会場」での、新型コロナウイルスワクチン接種レポート
2021/9/4エントリ 「元住吉こころみクリニック」が住吉神社境内「住吉会館」で新型コロナワクチン地域集団接種を実施、中原・高津・宮前・幸の4区に対象範囲拡大 

(12月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/12/4エントリ 川崎市11/28~12/4新型コロナウイルス統計:週間感染者数は1桁の9人(中原区ゼロ)、重症患者病床使用率ゼロ、市民の75%がワクチン2回接種完了
2021/12/11エントリ 川崎市12/5~11新型コロナウイルス統計:週間感染者数5人(中原区2週連続ゼロ)・治療中8人と1桁、重症患者病床利用は2週連続ゼロに
2021/12/18エントリ 川崎市12/12~18新型コロナ統計:週間感染者数16人と5週ぶり増加、12/12等々力陸上競技場観戦者がオミクロン株感染・同一エリア観客に検査呼びかけ
2021/12/25エントリ 川崎市12/19~25新型コロナ統計:週間感染者数2週連続増27人(前週比+11人)、陽性率0.4%(+0.2pt)、入院・療養者33人(+21人)
2022/1/2エントリ 川崎市12/26~1/1新型コロナ統計:週間感染者数は3週連続増加の31人、ワクチン3回目接種が本格スタート
2022/1/8エントリ 川崎市1/2~8新型コロナウイルス統計:週間感染者数は前週比9.4倍の291人、うち中等症・重症0人で重症患者病床使用率は0%に
2022/1/15エントリ 川崎市1/9~15新型コロナウイルス統計:週間感染者数1,775人(前週比1,484人増)、入院患者病床使用率4.8%、重症患者病床使用率は0%を維持
2022/1/22エントリ 川崎市1/16~22新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多5,738人、陽性率26.4%(+17pt)・入院患者病床使用率15.7%(+10.9pt)に上昇
2022/2/5エントリ 川崎市1/30~2/5新型コロナ統計:週間感染者数は前週比2千人増の過去最多1.3万人、入院患者病床使用率はステージⅣ迫る45.3%に
2022/2/12エントリ 川崎市2/6~12新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多1.4万人、病床使用率は入院患者約6割でステージⅣ超過、重症患者がステージⅢ迫る15.9%に
2022/2/26エントリ 川崎市2/13~19新型コロナ統計:週間感染者数が9週ぶり減の1.3万人、過去最多11人が死亡し重症患者病床使用率が30%超過
2022/2/26エントリ 川崎市2/20~26新型コロナ統計:週間感染者数が連続減の1.1万人、過去最多19人が死亡し入院患者病床使用率が7割超過
2022/3/5エントリ 川崎市2/27~3/5新型コロナ統計:週間感染者数10,812人(前週比145人減)で減少に急ブレーキ、ワクチン追加接種は対象人口の21%突破

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2022年
03月07日

等々力緑地北側の多摩川土手・二ヶ領用水で河津桜が見頃に、2月の平均気温低下で例年より遅めに

【Reporter:はつしも】

等々力緑地北側の多摩川土手の河津桜が、見頃になりました。
例年は2月中に見頃になることが多いのですが、今年は少し遅めです。

■等々力緑地北側の河津桜
等々力緑地北側の河津桜

等々力緑地北側の河津桜

多摩川の土手には、「かわさき多摩川ふれあいロード」が整備されています。

このうち等々力緑地北側のエリアには、500mほどの間に「河津桜」「ソメイヨシノ」「神代曙」「大島桜」「薄墨桜」「八重桜」が植えられています。

これらの桜は開花時期が少しずつ異なるため、2月に開花する「河津桜」から4月中旬以降に開花する「八重桜」まで、順番にお花見を楽しむことができます。

■見ごろになった河津桜
見頃になった河津桜

見頃になった河津桜

前述の通り、今年の河津桜の見頃は少し遅めの3月に入ってからになりました。
例年よりも2月の平均気温が低かった影響でしょうか。

撮影日は3月6日の日曜日で、休日ということもあって多くの方が足を止めて写真撮影をしていました。

■多摩沿線道路側から見た河津桜
多摩沿線道路側から見た河津桜 

この河津桜は、かわさき多摩川ふれあいロードからだけでなく、多摩沿線道路側からもよく見えます。

等々力保育園前の信号あたりから、目に留まると思います。

■二ヶ領用水の河津桜
二ヶ領用水の河津桜

二ヶ領用水の河津桜

武蔵小杉駅近くから等々力緑地北側に向かう場合、二ヶ領用水沿いを通行する方も多いと思います。

二ヶ領用水沿いにも河津桜がありますので、ジョギングやサイクリングで道のりを楽しむのもよいでしょう。

また今後、「神代曙」などほかの桜の木も順次開花してきますので、それぞれの時期に違ったお花見ができます。

■「神代曙」(2020年撮影)
神代曙

■「大島桜」(2020年撮影)
大島桜

■「淡墨桜」(エドヒガンザクラ)(2020年撮影)
薄墨桜

【関連リンク】
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
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2022年
03月05日

川崎市2/27~3/5新型コロナ統計:週間感染者数10,812人(前週比145人減)で減少に急ブレーキ、ワクチン追加接種は対象人口の21%突破

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は年始の2022年2月27日(日)~2022年3月5日(土)の週間および累計データをお伝えします。

■2022年2月26日(土)累計&週間サマリー
週間サマリー

川崎市の今週7日間の新規感染者は10,812人(前週比▲145人)となっています。
3週連続の減少となったものの、前週の▲2,093人に比べると減少ペースにブレーキがかかりました。

居住地別で見ると「市外」が大きく減少する一方、川崎市7区では中原区が200人以上の前週比増となっています。

一方、川崎市集計期間による陽性率は55.1%(前週比+5.1pt)です。
また入院患者病床使用率は67.5%(前週比▲2.7pt)、重症患者病床使用率は43.5%(+7.3pt)と、重症患者病床使用率も「ステージⅣ指標」(50%)に近づいてきました。

また直近では死亡者数が増加しており、
前週の過去最多19人に次ぐ18人が死亡しました。

新型コロナウイルスワクチン接種状況については、直近発表では追加接種が累計約27.2万回、接種対象者の21.06%となっています。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

以降、各グラフを順番にお伝えしていきます。
前述の通り、週間の感染者数は前週比145人減の10,812人
と3週連続の減少となりました。

ただ、前週、前々週に比べると急激に減少ペースが減速しています。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 

週間の感染者数減少により、1週間移動平均による指標も改善傾向になっています。

週の後半に「感染者数が前週同曜日を上回った日」が2日続きましたので、そこだけグラフが少し上を向いているのがわかります。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

感染者数が大量で感染経路のトレースが及ばないためか、「不明」の割合が高止まりしています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り19,967人で、前週比1,005人減でした。

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。
陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、直近発表は「2月14日(月)~2月20日(日)集計データ」です。

直近の陽性率は55.1%(+5.1pt)でした。

また病床使用率は入院患者病床使用率は67.5%(前週比▲2.7pt)、重症患者病床使用率は43.5%(+7.3pt)となりました。

陽性率と入院患者病床使用率は「ステージⅣ」(50%以上)です。
重症患者病床使用率は現状「ステージⅢ」(20%以上)ですが「ステージⅣ」も近づいてきています。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

今週は入院者が270人(前週比▲45人)、内重症患者が29人(前週比+2人)でした。
入院患者が減少する一方、重症患者は微増しました。

また冒頭にお伝えした通り死亡者数が過去最多であった前週の19人に次ぐ18人となりました。

■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
冒頭のサマリー同様、前週・今週のデータを併記しました。

今週は幸区・中原区・宮前区・麻生区で前週比増加しました。

川崎区・高津区・多摩区は減少していますが微減といったところで、総合計では市外等の500人以上の減少が効いたかたちです。

■月別・区別の感染者数の推移
月別・区別の感染者数の推移
最後に、2月のデータが締まりましたので、月別・区別の感染者数の推移も記載しておきます。
2月度は、1月の2倍以上の数値となりました。

今回の集計は以上です。
まずは感染者数の減少が急激に減速した点が気にかかるところです。

感染者数が高止まりにならないことが期待されます。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市 【ワクチン接種】追加(3回目)接種を受ける方へ

(ワクチン接種関連)
川崎市 ワクチン接種
2021/6/7エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで川崎市の新型コロナワクチン大規模接種がスタート、64歳以下接種券の6/14以降順次送付を発表
2021/8/27エントリ 楽天グループが二子玉川本社での新型コロナワクチン職域接種を川崎市民向けに1万2千回分提供、8/29予約開始・9/1~2に1回目接種
2021/8/28エントリ 川崎市8/22~28新型コロナ統計:週間感染者が8週ぶり前週比減少、ワクチン2回接種完了数が市人口の3割を突破
2021/8/30エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「川崎市大規模接種会場」での、新型コロナウイルスワクチン接種レポート
2021/9/4エントリ 「元住吉こころみクリニック」が住吉神社境内「住吉会館」で新型コロナワクチン地域集団接種を実施、中原・高津・宮前・幸の4区に対象範囲拡大 

(12月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/12/4エントリ 川崎市11/28~12/4新型コロナウイルス統計:週間感染者数は1桁の9人(中原区ゼロ)、重症患者病床使用率ゼロ、市民の75%がワクチン2回接種完了
2021/12/11エントリ 川崎市12/5~11新型コロナウイルス統計:週間感染者数5人(中原区2週連続ゼロ)・治療中8人と1桁、重症患者病床利用は2週連続ゼロに
2021/12/18エントリ 川崎市12/12~18新型コロナ統計:週間感染者数16人と5週ぶり増加、12/12等々力陸上競技場観戦者がオミクロン株感染・同一エリア観客に検査呼びかけ
2021/12/25エントリ 川崎市12/19~25新型コロナ統計:週間感染者数2週連続増27人(前週比+11人)、陽性率0.4%(+0.2pt)、入院・療養者33人(+21人)
2022/1/2エントリ 川崎市12/26~1/1新型コロナ統計:週間感染者数は3週連続増加の31人、ワクチン3回目接種が本格スタート
2022/1/8エントリ 川崎市1/2~8新型コロナウイルス統計:週間感染者数は前週比9.4倍の291人、うち中等症・重症0人で重症患者病床使用率は0%に
2022/1/15エントリ 川崎市1/9~15新型コロナウイルス統計:週間感染者数1,775人(前週比1,484人増)、入院患者病床使用率4.8%、重症患者病床使用率は0%を維持
2022/1/22エントリ 川崎市1/16~22新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多5,738人、陽性率26.4%(+17pt)・入院患者病床使用率15.7%(+10.9pt)に上昇
2022/2/5エントリ 川崎市1/30~2/5新型コロナ統計:週間感染者数は前週比2千人増の過去最多1.3万人、入院患者病床使用率はステージⅣ迫る45.3%に
2022/2/12エントリ 川崎市2/6~12新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多1.4万人、病床使用率は入院患者約6割でステージⅣ超過、重症患者がステージⅢ迫る15.9%に
2022/2/26エントリ 川崎市2/13~19新型コロナ統計:週間感染者数が9週ぶり減の1.3万人、過去最多11人が死亡し重症患者病床使用率が30%超過
2022/2/26エントリ 川崎市2/20~26新型コロナ統計:週間感染者数が連続減の1.1万人、過去最多19人が死亡し入院患者病床使用率が7割超過

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2022年
02月28日

等々力陸上競技場前に「東京2020」英国代表事前キャンプ記念プレートが設置、キャンプ概要と成績を記録

【Reporter:はつしも】

川崎市は、東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて英国代表チームのホストタウンを務め、等々力陸上競技場で事前キャンプを受け入れました。

この記録を残すために、2022年2月17日、事前キャンプの概要や英国代表チームの成績を刻んだプレートが等々力陸上競技場前に設置されました。

■等々力陸上競技場前の記念プレート
 等々力陸上競技場前の記念プレート

英国代表チームキャンプ地の記念プレート 

このプレートは、上記の通り和英併記で事前キャンプとオリンピック・パラリンピックの記録が刻まれています。

川崎市等々力陸上競技場が「東京2020オリンピック・パラリンピック競技待機英国代表チーム事前キャンプ地」であることが冒頭に記され、その下にキャンプを行った種目と、メダル獲得数が記録されていました。

オリンピック代表チームは2021年7月2日~8月5日に陸上競技・サッカー(女子)・ラグビー(男子/女子)がキャンプを行い、当該種目で銀3・銅3のメダルを獲得しました。

パラリンピック代表チームは同年8月11日~9月2日に陸上競技がキャンプを行い、金9・銀5・銅10のメダルを獲得しました。

■英国川崎キャンプ記念巡回展「KAWASAKI is GREAT」での展示
英国代表チームの活躍

なお、2022/2/21エントリでは、英国川崎キャンプ記念巡回展「KAWASAKI is GREAT」のグランツリー武蔵小杉での展示をご紹介していました。

その時の展示パネルでは、英国代表チーム全体のメダル獲得数も記載されていました。

オリンピックが金22・銀21・銅22で国別4位、パラリンピックが金41・銀38・銅45で国別2位ときわめて優秀な成績をおさめています。

■英国代表キャンプ記念プレートから、武蔵小杉方面
記念プレート

なお、この記念プレートは等々力陸上競技場というよりは、武蔵小杉方面、南南東向きに設置されていました。

ちょうど等々力陸上競技場前の丘に向かった場所にありますので、ご通行の際に注目してみてください。

■川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール
川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール

川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール

また等々力陸上競技場前には、川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホールも設置されています。

これは「川崎市水道100年」を記念して2021年に設置されたもので、当時本サイトでもご紹介しておりました。

英国代表キャンプの記念プレートからすぐ近くにありますので、あわせてチェックしておきたいところです。

■等々力陸上競技場前の「川崎フロンターレ26(フロ)周年タペストリー」
等々力陸上競技場前の26周年タペストリー 

川崎フロンターレの26周年タペストリー

等々力陸上競技場前では、川崎フロンターレの「26(フロ)周年」タペストリーも設置されていました。

2022シーズンも開幕し、これから等々力陸上競技場周辺が賑わう週末も増えてきますね。

【関連リンク】
(東京2020関連)
川崎市報道発表資料 東京2020大会 英国事前キャンプ記念プレートを川崎市等々力陸上競技場に設置しました! 
かわさきパラムーブメント 英国川崎キャンプ記念巡回展 「KAWASAKI is GREAT」 を開催します
2021/7/3エントリ 東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表事前キャンプ控え、等々力陸上競技場とピコリーノが英国仕様に
2021/7/19エントリ 武蔵小杉駅周辺・等々力緑地の東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表歓迎装飾が拡大、公開練習に市内ラグビースクールを招待
2021/8/4エントリ 川崎フロンターレ出身五輪代表、田中碧・三好康児・三笘薫ら各選手の祝賀メッセージが出身の新城高・橘高・富士通川崎工場に掲示
2021/8/14エントリ 東京2020パラリンピック聖火の「川崎市採火式」が等々力陸上競技場前で開催、7区の火を集め「かわさきの火」が完成
2021/8/22エントリ 東京2020パラリンピック開会式控え「ブルーインパルス」が予行演習飛行を実施、恵比寿~渋谷上空で武蔵小杉からも視認
2021/8/24エントリ 東京2020パラリンピック開会式で「ブルーインパルス」が展示飛行、パラリンピックシンボルカラー「スリーアギトス」スモーク噴射
2022/2/21エントリ 川崎市が東京2020の英国川崎キャンプ記念巡回展「KAWASAKI is GREAT」を開催、中原区ではグランツリー武蔵小杉などに登場

(川崎フロンターレ関連)
2021/9/29エントリ 川崎フロンターレが神戸降し3戦連続逆転勝利、水道局コラボマンホールお披露目や「サ道」三宅弘城さんらトークショー等「かわさき水まつり」も展開
2022/2/10エントリ 川崎フロンターレの「26(フロ)周年」タペストリーが向河原・平間などに登場、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「多摩川クラシコ」タペストリーも

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2022年
02月26日

川崎市2/20~26新型コロナ統計:週間感染者数が連続減の1.1万人、過去最多19人が死亡し入院患者病床使用率が7割超過

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は年始の2022年2月20日(日)~2022年2月26日(土)の週間および累計データをお伝えします。

■2022年2月26日(土)累計&週間サマリー
週間サマリー

川崎市の今週7日間の新規感染者は10,957人(前週比▲2,093人)となっています。

2021年12月18日週から2022年2月12日週まで8週連続の増加を続けたのち、前週(2月19日週)、今週(2月26日週)と2週連続で減少したことになります。

居住地別でみても、川崎市7区・市外とも全地域で前週比減少しました。

一方、川崎市集計期間による陽性率は50.0%(前週比▲2.4pt)です。
また入院患者病床使用率は70.2%(前週比+7.7pt)、重症患者病床使用率は36.2%(+5.8pt)とまだ上昇しており、懸念すべき水準にあります。

また直近では死亡者数が増加しています。
前週が当時の過去最多11人でしたが、今週はさらに上回る19人が死亡しました。

新型コロナウイルスワクチン接種状況については、直近発表では追加接種が累計約20万回、接種対象者の15.56%となっています。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

以降、各グラフを順番にお伝えしていきます。
前述の通り、週間の感染者数は前週比2,093人減の10,957人
と2週連続の減少となりました。

前週は1,778人減ですから、減少幅がやや大きくなりました。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 

週間の感染者数減少により、1週間移動平均による指標も改善傾向になっています。

このグラフがこのまま下に向かって動いていくことが期待されます。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

感染者数が大量で感染経路のトレースが及ばないためか、「不明」の割合が高止まりしています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り20,972人で、前週比1,907人減でした。

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。
陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、直近発表は「2月14日(月)~2月20日(日)集計データ」です。

直近の陽性率は50.0%(▲2.4pt)でした。

また病床使用率は入院患者病床使用率は70.2%(前週比+7.7pt)、重症患者病床使用率は36.2%(+5.8pt)となりました。

陽性率と入院患者病床使用率は「ステージⅣ」、重症患者病床使用率は「ステージⅢ」指標を超過しています。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

今週は入院者が315人(前週比▲5人)、内重症患者が27人(前週比+7人)でした。

また冒頭にお伝えした通り死亡者数が過去最多の19人となりました。
前週の11人をさらに上回ったかたちです。

■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
冒頭のサマリー同様、前週・今週のデータを併記しました。

前週は幸区・中原区が前週比で増加していましたが、今週はすべての地域で減少となりました。


今回の集計は以上です。
いわゆる「第6波」はピークアウトに向かいつつあるように見えますが、一方で病床使用率は警戒すべき水準にあり、過去にない死亡者が発生しているのも事実です。

感染者数がさらに減少し、医療状況の改善につながることが期待されます。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市 【ワクチン接種】追加(3回目)接種を受ける方へ

(ワクチン接種関連)
川崎市 ワクチン接種
2021/6/7エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで川崎市の新型コロナワクチン大規模接種がスタート、64歳以下接種券の6/14以降順次送付を発表
2021/8/27エントリ 楽天グループが二子玉川本社での新型コロナワクチン職域接種を川崎市民向けに1万2千回分提供、8/29予約開始・9/1~2に1回目接種
2021/8/28エントリ 川崎市8/22~28新型コロナ統計:週間感染者が8週ぶり前週比減少、ワクチン2回接種完了数が市人口の3割を突破
2021/8/30エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの「川崎市大規模接種会場」での、新型コロナウイルスワクチン接種レポート
2021/9/4エントリ 「元住吉こころみクリニック」が住吉神社境内「住吉会館」で新型コロナワクチン地域集団接種を実施、中原・高津・宮前・幸の4区に対象範囲拡大 

(12月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/12/4エントリ 川崎市11/28~12/4新型コロナウイルス統計:週間感染者数は1桁の9人(中原区ゼロ)、重症患者病床使用率ゼロ、市民の75%がワクチン2回接種完了
2021/12/11エントリ 川崎市12/5~11新型コロナウイルス統計:週間感染者数5人(中原区2週連続ゼロ)・治療中8人と1桁、重症患者病床利用は2週連続ゼロに
2021/12/18エントリ 川崎市12/12~18新型コロナ統計:週間感染者数16人と5週ぶり増加、12/12等々力陸上競技場観戦者がオミクロン株感染・同一エリア観客に検査呼びかけ
2021/12/25エントリ 川崎市12/19~25新型コロナ統計:週間感染者数2週連続増27人(前週比+11人)、陽性率0.4%(+0.2pt)、入院・療養者33人(+21人)
2022/1/2エントリ 川崎市12/26~1/1新型コロナ統計:週間感染者数は3週連続増加の31人、ワクチン3回目接種が本格スタート
2022/1/8エントリ 川崎市1/2~8新型コロナウイルス統計:週間感染者数は前週比9.4倍の291人、うち中等症・重症0人で重症患者病床使用率は0%に
2022/1/15エントリ 川崎市1/9~15新型コロナウイルス統計:週間感染者数1,775人(前週比1,484人増)、入院患者病床使用率4.8%、重症患者病床使用率は0%を維持
2022/1/22エントリ 川崎市1/16~22新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多5,738人、陽性率26.4%(+17pt)・入院患者病床使用率15.7%(+10.9pt)に上昇
2022/2/5エントリ 川崎市1/30~2/5新型コロナ統計:週間感染者数は前週比2千人増の過去最多1.3万人、入院患者病床使用率はステージⅣ迫る45.3%に
2022/2/12エントリ 川崎市2/6~12新型コロナ統計:週間感染者数は過去最多1.4万人、病床使用率は入院患者約6割でステージⅣ超過、重症患者がステージⅢ迫る15.9%に
2022/2/26エントリ 川崎市2/13~19新型コロナ統計:週間感染者数が9週ぶり減の1.3万人、過去最多11人が死亡し重症患者病床使用率が30%超過

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2022年
02月19日

川崎市2/13~19新型コロナ統計:週間感染者数が9週ぶり減の1.3万人、過去最多11人が死亡し重症患者病床使用率が30%超過

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。

今回は年始の2022年2月13日(日)~2022年2月19日(土)の週間および累計データをお伝えします。

■2022年2月19日(土)累計&週間サマリー
週間サマリー

川崎市の累計感染者数は、今週10万人に達しました。
一方、今週7日間の新規感染者は13,050人(前週比1,778人減)となっています。

これは2021年12月18日週から2022年2月12日週まで、8週連続の増加を続けてきたものが9週ぶりに減少に転じたことになります。

今回より、居住地別の増減がわかるように「今週」「前週」を併記することとしました。
幸区・中原区が増加する一方、他区と市外が減少したことで全体では1,778人の減少につながりました。

川崎市集計期間による陽性率は52.4%(前週比+1.3pt)と高止まりしています。

入院患者病床使用率は62.5%(前週比+3.8pt)、重症患者病床使用率は30.4%(+14.5pt)と、
重症患者病床使用率も「ステージⅢ」(20%以上)を超過しました。

本日2/19発表時点での入院者は320人(前週比+15人)、うち重症患者が20人(前週同数)となっています。
一方で今週は自宅療養者は1,006人減少・宿泊施設療養者は19人増加しました。

そして今週、過去最多の11人の方が亡くなりました。

新型コロナウイルスワクチン接種状況については、直近発表では追加接種数が増加し、累計約13.4万回、接種対象者の10.45%となっています。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

以降、各グラフを順番にお伝えしていきます。
前述の通り、週間の感染者数は前週比1,778人減の13,050人
と久々の減少となりました。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 

週間の感染者数減少により、1週間移動平均による指標も若干改善されました。
急激に上昇してきたグラフがとりあえず今週、天井に達した形になっています。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 

「直近1週間の感染経路」
では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

感染者数が大量で感染経路のトレースが及ばないためか、「不明」の割合が高止まりしています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
川崎市と民間の検査人数合計はサマリーに掲載の通り22,879人で、前週比3,299人減でした。

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率、入院患者および重症患者の病床使用率のグラフ化を実施しています。
陽性率・病床使用率は本サイトとは締め日が異なり、直近発表は「2月7日(月)~2月13日(日)集計データ」です。

直近の陽性率は52.4%(+1.3pt)でした。

また病床使用率は入院患者病床使用率は62.5%(前週比+3.8pt)、重症患者病床使用率は30.4%(+14.5pt)となりました。
今週、重症患者病床使用率が大きく上昇して「ステージⅢ」指標の20%を超過しました。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

今週は入院者が320人(前週比+15人)、内重症患者が20人(前週比同数)となりました。
前掲の重症患者病床使用率(大きく上昇)は2/13発表が最新であり、上記の重症患者数(前週同数)は2/19発表数値ですので、ずれが生じます。

その要因のひとつと考えられるのは、今週2/19では過去最多の11人の死者が発生していることです。
感染から急速に症状が悪化したケースを除き、ほぼ全員が重症患者だったでしょうから、死亡により重症患者の減少につながったものと思われます。

一方、自宅療養者は10,816人(同▲1,006人)、宿泊施設療養者は40人(同+19人)となりました。

■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。
冒頭のサマリー同様、前週・今週のデータを併記しました。

全体で1,778人減のうち、約千人が市外等、残りが市内7区での減少です。
増加しているのは幸区、中原区です。


今回の集計は以上です。
感染者数が9週ぶりに減少しましたが、これが来週以降も続くようであれば、オミクロン株による「第6波」のピークアウトと判断できるかもしれません。

一方で病床使用率は予断を許さない状況にあり、死亡者が増えているのも懸念されます。
感染者数が減少してくることで改善も見込まれますので、推移を注視してまいります。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市 【ワクチン接種】追加(3回目)接種を受ける方へ

(ワクチン接種関連)
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