武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2023年
02月14日

向河原の路地裏で隠れ家ベーカリー「悠々閑々」が木金土のみ営業中、川崎市市民文化大使・EXILE松本利夫さんも紹介

向河原の路地裏に、隠れ家的なパン屋さん「悠々閑々(ゆうゆうかんかん)」があります。
今回は、同店の国産小麦のパンをご紹介したいと思います。

■「悠々閑々」のパン
悠々閑々のパン

■「みのや」前の「悠々閑々」への曲がり角(写真左)
みのや駅前の曲がり角

向河原の駅前から、南武沿線道路に向かって商店街「向河原商栄会」が広がっています。
写真左は向河原の老舗ベーカリー「小麦工房みのや」で、過去記事でご紹介しておりました。

今回ご紹介する「悠々閑々」は、この向かいの角を曲がった先にあります。

■「悠々閑々」の看板
「悠々閑々」の看板

悠々閑々の看板

「みのや」前の角を曲がると、「悠々閑々」の看板が見えてきます。
なお、後ほど店舗情報にも記載いたしますが、営業日(販売日)は木・金・土ですので、ご注意ください。

一応、本記事の掲載が火曜日の夜、多くの方は水曜日にお読みになったうえで翌日から3日間が営業日というタイミングにさせていただきました。

お店はご覧の通り、看板の先の、建物脇の道をこのまま進んでいきます。
一瞬このまま進むのをためらいますが、「お気軽にどうぞ」と看板にも書いてありますので大丈夫です。

■奥にある「悠々閑々」
「悠々閑々」の店舗

■パンのメニュー
メニュー

メニュー

細い道を進むと、「悠々閑々」があります。
カウンター窓口だけのこじんまりした店構えで、メニューが掲示されています。

メニューはパンのほか、ピザ、焼き菓子もありました。
パンはいずれも国産小麦で、店内で手作りされています。

写真を見ると、どれも美味しそうでした。

■呼び出しのベル
呼び出しのベル

お店の方はカウンターで常時待機されているわけではありませんので、お買い物の際はベルで呼びましょう。

看板にもある通り、「悠々閑々」のコンセプトは「パンdeコミュニケーション」です。
作る人と味わう人のつながりを大切にされているということで、気軽にお声がけしてみてください。

■りんごのシナモンロール(250円)
りんごのシナモンロール

■エピ(ベーコン)(230円)
ベーコンエピ

今回いただいたのは、「りんごのシナモンロール」と「エピ(ベーコン)」です。

「りんごのシナモンロール」は、シナモンがよく効いてりんごがたっぷり入っています。
りんごは酸味よりも、しっかり甘味のある仕上がりでした。

「エピ(ベーコン)」は、粗挽きコショウのアクセントがほどよく、しっかりした歯ごたえがあります。
お店のおススメでは、リベイク(水分が逃げないようトースターで温め直し)して召し上がっていただきたいということでした。

いずれもとても美味しく、他のパンも色々試してみたくなりました。

■EXILE松本利夫さん認定店のステッカー
松本利夫さん認定店

なお、弊紙が「悠々閑々」を知ったきっかけは、川崎市出身で「川崎市市民文化大使」をつとめえるEXILE松本利夫さん(川崎利夫さん)のYoutubeチャンネル「川崎応援プロジェクトMATSUぼっちIN THE HOUSE」の動画でした。

「川崎利夫」こと松本利夫さんが「悠々閑々」をアポなし訪問して召し上がっていたのも、ちょうど今回ご紹介した「りんごのシナモンロール」「エピ(ベーコン)」でした。

■「川崎応援プロジェクトMATSUぼっちIN THE HOUSE」


こちらが、「MATSUぼっちIN THE HOUSE」の動画です。

「悠々閑々」の部分にスタート地点を合わせてありますが、本サイトでもご紹介している「むかいがわら子ども食堂じぃーじぃーず」なども紹介されていますので、よろしければ全体もご覧になってみてください。

(たちばな)

■「悠々閑々(ゆうゆうかんかん)」の店舗情報
●所在地:川崎市中原区下沼部1749
●営業時間:11:00~16:00
●営業日:木・金・土のみ
●Instagram:https://www.instagram.com/yuyuandkankan/


■マップ


【関連リンク】
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2023年
02月13日

武蔵小杉から見える「白い煙突」の正体。建て替え工事中の川崎市ごみ処理施設「橘処理センター」

武蔵小杉から西方面に、白い煙突のようなものが見えていました。
これがかねてから気になっていたものですから、正体を確認しに行ってみました。

■武蔵小杉から西に見える「白い煙突」
武蔵小杉から西に見える煙突

武蔵小杉のタワーマンションなど、一定以上の高さから西を見ると、かねてからご覧のような白い煙突、あるいや搭のようなものが見えていました。

足元の部分は良く見えませんので、これが一体何なのか遠景ではわかりませんでした。

■尻手黒川道路から見上げた白い煙突
白い煙突

煙突に近づくには、尻手黒川道路をひたすら西に向かうのが良いようでした。

高津区に入り、2023/1/6エントリでご紹介した「梶ヶ谷貨物ターミナル」付近まで来ると、高台の住宅街の上に煙突が見えてきました。

■巨大な煙突と建設中の建造物
巨大な煙突と建設中の建造物

白い煙突と建設中の建造物

近づいてみると、白い煙突は想像以上に巨大なものでした。
また、あわせて大規模な建造物が建設中でした。

現地の掲示を確認すると、これは川崎市の廃棄物処理施設「橘処理センター」の建て替え工事でした。

工事に関するウェブサイトが開設されて、情報が公開されています。

従来の橘処理センターは、稼働から40年か経過して老朽化のため建て替えが必要となっていました。
同センターの焼却処理施設は2014年度末に、粗大ごみ処理施設は2015年度末で稼働休止しています。

現在は上記写真の通り、敷地の高低差を利用した造成地盤を設置して、限られた敷地を立体利用する工事が進められています。

この白い煙突の高さは、100mということでした。

武蔵小杉でいえば、北口の武蔵小杉タワープレイスとちょうど同じ高さです。

新たな橘処理センターは、ごみ焼却処理施設としては3炉で1日600トン、ミックスペーパー資源化処理施設としては2ラインで1日45トンの処理能力を有します。

■市民プラザ通り側の建物
市民プラザ側の建物

■隣の市民プラザ
隣の市民プラザ

この「橘処理センター」は、北側は「市民プラザ通り」に面し、隣は川崎市民プラザです。
市民プラザ通り沿いでは、建物の外壁も出来上がってきていました。

また、建て替えにより隣接する川崎市民プラザとは一体的な土地利用を行うものとしています。

■川崎市橘リサイクルコミュニティセンター
川崎市橘リサイクルコミュニティセンター

■「かわるん」の自動販売機
かわるんの自動販売機

また敷地内にでは、川崎市橘リサイクルコミュニティセンターが建て替え中も営業してきましたが、こちらも2022年度末(2023年3月末)で廃止されます。

こちらはどなたでも入館でき、リサイクル講座の開催やリサイクル品の回収、バザーなどのイベント開催を行ってきました。

リサイクル品の回収なども順次終了となりますが、本エントリに記録を残しておきたいと思います。

新たな橘処理センターは、2023年に完成、2024年にかけて試運転を行う工事日程となっています。

工事もこれから終盤に入り、完成の姿も見えてくるのではないでしょうか。

■近接するJR梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
梶ヶ谷貨物ターミナル駅の空撮
(撮影:northsan)

■川崎市のごみを運搬するコンテナ
川崎市のごみを運搬するコンテナ

なお、橘処理センター近くの梶ヶ谷貨物ターミナルからは、臨海部に川崎市のごみを輸送する「クリーンかわさき号」が運行されています。

詳細は関連リンクよりご参照ください。

■「橘処理センター」のマップ


【関連リンク】
橘処理センター建設工事 ウェブサイト
川崎市橘リサイクルコミュニティセンター ウェブサイト
川崎市民プラザ ウェブサイト
2018/6/27エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」に給電、上小田中の「梶ヶ谷変電所」で見る「金矢」の字
2018/9/11エントリ 武蔵小杉の地下を走る貨物線「武蔵野南線」探訪(2)「今井仲町立坑」 2023/1/6エントリ 武蔵小杉地下を走る「武蔵野南線」の「梶ヶ谷貨物ターミナル駅」探訪、川崎市のごみを運搬「クリーンかわさき号」も運行

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2023年
02月10日

江川せせらぎ遊歩道で紅梅が見頃に、河津桜・ソメイヨシノに続く花咲く季節がスタート

江川せせらぎ遊歩道で、梅の花が見頃を迎えていました。
お散歩しながら、写真撮影をする方が多く見受けられました。



■江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された親水遊歩道です。

計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の協力により維持・管理が続けられてきました。

等々力水処理センターによる高度処理水を活用した綺麗な水辺に加えて、遊歩道沿いで地域の皆さんが手入れする植物もみどころとなっています。

■見ごろを迎えた紅梅
江川せせらぎ遊歩道の紅梅

梅の木が植えられているのは、江川せせらぎ遊歩道のうち尻手黒川道路寄り、井田中ノ町6丁目付近です。
詳細はエントリ末尾のマップもご参照ください。

■鮮やかな紅梅
鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

開花していたのはご覧の通り、朱色が鮮やかな紅梅でした。
ソメイヨシノ同様、青空によく映えますね。

■つぼみもまだ残っていた紅梅
鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

鮮やかな紅梅

撮影は2月5日ですが、この時点でまだつぼみが残っていました。
そのため、まだ今週末も引き続き見頃かと思います。

■「18才と81歳の違い」
18歳と81歳の違い

紅梅ゾーンは、2023/2/3エントリでご紹介した、「18才と81才の違い」掲示ゾーンのすぐ近くです。

あわせてお散歩で巡ってみるのもよいでしょう。

■江川せせらぎ遊歩道・尻手黒川道路北側の河津桜(2021年)
江川せせらぎ遊歩道の河津桜

また、2月も下旬になると、江川せせらぎ遊歩道のこの周辺エリアでは河津桜も見頃を迎えます。

梅の花がおわったあとは、また引き続き春まで楽しめる季節が続きます。


■江川せせらぎ遊歩道 紅梅ゾーンのマップ


【関連リンク】
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2021/2/28エントリ 江川せせらぎ遊歩道・高度処理水停止中の川底から見た、美しい河津桜
2022/5/4エントリ 「こどもの日」迎え江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが2年連続登場、獣医師監修「カルガモみまもり」啓発絵本も地域住民が製作
2022/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のアーティチョークが開花、つぼみから開花までの1か月を定点観測
2022/6/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道に多種のアジサイが開花、6月下旬以降に挿し穂のプレゼントも
2023/1/19エントリ 江川せせらぎ遊歩道の年始にお正月の寄せ植えが登場、「松竹梅」に鶴が舞いおめでたい仕上がり
2023/2/3エントリ 江川せせらぎ遊歩道に「18才と81才の違い」川柳が掲示、SNS等で拡散「笑点」大喜利を元ネタに

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2023年
02月07日

JR南武線連続立体交差事業(矢向~武蔵小杉間)アセス説明会が開催:高架化3駅は8両編成余地確保、現行2040年完成予定での用地取得は厳しい見通しも

本日、「JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)」および関連道路整備事業に係る環境アセスメントに関する住民説明会が中原市民館ホールで開催されました。

■南武線立体交差事業・関連道路整備事業の説明会資料
説明会資料

川崎市とJR東日本は、JR南武線の矢向駅~武蔵小杉駅間における連続立体交差事業(高架化事業)を進めています。
またこれにあわせて、川崎市では南武線沿いの関連道路整備事業も計画しています。

連続立体交差化事業は、規模が大きいために環境に対する影響を検証する「条例環境影響評価(環境アセスメント)」手続きが必要となります。

また関連道路整備事業に関しても、川崎市が重要性を鑑みて自主的な環境影響評価を行います。

これらの事業概要・環境影響評価のあらましをまとめた「環境影響評価準備書」が、2023年1月20日から3月6日まで縦覧されており、本サイトでも初日に概要をお伝えしておりました。

環境アセスメントの手続きにおいては、必ず最初に環境影響評価準備書に関する住民説明会を行います。

今回の説明会は幸区・中原区で全4回が予定され、本日中原市民館で2回目の説明会が開催されたというわけです。

■JR東日本南武線連続立体交差事業に関する川崎市の資料
連続立体交差事業の川崎市の資料

南武線高架化後イメージ

施工ステップ

■事業計画等の概要
●事業名 JR 東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)
●事業区間 矢向駅~武蔵小杉駅
●事業延長 約 4.5km
●除去踏切数 9箇所
●駅 3駅(鹿島田駅、平間駅、向河原駅)
●工法 別線高架工法
●変電所(移設) 1箇所(向河原変電所)

事業の概要等については、基本的に環境影響評価準備書ですでに開示されている通りです。
本日の説明会はそれを要約して説明する位置づけで、それ自体に新しい情報はありません。

環境影響評価準備書は川崎市のウェブサイトで開示されていますので、詳細はエントリ末尾の関連リンクよりそちらをご参照ください。

一方、説明会では質疑応答があり、その中でいくつか確認できた情報がありますので、お伝えしたいと思います。

■高架化される南武線向河原駅
南武線向河原駅

今回の連続立体交差事業では、向河原駅、平間駅、鹿島田駅の3駅が高架駅として再整備されます。

それにあたって現在6両編成の南武線を将来的に長編成化することを見据えた再整備についても注目されましたが、とりあえず建設されるのは従来通り「6両編成対応」のホームということです。

ただし、将来的な可能性に備え8両分のスペースは確保する旨、川崎市建設緑政局より言及がありました。

なお、鹿島田駅については、現状の南武線を横断するペデストリアンデッキについては撤去せざるを得ないということです。

■移転する向河原変電所
南武線とJR東日本向河原変電所

■移転先として調整中と言及された中丸子老人いこいの家
中丸子老人いこいの家

また本事業では、川崎市立橘高等学校近くの「向河原変電所」が移設されます。

その移設先については、現在の中丸子老人いこいの家の用地を調整中である旨、こちらも川崎市建設緑政局より説明がありました。

■事業スケジュール(川崎市資料より)
事業スケジュール

そして事業スケジュールについては、用地取得の見通しについて質疑がありました。

現状、令和5年度末(2024年3月末)に都市計画決定、2024年度に用地取得、2029年度に下り線高架化工事を着手して最終的には2039年度(2040年)に完成というスケジュールが示されています。

つまり用地取得から下り線高架化工事まで5年をみているわけですが、出席者よりこれが余裕を持った「堅い見通し」なのか、他の道路拡幅等の用地取得の例を鑑みると現実的には厳しいのか、質問がありました。

こちらも川崎市建設緑政局より回答があり、指摘の通り道路拡幅等で十数年など時間を要する事例があることにも言及しつつ、5年というスケジュールは実際にはかなり厳しい日程とは考えているという、現時点での受け止めを説明されました。

現在、用地取得の対象者にアンケートを送付しており、今後丁寧に対応してご理解に努めるということでした。

となりますと、2039年度(2040年)の高架化はかなりスムーズにいった場合のシナリオであり、現実的にはさらに先になるとみておいたほうが心構えとしては良さそうです。

■解消される向河原駅前の踏切
踏切の整理ボランティア

時間は相当にかかりますが、川崎市とJR東日本では、南武線の連続立体交差化事業により、交通の分断や「開かずの踏切」の解消を図るものとしています。

踏切は9カ所が解消される計画で、これは地域にとっても大きな環境改善にはなるでしょう。

このあとは環境アセスメントの手続きとともに都市計画手続きが行われ、それぞれ意見募集のプロセスがあります。

詳細は以下より環境影響評価準備書をご参照ください。

【関連リンク】
JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書
JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に伴う関連道路整備事業に係る自主的環境影響評価準備書及び要約書
2023/1/20エントリ 南武線武蔵小杉駅~矢向駅間連続立体交差事業・関連道路整備の環境アセスメント資料が本日縦覧開始、2040年完成に向け前進

(向河原駅関連エントリ)
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
2011/8/9エントリ 向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ
2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋
2012/3/8エントリ 開かずの「御幸踏切」の歩道橋改修
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/4/25エントリ  JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる
2018/11/17エントリ 武蔵小杉再開発地区から下沼部小への通学路で安全向上取組中。踏切拡張に続き歩道にグリーンベルト設置、同小PTAが見守り活動を継続
2019/6/17エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路を整備、歩行者・自転車専用で2019年6月30日(日)17時に供用開始決定
2019/6/30エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路が歩行者・自転車専用で本日供用開始、アンダーパス側から地域住民や玉川中生徒らが通行

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2023年
02月03日

江川せせらぎ遊歩道に「18才と81才の違い」川柳が掲示、SNS等で拡散「笑点」大喜利を元ネタに

江川せせらぎ遊歩道に、「18歳と81歳の違い」をテーマにした川柳が掲示されていました。
もともとは、2015年に放送された「笑点」のお題が元ネタということです。

江川せせらぎ遊歩道

■江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道

■江川せせらぎ遊歩道の絵画展示
絵画の展示

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された親水遊歩道です。

地域の皆さんによって手入れが行われ、さまざまな植物が育てられたり、飾りつけなども行われているのを本サイトでもご紹介しておりました。

上記は社会福祉法人みのり会が運営する、知的障がい者を対象とした生活介護事務所「セルプ宮前こばと」による絵画の展示です。

その下に、今回ご紹介する川柳のひとつが掲示されていました。

■「道路を暴走するのが18才 道路を逆走するのが81才」
18歳と81歳の違い

■「恋で胸詰まらせるの18才 餅で喉詰まらせる81才」
18歳と81歳の違い

■「まだ何も知らない18才 もう何も覚えられない81才」
18歳と81歳の違い

■「受験と戦ってるのが18才 アメリカと戦ったのが81才」
18歳と81歳の違い

■「ドキドキが止まらない18才 動悸が止まらないのが81才」
18歳と81歳の違い

■「早く『20才』になりたいと思うのが18歳 出来ることなら『20才』に戻りたいと思うのが81才」
18歳と81歳の違い

■「自分探しをしている18才 皆が自分を探している81才」
18歳と81歳の違い

■「偏差値が気になる18才 血糖値が気になる81才」
18歳と81歳の違い

これらの「18才と81才の違い」をテーマにした川柳は、日本国内であちこちに拡散していますが、元ネタをたどると2015年10月18日に放送された第2486回「笑点」の大喜利のお題とされています。

18才については若気の至り、81才については寄る年波をネタにして、ちょっとブラックなジョークになっています。

当時、選挙権年齢を18歳まで引き下げる法改正が行われ、これを日本人男性の平均寿命が81才まで伸びてきたことにかけて歌丸師匠が大喜利として出題したものでした。

このときの解答が粒ぞろいでウケが取れるものが多く、SNSなどで拡散されたようです。

江川せせらぎ遊歩道のお世話をされている地域の方もシニアの方が多いですので、面白いとお感じになって掲示されているのではないでしょうか。

お散歩の際にでも、見つけながら歩いてみてください。

■川柳エリアマップ


【関連リンク】
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
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2023年
01月23日

「In Unity2023」がNEC玉川事業場で2DAYS開催、最優秀学生バンド「実験的音楽」など音楽とダンスが競演

中原区の音楽とダンスの祭典「In Unity2023」が、1月21日(土)、22日(日)の2日間にわたって開催されました。

例年開催されている「エポックなかはら」が改修工事中ということもあり、今回はNEC玉川事業場の協力により、「NEC玉川ルネッサンスシティホール」での開催となりました。

今回は2日目の1月22日(日)を取材させていただきましたので、レポートします。

■「In Unity2023」2日目のフィナーレ
In Unity2023 2日目のフィナーレ

■NEC玉川ルネッサンスシティホールの外観
NEC玉川ルネッサンスシティホール

NEC玉川ルネッサンスシティホールは、南武線向河原駅前の駅前にあります。

周辺は公園や公開空地として整備されており、地域向けのイベントでも活用されてきました。

のちほどご紹介しますが、今回は1月22日(日)のみ公開空地のスペースを活用して、ホール内でのライブとは別に野外プログラムも開催されました。

■NEC玉川ルネッサンスシティホール(イベント開始前)
NEC玉川ルネッサンスシティホール

NEC玉川ルネッサンスシティホール

NEC玉川ルネッサンスシティホールは、基本的にはNECの社用施設ですが、最近では川崎市の新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場にも提供されていました。

またNEC玉川事業場では地域貢献に積極的に取り組んでおり、今回も会場を提供されることとなりました。

ご覧とのおり立派なホールで、客席は可動式で収納することも可能です。

■「和太鼓衹園」
和太鼓衹園 

和太鼓衹園 

和太鼓衹園 

和太鼓衹園 

和太鼓衹園 

冒頭は中原区で活動する和太鼓グループ「和太鼓衹園」です。
2020年以来3年ぶりの出演で、キッズチームは初参加ということでした。

「In Unity」常連だけあって高い技術は勿論、いつも楽しく演奏されています。

「演奏を見て太鼓って楽しい、かっこいいと思って興味を持ってもらえたら」

メンバーから、そんなメッセージもありました。

■「OUT OF BEANS.」
OUT OF BEANS.

OUT OF BEANS.

OUT OF BEANS.

OUT OF BEANS.

OUT OF BEANS.

OUT OF BEANS.

アウトオブビーンズ

「OUT OF BEANS.」は、広島県・岡山県からはるばる来た高校生バンドです。

MCでは初々しさを見せながらも、歌唱と演奏のレベルは本物。
巧みなファルセット(裏声)が胸に響きました。

■「Prhythm(プリズム)」
プリズム

プリズム

プリズム

プリズム

プリズム

「Prhythm(プリズム)」は、女声3人と男声1人のアカペラグループです。

「やさしさに包まれたなら」「ありのままで(Let it go)」「パプリカ」など、多くの方に馴染みのある楽曲が、オリジナルのアカペラアレンジになっているのが楽しめました。

また、男声ひとりが加わることで深みも出ますね。

■「上々軍団」さわやか五郎さん
上々軍団

■「上々軍団」鈴木啓太さん
鈴木啓太さん

そして司会は前回に引き続き、川崎市出身、神奈川県立住吉高校卒業生のお笑いコンビ「上々軍団」でした。

ボケのさわやか五郎さんは中原区出身、ツッコミの鈴木啓太さんは川崎区出身ということです。

地元出身、かつ音楽を取り入れたネタが得意ということで、「In Unity」の司会に連続で起用されています。

今回も定番のネタから、「In Unity」初披露の桑田佳祐ものまねネタまで披露して会場を盛り上げました。

■自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドル「GABU」
自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドル「GABU」

自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドル「GABU」

自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドル「GABU」

自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドル「GABU」

自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドル「GABU」

こちらの4人組女性グループは、自称・夢見ヶ崎動物公園専属アイドル「GABU」です。
地道な活動が実を結び、現在は中原区・幸区など各地の地域イベントから呼ばれる人気者になりました。

オリジナル曲「I GABU YOU」での会場盛り上げが昔からの定番でしたが、今回「In Unity2023」で感じたのは、歌が一段、二段上手くなっているのでは、ということでした。

オーディションによるレベルの高いラインナップも、In Unityの特徴かと思います。

■カワサキ学生バンドオーディション最優秀バンド「実験的音楽」
実験的音楽

実験的音楽

実験的音楽

実験的音楽

実験的音楽

そして今回、「第2回カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンドとして出演したのが「実験的音楽」です。

メンバーの一人が川崎北高校出身で、皆さん同学年ということでした。

「実験的音楽」というバンド名の通り、生活の中の音を取り入れたり、メンバーそれぞれに異なる音楽性を混ぜながら新しい音楽を創っています。

独自の世界観や技術面も含め、最優秀バンドにふさわしいパフォーマンスでした。
「実験的音楽」ではYoutubeチャンネルも開設していますので、聴いてみてください。

「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンドは、「In Unity」出演と共にプロ仕様でのレコーディングのうえで、タワーレコードグランツリー武蔵小杉店でCDデビューができます。

すでにレコーディングも終了し、準備中とのことでした。

■1日目の「和太鼓 蓮」
和太鼓蓮
※In Unity2023実行委員会提供(斉藤光洋さん撮影)

■同じく「大西学園高等学校ダンス部」
大西学園高等学校ダンス部
※In Unity2023実行委員会提供(斉藤光洋さん撮影)

■同じく「イーモンズ」
イーモンズ
※In Unity2023実行委員会提供(斉藤光洋さん撮影)

■同じく「ARTISTA」
ARTISTA
※In Unity2023実行委員会提供(斉藤光洋さん撮影)

■橋本聖子×RINAスクールスペシャルコラボ
橋本聖子×RINAスクールスペシャルコラボ
※In Unity2023実行委員会提供(斉藤光洋さん撮影)

また弊紙では取材はしていませんが、1日目のNEC玉川ルネッサンスシティホールでも5組が出演していました。

In Unity2023実行委員会オフィシャルカメラマンの斉藤光洋さんの写真を提供いただいていますので、ご紹介しておきます。

こちらも太鼓、ダンス、ゴスペルなど多彩なグループが揃い、楽しかったのではないでしょうか。



■NEC玉川ルネッサンスシティホール前の公開空地での「なかはらパンジー体操」
なかはらパンジー隊による体操

なかはらパンジー隊による体操

なかはらパンジー隊による体操

なかはらパンジー隊による体操

そして「In Unity2023」では、前述の通りNEC玉川ルネッサンスシティホール前の公開空地を活用して、屋外ステージプログラムも展開されました。

屋外ステージの冒頭は、「なかはらパンジー体操」です。

「なかはらパンジー体操」は、介護予防を目的として中原区で2010年に作られました。
高齢者が健やかに、多くの人との交流し地域で支え合うまちづくりを目指したもので、現在は介護予防のみならず、健康づくりの体操として「なかはらパンジー隊」により普及が進められています。

今回のステージではなかはらパンジー隊の皆さんが皆さんにガイドしながら、「なかはらパンジー体操」を教えてくれました。

大人の方も小さいお子さんも一緒に踊れる、親しみやすい体操です。
寒い中でしたので、体を動かすと温まります。

■ダンス「millinery」
millinery

■ダンス「ダンサンブル」
ダンサンブル
 
■「RAYVEL&NECダンサーズ」
RAYVEL&NECダンサーズ

RAYVEL&NECダンサーズ

RAYVEL&NECダンサーズ

■「RAYVEL&NECダンサーズ」と一緒にダンス
一緒にダンス

屋外ステージでは、ダンスチームが多めでした。

「RAYVEL&NECダンサーズ」は、障がいがあってもなくても、老若男女問わず誰でも楽しめることをコンセプトにしたコラボチームです。

また今回は出演メンバーだけでなく、会場にいらした方にも声をかけて一緒に踊っていました。

■飲食出店
飲食出店

また今回は、公開空地に飲食出店もありました。
寒い中でしたので、温かいフード類が有難かったですね。

■フォトスポット
フォトスポット

フォトスポット

■出演者へのメッセージカード
出演者への応援メッセージカード

メッセージカード

「In Unity2023」では、手作りのサイン入りフォトスポットが設置されるとともに、出演者への応援メッセージを届けることができました。

事前に書いておくと、出演時に司会の上々軍団が読み上げてくれるというものです。

こうした来場者とのコミュニケーションも、「In Unity」のこだわりです。

■向河原「鮪ぎゅう」のお弁当
お弁当

そして今回は会場が向河原駅前ということで、実行委員会では向河原~平間でのポスター掲示など、積極的に地域との連携をはかりました。

スタッフの皆さんのお弁当も、地元での仕入れにこだわり、向河原の「鮪ぎゅう」のお弁当でした。

「がんばろう!In Unity」のメッセージ入りです。

■「OUT OF BEANS.」と「実験的音楽」
アウトオブビーンズと実験的音楽

「In Unity2023実行委員会」の小川委員長にお話を伺うと、今回会場面でNEC玉川事業場と、PR面でかわさきFMとの連携ができ、前掲のような地域との連携も含めてコラボレーションを広げていきたいということでした。

また出演者同士も、同じ学生バンドの「OUT OF BEANS.」「実験的音楽」が一緒に記念撮影するなど、交流の輪が広がっているようでした。

こうした交流も大切にしていきたいということです。

また今後も「In Unity」の活動は継続していきますので、更なる発展に期待したいと思います。

■OUT OF BEANS.「るろうに剣心 The Beginning」


■Prhythm「Stand by me」


■GABU「I GABU YOU」


■実験的音楽「モノリス」


【関連リンク】
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
2023/1/16エントリ 中原区の音楽とダンスの祭典「In Unity2023」がNEC玉川事業場ホールで1/21(土)22(日)開催、オーディション選抜11組が出演

(過去のIn Unity開催レポート)
2008/3/2エントリ 本日開催、「In Unity2008」
2009/3/8エントリ In Unity2009レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2012/3/4エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2012」開催レポート
2013/3/3エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2013」開催レポート
2014/3/2エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2014」開催レポート
2015/3/8エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2015」開催レポート
2016/1/10エントリ 中原区役所がライブハウスに、驚きの変貌。「In Unity2016」開催レポート
2017/1/29エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2017」開催レポート:住吉高出身「上々軍団」司会のもと、地元で活躍する音楽・ダンスグループ18組が熱演
2018/1/28エントリ 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2018」が本日開催、初出場「大西学園吹奏楽部」が曲芸演奏・ライオンキングミュージカルなどを披露
2019/1/28エントリ 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2019」開催レポート:大西学園ダンス部&新体操部や一輪車パフォーマンス「ユニサイクルのがわ」などが好演
2020/2/3エントリ 川崎最強の音楽・ダンスイベント「In Unity2020」開催レポート:中原区役所が2daysライブハウスに、大西学園や地元ママ・キッズグループなどが躍動
2022/1/23エントリ 「In Unity2022」オンライン開催に川崎市の音楽・ダンスグループ出演、地元アイドル「GABU」や麻生総合高校の学生バンド「リユニオン」らが好演

(カワサキ学生バンドオーディション)
2022/3/22エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校軽音楽部「リユニオン」CDがタワーレコードグランツリー武蔵小杉店で発売
2022/4/9エントリ 「カワサキ学生バンドオーディション」最優秀バンド、麻生総合高校「リユニオン」CDが完売受けタワーレコード武蔵小杉店で追加販売、公式MVも公開に

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2023年
01月20日

南武線武蔵小杉駅~矢向駅間連続立体交差事業・関連道路整備の環境アセスメント資料が本日縦覧開始、2040年完成に向け前進

川崎市が本日付で「JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)」に係る環境アセスメント資料の縦覧を開始しました。

またこれとあわせて、川崎市では南武線沿いの道路整備を行うため、これに関する自主的な環境アセスメント資料についても同時に縦覧が開始されました。

■JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に係る条例環境影響評価準備書及び要約書
https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000147164.html

■JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)に伴う関連道路整備事業に係る自主的環境影響評価準備書及び要約書
https://www.city.kawasaki.jp/300/page/0000147164.html

■高架化される南武線と関連道路の整備(向河原駅)
高架化される南武線と関連道路の整備

高架化される南武線と関連道路の整備
※川崎市発表資料より

南武線では、段階的に連続立体交差事業が進められており、武蔵小杉駅~武蔵新城駅間などはすでに高架線を走っています。

今後進められるのは、武蔵小杉駅~矢向駅間です。
この区間では地上を走る南武線によって道路交通が寸断され、「開かずの踏切」などが課題となっています。

JR東日本と川崎市は、連続立体交差事業および関連道路整備により、これらの課題の解決・緩和を図るというわけです。

連続立体交差事業は一定以上の規模であることから、環境に対する影響を検証する「環境影響評価(環境アセスメント)」の手続きが必要です。

連続立体交差事業とあわせて行われる関連道路整備は制度上はこの手続きの対象外となりますが、川崎市では重要性を勘案して、自主的に環境影響評価の手続きを行うこととなりました。

本日はその評価手法に関する資料が開示されました。

市民等からの意見募集も経て、今後環境影響評価手続きが進められ、環境影響評価ののちに事業が実行されていく段取りです。

■事業計画等の概要
●事業名 JR 東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間)
●事業区間 矢向駅~武蔵小杉駅
●事業延長 約 4.5km
●除去踏切数 9箇所
●駅 3駅(鹿島田駅、平間駅、向河原駅)
●工法 別線高架工法
●変電所(移設) 1箇所(向河原変電所)

■解消される向河原駅前の踏切
踏切の整理ボランティア

■移設される向河原変電所
南武線とJR東日本向河原変電所

南武線を高架化することで、9か所の踏切が解消されるとともに、向河原駅、平間駅、鹿島田駅の3駅が高架駅になります。

また向河原変電所の移設も行われるということです。

連続立体交差事業の事業期間は2024年4月から2040年3月で、16年間かかる計画となっています。

予定通り着工できたとしても、相当先にはなりますね。
ただ、踏切の解消などは長年の地域の要望でもありますので、なるべく順調に進めばと思います。

詳細につきましては、前掲の環境影響評価の資料をご参照ください。

【関連リンク】
2010/10/11エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2011/2/23エントリ 南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意
2011/8/3エントリ 御幸踏切の馬頭観音
2011/8/9エントリ 向河原駅前踏切を2倍近く拡幅へ
2010/10/12エントリ 開かずの御幸踏切と、隣接の歩道橋
2012/3/8エントリ 開かずの「御幸踏切」の歩道橋改修
2014/7/20エントリ JR南武線向河原駅前の踏切拡幅工事が完了し供用開始
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/4/25エントリ  JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る
2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる
2018/11/17エントリ 武蔵小杉再開発地区から下沼部小への通学路で安全向上取組中。踏切拡張に続き歩道にグリーンベルト設置、同小PTAが見守り活動を継続
2019/6/17エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路を整備、歩行者・自転車専用で2019年6月30日(日)17時に供用開始決定
2019/6/30エントリ 向河原駅前の「開かずの踏切」迂回路が歩行者・自転車専用で本日供用開始、アンダーパス側から地域住民や玉川中生徒らが通行

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2023年
01月19日

江川せせらぎ遊歩道の年始にお正月の寄せ植えが登場、「松竹梅」に鶴が舞いおめでたい仕上がり

江川せせらぎ遊歩道に、お正月の寄せ植えが年始に飾られていました。
松の内もとうに明けていますが、本エントリで記録に残しておきたいと思います。

■江川せせらぎ遊歩道のお正月寄せ植え
江川せせらぎ遊歩道のお正月の寄せ植え

江川せせらぎ遊歩道のお正月の寄せ植え

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された親水遊歩道です。
地域の方によってさまざまな花が植えられ、季節ごとのお散歩を楽しむことができます。

そのうち、下小田中6丁目・高津区明津付近の「小関橋」のたもとには休憩所があり、こちらも地域の方の活動の場になっています。
昨年6月には、ここでアーティチョークが栽培されて見事に開花している姿をご紹介していたところです。

今回は、ご覧の通りお正月の寄せ植えが並んでいました。

■昨年12月の「お正月寄せ植え教室」のお知らせ
お正月寄せ植え体験

小関橋の休憩所では、昨年12月に「お正月の寄せ植え教室」が開催されていました。

先着10名で募集していまして、今回はこの教室に参加した初心者の方と、経験豊富な皆さんによる寄せ植えが完成して飾られたというわけです。

■鮮やかなお正月の寄せ植え
鮮やかなお正月の寄せ植え

■寄せ植えの「松竹梅」
寄せ植えの「松竹梅」

寄せ植えには「松」「竹」「梅」が使われています。
また鶴の人形なども添えられて、鮮やか、かつおめでたい仕上がりになっていました。

■バリエーション豊かな寄せ植え
バリエーション豊かな寄せ植え

バリエーション豊かな寄せ植え

■この時点では梅の開花はまだこれから
バリエーション豊かな寄せ植え

お正月の寄せ植えは、作る方それぞれに個性があり、たいへんバリエーション豊かでした。
撮影時点は1月8日でしたが、この時点では梅が咲き始めたところでした。

眺めているとこの寄せ植えをお世話されている地域の方が声をかけてくださり、「だいぶ花が咲いてきたね」とのことでした。

■冬の江川せせらぎ遊歩道
冬の江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道は、たくさんの花が咲いたり、カルガモの子育てが始まる春以降にご紹介することが多かったのですが、今回は冬です。

冬はまた違った味わいがありますので、天気の良い日、それほど寒くない日にお散歩してみてはいかがでしょうか。

■夏に開花したアーティチョーク
アーティチョーク

アーティチョーク

■「小関橋」のマップ


【関連リンク】
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2022/5/4エントリ 「こどもの日」迎え江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが2年連続登場、獣医師監修「カルガモみまもり」啓発絵本も地域住民が製作
2022/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のアーティチョークが開花、つぼみから開花までの1か月を定点観測
2022/6/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道に多種のアジサイが開花、6月下旬以降に挿し穂のプレゼントも

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2023年
01月18日

「なかはらミュージカル」が3/11-12に4年ぶり本公演、中原区の歴史描く第10回公演「桃の里の物語」チケット販売が1/22スタート

中原区の市民ミュージカル「なかはらミュージカル」の第10回公演「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」が、2023年3月11日(土)、12日(日)に中原市民館において上演されます。

近年は新型コロナウイルス感染症の拡大により活動制約を受けてきましたが、今回は2019年の「GREIFEN(グライフェン)」以来、4年ぶりの本公演となります。

例年完売となるチケットが1月22日(日)より販売スタートしますので、お知らせいたします。

■「なかはらミュージカル」第10回公演
なかはらミュージカル「桃の里の物語」

なかはらミュージカル「桃の里の物語」
※なかはらミュージカル実行委員会提供

■「なかはらミュージカル」第10回公演の概要
タイトル 「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」
公演日程 ●11日(土)
【昼公演】月組 12:30開場 13:00開演
【夜講演】星組 16:30開場 17:00開演
●12日(日)
【昼公演】月組 12:30開場 13:00開演
【夜講演】星組 16:30開場 17:00開演
会場 中原市民館2F多目的ホールアクセス
観劇料 2,000円(全席指定)
チケット購入方法・発売日 ●一般販売日:2023年1月22日(日)AM10:00~
●ホームページにて受付開始(ホームページからメール申込)
※後記の公式ホームページにてご確認ください。
ストーリー 昭和20年、中原。桃が名産のこの街は笑い声と活気に溢れ、すみ子(12)も張り切って手伝いを していた。しかし戦争悪化により桃畑は工場へ変わり、いつしかすみ子から笑顔が消えていく。 ある日、桃の神様を見たという同級生のカンナ(12)と森に行くが、なぜかすみ子には見えず、 嘘をつかれたと思ったすみ子は一方的に喧嘩をしてしまう。やがてB29の大群が現れ大空襲が 始まり、騒動の中カンナとは離ればなれになってしまった。
時は流れ、令和。お婆ちゃんになったすみ子は、なぜ自分に神様が見えなかったのか、その答 えを求め再び森を訪れる。果たして神様は姿を見せてくれるのか、これはおばあちゃんが伝え たかった「桃の里の物語」である。
スタッフ ●脚本・演出:和泉さな(日本演出者協会)
●音楽:松本麻衣
●歌唱指導:南智子
●振付:富岡ひかり(K.D.C)
●舞台監督:大河原敦
●照明:長澤宏明
●音響:株式会社フルスペック
主催・制作・運営 なかはらミュージカル実行委員会
後援 川崎市中原区・川崎市教育委員会(申請中)・川崎市生涯学習財団・公益財団法人かわさき市民活動センター・「音楽のまち・かわさき」推進協議会・中原区文化協会・中原区PTA協議会・中原区子ども会連合会・一般社団法人New Act Society
Web https://www.nakamyu.com/

「なかはらミュージカル(なかミュー)」は、2012年から継続的に上演されている市民ミュージカルです。

はじまりは行政による事業としてスタートし、のちに「第7回公演」より市民主体の取り組みとして独立しました。

世代を超えた豊かな「交流の場」を作り、人や街への理解を深めることによる「シビックプライド」を醸成するとともに、次代を担う子どもたちに実りある体験を提供することで、未来の「まちづくり」「ひとづくり」に貢献することを活動の目的としています。

■第7回公演「グライフェン」より
グライフェンより

工場立地に反対する住民との対立

「なかはらミュージカル」は、これまでに「アミガサ事件」など、中原区の歴史などを題材にした舞台を上演してきました。

演出・音楽・歌唱・振付ともにプロの指導者がつき、しっかりと練習を重ねた完成度の高い舞台が毎回たいへん好評です。

純粋に舞台として楽しめますし、そのうえで地域の歴史を知ることができます。

今回は「桃の里の物語~すみ子とカンナ~」と題し、かつて「桃の里」と呼ばれた中原区の戦時中からの歴史を描いていきます。

第二次大戦末期から、昭和20年4月にあった川崎大空襲までが中心の舞台ということです。

■2021年の稽古風景
本日の練習風景

本日の練習風景
 
本サイトではこれまでに本番公演にくわえて、2021年には稽古風景も取材させていただきました。

「なかはらミュージカル」ではコロナ禍のもと、感染症対策にも気を配りながらの活動が続いてきました。

■「なかはらミュージカル」2021年制作映像


「なかはらミュージカル」の第9回公演「Keep Smiling~なかはらミュージカルファミリーライブ~」は、2021年3月に上演されました。

このときは新型コロナウイルス感染症の影響により当日開催できなくなる可能性もあったため、入場者数を制限するとともに、映像投影にライブパフォーマンスを組み合わせた演出での上演となっていました。

このとき使われた映像は、上記の通りYoutubeに公開されています。
過去の公演の映像も振り返ることができますので、ご参照ください。

■なかはらミュージカルfacebookページ


「なかはらミュージカル」のチケットは人気で、毎回完売必至です。
前掲の通り1月22日(日)10:00販売スタートですので、希望される方はお早めにどうぞ。

公式ウェブサイトより、メールにて受付となります。

【関連リンク】
なかはらミュージカル ウェブサイト
なかはらミュージカル facebookページ
2013/2/16エントリ 「なかはらアクトストリート2013」「中原空襲展」開催レポート
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2017/6/7エントリ 東急武蔵小杉駅の情報発信スポット「こすぎアイ」で地域イベント告知を開始、「なかはらミュージカル」実行委員・ボランティアスタッフ・出演者を募集中
2018/1/26エントリ 「なかはらミュージカル」第6回公演「新・多摩川伝」が2018年3月10日(土)・11日(日)開催、人気のチケット一般販売が1月27日(土)スタート
2018/5/26エントリ 市民ミュージカル「なかはらミュージカル」がアミガサ事件をテーマに「第7回公演」を2019年3月上演、出演者募集の事前説明会を6月17日(日)に開催
2019/1/22エントリ 「なかはらミュージカル」がアミガサ事件を描く公演「GREIFEN」を3月9日(土)10日(日)上演、1月26日(土)に完売必至のチケット販売
2019/4/13エントリ 「なかはらミュージカル」の第7回公演「GREIFEN」が市民の手でアミガサ事件を描き切り喝采、4月21日まで回顧写真展を開催
2019/6/19エントリ 市民ミュージカル「なかはらミュージカル」第8回公演が2020年3月上演、出演者募集の事前説明会を7月15日(月祝)上丸子小学校で開催
2021/2/23エントリ 「なかはらミュージカル」第9回公演「Keep Smiling」が中原市民館で3/6・3/7上演、感染症防止対策講じ映像&ライブパフォーマンスに 2021/3/8エントリ 「なかはらミュージカル」第9回公演が中原市民館で上演成功、リモート稽古経て映像&ライブパフォーマンスが輝く

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2023年
01月09日

「令和5年川崎市二十歳を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダースらが祝賀メッセージ

本日、「令和5年(2023年)川崎市ニ十歳を祝うつどい」がとどろきアリーナにおいて開催されました。

本日は川崎フロンターレの小林悠選手や川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手、NECレッドロケッツの古賀紗理那選手など、川崎市のスポーツパートナーからの応援メッセージも寄せられました。

また川崎市の福田市長らからのお祝いメッセージのあと、20歳を迎える代表者が各区ごとに登壇し、スピーチで決意を語りました。

■令和5年(2023年)川崎市二十歳を祝うつどい
川崎市二十歳を祝うつどい

川崎市では、例年「成人の日を祝うつどい」を毎年「成人の日」にとどろきアリーナにて開催されています。

ただ、ご承知の通り成人年齢が18歳に引き下げられたため、今年は「二十歳(はたち)を祝う集い」として開催されることとなりました。

従来は川崎市7区を午前・午後の2部制に分けていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、午前の部(中原区・高津区)、昼の部(川崎区・幸区・多摩区)、午後の部(宮前区・麻生区)の3部構成として人数を分散させました。

弊紙が取材させていただいたのは、もちろん中原区が含まれた午前の部です。

また昨年に引き続き、Youtubeでのライブ配信・オンデマンド配信も行われています。

■等々力緑地のイベント開催エリア封鎖
イベント開催エリアの封鎖

■入口での手荷物検査
入口での手荷物検査

今回、例年と大きく違ったのは、とどろきアリーナ周辺エリアが大規模に封鎖されていたことです。

とどろきアリーナから等々力球場周辺までがフェンスで囲われ、入口で手荷物検査が行われていました。

■とどろきアリーナに入場する参加者の皆さん
とどろきアリーナに集まる新成人の皆さん  

新成人の皆さん

■受付プロセス
受付プロセス

■手荷物検査
手荷物検査

■事前登録のうえでスマートフォンで入場受付
事前登録

とどろきアリーナの入口で、検温・手指消毒ののち、再度の手荷物検査があります。

またトレーサビリティを保つため、  昨年に引き続き個人情報を事前登録のうえで、受付の二次元コードをスマートフォンで読み取って入場するようになっていました。

また事前登録をしていなかった場合やスマートフォンをお持ちでない場合は、別途受付で同様の個人情報をカードに記入して提出も可能でした。

■座席には番号を付与
座席番号  

とどろきアリーナの座席には、それぞれ番号が付与されていました。

これを各自スマートフォンで撮影などして記録するよう呼びかけがあり、万一新型コロナウイルス感染者が発生した場合に、着座位置を特定して連絡するようになっていました。

■とどろきアリーナに集まった皆さん
とどろきアリーナに集まった新成人の皆さん  

車椅子席

とどろきアリーナは、昨年は1席おきに着座でしたが、今年は空けずに通常通り着座でした。
そのため1階の収容数が大きく増加し、昨年と異なり大部分が1階席で収容しきれていました。


冒頭は、お笑い芸人の「ねづっち」さんのお笑いライブがありました。

本イベントの企画運営に加わっていた「二十歳を祝うつどい」サポーターグループの皆さんからの「とどろきアリーナ」というお題に対して、

「かぜをひいた状態と解きます。その心はセキこんで(咳こんで)います」

と、瞬発力を発揮していました。

■中学校の先生からのメッセージ(中原区・高津区)


■川崎ゆかりのスポーツ選手からのメッセージ


■「タイムマシーン3号」さんからのビデオメッセージ


また川崎市立の中学校の先生から、また川崎市にゆかりのあるスポーツ選手、そして「二十歳を祝うつどい」サポーター企画として「タイムマシーン3号」さんからのお祝いメッセージがありました。

今回のスポーツ選手は川崎フロンターレの小林悠選手、中村憲剛さん、川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手、NECレッドロケッツの古賀紗理那選手、島村春世選手、富士通フロンティアーズの趙翔来選手、富士通レッドウェーブの町田瑠唯選手、東芝ブレイブアレウスの谷川刀麻選手が登場しました。

昨年よりも「かわさきスポーツパートナー」勢揃いというかたちになりました。
皆さんそれぞれの経験も踏まえながら、

こちらはYoutubeにアーカイブがアップされていますので、ご覧ください。

■福田市長の挨拶
福田市長のご挨拶  

服Fだ市長のご挨拶  

主催者である、川崎市の福田市長からの挨拶がありました。

参加者の皆さんへの応援として、ここ数年共通して話されているはなむけの言葉がありました。

●過去は変えられないが、未来は変えられる
●未来を創っていくことによって、過去の受け止め方を変えることができる
●当時嫌な人だと思っていても、あの人の言葉があって今の自分があると思い直した

20歳を迎える皆さんが今後の人生でさまざまな壁にぶつかるであろうことも踏まえて、それでもポジティブに生きていくためのメッセージでした。

■司会の達淳一さんと澤みどりさん
司会  

本日の司会は達淳一さんと、澤みどりさんでした。
達さんは昨年に引き続き、澤さんは昨年の高階亜里沙さんからのバトンタッチです。

■代表の藤原有咲(ありさ)さん(中原区)
藤原有咲さん  

最後には、参加者代表によるスピーチがありました。
中原区の藤原有咲(ありさ)さんは、自分たちの世代が「スマートフォンと共に育った最初の世代」といわれていることを踏まえ、コロナ禍での体験を話しました。

「学校で直接会えなくなった友達と近況報告をしたり、オンラインの勉強会をしたりと、スマートフォンが提供してくれる見えない繋がりに支えられ、この期間を乗り越えてきました」

「誰しもが予想しえなかった状況の中で、スマホと大人になってきた私たちが身につけたもの。それは見えない相手を思いやる想像力だと思います」

これから自分たちが働く50年ほどでデジタル化がさらに進む中、こうした体験、身に着けた想像力が活きてくると力強いメッセージを発信されました。

■代表の武藤遼河さん(多摩区)
武藤遼河さん

多摩区の武藤遼河(りょうが)さんは、以前は目立つことはしたくなかったものの、どうしても好きな子と同じ委員会に入りたいという思いから委員会に入ってみた体験を話されました。

「その時に、私は気づきました。『人に頼られるのは嬉しいことだな』と。そこからは、多くのことに挑戦していきました。」

きっかけは何であっても、何かに取り組んでいくことの大切さ、多くの人に関わることの楽しさを活き活きとお話になりました。

代表の方のスピーチはとてもしっかりされていて、頼もしく感じました。

今回の「川崎市二十歳を祝うつどい」の対象となった方は13,891人です。
皆さんがそれぞれに、これから豊かな未来を創っていかれることを願っております。

■二十歳を祝うつどい参加者の皆さんが集まった等々力緑地
等々力緑地に集まった皆さん  

(たちばな)

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 二十歳を祝うつどい
2008/1/17エントリ とどろきアリーナの成人式の様子
2012/1/9エントリ 川崎市の2012年「成人の日を祝うつどい」開催
2019/1/14エントリ 川崎市「平成31年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで本日開催、1999年3月14日生まれ「ふろん太&ワルンタ」成人式も挙行
2020/1/14エントリ 「令和2年川崎市成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、成人年齢引き下げ後は「20歳を祝うつどい」に改称へ
2021/1/11エントリ 川崎市「令和3年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、緊急事態宣言下で感染症防止対策&ライブ配信実施、中村憲剛選手らが動画で祝賀メッセージ

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