武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
07月06日

「NEC的からくり装置×七夕イルミネーションイベント」がNEC玉川ルネッサンスシティで7/6-7開催、事業領域を街に見立て天の川が輝く

本日、NEC玉川事業場において「NEC的からくり装置×七夕イルミネーションイベント」が開催されました。

同社ではこのたび「ワクワクする社会や暮らしをつなぎ、想像していくこと」を伝える手段として、コンセプト動画を制作することとなりました。
それにあたってNECの幅広い事業領域を「街」に見立てたからくり装置を制作し、からくり装置が入れるスイッチによって天の川イルミネーションが点灯させて撮影を行いました。

この動画撮影にあわせて、本日7月6日(木)、7日(金)の2日間にわたって、からくり装置とイルミネーション点灯を実際に体感できる地域イベントを開催したというわけです。

NEC的からくり装置×七夕イルミネーション

■NEC的からくり装置×七夕イルミネーションイベント
NEC的からくり装置×七夕イルミネーション

■NECの事業領域を表現した「NEC的からくり装置」
NEC的からくり装置

会場は、JR南武線向河原駅前の「NEC玉川ルネッサンスシティ」です。
ここには広い公開空地が整備されていまして、これまでにもNECによる地域貢献としてイベント等が開催されてきました。

今回はこの公開空地に「NEC的からくり装置」と、天の川イルミネーションが設営されました。

このからくり装置は、前述の通りNECの幅広い事業領域を「街」に見立てたものということです。
光ボールが街をめぐっていき、最後にイルミネーションのスイッチを入れる趣向です。

今回の企画を担当されたNEC エンタープライズ企画統括部の杉山さんにご説明をいただきましたので、順番にご紹介していきましょう。

■「Digital Finance」
Digital Finance

NECでは、金融に関わる業務プロセス改革・リスク対策、新たな顧客体験の実現をAI不正検知などのデジタル技術で支えています。

ここではボールがドミノを倒し、ドミノが倒れると「Life」の文字が出現しました。

■「Smart Retail CX」
Smart Retail CX

またNECは小売店の労働力不足などの課題にも、無人・省力化店舗などの店舗運営支援ソリューションを提供しています。

ここではショッピングカードが動き、「Work」と書かれた旗が登場しました。

■「Connected Manufacturing, Intelligent Logistics & Mobility」
Connected Manufacturing

NECでは、工場のスマート化や物流の効率化をはかるため、工場の自動化や自律化・リモート化などサプライチェーンの最適化にも貢献しています。

ここではトラックの荷台に光るボールが落ちるとトラックが走り出し、倉庫に入ると「Connect」のメッセージが出現しました。

■「Smart Venue CX」
Smart Venue CX

またNECは、テーマパークの顔認証ゲートやホテルのスマートチェックインなど、快適な顧客体験を実現するソリューションも提供しています。
タッチレスでエリア全体の自由な回遊・活性化を促進するものです。

ここでは光るボールがテーマパークの前を移動すると、人々が楽しむ様子が影絵で出現しました。

ボールがテーマパークからホテルに移動すると、ホテルの窓から新たなメッセージ「Beyond」が登場しました。

■「Intelligent Logistics & Mobility」
Intelligent Logistics & Mobility

さらにNECの事業領域は幅広く、航空・鉄道・バスなどのさまざまな交通手段をモバイル・ICカード・整体認証技術などを用いてシームレスにつないでいます。

このからくり装置で登場する飛行機でも、顔認証技術を活用した新たな搭乗手続きや、デジタルチケットサービスを提供しています。

ここでは光るボールが観覧車を通って空港に入っていくと飛行機が飛び立ち、最後のメッセージ「Create」が飛行機雲のように登場しました。

このように、今回の「NEC的からくり装置」では、同社が街の実に幅広い範囲を多彩なデジタル技術で支えていることを象徴して表現されていました。

■NEC的からくり装置×七夕イルミネーションの店頭

それでは、NEC的からくり装置が動き、最後に天の川イルミネーションを点灯される様子をご覧いただきましょう。

こちらはスチール写真より、動画の方がお楽しみいただけると思います。

光るボールが最後まできちんと動くのはなかなか難易度が高く、何テイクかやりなおしをしているのと、上記動画でも途中で少し手で後押しするところもありますが、会場の皆さんが温かく見守りました。

■天の川イルミネーション
天の川イルミネーション

今回はあまり大々的ではありませんが、地元の向河原の商店街などでチラシ配布が行われ、地域のかたが一部お集まりになりました。

NEC的からくり装置が動いて、天の川イルミネーションが点灯する様子をお楽しみになっていました。

冒頭にご案内の通り、本イベントは明日7月7日(金)も19:00~20:30に開催されます。
ご関心ある方は、NEC玉川ルネッサンスシティまでご来場ください。

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2023年
07月01日

下小田中の農園「かしま園」の大人気「とれたて枝豆」直売がスタート、新鮮野菜も同時販売

下小田中のパンジー・野菜農園「かしま園」で、本日7月1日より期間限定で枝豆の販売がスタートしています。

たいへん美味しい新鮮な枝豆が毎年地域の皆さんに大人気で、今年も採れたて1束500円で販売しています。

※次回販売は7/4と現地看板で告知されました。販売日はInstagramをご参照ください。

かしま園の枝豆

■下小田中5丁目で枝豆栽培中の「かしま園」
枝豆栽培中のかしま園

「かしま園」は、下小田中5丁目の住宅街にあります。

武蔵小杉方面から向かい場合は、一番シンプルなのは「今井小学校前の道路をひたすら西に直進」です。
途中、「いなげや川崎下小田中店」前を通過した先で、向かって左手に「かしま園」が見えてきます。
(※上記写真とは見えるアングルが異なりますので、ご注意ください)

「かしま園」はパンジー農園として知られ、本サイトでも過去に地堀りパンジーの直売「パンジーウォーク」をご紹介しておりました。

一方、パンジーの季節以外ではさまざまな野菜の直売も行っていまして、今回は枝豆の販売を行っています。

■枝豆販売中の告知
枝豆販売中の告知

枝豆販売中のお知らせ

「かしま園」には、枝豆販売中ののぼりと看板が出ていました。
緑色ののぼりを目印にするのが、わかりやすいかもしれません。

■枝豆の栽培
枝豆の栽培  

枝豆の栽培  

「かしま園」の枝豆は昨年弊紙でご紹介したところ評判になり、大人気となりました。
早期に完売が続いたこともあって、今年は枝豆を増産されたということです。

今年も丹精込めて育てた枝豆が、立派に育っています。
ふさふさしたさやが、とても綺麗ですね。

■販売中の行列
行列

「かしま園」の枝豆は地域の皆さんが楽しみにされていますので、販売が行われる日は、スタートから行列できます。

日によっては早めに販売が終了する場合があり、ここまで足をのばして空振りするとショックが大きいですので、16時のスタートに合わせて早めに行動されることをお勧めいたします。

ちなみに、本日7月1日は実際には16時よりも前から販売スタートされていました。

■野菜も販売
野菜も販売

野菜の直売

■ジャガイモ(キタアカリ)
ジャガイモ

また本日は、かしま園でとれた野菜も販売していました。
ジャガイモ(キタアカリ)、赤タマネギ、タマネギ、ニンニクの4種がそれぞれ200円でした。

今回は立派なジャガイモをいただきましたが、甘いタマネギや、ホイル焼きに好適のニンニクなどもお勧めです。

■枝豆の直売
野菜の直売

「かしま園」では、目の前で畑の枝豆を収穫して、その場で直売していきます。
そのため、きわめて新鮮な状態の枝豆を購入することができます。

家族4人で召し上がるなら1束5でも十分たっぷりですが、2束以上購入される方が多くいらっしゃいました。

但し販売状況により、上限が設定される場合もありますので、予めご了承ください。

■色つやの良い「かしま園」の枝豆
新鮮な枝豆  

■3分ほど茹でる
3分ほど茹でる

美味しい枝豆

購入した状態の枝豆は、土から収穫したままで葉っぱがついています。
そこからさやを取り、熱闘に塩を投じて3分ほど茹でたものが、上記写真です。

ご覧の通りの色つやの良さはもちろん、新鮮な食感のよさ、さらに甘みがあってとても美味しかったです。

とれたての枝豆、是非一度味わってみてください。

■「かしま園」Instagram
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「かしま園」の枝豆販売は、生育状況と販売状況により、必ずしも毎日実施されるわけではありません。
販売のお知らせはInstagramで行われますので、こちらをかならず事前にチェックするのが推奨です。

次回は7/4(火)と現地看板で告知されています。

■下小田中の「かしま園」の梨園
下小田中の「かしま園」

豊かに実った多摩川梨

また「かしま園」では8月頃に梨の直売も行っており、こちらもたいへん美味でご紹介しておりました。

また今年も、楽しみです。

■「かしま園(鹿島園)」の概要
●所在地:中原区下小田中5-1-2
※梨畑はこのすぐ近くの、下記Googleマップの場所です。
●開園時間:9:00~12:00※雨天休園
●電話番号:Instagram・Webに掲載
●Web:
http://kashimaen.my.coocan.jp/
●Instagram:https://www.instagram.com/kashimaen_/

■マップ


【関連リンク】
2019/11/19エントリ下小田中「かしま園」で地堀りパンジーよりどり販売「パンジーウォーク」と、野菜の収穫体験・採れたて販売を実施中
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2023年
06月29日

「ぶどうの実平間園」にまちライブラリー「ぶどうライブラリー」が毎週土曜日登場、未就学児親子に絵本や育児雑誌を貸し出し

川崎市高津区に本社を置く「ぶどうの木」が、市内各地で認可保育園を運営しています。

このうち「ぶどうの実平間園」において、未就学児親子を対象としたまちライブラリー「ぶどうライブラリー」が開設されましたので、ご紹介します。

■「ぶどうの実平間園」
ぶどうライブラリー

「ぶどうの実平間園」は、平間駅よりもやや向河原駅寄りの中原区北谷町にあります。
向河原駅から南武線沿いに商店街を南下していくと、向かって右手(南武線側)に見えてきます。

■「ぶどうライブラリー」のご案内
ぶどうライブラリーの案内

■かわいらしい「ぶどうライブラリー」
ぶどうライブラリー

ぶどうライブラリーの蔵書

「ぶどうライブラリー」は、「ぶどうの実平間園」の前に毎週土曜日(9:00~18:00)に設置されています。
木製のボックスの中に本が収納され、貸し出しができるようになっています。

対象は未就学児親子で、絵本のほかにクレヨンハウスの育児雑誌「クーヨン」もありました。

6月に設置されたばかりということもあって、本は綺麗な状態でした。

■「ぶどうライブラリー」の利用方法
ぶどうライブラリーの利用方法

■貸し出しカード
貸し出しカード

こちらは、「ぶどうライブラリー」の利用方法です。
貸し出しカードに記入の上借りて、返却時は園のポストに入れます。

期限の目安は1週間となっていました。

■「まちライブラリー」に登録
「まちライブラリー」に登録

「みんなの感想カード」

みんなの感想カード

「ぶどうライブラリー」は、本のコミュニティ「まちライブラリー」に登録されています。

「まちライブラリー」とは、地域で「みんなの図書館」をつくっていく取り組みで、本棚が媒介となって、地域のコミュニケーションが図られていくことを目的としています。

そのコンセプトに沿って、それぞれの本には「みんなの感想カード」が添えられています。
このカードで感想を共有しあえるというわけです。

■「MUI」の「まちライブラリー」
  MUIの「まちライブラリー」

「まちライブラリー」は、中原区内ではモトスミ・ブレーメン通り商店街の「MUI」にも設置されていました。

「まちライブラリー」のウェブサイトで各ライブラリーの情報も参照できますので、関連リンクよりご参照ください。

■ぶどうライブラリーの概要
●所在地:中原区北谷町693-10 ぶどうの実平間園
●開設時間:土曜日9:00~18:00
●Web:https://budou-ki.co.jp/hirama/index.html

■マップ


【関連リンク】
ぶどうの木ウェブサイト ぶどうの実平間園
まちライブラリーウェブサイト ちいさなぶどう まちライブラリー
2017/5/30エントリ 元住吉の珈琲店「MUI」の自家製ケーキセットでいただく、ザッハトルテとマンデリン

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2023年
06月18日

武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」の「新城立坑」を探訪、列車通過中の開閉厳禁

武蔵小杉の地下には、府中本町から鶴見までを結ぶJRの貨物線「武蔵野南線」が通っています。
南武線沿いには、地下の武蔵野南線と地上をつなぐ地上施設があり、これまで過去エントリでご紹介しておりました。

■武蔵野南線のマップ
武蔵野南線のマップ

■中原区付近の武蔵野南線地上施設マップ
中原区付近の武蔵野南線地上施設マップ

これまでご紹介してきたのは、中原区内では上丸子跨線橋そばにある「新丸子立坑」、今井仲町にある「今井仲町」、そして「フジ薬局上小田中店」隣の「梶ヶ谷変電所」、そして高津区の「梶ヶ谷貨物ターミナル」です。

中原区内ではまだ「新城立坑」をご紹介していませんでしたので、本記事で取り上げることといたしました。

■下新城の「新城立坑」
下新城の「新城立坑」

下新城の「新城立坑」

下新城の「新城立坑」

「新城立坑」は、下新城の「スギ薬局下新城店」のすぐ近くにあります。
「梶ヶ谷変電所」もスギ薬局上小田中店の隣ですので、中原区では偶然の縁がありますね。

立坑は当然ながら、鉄道関係者以外は立ち入り禁止となっています。

■立坑の入口
立坑の入口

立坑の入口

■「新城立坑」の古びた看板
新城立坑の古びた看板

■「列車通過中開閉厳禁」
列車通過中開閉厳禁

敷地内には小さな建屋があり、「新城立坑」の古びた看板が設置されていました。

扉には「列車通過中開閉厳禁」とあります。
武蔵野南線は大部分が地下鉄ですから、通過中に扉を開けると突風が吹き上げてきて危険なのでしょう。

そうしますと、鉄道関係者の方が何らかの作業で出入りをされる際は、かならず貨物列車の時刻表を確認されているということですね。

静まり返った時間帯などでしたら、地下を走る貨物列車のや軽微な振動くらいは、地上でも感じることができるでしょうか。

■武蔵野南線の「新丸子立坑」(上丸子跨線橋そば)
新丸子立坑

■武蔵野南線の「今井仲町立坑」(今井仲町の南武線そば)
立坑の入口

■武蔵野南線に給電する上小田中の「梶ヶ谷変電所」
今井西町の「JR東日本梶ヶ谷変電所」

■JR梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
(撮影:northsan)

■JR梶ヶ谷貨物ターミナル駅の入口
梶ヶ谷貨物ターミナル駅の

弊紙では前述の通り、これまでに「新丸子立坑」「今井仲町立坑」「梶ヶ谷変電所」「梶ヶ谷貨物ターミナル」をご紹介しております。

詳細は関連リンクをご参照ください。

【関連リンク】
2018/6/27エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」に給電、上小田中の「梶ヶ谷変電所」で見る「金矢」の字
2018/9/11エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」探訪(2)「今井仲町立坑」 2023/1/6エントリ 武蔵小杉地下を走る「武蔵野南線」の「梶ヶ谷貨物ターミナル駅」探訪、川崎市のごみを運搬「クリーンかわさき号」も運行
2023/2/13エントリ 武蔵小杉から見える「白い煙突」の正体。建て替え工事中の川崎市ごみ処理施設「橘処理センター」

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2023年
06月17日

NEC×アサヒ飲料共同開発の防犯カメラ付き自販機が下沼部公園に登場、向河原駅前踏切と同じNECレッドロケッツデザインで

向河原駅前の踏切近くに、クラウド型防犯カメラ付き自動販売機「まちを見守る自販機」が設置されたことを2023年4月25日付記事でお伝えしました。
NECとアサヒ飲料の共同開発によるもので、2019年9月から自治体や小売店、デベロッパー向けに提供が開始しています。

この「まちを見守る自販機」が、同じく向河原駅近くの「下沼部公園」にもNECレッドロケッツデザインで設置されています。

多くのお子さんが遊ぶ公園にあって、防犯効果が期待されます。

■下沼部公園の「まちを見守る自販機」
下沼部公園のまちを見守る自販機 

まちを見守る自販機

「まちを見守る自販機」は、NECの「映像クラウドサービス」を活用した自動販売機です。

自動販売機に小型カメラを設置し、付属の通信機器により映像をクラウド上へ自動的に保管する仕組みになっています。

従来の防犯カメラは設置手続きや設置後のメンテナンス、また警察に提供するための映像管理などが実務上のハードルになっていましたが、「まちを見守る自販機」ではこれらの手間が不要となります。

NECの技術が使われ、またNEC玉川ルネッサンスシティのお膝元ということもあって、NECレッドロケッツのデザインになっています。

■「下沼部公園」の南武線車両型ベンチ(現在は工事中)
「南武線車両」の大型ベンチ

今回設置された「下沼部公園」は、南武線向河原駅近くの、線路沿いにある大きめの街区公園です。
南武線の車両型の遊具などが設置され、過去に本サイトでもご紹介しておりました。

いつもこどもたちで賑わっています。

■「まちを見守る自販機」の説明図
説明図
※アサヒ飲料提供

■「まちを見守る自販機」の告知
まちを見守る自販機の告知

まちを見守る自販機の告知

向河原駅前踏切近くに設置された自動販売機同様、こちらにもカメラ付き自動販売機であることがわかるように告知が掲示されていました。

一般に自動販売機に防犯カメラがついているとは思いませんので、必要な手当てでしょう。

■クラウド型防犯カメラ
クラウド式の防犯カメラ

またクラウド型防犯カメラも、同様に自動販売機の左上についていました。

どの程度広角かはわかりませんが、少なくとも下沼部公園の西側の出入りは確認できるのではないでしょうか。

最近は街中の商店街などに防犯カメラの設置が進んでいますが、子どもたちが遊ぶ公園にはあまり見たことがありません。

費用面の負担などもハードルかと思いますが、NECとアサヒ飲料共同開発による「まちを見守る自販機」により、持続性のある事業として広がっていくとよいと思います。

■下沼部公園から見えるNEC玉川ルネッサンスシティ
下沼部公園から見えるNEC玉川ルネッサンスシティ

【関連リンク】
2014/8/16エントリ 下沼部公園リニューアルで登場、「南武線車両ベンチ」
2021/3/14エントリ NEC玉川事業場前に設置された、NECレッドロケッツ・グリーンロケッツ活動費支援の自動販売機
2023/4/5エントリ 向河原駅踏切前にNEC×アサヒ飲料共同開発・クラウド型防犯カメラ付き自販機が設置、NECレッドロケッツデザインを採用

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2023年
06月12日

オンベリール「小杉ジョン&西丸子メリー」やまだや「中原ジョン&メリー」に水着販売シーズン到来、時代反映しジェンダーレス水着も着用

新丸子・iDAiモールの洋品店「オンベリール」に子どものマネキン「小杉ジョン」「西丸子メリー」が、上小田中・中原街道沿いの洋品店「やまだや」に同じく「中原ジョン」「中原メリー」がいます。

これから到来するプールの季節を控えて、これらのマネキンが水着スタイルになりました。
時代を反映して、ジェンダーレス水着も登場しています。

■小杉ジョン・西丸子メリー・中原ジョン・中原メリー


■新丸子・iDAiモール「オンベリール」
オンベリール

オンベリール

オンベリールは、iDAiモールの中ほどにある婦人服中心の洋品店で、近隣学校の学用品を取り扱っています。

新丸子での開業は1996年ですが、もとをたどると1933年から先々代が下駄屋さんを営まれていたそうです。

店名の「EMBELLIR」はフランス語で「美しくなる」という意味です。

■オンベリール前の「小杉ジョン」「西丸子メリー」
小杉ジョンと西丸子メリー

■小杉ジョン
小杉ジョン

■西丸子メリー
西丸子メリー

「オンベリール」では店先に「小杉ジョン」と「西丸子メリー」が並び、水着を着用していました。
「小杉ジョン」が着ているトランクス、「西丸子メリー」着ているワンピース、スイムキャップ、ゴーグルを販売しています。

こちらは比較的従来型の水着ですね。

同店では水着だけなく、体操服や紅白帽、防災頭巾なども取り扱っています。

■中原街道「やまだや」の「中原ジョン」と「中原メリー」
中原街道の「やまだや」

続いてこちらは、中原街道の洋品店「やまだや」です。
小杉十字路より少し武蔵中原方面に南下したところにあります。

同店も学用品を取り扱っていますが、特に川崎市内の各公立中学校・高等学校の学生服を取り扱っているのが特徴です。

■「やまだや」の学生服取扱い学校名
<川崎市立中学校>
・今井中学校
・中原中学校
・西中原中学校
・宮内中学校
・住吉中学校
・井田中学校
<高等学校>
・川崎市立川崎総合科学高等学校
・神奈川県立新城高等学校
・神奈川県立住吉高等学校
・神奈川県立川崎工科高等学校
・神奈川県立大師高等学校

■やまだやの「中原ジョン」「中原メリー」
中原ジョンと中原メリー

■中原ジョン
中原ジョン

■中原メリー
中原メリー

「やまだや」の前に並んでいるのは、「中原ジョン」と「中原メリー」です。
オンベリールの「小杉ジョン」「西丸子メリー」よりも色白に見えます。

姓が同じですので、きょうだいという設定でしょうかね。

「中原ジョン」は水着、「中原メリー」は体操服ですが、ジョンが着ているのはジェンダーレス水着です。

昔の女子の体操服がブルマーだったのも、今にしてみれば理由がよくわからず、男女ともハーフパンツがすっかり定着しました。

水着も男子はパンツ一丁、女子はワンピースでしたが、プールで転んだり擦ったりしてもけがをしにくそうな写真のジェンダーレス水着の方に徐々にシフトしてくるような気がします。

マネキンの着る体操服や水着の変遷をみると、時代の流れを感じます。

【関連リンク】
2015/5/20エントリ 中原街道の川崎市公立学校制服取扱店「やまだや」の、「中原ジョンとメリー」
2022/6/18エントリ 川崎市立宮内中学校が発行「スポーツミヤウチ」が中原街道の学生服取扱店「やまだや」に掲示、部活動の活躍を発信
2022/6/25エントリ 新丸子・iDAiモールの洋品店「オンベリール」で「小杉ジョン」と「西丸子メリー」が学校用品PR

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2023年
06月02日

小杉陣屋町の海外産バナナ卸売業「株式会社川崎バナナ」が廃業、お買い得品小売りが惜しまれ

小杉陣屋町の多摩川近くにあったバナナの卸売業「株式会社川崎バナナ」が、2023年3月27日をもって閉店(会社廃業)となりました。

同社では建屋の一角を利用してバナナや青果類の小売りも行っており、地域住民からも惜しむ声が上がっていました。

■小杉陣屋町の「株式会社川崎バナナ」
川崎バナナ  

■閉店(会社閉業)のお知らせ
閉店(会社廃業)のお知らせ  

「川崎バナナ」の建物は、小杉陣屋町の「西丸子小学校」隣にあります。

入口には廃業に先立って上記のようなお知らせが掲示され、本サイトにも情報提供をいただいていました。

諸般の事情により廃業ということで、「お店に足を運んでくださった皆様本当にありがとうございました」とのメッセージがありました。

■「川崎バナナ」の看板
川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

川崎バナナの看板

「川崎バナナ」といえば、道路からよく見える看板にインパクトがありました。
電話番号が「8778(バナナヤ)・0877(バナナ)」というのも覚えやすかったです。

以下は廃業前にご紹介していた、バナナや青果類の小売りの様子です。

■建屋の内部
建屋の内部

■バナナや青果類の小売り
バナナや青果類の販売

エクアドル産バナナ

青果類の小売り

「川崎バナナ」は、社名そのままに「川崎産のバナナ」を生産しているわけではありませんでした。

エクアドル、フィリピン、台湾産のバナナをスーパーに卸売りを行い、その荷捌き等を行う建屋の一角が、バナナや青果類の小売りスペースになっていました。

小売りは出荷に至らなかった品物を、5~6本のひとかたまり120~150円程度で販売していますので、割安で地域でも人気でした。

 「川崎バナナ」については今から約2年前、コロナ禍の2021/5/13付記事でもご紹介しておりました。

廃業にあたって取り上げるメディアなどもありませんでしたので、弊紙で地域の記録として残しておきたいと思います。

■2021年の「川崎バナナ」
株式会社川崎バナナ

■「川崎バナナ」のマップ


【関連リンク】
2021/5/13エントリ 小杉陣屋町の海外産バナナ卸売業「株式会社川崎バナナ」でお買い得バナナと青果類を販売、地域のミニスーパーとして定着
2022/10/11エントリ 「西丸子小学校太陽光発電所」が最大100kW・校門で発電量表示し稼働中、蓄電池システム備え災害時の避難所として機能

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2023年
06月01日

中原区の音楽&ダンスイベント「In Unity」がクラウドファンディング開始、「カワサキ学生バンドオーディション」でCDデビューを応援

市民と中原区協働による音楽とダンスのイベント「In Unity」では、2022年より「カワサキ学生バンドオーディション」を実施しています。
本オーディションの最優秀バンドは「In Unity」出演権が得られるとともに、さらにタワーレコードグランツリー武蔵小杉店でCDデビューができます。

2022には麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」、2023には川崎市在住メンバーを含む大学生・専門学校生による「実験的音楽」が最優秀バンドに選ばれ、弊紙でもご紹介しておりました。

本企画を推進するIn Unity実行委員会では、「カワサキ学生バンドオーディション」をさらに盛り上げるため、本日よりクラウドファンディングをスタートさせました。

このクラウドファンディグで集まった資金はCD製作費や広報費、必要経費に充当するものとし、「最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載」「CDプレゼント」「サイン入り広報用ポスター」などのリターンが用意されています。

■音楽で川崎を盛り上げる学生バンドのCDデビューを応援したい!
学生バンドのCDデビューを応援したい!
※クラウドファンディングサイトより

■「かわファン」によるクラウドファンディングの実施概要(抜粋)
実現したいこと ●若者にもっと「音楽のまち・かわさき」が浸透し、盛り上がるきっかけにしたい!
●実力ある地元アーティストの「超」早期発見!
●川崎でレコーディングを行い、川崎に縁あるアーティストがジャケットデザインを担う等、「メイド・イン・カワサキ」にこだわってCDを制作。この企画を通じた新たな人のつながりや、夢をつかむきっかけを作りたい!

私たちは音楽事務所ではありません。 事務所のオーディションであれば、すぐにでも音楽シーンで活躍できるようなバンドを探す必要があるでしょう。 しかしそうではないからこそ、経験は浅いが光る楽曲を持っている若いバンドを「超」早期発見&支援をすることができると考えています。 演奏技術や経験が不足していてもOK、初めて作った楽曲でもOK。 普通の若者が作る、特別な一曲を探すオーディションです。

また、このプロジェクトが目指すのは、単に若者・音楽活動支援ということにとどまりません。

バンドが頑張る姿に励まされたり、誰かの憧れや目標になったり、 あるいは誰かの新しいチャレンジにつながったり…

かかわってくださるすべての方に、夢や希望を届けられる企画でありたい。

応援の輪が広がること、かかわってくれる方がひとりでも増えることは、それだけ届けられるものが増えることでもある、と考えます。少しでも興味を持っていただけた方には、クラウドファンディングという形で、この企画にご参加いただけたら嬉しいです。
実施期間 2023年6月1日(木)~2023年7月16日(日)
目標金額 40万円(手数料等含む) ※All in方式(目標金額を達成しなくても実行されます)
資金の使い道 ●CD製作費(レコーディング・ジャケットデザイン・CDプレス等)=約27万円(レコーディングは市内のスタジオで行います/ジャケットデザインは川崎市に縁がある方に依頼予定です)
●広報費(募集チラシの作成や購入者特典等の制作を含む)=4万円
●クラウドファンディングの事務手数料、決済手数料、リターンの郵送費等=約9万円
リターン ●2,000円:お気持ちコース(リターンを希望されない方。お礼のメッセージ動画をお送りします)
●5,000円:最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載コース
●10,000円:最優秀バンドのCD&クレジットにお名前掲載+過去の2作品もお届けコース
●10,000円:お気持ちコース(リターンを希望されない方。お礼のメッセージ動画をお送りします)
●20,000円:イチ早く聴ける権&最優秀バンドのサイン入りCD(クレジットにお名前掲載)とポスター&過去の2作品もお届けコース
スケジュール ●8月募集開始
●10月選考(最優秀バンド決定)
●11月~2024年1月制作(レコーディング、パッケージ制作等)
●2月各種プロモーション
●3月タワーレコードグランツリー武蔵小杉店にてCD発売!
※年明け以降に開催予定のIn Unity2024では、最優秀バンドの生演奏を聴くことができます!
Web ●クラウドファンディングサイト「かわファン」
●In Unityオフィシャルサイト
※詳細は上記のクラウドファンディングサイトをご参照ください。

■第1回最優秀バンド「リユニオン」
リユニオンの皆さん

■リユニオン「その先へ」CDジャケット
リユニオン「その先へ」ジャケット

こちらは、2022の第1回最優秀バンド「リユニオン」です。
麻生総合高校軽音楽部メンバーによるバンドで、卒業にあたり将来への思いを表現した楽曲「その先へ」をリリースしました。

「その先へ」は高津区のレコーディングスタジオ「Studio Certes」でレコーディングが行われ、CDジャケットは幸区の「studio FLAT」所属アーティストの竹葉聖也氏が作品を提供するなど「メイド・イン・カワサキ」にこだわっています。

■第2回最優秀バンド「実験的音楽」
「実験的音楽」の皆さん

■川崎総合科学高等学校のしのはらことはさんによるジャケットデザイン
川崎総合科学高等学校のしのはらことはさんによるジャケットデザイン

第2回の最優秀バンド「実験的音楽」は、川崎市在住メンバーを含む大学生・専門学校生によるバンドでした。

CDリリースされたのは「実験のすゝめ」です。
楽曲のイントロは川崎市内でサンプリングした環境音が使われ、CDの収録は高津区のスタジオ「Studio Sertes(スタジオサーティズ)」で行われました。

さらにCDジャケットは川崎市立川崎総合科学高等学校の「しのはら ことは」さんがデザインを手がけ、こちらもメイド・イン・カワサキです。

■ジャケットデザインに応募された川崎総合科学高校の皆さんと実験的音楽の皆さん
川崎総合科学高等学校の皆さんと

■In Unity公式チャンネル リユニオン「その先へ」MV


■「実験的音楽」公式チャンネル 「実験のすゝめ」MV


「リユニオン」「実験的音楽」のそれぞれの楽曲MVは、上記のYoutubeチャンネルで視聴することができます。
いずれも最優秀バンドにふさわしいクオリティです。

今回のクラウドファンディングで支援する「第3回カワサキ学生バンドオーディション」でも、また腕に覚えのある学生バンドが応募してくることと思います。

そんな川崎の学生バンドの活躍を応援してみたい!という方は、クラウドファンディングサイト「かわファン」をご参照ください。

また、Twitter、Instagramも開設されていますので、下記にご紹介しておきます。

■カワサキ学生バンドオーディションTwitter


■カワサキ学生バンドオーディションInstagram


■「In Unity2023」での「実験的音楽」
実験的音楽

【関連リンク】
実験的音楽 ウェブサイト
川崎総合科学高等学校 ウェブサイト
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
2022/3/22エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」CDがタワーレコードグランツリー武蔵小杉店で発売
2022/4/9エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校「リユニオン」CDが完売受けタワーレコード武蔵小杉店で追加販売、公式MVも公開に
2023/1/23エントリ 「In Unity2023」がNEC玉川事業場で2DAYS開催、最優秀学生バンド「実験的音楽」など音楽とダンスが競演 2023/3/17エントリ カワサキ学生バンドオーディション最優秀「実験的音楽」CDが武蔵小杉のタワレコで発売、川崎総合科学高生徒がジャケットデザイン手がけ

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2023年
05月30日

「みんなのスポーツフェスタ2023」がとどろきアリーナ・等々力緑地で開催、川崎競輪やMizudori Sports Clubも協力

等々力緑地のとどろきアリーナ(サブアリーナ)および催し物広場において、「みんなのスポーツフェスタ2023」が5月28日に開催されました。

ミニ競輪ゲーム

■等々力緑地の「みんなのスポーツフェスタ2023」(とどろきアリーナ サブアリーナ)
「みんなのスポーツフェスタ2023」が開催されたとどろきアリーナ

「みんなのスポーツフェスタ」は、子どもから高齢者までスポーツを始める機会と、その後も継続的にスポーツに親しむきっかけづくりを目的として中原区スポーツ推進委員会と中原区役所の主催により開催されました。

中原区スポーツ推進委員は、市から委嘱を受けてスポーツ推進のための指導・サポートなどを行っています。

「みんなのスポーツフェスタ」は今年で3回目を迎え、今回は様々なスポーツ体験ができる9つのブースが出展していました。

■川崎競輪のスピードチャレンジ
川崎競輪のスピードチャレンジ

川崎競輪のスピードチャレンジ

今回の「みんなのスポーツフェスタ」は、川崎競輪・日本競輪選手会金川支部も協力しました。
競輪体験として、ワットバイクでのスピードチャレンジが行われました。

ゴールタイムの下2桁で、川崎競輪のマスコットキャラクター「九ちゃん」グッズがもらえます。

■川崎競輪のマスコットキャラクター「九ちゃん」
九ちゃん

こちらが、川崎競輪のマスコットキャラクター「九ちゃん」です。

2002年4月生まれの猫キャラクターで、名前の由来は「競輪9車立」の「九」、「坂本九」の「九」、そして七福神に招福店(猫神)と上向小僧を加えた「九福神」の「九」が由来ということです。

■現役選手にも挑戦できる競輪体験
ミニ競輪ゲーム

ミニ競輪ゲーム

こちらは、現役選手にも挑戦できる競輪体験です。
ペダルをこぐのに応じてミニチュアの競輪フィギュアが電動で前進していくというものです。

勿論選手は子どもたちに合わせて加減はしてくれますので、抜きつ抜かれつで大いに盛り上がっていました。

■キンボール
キンボール

キンボール

「キンボール」は、直径122cmの巨大なボールを使ったニュースポーツです。
巨大ですが重さは1kgと見た目より軽く、お子さんでも簡単に持てますし、簡単に飛びます。

公式ルールでは3チームに分かれて、ボールを落とさないようにラリーを続けていくものです。

■フライングディスク
フライングディスク

こちらは、フライングディスクによるストラックアウトです。
公園でも物を投げる遊びはしにくくなっている現状がありますので、思う存分投げられる環境は貴重ですね。

■「スリーアイズ」
スリーアイズ

「スリーアイズ」は、前方の3×3の9マスに向かってボールを投げていきます。

2チームに分かれ、5個ずつのボールを投げていき、ボールが入っているマスが一列に並べば得点になります。

こちらも老若男女問わず、気軽に楽しめるのが特徴です。

■「プレルボール」
プレルボール

「プレルボール」は、バレーボールとテニスを組み合わせたような新感覚スポーツです。

サーブは自陣にワンバウンドさせて味方にパスしたり、相手のコートに打ちます。
相手方も、飛んできた球を自陣にワンバウンドさせて打ち合うゲームです。

ラケットなどは使わず手でプレイする分、道具がなくても始められます。

■「Mizudori Sports Club」の体操体験
体操体験

今回、川崎競輪と共に本イベントに協力していたのが、「Mizudori Sports Club」です。
出張教室ということで、体操体験を実施していました。

同クラブは、武蔵新城やフロンタウンさぎぬま、フロンタウン生田などに教室があります。
体操はさまざまなスポーツの基礎にもなりますし、子どものころから取り組むのは非常に有益ではないでしょうか。

■グラウンドゴルフ
グラウンドゴルフ

グラウンドゴルフ

グラウンドゴルフ

また本イベントはとどろきアリーナのサブアリーナに加えて、催し物広場でも開催されていました。

こちらはゴルフの簡単バージョン「グラウンドゴルフ」です。

通常のゴルフは高価なクラブや、ゴルフ場が必要となりますがこちらはより気軽にプレイできます。

■「モルック」
モルック

モルック

「モルック」は、北欧フィンランド発祥のスポーツです。

ボーリングのピンのような木材は「スキットル」と呼ばれ、倒した本数で点数が決まります。
スキットルは倒された市で再び立て、先に「50点ちょうど」になったほうが勝ちということです。

川崎フロンターレのホームゲームイベント「フィンランドLAND」(今年は6月11日(日)開催予定)でも紹介されており、弊紙でもお伝えしておりました。

■「ノルディックウォーキング」
ノルディックウォーキング

最後は「ノルディックウォーキング」です。

スキーのストックのような専用ポールを手に歩く方を二ヶ領用水沿いなどで見かけることがあり、正直どういったものか理解していなかったのですが、これは下半身だけでなく上半身も使った全身運動なのだそうです。

専用ポールの長さにより運動強度を調節でき、有酸素運動で体力増強が可能となります。
ちなみに、ポールは長いほうが運動量がアップするのだそうです。

効用を知ると、ちょっとやってみたくなりましたね。


今回の「みんなのスポーツフェスタ」は、中原区役所と共に中原区スポーツ推進委員会が主催し、同委員会の皆さんが各スポーツのサポートをとても親切にされていました。

委員会の方にお話を伺うと、過去2回はコロナ禍での開催となり制約がありましたが、今回は一部を除いて事前予約不要とし、人出も全体的に増えて盛況だったということです。

都市化が進んだ現代ではスポーツをする機会が減っているところに長いコロナ禍もありましたので、こうした機会に気軽にスポーツに親しむのは良いことと思います。

【関連リンク】
中原区 中原区スポーツ推進委員会について
2022/7/30エントリ 中原区役所×グランツリー武蔵小杉「KOSUGI SPORTS FES2022」が7/30・31開催中、富士通スポーツやドローンサッカー体験で健康促進
2022/7/31エントリ 中原区役所×グランツリー武蔵小杉「KOSUGI SPORTS FES2022」2日目レポート:NEC「ボッチャ」体験開催、信号器材卓球部も登場
2022/10/23エントリ 「中原スポーツまつり」がとどろきアリーナで開催、NECプロボノ俱楽部×川崎総合科学高校共創「オンラインボッチャ」新型機もお披露目

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2023年
05月27日

「第23回川崎市障害者スポーツ大会・陸上競技大会」が等々力陸上競技場で開催、全国大会出場かけ多様な選手が躍動

本日、「第23回川崎市障害者スポーツ大会 第4部 陸上競技大会」が等々力陸上競技場で開催されました。

本大会は2023年10月に鹿児島県で開催される「特別全国障害者スポーツ大会『燃ゆる感動かごしま大会』」の川崎市代表選手の選考会を兼ね、川崎市内在住・在学・在勤・施設入所通所する障害をお持ちの多くの方が参加されました。

川崎市障害者スポーツ大会・陸上競技大会

■「第23回川崎市障害者スポーツ大会」が開催された等々力陸上競技場
川崎市障害者スポーツ大会が開催された等々力陸上競技場

■開会式で挨拶した川崎市の福田市長
挨拶した川崎市の福田市長

「川崎市障害者スポーツ大会」は、本大会のほか「第1部 アーチェリー大会」「第2部 水泳大会」「第5部 卓球大会」「第6部 ボウリング大会」「第7部 ボッチャ大会」が川崎市の各地で開催されています。

「第3部 フライングディスク大会」は残念ながら雨天で中止となったものの、それぞれ熱い戦いが繰り広げられています。

開会式には、川崎市の福田市長も登壇しました。

「川崎市は『かわさきパラムーブメント』というものを推進していますけれども、来年川崎市はちょうど市ができて100年を迎えます。今年99年目になります。もともと4万2,000人で始まった市がいま154万人になり、30倍以上の大きな市になりました。
もともと川崎市に住んでいた人は5万人近くしかいませんでしたので、多くの皆さんは川崎市に移り住んできている、という方ばかりです。ですから、『元祖・多様性の街』といっていいのではないかと思いますけれども、障害の有無ですとか、属性性別、いろんなものの違いを認め合い、この街は発展してきました。この文化を市制100年を超えて大切にしていきたいと思います。そのためには皆さんの力をぜひ、貸していただけたらと思います」

このように福田市長は川崎市がもつ多様性に触れ、市制100周年に向けて多様性を認め合いながら、さらなる発展に期待を寄せました。

■トラック競技
トラック競技

トラック競技

トラック競技

トラック競技

トラック競技

陸上競技大会では、大きく分けてトラック競技・跳躍競技・投てき競技が行われました。

トラック競技は50m・100m・1,500mの距離で、さらに障害別・年齢と性別区分ごとに種目が分かれていました。

年齢は少年・青年・壮年・オープンの4区分です。

■ゴールでの写真判定
ゴールの写真判定機器

ゴールの写真判定機器

ゴールの写真判定機器

■タイム表示は100分の1秒まで
タイム表示は100分の1秒まで

トラック競技のゴールには、写真判定機器も設置され、写真判定室に映像が送られていました。
タイム表示は100分の1秒まで表示され、競技大会としてしっかりした運営が行われています。

■ソフトボール投
ソフトボール投げ

ソフトボール投げ

■ビーンバッグ投
ビーンバッグ投げ

ビーンバッグ投げ

■ジャベリックスロー
ジャベリックスロー

ジャベリックスロー

一方こちらは、投てき競技です。
「ソフトボール投」「ビーンバッグ投」「ジャベリックスロー」の3種がありました。

車椅子の方がいらっしゃいますが、同じ車椅子でも障害には重度の違いがあります。
「ビーンバッグ投」は比較的重度の障害の方が出場します。

ビーンバッグはその名前の通り、豆が入ったバッグです。
12cm四方の袋で、重量は150gという規定があります。

ビーンバッグは手で投げるだけなく、足に載せて蹴ってもよいなど自由です。
そのため、手が使えなくても参加できるという良さがあります。

より軽度の障害であればソフトボール投、さらに体全体を使って投げるのがジャベリックスローというかたちになっています。

■投てき競技の計測
計測

投てき競技の計測も、もちろん審判員が厳正に行います。
皆さんの日ごろの練習の成果を発揮されたのではないでしょうか。

また本大会ではこのほか、跳躍競技も開催されました。

■上位入賞者の表彰
入賞者の表彰

入賞者の表彰

上位入賞者には表彰が行われ、立派な金・銀・銅色のメダルが贈呈されます。

等々力陸上競技場のメインスタンドには応援の方も多く来場され、応援に来た仲間たちにガッツポーズで応える選手らの姿も見受けられました。

また本大会は前述の通り、10月に鹿児島県で開催される全国大会への川崎市代表選手の選考会を兼ねていることから、1位になったことを喜びつつもすぐにタイムを確認し、
「あまりタイムが良くない」
と、さらに高いレベル目指す選手もいらっしゃいました。

かつて、障害者スポーツは「リハビリテーションの一環」と捉えられていた向きもありました。
もちろんそういった活用も一面としてあるのでしょうが、オリンピック・パラリンピックを頂点とした競技でもあることは、障害の有無に関わらず変わらないと思います。

一方で本大会は、幅広い年代の方も楽しんで参加されていました。
81才というご高齢で参加された方にお話を伺うと、
「若い頃には国体にも出場していた。年齢が数十歳違っても同じところで競うんだから大変だよ」
かくしゃくとした姿で笑顔を見せてくれました。

こうしてスポーツ大会に参加を続けられることも、ご健康の秘訣かもしれません。

■養護学校の横断幕
養護学校の横断幕

養護学校の横断幕

多くの方が応援に集まったメインスタンドには、養護学校の横断幕も出ていました。
養護学校からも選手が多くさんかしていたものと思います。

スタンドからは温かい声援が贈られ、選手らを勇気づけました。


老若男女、障害の種別にかかわらず、皆さん真剣に、また楽しそうに協議に参加されていたように思います。

スポーツの普遍的な良さを、あらためて感じた1日でした。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 第23回川崎市障害者スポーツ大会の開催について

(川崎市周辺のパラスポーツ関連)
2019/9/22エントリ 「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群
2022/12/5エントリ 富士通陸上競技部協力「なかはらランニングフェスタ」が等々力緑地で初開催、車椅子トライアルランに川崎フロンターレ「ふろん太」も参加

(パラリンピック関連)
2019/8/23エントリ 武蔵中原駅前の富士通川崎工場本館ビルが「東京2020」1年前記念でパラリンピックシンボルカラーにライトアップ
2020/12/20エントリ 武蔵中原駅前「富士通川崎工場」メインビルがオリンピック・パラリンピックシンボルカラーにライトアップ、地域向けイベントは2年連続中止に
2021/7/3エントリ 東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表事前キャンプ控え、等々力陸上競技場とピコリーノが英国仕様に
2021/7/19エントリ 武蔵小杉駅周辺・等々力緑地の東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表歓迎装飾が拡大、公開練習に市内ラグビースクールを招待
2021/8/14エントリ 東京2020パラリンピック聖火の「川崎市採火式」が等々力陸上競技場前で開催、7区の火を集め「かわさきの火」が完成
2021/8/22エントリ 東京2020パラリンピック開会式控え「ブルーインパルス」が予行演習飛行を実施、恵比寿~渋谷上空で武蔵小杉からも視認
2021/8/24エントリ 東京2020パラリンピック開会式で「ブルーインパルス」が展示飛行、パラリンピックシンボルカラー「スリーアギトス」スモーク噴射
2022/2/21エントリ 川崎市が東京2020の英国川崎キャンプ記念巡回展「KAWASAKI is GREAT」を開催、中原区ではグランツリー武蔵小杉などに登場
2022/2/28エントリ 等々力陸上競技場前に「東京2020」英国代表事前キャンプ記念プレートが設置、キャンプ概要と成績を記録

(えがお共創プロジェクト関連)
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
2020/11/22エントリ 川崎フロンターレが11/21大分戦で開催、「発達障がい児向け親子サッカー教室&パブリックビューイング」密着取材レポート
2021/11/21エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・JTB・ANA・富士通らが「2021えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場で発達障がい児向けサッカー教室やパブリックビューイング実施
2022/3/13エントリ 川崎フロンターレ・富士通が「街歩きバリアフリーマップ」で等々力陸上競技場までのアクセス情報を提供、車いすでの来場取材レポート
2022/8/11エントリ 川崎フロンターレらが「2022えがお共創プロジェクト」開催、等々力陸上競技場「センサリールーム」で発達障がい児向けサッカー観戦を実施


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