武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
11月24日

マジックアワーに楽しむ、等々力緑地テニスコート沿いのイチョウの黄葉ライトアップ

等々力緑地では、各所で紅葉・黄葉を楽しむことができます。

現在はイチョウが見頃を迎えていまして、テニスコート沿いのイチョウ並木ではマジックアワーにライトアップされた黄葉が見事でした。

■等々力緑地・テニスコート沿いのイチョウ並木
等々力緑地のイチョウの黄葉

等々力緑地のイチョウの黄葉

等々力緑地では、敷地の南側(小杉神社側)にイチョウ並木があります。
ここは黄葉の名所になっていまして、これまでにも昼間の姿、また夜間の風景をご紹介してきました。

今回撮影したのは、日没直後で風景が美しいとされる「マジックアワー」のイチョウの黄葉です。

■テニスコートの照明でライトアップされたイチョウの黄葉
等々力緑地のイチョウの黄葉

等々力緑地のイチョウの黄葉

等々力緑地のイチョウの黄葉

この場所は、暗くなってくるとテニスコートの照明が点灯します。

あくまでもテニスコートの夜間利用のためのものですが、結果的に隣接するイチョウ並木をライトアップする格好にもなっています。

テニスコートの利用時間は20:30までで、利用時間終了後は消灯となりますが、ご覧の通り照明でイチョウの葉の美しさが際立ちます。

■まだ落葉は少ない並木道
等々力緑地のイチョウの黄葉

今はまだ落葉が少ないですが、もうしばらく経ちますとこの並木道が落葉でいっぱいになります。

それもまたひとつの見頃ですので、少しずつ移ろっていく姿もおたのしみください。

■等々力緑地のイチョウの黄葉
等々力緑地のイチョウの黄葉

等々力緑地のイチョウの黄葉

等々力緑地のイチョウの黄葉

こちらは、2021年にご紹介した、落葉で黄色く染まった並木道の姿です。
晴れた昼間も、これまた綺麗ですね。

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2023年
11月14日

車いすランも!「第2回なかはらランニングフェスタ」12/9(土)等々力陸上競技場で開催、11/20まで参加申込受付中

子どもも大人も気軽に楽しめるランニングイベント「第2回なかはらランニングフェスタ」が2023年12月9日(土)に開催されます。

本イベントでは富士通陸上競技部の協力によるランニング教室や、東京2020パラリンピック陸上代表の樋口政幸選手による車椅子エキシビジョンラン、一般参加者による車椅子ランも行われます。

現在、中原区在住・在勤・在学の小学生以上の方(車椅子ランは区外・市外在住も可)を対象に、11月20日(月)まで参加申込みを受け付けています。

■第2回なかはらランニングフェスタ
なかはらランニングフェスタ

■車椅子ラン募集
車椅子ラン参加者募集

■「第2回なかはらランニングフェスタ」開催概
開催日 2023年12月9日(土)9:00~12:30
※申込11月20日(月)※先着順
会場
等々力陸上競技場
対象 中原区在住・在勤・在学の小学生以上の方
※車椅子ランは区外・市外でも参加できます。
※部門により参加対象年齢等が異なります。
内容 <ランニング教室>
●小学生の部※定員満了
●一般(中学生以上)の部
●ファミリーラン1km 小学1~3年生とその保護者※定員満了

<車いすラン>
●1km(車いす貸出なし)
●1km(車いす貸出あり)

<ロードレース>

●小学生の部(約3km)※定員満了
●一般の部(約5km)
※FAX、往復はがきでも申し込み可能です。下記の中原区のウェブサイトをご参照ください。

<車いすエキシビジョンラン>
●開会式の後、東京2020パラリンピック陸上代表の樋口政幸選手を迎え、エキシビジョンランを実施!アスリートの走りを間近でみることができます。

<その他>
●陸上競技用車いすやバスケットボール用車いすの体験コーナー
●緑化フェアPRブース
●食育について楽しく学べるブース
●川崎市消防音楽隊による演奏
主催 なかはらランニングフェスタ実行委員会
(中原区町内会連絡協議会/中原区商店街連合会/中原区子ども会連合会/中原区スポーツ推進委員会/中原区青少年指導員連絡協議会/中原区社会福祉協議会)
協賛 特定非営利活動法人カワサキミュージックキャスト
協力 富士通株式会社/川崎とどろきパーク株式会社
問い合わせ 中原区役所地域振興課044-744-3323
Web 中原区 第2回なかはらランニングフェスタを開催します!

■昨年初開催された「なかはらランニングフェスタ」
記念撮影

「なかはらランニングフェスタ」は、昨年初開催され、弊紙でも取材させていただきました。

前回は車いすの「トライアルラン」として、車いすユーザーの課題把握を行い、今回が本格実施となりました。

今回は大きく分けて、本格実施となる「車椅子ラン」に加えて、富士通陸上競技部による「ランニング教室」、小学校低学年と保護者ペアによる「ファミリーラン」、等々力陸上競技場とその周辺を走る「ロードレース」で構成されています。

■ランニング教室で講師をつとめる笹野浩志さん
笹野浩志さん

ランニング教室は、富士通陸上競技部の協力により、OB選手の高橋宏幸さん、笹野浩志さんが講師をつとめます。

笹野さんは、昨年のなかはらランニングフェスタでも登場していました。

笹野さんは日本選手権800mで3度優勝し、2004年には当時日本歴代3位となる「1分47秒02」の自己ベストも記録されています。

■ランニング教室(小学生向け)
ランニング教室(小学生向け)

力が伝わる走り方

■ランニング教室(一般向け)
一般コース

楽しくランニング

ランニング教室は、基本的な体の動かし方、腕の振り方、効果的に力が伝わる走り方などをわかりやすく教えてくれます。

昨年も、皆さん楽しそうでした。

■「ファミリーラン」
ファミリーランスタート

ファミリーラン

■「車いすラン」
「ロードレース」にあわせ車椅子トライアルランスタート

■等々力陸上競技場周辺を走る「ロードレース」
等々力陸上競技場周辺のコース

ファミリーラン、車いすランは、等々力陸上競技場のトラックを走ります。
ロードレースは、等々力陸上競技場周辺を走るコースとなっています。

小学生の部はすでに定員満了ですが、一般(中学生以上)の部が本日時点でまだ申し込み可能です。
この機会にちょっと運動してみてはいかがでしょうか。

また今回、東京2020パラリンピック陸上代表の樋口政幸選手のエキシビジョンランも、注目です。

陸上競技用やバスケットボール用の車いすの体験など楽しめる企画もあります。
タイムスケールなどは前掲の開催概要より、中原区のウェブサイトをご参照ください。

■川崎市消防音楽隊の演奏
川崎市消防音楽隊

会場では、昨年同様川崎市消防音楽隊が皆さんの走りを後押しします。
皆さん気持ちよく走れるのではないでしょうか。

【関連リンク】
中原区 第2回なかはらランニングフェスタを開催します!

(川崎市周辺のパラスポーツ関連)
2019/9/22エントリ 「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群
2022/12/5エントリ 富士通陸上競技部協力「なかはらランニングフェスタ」が等々力緑地で初開催、車椅子トライアルランに川崎フロンターレ「ふろん太」も参加
2023/5/29エントリ 「第23回川崎市障害者スポーツ大会・陸上競技大会」が等々力陸上競技場で開催、全国大会出場かけ多様な選手が躍動

(パラリンピック関連)
2019/8/23エントリ 武蔵中原駅前の富士通川崎工場本館ビルが「東京2020」1年前記念でパラリンピックシンボルカラーにライトアップ
2020/12/20エントリ 武蔵中原駅前「富士通川崎工場」メインビルがオリンピック・パラリンピックシンボルカラーにライトアップ、地域向けイベントは2年連続中止に
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2021/7/19エントリ 武蔵小杉駅周辺・等々力緑地の東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表歓迎装飾が拡大、公開練習に市内ラグビースクールを招待
2021/8/14エントリ 東京2020パラリンピック聖火の「川崎市採火式」が等々力陸上競技場前で開催、7区の火を集め「かわさきの火」が完成
2021/8/22エントリ 東京2020パラリンピック開会式控え「ブルーインパルス」が予行演習飛行を実施、恵比寿~渋谷上空で武蔵小杉からも視認
2021/8/24エントリ 東京2020パラリンピック開会式で「ブルーインパルス」が展示飛行、パラリンピックシンボルカラー「スリーアギトス」スモーク噴射
2022/2/21エントリ 川崎市が東京2020の英国川崎キャンプ記念巡回展「KAWASAKI is GREAT」を開催、中原区ではグランツリー武蔵小杉などに登場
2022/2/28エントリ 等々力陸上競技場前に「東京2020」英国代表事前キャンプ記念プレートが設置、キャンプ概要と成績を記録

(えがお共創プロジェクト関連)
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
2020/11/22エントリ 川崎フロンターレが11/21大分戦で開催、「発達障がい児向け親子サッカー教室&パブリックビューイング」密着取材レポート
2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施
2022/3/13エントリ 川崎フロンターレ・富士通が「街歩きバリアフリーマップ」で等々力陸上競技場までのアクセス情報を提供、車いすでの来場取材レポート
2022/8/11エントリ 川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施
2023/9/30エントリ 川崎フロンターレらが発達障がい児向けサッカー観戦「2023えがお共創プロジェクト」開催、4年ぶり選手交流復活し子どもたちに笑顔

(富士通フロンティアーズのセンサリールーム関連)
2023/9/28エントリ 富士通フロンティアーズがアメフトXリーグで発達障がい児向け「センサリールーム」体験イベント実施、スポーツの力で可能性広げ

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2023年
11月11日

珍しい生物たちとふれあい!等々力緑地で移動動物園「ワクワクいきものワールド」が11/12(日)まで開幕

等々力緑地の催し物広場において、「ワクワクいきものワールド」が本日開幕しました。
11月12日(日)まで、珍しい生物やかわいい動物たちとのふれあいを楽しむことができます。

※本記事は武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでハイライト動画を公開しています。
いきものたちの様子などは動画がより伝わると思いますので、記事末尾よりご参照ください。

■11月11日・23日開催「ワクワクいきものワールド」
ワクワクいきものワールド

■等々力緑地の催し物広場

みんなの街づくりフェアが開催された等々力緑地

「ワクワクいきものワールド」が開催されているのは、等々力緑地の催し物広場です。
その一角がカラーコーンで囲われてイベント会場になっています。

入場料1人800円(1歳以下無料)です。
比較的こじんまりとした会場を見て、よくある移動動物園をイメージすると高く感じるかもしれませんが、「ワクワクいきものワールド」は珍しい生物が揃っているのが特徴です。

■植物に紛れているのは…
植物に紛れているのは…

まず、こちらの植物には何かが紛れていますが…

■カメレオンでした
カメレオンでした

これは、カメレオンでした。
緑色でしっかり擬態していますね。

武蔵小杉のタワーマンションとカメレオンを一緒に収めた写真は、なかなかないかもしれません。

■グリーンイグアナ
グリーンイグアナ

こちらは、グリーンイグアナです。
グリーンといいつつ赤褐色なのですが、これは幼体が緑色で、成長に伴って色が変わるのだそうです。

間近に見ると迫力があります。

■フトアゴヒゲトカゲ
フトアゴヒゲトカゲ

さらに爬虫類シリーズで、フトアゴヒゲトカゲです。
オーストラリアに棲息する爬虫類です。

名前の通り太い顎髭に特徴があります。
オーストラリアは独自の生態系が発達して、珍しい生き物が多いです。

■ホーランドロップイヤーラビット
ホーランドロップイヤーラビット

もちろん珍しい爬虫類だけでなく、かわいらしい動物たちもいます。
ホーランドロップイヤーラビットは、垂れ耳のうさぎです。

■オプションでえさやり体験も
オプションでえさやり体験も

オプションでえさやり体験も

「ワクワクいきものワールド」では、オプション100円でえさやり体験もできます。
えさやりの際は、必ずスプーンを使いましょう。

■モルモット
モルモット

うさぎのほか、モルモットなども移動動物園の定番ですね。
爬虫類はちょっと苦手というお子さんも安心です。

■フクロウ
フクロウ

■アヒル
アヒル

鳥類では、フクロウやアヒルがいました。
フクロウは鋭い眼光、アヒルはつぶらな瞳ですね。

■ハリネズミ
ハリネズミ

この丸い球のような生き物は、ハリネズミですね。
最近はハリネズミカフェなどで人気です。

■カメ
カメ

こちらはカメです。
甲羅をやさしく触ることができます。

■ヘビ
ヘビ

ちょっとびっくりしますが、ヘビともふれあい可能です。

こちらは係員の方がうでに巻き付けたものを触らせてもらっているところですが、自分の腕にまきつけることもできますよ。

■サバンナモニター
サバンナモニター

こちらは、サバンナモニターです。
なんとなくサバンナで狙われそうな印象を受けますが、おとなしい性格の爬虫類です。

二股に分かれた長い舌が特徴的でした。

■ヘラクレスオオカブト
ヘラクレスオオカブト

そして会場には、昆虫もいました。
ヘラクレスオオカブトなど、とても力が強いです。

■カピバラ
カピバラ

カピバラは、比較的移動動物園ではよく見かけます。
今回は体長としては一番大型の動物だったのではないでしょうか。

■かごに入ったシマリス
かごに入ったシマリス

その他、かごに入った俊敏なシマリスや、ケースに入った昆虫など、たくさんの生き物たちがいました。

身近な等々力緑地で、普段あまり間近に見る機会のない生き物とふれあいができましたので、有料も納得感はあるかと思いました。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「珍しいいきものたちとふれあい!ワクワクいきものワールド」


最後に、今回の「ワクワクいきものワールド」をハイライト動画で公開しておりますので、ご紹介いたします。

動物たちの動く様子など、動画の方が良く伝わると思います。

11月12日(日)も10:00~17:00で開催されていますので、ご参考にどうぞ。

■川崎とどろきパーク 公式X

【関連リンク】
ワクワクいきものワールド イベントページ
川崎とどろきパーク ウェブサイト
2023/8/5エントリ 等々力緑地で「あそべるビアガーデン」が開幕、子ども向けアトラクション組み合わせ8/13まで開催
2023/10/14エントリ 川崎フロンターレ選手会「等々力緑地清掃活動」開催、ごみ拾い&草むしりでサポーターと交流し笑顔

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2023年
10月29日

名物ナイアガラ花火&多摩川から打ち上げも!「玉川地区夏まつり2023~またまた秋だけどね~」が下沼部小学校で開催

「玉川地区夏まつり2023~またまた秋だけどね~」が、10月28日に川崎市立下沼部小学校において開催されました。

本イベントは玉川地区夏まつり実行委員会と川崎市立玉川中学校区 地域教育会議の共催によるものです。
同会議は玉川中学校の校区地域において、「教育」をテーマに地域力を向上させることを目的に活動しています。

今回の「玉川地区夏まつり」の開催など、地域が主体となって玉川中学校・玉川小学校・下沼部小学校と協働し、多世代参加型のイベントなどさまざまな地域活動を実施しています。

今回は下沼部小学校で子どもたちが運営する模擬店などの出店に加えて、恒例の「ナイアガラ花火」や多摩川からの花火打ち上げなどが行われました。

■「玉川地区夏まつり2023~またまた秋だけどね~」
玉川地区夏まつり

■会場となった川崎市立下沼部小学校の校庭
下沼部小学校校庭

下沼部小学校の校庭

「玉川地区夏まつり2023」では、川崎市立下沼部小学校の校庭を会場として、14~17時の3時間、さまざまなお店が並びました。

毎年楽しみにされている、地域の子どもたちが集まりました。

■小中学生も運営に参加した模擬店
小中学生も参加した出店


小中学生も参加した出店

小中学生も参加した出店

小中学生も参加した出店

会場内には、射的や輪投げ、スーパーボールすくいなどの縁日屋台出店が並んでいました。
これらの一部は子どもたちが運営や設営にも参加し、頑張って来場者対応もしていました。

上記写真の射的の背景や演出なども、なかなかの力作ですね。

楽しく遊べるというだけでなく、業だけでは得られない体験をすることで、子どもたちが成長する機会にもなります。

またイベントを通じて地域が連携を強め、地域力を高めることにもつながるのではないでしょうか。

■花火の協賛者席
花火の協賛者席

さて、名物の花火は18時スタートです。
今回は協賛者席として、椅子付きの観覧席が設けられました。

■マスクマンによる花火スタートの合図
マスクマン

■花火スタート
花火スタート

■ナイアガラ花火
ナイアガラ花火

■打ち上げ花火も
打ち上げ花火も

■多摩川から打ち上げ
多摩川から打ち上げ

今回の花火は、多摩川からの打ち上げ花火を皮切りにマスクマンが登場し、「1,2,3,ダー!」の掛け声とともに校庭での花火がスタートしました。

名物のナイアガラ花火や打ち上げ花火で大いに盛り上がったのち、最後に再度多摩川からの打ち上げ花火でフィナーレとなりました。

イベントの最後を飾る演出に、皆さん満足されたようでした。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「名物ナイアガラ花火&多摩川で打ち上げも!『玉川地区夏まつり2023~またまた秋だけどね~』」


さて、やはり花火は動画の方が伝わりますので、今回も武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでハイライト動画を公開しております。是非ご視聴ください。

花火の部分は日本国内での動画配信に制限がある楽曲が使われていたため、別音源に置き換えております。あらかじめご了承ください。


なお、本イベントは地域の限られたリソースで実施しているため、過剰に人が集まると対応が難しくなることが考えられます。

また花火があがる情報もSNS等で想定以上に広がって河川敷にたくさんの人が集まってしまうと、警備等のキャパシティを超えてしまう可能性があります。

そのため、本イベントは周辺地域で告知はされておりましたものの、昨年に引き続いて弊紙での事前告知は控えておりました。

地域の皆さんが楽しみにされていますので、また次年度以降も安定開催ができることを願って折ります。

■川崎市立玉川中学校区 地域教育会議 facebookページ

【関連リンク】
川崎市立玉川中学校区 地域教育会議 facebookページ
2021/12/26エントリ 下沼部小学校で地域イベント「玉川冬花火2021」が開催、玉川中・橘高吹奏楽部演奏や全長50mナイアガラ花火に笑顔
2022/10/15エントリ 「玉川夏まつり2022」がNEC玉川ルネッサンスシティ・下沼部小学校で開催、ナイアガラ+打ち上げ花火が夜空に彩り

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2023年
10月24日

高津・宮前・中原のごみ処理担う新施設「橘処理センター」が試運転開始、報道機関向け施設公開レポート

2023/2/13エントリにおいて、武蔵小杉から見える「白い煙突」の正体を現地で確認し、川崎市が建設を進めるごみ処理施設「橘処理センター」であったことを御紹介しておりました。

この「橘処理センター」が完成し、10月から試運転を始めることを受けて施設内が報道機関向けに公開されましたので、レポートいたします。

なお、今回は施設見学の模様を動画編集し、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。
橘処理センターの様子がより分かりやすくお伝えできますので、是非ご視聴ください。

橘処理センター公開

■武蔵小杉から見える橘処理センターの煙突
武蔵小杉から見える煙突

こちらは、武蔵小杉周辺から見える橘処理センターの煙突です。

2月にご紹介した際にはまだ建設中でしたが、10月より試運転が開始されましたので、ご覧の通り稼働していることがわかります。

■完成した橘処理センター
完成した橘処理センター

完成した橘処理センター

橘処理センターは、高津区新作の「川崎市市民プラザ」の隣にあります。
旧施設は、稼働から40年が経過して老朽化のため建て替えが行われ、このたび完成に至りました。

武蔵小杉からも見えた白い煙突の高さは100mで、武蔵小杉タワープレイスと同じ高さになります。

新たな橘処理センターは、ごみ焼却処理施設としては3炉で1日600トン、ミックスペーパー資源化処理施設としては2ラインで1日45トンの処理能力を有します。

■まずはセンターの概要説明から
まずは施設説明から

処理フロー

施設見学に先立って、橘処理センターの概要説明がありました。
基本的な処理の流れとしては、下記の通りとなります。

1.車両で入場時に計量器でごみの重量を計測
2.プラットフォームからごみピットにごみを投入
3.クレーンでごみ投入ホッパー経由で焼却炉に投入
4.焼却炉から灰ピットに灰を移動
5.灰ピットから灰クレーンで輸送車に載せて搬出
6.電力は焼却炉の熱で蒸気タービン発電機を稼働

上記の順番に沿って、施設内をご紹介していきましょう。

■車両の搬入口
車両の搬入口

■計量器
計量器

計量器

ごみの搬入口は、「ごみ」「資源」「灰積・積替・油」に分かれています。
中に入ると計量器があり、ここで車両ごとごみの重要を計測できるようになっています。

■プラットホーム
プラットフォーム

プラットフォームの扉

計量器から先に進むと、プラットフォームがあります。
ここにはごみを投入するごみピットへの扉が並んでいます。

自動管制により車両が誘導されるようになっていまして、指定された扉でごみを投入します。

■扉の向こうにはごみピットのクレーン
扉の向こうにはごみクレーン

扉が開くと、ごみピットのクレーンが見えました。
この扉は幅3.5m、高さ7mのサイズがあります。

ここからごみピットはあまりよく見えませんので、反対側から見学をさせていただきました。

■ごみピット
ごみピット

こちらが、反対側から見たごみピットです。
写真左の壁面に並んでいるのが、さきほどご紹介したプラットホームからのごみ投入口です。

ごみピットは幅約45m、奥行き約18m、深さ約22mのスケールで、ここで収集してきたごみを一時的に貯留します。

ここで6日分のごみを貯留できるということです。

■ごみ投入ホッパー
ごみ投入ホッパー

ごみ投入ホッパー

ごみピットには、焼却炉にごみを投入する「ごみ投入ホッパー」(写真中央のスロープ状の部分)があります。

クレーンでこのホッパーにごみを投入し、焼却をしていきます。

■迫力あるごみクレーン
迫力あるごみクレーン

プラットフォーム枠で、ごみクレーンを目の前で撮影させていただきました。
間近に見ると巨大さがよくわかり、迫力があります。

■灰ピットと灰クレーン
灰ピット

ごみクレーン

続いてこちらが、焼却後の灰が運搬されて貯留される灰ピットです。
上部に見えるのが灰クレーンで、これは灰を掴めるような形状になっています。

灰クレーンは幅約3m、奥行き約1.5m、高さ約1.6mで、約2トンの灰を掴めるということです。

完全燃焼したあとの焼却灰を橘処理センター外に搬出するために専用の車に積み込み、川崎区臨海部の浮島埋立事業所に搬出されていきます。

■蒸気タービン発電機
蒸気タービン発電機

最後に、橘処理センターの「蒸気タービン発電機」をご紹介しましょう。

この発電機は焼却炉の熱を活用しており、14,100kwの出力があります。
橘処理センターで電力を活用し、余剰分は売電します。

世帯数にして約17,000世帯の電力を賄う力があるということでした。


橘処理センターの試運転は、10月2日からスタートしています。
2024年からの本格稼働に向けて、今後さまざまな準備が進められていくことになります。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 橘処理センター報道機関向け公開!


今回の見学の模様は、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで動画編集して公開しております。
冒頭にもご案内の通り、クレーンが動く様子など橘処理センターについてよりわかりやすく映像で確認できますので、どうぞご視聴ください。

【関連リンク】
橘処理センター建設工事 ウェブサイト
川崎市橘リサイクルコミュニティセンター ウェブサイト
川崎市民プラザ ウェブサイト
2018/6/27エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」に給電、上小田中の「梶ヶ谷変電所」で見る「金矢」の字
2018/9/11エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」探訪(2)「今井仲町立坑」 2023/1/6エントリ 武蔵小杉地下を走る「武蔵野南線」の「梶ヶ谷貨物ターミナル駅」探訪、川崎市のごみを運搬「クリーンかわさき号」も運行 2023/2/13エントリ 武蔵小杉から見える「白い煙突」の正体。建て替え工事中の川崎市ごみ処理施設「橘処理センター」

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2023年
10月21日

「第82回川崎市制記念多摩川花火大会」が4年ぶり開催、多摩川河川敷の夜空輝く

本日、「第82回川崎市制記念多摩川花火大会」が18時~19時の1時間開催されました。
新型コロナウイルスの影響により中止が続いてきましたが、今回4年ぶりの開催となりました。

弊紙ではこれまで「南武線から見た」など比較的遠目でのレポートをお届けしてきましたが、今回は初めて高津区の会場からの映像をお届けいたします。

■「第82回川崎市制記念多摩川花火大会」
多摩川花火大会

多摩川花火大会

多摩川花火大会

多摩川花火大会

多摩川花火大会

中原区でも十分楽しめますが、やはり第三京浜を越えて高津区で間近に見ると、迫力があります。
また花火の音や火薬のにおいなども感じられ、臨場感がありました。

■「第82回川崎市制記念多摩川花火大会」ハイライト動画

また今回、多摩川花火大会のハイライト動画を2:16ほどでまとめております。
こちらもぜひ、ご視聴ください。

ドラえもんの主題歌や川崎フロンターレの勝利時に流れる音楽、SHISHAMO「明日も」などのBGMにあわせた打ち上げもありました。

■中原区で鑑賞する皆さん
中原区で鑑賞する皆さん 

中原区で鑑賞する皆さん

こちらは、中原区の多摩川土手・河川敷で鑑賞する皆さんです。
スペースにはご覧の通り余裕があり、これでも十分楽しめると思います。

終了後も土手の多摩川ふれあいロードは比較的余裕がありますが、多摩沿線道路を渡る信号機のところでボトルネック渋滞が発生します。

等々力緑地近くには歩道橋がありますので、そこで渡るのがよいかもしれません。

来年以降の鑑賞のご参考に、記録しておきます。

■「第4回 丸子の渡し花火」
丸子の渡し花火

中原区では、丸子橋近くで「丸子の渡し花火」の復活が図られ、10月1日に第4回が開催されました。

こちらも多摩川沿いで楽しめる花火大会ということで、定着していくとよいですね。

【関連リンク】
2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
2014/8/23エントリ 等々力緑地北側の河川敷で観る、川崎市制90周年記念多摩川花火大会
2015/8/4エントリ 武蔵小杉から強引に観る、横浜港の「神奈川新聞花火大会」
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2023年
10月17日

等々力緑地・催し物広場のタワー型モニュメントがさび進行劣化により撤去、安全管理に配慮

等々力緑地では、川崎市による再編整備が進められています。
そんな中、下記写真の風景で何かお気づきになるでしょうか。

■等々力緑地 催し物広場(2023年10月7日撮影)
等々力緑地 催し物広場

なんとなく、何かが足りないような気がしてきませんか。

上記は2023年10月7日に撮影したもので、写真奥ではとどろきアリーナ前が川崎ブレイブサンダースのB1リーグ開幕戦イベント会場になっていましたが、それは今回無関係です。

■2023年9月30日撮影
9月30日撮影 

モニュメント

それでは、こちらが1週間ほどさかのぼって、9月30日に撮影したものです。
もうおわかりのとおり、ここにはねじれたタワーのようなモニュメントがありました。

■モニュメント撤去のお知らせ
撤去のお知らせ

このとき、モニュメント撤去のお知らせが掲示されていました。
さびが進行し管理上危険であるため、10月2日に撤去が行われていたのでした。

■さびが進行したモニュメント
さびが進行したモニュメント

さびが進行したモニュメント

さびが進行したモニュメント

確かによく見てみると、全体的にさびが進行しています。

ただちに倒壊などするものではなかったでしょうが、補修も難しく、リスク管理の観点からはそろそろ撤去せざるを得ないものだったかと思います。

■撤去後の台座
撤去後の台座

撤去前にモニュメントを確認しましたが、これには作家の名前や、モニュメント自体の名称などは記載がありませんでした。

ただ、長年等々力緑地にあって、親しみのある風景だったのではないでしょうか。

今後等々力緑地の再編整備も進められる中、かつての等々力緑地の風景として、本記事に記録しておきたいと思います。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社 ウェブサイト
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2023年
10月15日

第45回なかはら“ゆめ”区民祭雨天決行、5年ぶりパレード復活ならずも湯河原町「ゆたぽんファイブ たん平」と自衛隊「はまにゃん」登場

本日、等々力緑地において「第45回なかはら“ゆめ”区民祭」が開催されました。
雨天により5年ぶりとなるパレードの復活はなりませんでしたが、午後には雨が上がる時間帯もあり実施された企画が賑わいました。

■「なかはら“ゆめ”区民祭」が開催された催し物広場
なかはらゆめ区民祭

■中止となったステージ
中止となったステージ

「なかはら“ゆめ”区民祭」は、今回で45回目を迎える中原区最大規模のイベントです。
コロナ禍による中断を経て昨年4年ぶりに復活開催され、さらに今年は5年ぶりの「みこし・はやしパレード」が予定されていました。

残念ながら雨天によりパレード、ステージ、川崎フロンターレちびっこサッカー教室など野外系の企画は中止となってしまいましたが、テント出店やとどろきアリーナ内の屋内イベントなどを中心に部分決行となりました。

メイン会場の「催し物広場」は、ご覧の通り足元がぬかるんで少々厳しいものはありましたが、ある程度のテント出店がありました。

■湯河原町のマスコットキャラクター「たん平」
湯河原町のマスコットキャラクター「たん平(たんぺい)」

催し物広場で目立っていたのが、湯河原町のマスコットキャラクター「たん平」です。

湯河原町の「湯河原駅前通り明店街」は「モトスミ・ブレーメン通り商店街」と2023年5月29日に友好協定を締結しており、そのご縁で区民祭に出店してきたということです。

「たん平」は、湯河原町にはたぬきが発見したといわれる温泉があることから、たぬきをモチーフとしています。

全体ではキャラクターが5匹いまして、5匹の仲良したぬきが「ゆたぽんファイブ」として変身し、ちょい悪組織「リトルキャッツ」と戦うのだそうです。

「たん平」は「ゆたぽんイエロー」に変身し、特産品で町の花の「みかん」をPR。
手にもっているのは焼きそばということでした。

湯河原町のテントも出店し、特産品のPRなども行っていました。

■等々力球場周辺の出店
等々力球場前の出展

■姿勢チェック
姿勢チェック

足元がぬかるんだ催し物広場に比べると、等々力球場周辺の出店は比較的コンディションが良く、午後に雨が上がると一定の賑わいを見せました。

■自衛隊 神奈川地方協力本部のマスコットキャラクター「はまにゃん」
陸上自衛隊のマスコットキャラクター

こちらは、自衛隊 神奈川地方協力本部のマスコットキャラクター「はまにゃん」です。
海上自衛隊3等海曹で、「はま」は横浜の「はま」です。

写真では見えませんが、しっぽにはいかりのマークがついています。

自衛隊神奈川地方協力本部(神奈川地本)は、横浜市中区に本部があります。

神奈川県における自衛隊の窓口として主に自衛官の募集・採用、国民保護・災害対策関連業務、自衛隊の広報、地方公共団体との各種窓口業務、退職予定自衛官の再就職援護、予備自衛官等の管理業務などを行っています。

県内に12ヵ所の募集案内所等も設け、自衛隊の制度説明や受験案内をはじめ、総合的な学習の時間の支援、体験航海・体験搭乗、基地・駐屯地のイベントの案内・見学等、幅広くサポートしているということです。

こうした事業内容から、地域で親しみをもってもらえるように「はまにゃん」のようなマスコットキャラクターを2010年に誕生させました。

■自衛隊の水タンク車
自衛隊給水車両

こちらは、自衛隊の水タンク車です。
容量5,000リットルで、飲料水の運搬やポンプ車としても使用できます。

■炊事車
炊事車

並んでいたのは、炊事車です。
気化式バーナー6基を同時に使用でき、電源と燃料さえあれば単体で使用できます。

かまど部分は分割して、独立して炊事も可能となっています。
ひとつの釜でお米10kg(約100人分)を約20分で炊くことができ、内がま、揚げなべを使用することで蒸し物・揚げ物・焼き物の調理に対応できるということです。

■自衛隊神奈川地方協力本部 公式X

自衛隊神奈川地方協力本部の活動については、公式Xもご参照ください。
「はまにゃん」も登場します。

■震災工作車「ASTACO」
ASTACO

ASTACO

災害時には、自衛隊だけでなく、消防隊の車両も活動します。
こちらは川崎市消防局の中原消防署に配備された震災工作車「ASTACO」です。

2種類のアームで、瓦礫を除去したり掴んだりする作業が可能です。

■川崎市バスのペーパークラフト
川崎市バスのペーパークラフト

川崎市バスのペーパークラフト

続いて、川崎市バスもペーパークラフトで出店していました。
このペーパークラフトは、2024年10月19日から開幕する「全国都市緑化かわさきフェア」をPRするものです。

■「ご近所さんぽ」のご紹介
「ご近所さんぽ」の紹介

また等々力球場周辺では、中原区役所地域ケア推進課による「ご近所さんぽ」の紹介も行われていました。

LINEのオープンチャットやウェブサイトで予定をお知らせし、中原区内の各地を1時間程度お散歩しているのだそうです。

ご関心ある方は、記事末尾から中原区のウェブサイトもご参照ください。

またお散歩の様子はYoutubeでも公開されています。

■ご近所さんぽ ダイジェスト


■「ご近所さんぽ」ブースではお気に入り散歩スポットの募集
おさんぽスポットの募集

「なかはら“ゆめ”区民祭」の「ご近所さんぽ」ブースでは、来場者のお気に入り散歩スポットの募集を行っていました。

シールや付箋を貼った部分が、来場者のお勧めスポットです。

■川崎市市民ミュージアムの整備ブース
川崎市市民ミュージアムの整備ブース

意見募集

■市民ミュージアムの缶バッジプレゼント
市民ミュージアムの缶バッジプレゼント

また現在川崎市では、川崎市市民ミュージアムの移転再整備に向けた検討を進めています。

現在地での再建は災害リスク等の観点から困難であり、生田緑地周辺地域へ移転再整備することで大きな方向性が決定されたところです。

本イベントでは、新たなミュージアムに期待することに関する投票を行っていました。

■とどろきアリーナ内の「こどもフェスタ」
とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

こどもフェスタ

とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

とどろきアリーナ内のこどもフェスタ 

今回、屋内で支障なく開催できたのがとどろきアリーナ内の「こどもフェスタ」です。
お子さん向けのゲームや工作などが盛りだくさんで、たくさんのこどもたちが熱中していました。

全ての企画をご紹介はできませんが、「第45回なかはら“ゆめ”区民祭」は部分開催ながら楽しいイベントになっていたように思います。

パレードの復活は、来年「6年ぶり」を期待したいところですね。

【関連リンク】
湯河原戦隊ゆたぽんファイブ ウェブサイト
自衛隊神奈川地方協力本部 ウェブサイト キャラクター
モトスミ・ブレーメン通り商店街 湯河原駅前通り明店街と友好提携
中原区ウェブサイト 『ご近所さんぽ』はじめませんか?
2008/10/22エントリ なかはら“ゆめ”区民祭レポート
2011/10/16エントリ 「第33回なかはら“ゆめ”区民祭」参加レポート:「コスギフェスタ2011」広報活動実施
2012/10/21エントリ 「第34回なかはら“ゆめ”区民祭」レポート:「なかはらフォトコンテスト」審査と「NHKのど自慢」予選会
2015/10/18エントリ 「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎フロンターレ中原アシストクラブが多方面で協力
2016/10/16エントリ 「第38回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎市消防救助隊発足50周年記念展示に双腕工作車「ASTACO」が登場 2018/10/18エントリ 「なかはら“ゆめ”区民祭」が10月21日(日)開催、第40回開催記念クイズラリーに加え「リアル宝探し」ゲームがこすぎコアパーク集合で同時開催
2022/10/12エントリ 「第44回なかはら“ゆめ”区民祭」が10/16(日)4年ぶり開催、10/19立ち上げ「中原区ソーシャルデザインセンター」がクイズラリーなど実施
2022/10/16エントリ 「第44回なかはら“ゆめ”区民祭」4年ぶり開催に賑わい、等々力球場周辺も新会場に自衛隊車両や地域団体などが集結

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2023年
09月07日

とどろきアリーナの曲面ガラスが「光の魔法」を演出、西日受けた偶然の産物

川崎市とどろきアリーナで、ちょっとした光の魔法のような風景が見られました。
将来的に再整備も計画される中、ささやかながら記録に残しておきたいと思います。

■川崎市とどろきアリーナ
川崎市とどろきアリーナ

とどろきアリーナは、等々力緑地の西北に配置されている川崎市のスポーツ拠点です。
最大観客席6,500席のメインアリーナなど、当時の近代的な設備を備えた多目的施設として1995年に完成しました。

開設当初から日露対抗バレーボール大会やNHK杯新体操競技大会、第30回全日本バスケットボール大会、東洋太平洋ジュニアライト級タイトルマッチ、大相撲川崎場所、ボリショイサーカスなどが開催されてきました。

■光レンガの広場
光るレンガの広場

とどろきアリーナの前は、レンガが敷き詰められた広場になっています。
川崎ブレイブサンダースのホームゲーム開催時には、イベントや出店スペースになっていますね。

夏の日の午後、ここを通りましたらご覧の通り床面が不思議な形に輝いていました。

■アリーナの曲面に光が反射
とどろきアリーナの曲面が光を反射

■光が集まる先端
光が集まる先端

一瞬どうなっているのかわかりませんでしたが、これはとどろきアリーナの曲面のガラスが太陽光を反射して、レンガに光を集めていたのですね。

曲面が光を集める先端のレンガを触ってみると熱く焼けたようになっていました。

魔法のような光で、肉眼で見るとなかなかに綺麗でしたので、弊紙以外にも写真撮影をされている方が複数いらっしゃいました。

当然、時間帯によって光の形は変わっていきます。
このガラス面は西側を向いていますから、反射の光が観測できるのは主に午後ということになるでしょう。

なお、光が集まってレンガが熱く焼けるわけですから、光の集中を肉眼で直視してしまうと危険な可能性があります。
遠くから鑑賞し、光の先端そのものからガラス面は直視しないようにするのが安全と思います。

そういう意味では、お子さんが遊ぶ場でもあり、日差しが強い夏には思わぬ事故につながる可能性もゼロとはいえないことから、念のための注意喚起の意味でも、本記事を公開しておく意味があると考えました。

■とどろきアリーナの休憩ペース「情報サロン」
情報サロン内

■情報サロン利用案内
情報サロン利用案内

また、2023/8/9エントリでお伝えした通り、とどろきアリーナ内には飲食可能な休憩スペース「情報サロン」があります。

暑い日はこちらで一息入れるのも、良いと思います。

【関連リンク】
川崎とどろきパーク株式会社 施設利用案内 とどろきアリーナ
2023/7/30エントリ 「無印良品presentsみんなで朝ウォーキング」が「KOSUGI SPORTS FES 2023」2日目に開催、姿勢や歩き方整え武蔵小杉の街歩き 2023/8/9エントリ 等々力緑地の知られざる「飲食可能」休憩スポット。とどろきアリーナの「情報サロン」

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2023年
09月03日

目黒通りと接続予定「宮内新横浜線」の子母口工区が供用開始、「等々力大橋」完成は2030年度まで5年延期の見通し

川崎市から横浜市にかけて、「都市計画道路 宮内新横浜線」の整備が進められています。

この道路は将来的には目黒通りから建設中の「等々力大橋」を渡って中原区宮内に入り、横浜市港北区の新横浜駅まで至る幹線道路となる予定です。

中原区内では等々力大橋付近と、子母口付近の「山越え」が難所となっていますが、このうち尻手黒川道路から山越えの手前までの「子母口工区」が2023年8月26日に供用開始となりました。

一方、等々力大橋については橋脚の工法変更や道路整備の遅れなどにより、工事完了予定が2025年度から2030年度に延期される見通しとなっています。

■宮内新横浜線「子母口工区」のマップ
宮内新横浜線のマップ  

まずこちらは、「宮内新横浜線」の子母口工区のマップです。
青い部分が今回供用開始となった部分です。

そこから先は曲がりくねった山登りの旧道となっており、旧道と合流するかたちになります。

供用開始となった宮内新横浜線子母口工区
供用開始になった宮内新横浜線

こちらは、旧道の合流地点から宮内新横浜線の供用開始区間を撮影したものです。
奥が尻手黒川道路との交差点で、角にスーパーマーケット「ライフ」があります。

宮内新横浜線自体は片側2車線で整備されていますが、写真の手前で細い旧道と合流します。
車線減少によるボトルネック渋滞が生じないよう、現段階では片側1車線で供用開始となっていました。

■尻手黒川道路との交差点
尻手黒川道路との交差点

■新しいバス停
新しいバス停

新道の供用開始により新しいバス停が誕生し、一部バス路線の経路変更が行われました。
交通の円滑化や混雑緩和などの整備効果が期待されています。

■旧道との合流地点
旧道との合流地点

■整備区間を横断する矢上川
矢上川

■曲がりくねった山登り
曲がりくねった山登り

整備区間の先は旧道と合流します。
旧道は矢上川を渡って曲がりくねった山登りになります。

今後宮内新横浜線は前掲のマップの通り、まっすぐ直進して整備される計画ですが、矢上川に新しい橋を架ける必要もあり、一筋縄ではいかないでしょう。

現段階では工事も未着手ですから、完成は相当先になりそうです。

■宮内新横浜線・高津区と中原区の境界
宮内新横浜線・中原区と高津区の境界

■宮内新横浜線と府中街道の交差点付近(この先で等々力大橋に接続)
宮内新横浜線と府中街道の交差点付近

宮内新横浜線を北上すると、ほどなく高津区から中原区に入り、中原区宮内で府中街道との交差点(西下橋交差点)にぶつかります。

この先も現状工場や住宅が密集しているエリアに道路を通し、等々力大橋を建設して目黒通りにつなげていくわけですが、こちらも大方の予想通り、進捗が遅れている状況です。

■完成済みのA2橋台・P3橋脚(川崎市側)
完成済みのA2橋台・P3橋脚

■整備途上の目黒通り(東京都側)
目黒通りへの接続部

等々力大橋は、現状一部の橋脚・橋台が完成していますが、残る橋脚で活用する想定だった中洲が令和元年東日本台風により使えなくなり、工法変更を余儀なくされました。

また東京都世田谷区側の用地取得・道路整備が遅れていることから、工事の完了予定が2025年度から2030年度まで遅れる見通しであることが川崎市より示されています。

率直なところ、2025年度に完成することをイメージされていた方は、もともとあまりいらっしゃらなかったのではないかと想像いたします。

2030年度というのも、「ここで完成見込み」というよりは、「少なくとも2030年度までは完成しない」と解釈しておいたほうがよいかもしれませんね。

【関連リンク】
川崎市 第2次川崎市道路整備プログラムについて【計画期間:平成28年度から令和11年度】
2008/12/8エントリ 宮内新横浜線と多摩川新橋
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2015/9/11エントリ 「デスノート」「ドS刑事」などロケの定番、宮内の「廃工場スタジオ」
2019/2/25エントリ  「(仮称)等々力大橋」建設の護岸設置工事が着工、目黒通りと宮内新横浜線を接続する橋梁イメージ写真が現地に掲示
2021/11/25エントリ 中原区宮内と目黒通りを接続「等々力大橋(仮称)」の橋脚・橋台が着工、11/19発表川崎市道路整備プログラム案で2029年度も事業継続見通し
2022/2/9エントリ 中原区と目黒通りを接続「等々力大橋(仮称)」の橋脚がお目見え、工事現場13m地下泥岩から貝の化石も発見
2022/5/25エントリ 中原区と目黒通りを接続「等々力大橋(仮称)」の川崎側橋脚・橋台躯体が完成、近隣保育園の見学会も開催
2022/11/22エントリ 「等々力大橋(仮称)」の東京都側橋脚・護岸工事が着工、接続準備進んだ目黒通りから中原区・遠くみなとみらいを望む

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