武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
07月13日

元住吉の上質コーヒー店「もとえ珈琲」が、本日「MUI」に店名変更

【Reporter:たちばな】

モトスミ・ブレーメン通り商店街に、評判の高いコーヒー豆店「もとえ珈琲」がありました。
同店は2016年7月13日より店名を「MUI」に変更しましたので、この機会にご紹介したいと思います。

■ブレーメン通り商店街「もとえ珈琲」改め「MUI」
ブレーメン通り商店街「もとえ珈琲」改め「MUI」

■「MUI」Facebookページ 新名称ロゴ


旧「もとえ珈琲」は、2013年5月に木月祗園町にオープンしました。
その2015年7月に現在のブレーメン通り商店街に移転しまして、移転後ちょうど1年で店名変更に至ったことになります。

店名は「もとえ珈琲」から「MUI」に変わりましたが、お店自体は何も変更はありません。

オープン当初からは焼き菓子の提供などバリエーションも広がってきましたので、店名も「珈琲」に限定されないものに発展したということではないでしょうか。

由来としては、老子・荘子による「人の手を加えず、あるがままに任せる」思想、「無為自然」からきていることが同店のfacebookページで言及されています。

■「MUI」の店内
「MUI」の店内

「MUI」の店内はカウンター席に加えて2名テーブル席で、合計20席ほどです。

内装は木をベースにし、東向きの入口から柔らかい光が差し込むたいへん雰囲気の良い客席になっています。

■「エチオピア イルガフェチェ」
「エチオピアイルガフェチェ」

「MUI」は「もとえ珈琲」の時代から、ある種コーヒー豆の「求道」のようなお店で、たいへんなこだわりを持っています。

まずは良質な豆を手に入れること。
そして豆は「生鮮食品」であり、鮮度管理を徹底して傷ませないこと。

この「素材」がきわめて重要であり、そこから「焙煎」の工程で素材以上に美味しくすることはできないということです。

そしてもちろん、素材のポテンシャルを引き出す「焙煎」の技術にも、「MUI」は強いこだわりを持っています。
店主さんは、スペシャルティコーヒー専門店「堀口珈琲」で修業をされたということです。

本サイトは正直なところ「ハイレベルなコーヒー愛好家」というわけではないのですが、定番の一杯をいただいたところ香りも良く、個人的に嫌いな酸味も感じずに美味しくいただくことができました。

「MUI」はコーヒーがお好きな方からも以前から支持されていますから、愛好家の舌に応えるクオリティがあるということでしょう。

■しなしな佐渡Disign もとえ珈琲のコーヒーセミナーで初心者でもコーヒーを美味しく淹れるコツを教わってきた!
http://ebisado.com/cafe201509212/

また、同店では各種コーヒーセミナーも開催していますので、お好きな方は一度参加してみるのもよいと思います。

上記は参加者の方のブログで、詳細にレポートをされていますので、参考にしてみてくださいね。

■ブレーメン通り商店街メインストリートからの曲がり角
ブレーメン通り商店街メインストリートからの曲がり角

「MUI」は、ブレーメン通り商店街のメインストリートではなく、商店街中ほどから角を曲がったところにあります。
写真の「元住吉ブレーメン通り整骨院」の赤い看板が目印です。

エントリ末尾のマップも、ご参照ください。



■旧「もとえ珈琲」移転跡地
旧「もとえ珈琲」跡地

なお、2015年7月まで旧「もとえ珈琲」が営業をしていた場所には、今月「福街不動産」という不動産店舗がオープンします。

こちらはワーキングスペースと一体型になった新しいタイプの不動産店舗になるようで、先日は「もとえ珈琲」によるコーヒーセミナーが開催されました。

前述の通り、「MUI」(もとえ珈琲)では、積極的に「コーヒー道」の伝道をしていらっしゃいますね。

■「MUI」(旧もとえ珈琲)の店舗情報
●所在地:中原区木月3-13-2
●営業時間:平日10:00~19:00 土日祝9:00~19:00
●定休日:火曜日(祝祭日営業、翌水曜日定休)
●Web:http://motoecoffee.com/
●Facebookページ:https://www.facebook.com/Motoec
●Twitter:https://twitter.com/motoecoffee

■「MUI」のGoogleマップ


【関連リンク】
福街不動産ぷくさんぽ 祝!初取材@もとえ珈琲
福街不動産@スペースぷくさんぽ
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ MUI(旧もとえ珈琲)

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2016年
06月28日

2015年1月建替え完了「横浜銀行元住吉支店」のブレーメン通り商店街仕様

【Reporter:はつしも】

ブレーメン通り商店街の中ほどに、「横浜銀行元住吉支店」があります。
今回は2015年1月に建て替えが完了した新店舗を、ご紹介してみたいと思います。

■ブレーメン通り商店街の「横浜銀行元住吉支店」
ブレーメン通り商店街の「横浜銀行元住吉支店」

横浜銀行は、横浜市西区に本店を置き、地方銀行トップの座を占める銀行です。
2016年4月1日に東日本銀行との経営統合を行い、金融持ち株詩会社であるコンコルディア・フィナンシャルグループを設立したことで、総資産においてふくおかフィナンシャルグループを上回る国内最大の地方銀行グループとなりました。

中原区内においては、今回ご紹介する元住吉支店に加えて武蔵小杉支店・新城支店の3支店を擁し、その他無人のATMが各駅や大型商業施設に設置されています。

横浜銀行元住吉支店は長年ブレーメン通りで営業をしていましたが、建て替えのために2013年9月から2015年1月にかけて一時仮設店舗に移転していました。
現在の新店舗が完成したことにより、2015年1月19日よりブレーメン通りでの営業を再開しています。

■横浜市およびブレーメン通り商店街仕様のガラス面
横浜市およびブレーメン通り商店街仕様のガラス面

同店は建て替えに伴い、建物の一部がブレーメン通り商店街仕様になっています。

入り口脇のガラス面には横浜港とみなとみらいの風景が描かれていまして、これは横浜銀行ならではというところなのですが、港に浮かぶ船に「ブレーメンの音楽隊」が乗っています。

■路面の「ブレーメン通り商店街」展示コーナー
路面の「ブレーメン通り商店街」展示コーナー

■音楽隊像とブレーメン市の「ローラント像」
展示されている音楽隊像とブレーメン市の像

■「ブレーメンビアー」
「ブレーメンビアー」

また商店街に路面には、ブレーメン通り商店街の展示コーナーも設置されていました。
中央にあるのは、ブレーメン通り商店街のご当地ビール「ブレーメンビアー」です。

■福島県からの贈り物
福島県からの贈り物

またこちらは、福島県から友好のしるしとして贈呈された起き上がり小法師です。

ブレーメン通り商店街では、東日本大震災以降継続的に被災地支援活動を展開しており、本サイトでも2013/6/27エントリにおいて同商店街の「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」をご紹介しておりました。

■「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」での起き上がり小法師絵付け体験
「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」での起き上がり小法師絵付け体験

「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」での起き上がり小法師絵付け体験

起き上がり小法師は、福島県会津若松市の郷土玩具です。
当時ご紹介した「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」では、起き上がり小法師の絵付け体験が開催されていました。

横浜銀行元住吉支店に飾られている小法師と、同じものですね。

■川崎信用金庫住吉支店の「豚飼いの像」
「豚飼いの像」とシャッターアート

一方、同じくブレーメン通り商店街の「川崎信用金庫住吉支店」においては、ブレーメン市の「豚飼いの像」の複製が展示されているほか、同市の風景のシャッターアートが設置されています。
過去エントリでもご紹介しておりますので、ご参照ください。

横浜銀行・川崎信用金庫ともに、こうして各支店ごとに地域に調和した店舗づくりをしてくれると良いですね。
ブレーメン通り商店街の風景やコンセプトが大手資本で分断されず連続性が保たれることは、地域の資産になると思います。



なお、横浜銀行元住吉支店の仮設店舗跡地には、認可保育園「心花保育園」が建設され、2016年4月に開園しました。

■横浜銀行元住吉支店跡地の「心花保育園」
横浜銀行元住吉支店跡地の「心花保育園」

中原区をはじめ川崎市では保育所のニーズがきわめて高い状態が続いており、行政としても保育所の整備促進を行っているところです。
毎年4月になると、市内各所で多数の保育所が開園しています。

【関連リンク】
横浜銀行 店舗情報 元住吉支店
ブレーメン通り商店街 ウェブサイト
心花保育園 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:金融機関
2011/12/4エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵
2012/11/13エントリ 東急元住吉駅の「ブレーメンの音楽隊像」
2013/10/11エントリ ブレーメン通り商店街・川崎信金住吉支店の「豚飼いの像」
2015/3/19エントリ ブレーメン通り商店街の、ブレーメン市の風景シャッターアート
2015/4/25エントリ 川崎信用金庫住吉支店に、ブレーメン市のシャッターアートが登場
2016/2/6エントリ 元住吉駅前に竣工「小山ワールドビルディング」の、ブレーメンの音楽隊レリーフと巨大猫

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2016年
06月14日

「不二家元住吉店」跡地に「銀座コージーコーナー元住吉店」が7月中旬オープン決定、武蔵小杉周辺に続きコージーコーナーが優勢に

【Reporter:はつしも】

モトスミ・ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」跡地に、「銀座コージーコーナー元住吉店」が2016年7月中旬にオープンすることになりました。

■「銀座コージーコーナー元住吉店」出店予定地の旧「不二家元住吉店」
「コージーコーナー元住吉店」出店予定地の旧「不二家元住吉店」 

■「不二家元住吉店」閉店時の告知
閉店のお知らせ 

「不二家元住吉店」跡地は、元住吉駅から徒歩2、3分程度の場所にあります。
ここはブレーメン通り商店街の道路が少し折れ曲がっているため、駅から歩いていくと店舗が真正面に見えるという、きわめて良好なロケーションです。

しかしながら「不二家元住吉店」は2016年3月31日をもって閉店となり、その後空き店舗の状態になっていました。

■現在、空き店舗の出店予定地
 現在、空き店舗の出店予定地

■「銀座コージーコーナー」の出店告知
「銀座コージーコーナー」の出店告知 

■スタッフ募集
スタッフ募集

そしてこのたび、現地において「銀座コージーコーナー」のオープン告知とスタッフ募集が掲示されました。
オープン時期は前述の通り、7月中旬ということです。

「不二家」から「銀座コージーコーナー」への転換は、同じケーキ店ですから違和感なさそうです。

■2013年4月2日にオープンした「銀座コージーコーナー武蔵小杉東急スクエア店」
2013年4月2日にオープンした「銀座コージーコーナー武蔵小杉東急スクエア店」

■2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」
2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」

なお、武蔵小杉においても、武蔵小杉東急スクエアに「銀座コージーコーナー」が出店する一方で、南武線高架下の「不二家武蔵小杉店」が閉店をしていました。 

全国的な店舗網では不二家の方が規模が大きいですが、武蔵小杉周辺においては、「銀座コージーコーナー」に勢いがあるようです。

実力あるパティシエが腕を振るう地域の専門店と比べることはできませんが、両店舗ともに業界大手で、安定した商品を提供しています。

ブレーメン通り商店街の好立地にあって、今後「不二家」の跡を引きついで「銀座コージーコーナー」が一定の集客をしていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
銀座コージーコーナー ウェブサイト
不二家 ウェブサイト
2014/5/31エントリ 「不二家武蔵小杉店」が2014年6月1日(日)閉店、14年の歴史に幕
2016/3/30エントリ 「不二家元住吉店」が2016年3月31日閉店、「あびすけ」が2月29日閉店し新業態の台湾まぜそば・ピザそば「俺の金太」に転換

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2016年
04月30日

ベトナムサンドイッチのお店「THAO'S BANH MI」のハーフサイズで楽しむ食べ比べ

【Reporter:はつしも】

東急元住吉駅近くに、ベトナムサンドイッチのお店「THAO'S BANH MI(タオズ バインミー)」があります。
同店については2015/5/1エントリでフルサイズのベトナムサンドイッチ(バインミー)をご紹介しておりましたが、今回はハーフサイズをいただいてみました。

■東急元住吉駅近くの「THAO'S BANH MI」
東急元住吉駅近くの「THAO'S BANH MI」

「THAO'S BANH MI」は、東急元住吉駅のオズ通り商店街側の高架そばに2015年4月2日にオープンしました。
オープン以来1年近くが経過しましたが、独特の美味しさがあり、周辺に類似店舗がないこともあって人気を博しています。

■「THAO'S BANH MI」のバインミーメニュー
「THAO'S BANH MI」のバインミーメニュー

同店の主軸となるバインミーのメニューは、店頭に写真入りで掲示されています。
1番人気は「自家製ベトナムハムとレバーパテ」、2番が「レモングラスとチリチキン」、3番が「白身魚のフリット」です。

それぞれに使われている食材に惹かれていろいろ食べたくなりますが、そんなときにお勧めなのがハーフサイズです。

■店内の券売機
店内の券売機

店内の券売機

店内にはカウンターの前に券売機がありまして、まずはここで食券を購入するようになっています。
ここで(小)とあるのがハーフサイズで、フルサイズ600円前後に対して、ハーフサイズ400円前後です。

■フルサイズのバインミー
フルサイズのバインミー

■ハーフサイズのバインミー
ハーフサイズのバインミー

今回いただいたハーフサイズを、前回のフルサイズと同じトレイに載せてみました。
トレイのスケールが写真では見えませんので大小の相対的な比較にしかなりませんが、おおよそハーフサイズと言ってよいかと思います。

フルサイズひとつで、女性であればランチくらいには十分なりますから、ハーフサイズ2つを食べ比べするのもありでしょう。
それでも800円程度ですから、ベトナムの屋台で食べるなら別として、日本国内のランチとしては適度なお値段かと思います。

■パーティセット
パーティセット

また同店には、「ベトナム風ピリ辛チキンサラダ」と「エビせん」の「パーティセット」やベトナムスープ、ベトナムビールなどのメニューもあります。
バインミーと一緒に食べてみるのもよいかもしれません。

■ウェイティングスペース
ウェイティングスペース

■ベトナム関連本
ベトナム関連本

カウンターでオーダーしてからバインミーが出てくるまでには、少し時間があります。
店内にはウェイティングスペースも少しありますので、ここでベトナム関連本など読みながら、バインミーを待ちましょう。

■営業時間の変更
営業時間の変更

なお、前回ご紹介したときから、営業時間が変更されていました。
従来は定休日の火曜日以外は一律10:30~18:00だったのが、水水金が21時まで延長されたかわりにアイドルタイムがお休みになったりと変則的になっています。

21時まででしたら、仕事帰りに買って食べることもできそうですね。
上記看板やウェブサイトにも記載の通りですが、あらためてご案内しておきます。

■「THAO'S BANH MI」の店舗情報
▼所在地:中原区木月2-1-1
▼営業時間:
・月11:00~14:30
・水木金11:00~14:30、17:00~21:00
・土日祝11:00~18:30

▼定休日:火曜日

※GWの営業時間
4/29〜5/1 営業 11:00〜18:30
5/2〜5/3 休業
5/4〜5/5 営業 11:00〜18:30

■「THAO'S BANH MI」のマップ
「THAO'S BANH MI」のマップ

【関連リンク】
THAO'S BANH MI ウェブサイト
THAO'S BANH MI Faceebookページ
THAO'S BANH MI Twitter
2015/5/1エントリ 元住吉に、神奈川県初のベトナムサンドイッチ店が登場。「THAO'S BANH MI」

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2016年
03月30日

「不二家元住吉店」が2016年3月31日閉店、「あびすけ」が2月29日閉店し新業態の台湾まぜそば・ピザそば「俺の金太」に転換

【Reporter:はつしも】

モトスミ・ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」が、2016年3月31日をもって閉店することになりました。

■ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」
ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」

「不二家元住吉店」は、元住吉駅からブレーメン通り商店街を2,3分歩いた、比較的駅に近い場所にあります。

商店街の道路がちょうど少し折れ曲がる交差点にあたり、駅から歩いていくと真正面に見える非常に良いロケーションにありました。

いつから営業していたのかはわかりませんが、一定以上の歴史のあるお店かと思います。

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ 

先般より、不二家元住吉店の店頭には閉店のお知らせが掲示されています。

近隣店舗は五反田、大森が掲載されていますが、同じ中原区内では武蔵新城に店舗があるほか、元住吉以南では港北区にも2店舗があります。

■店頭の入学式仕様のペコちゃん
店頭の入学式仕様のペコちゃん

店頭のペコちゃんは、時節柄入学式仕様になっていました。

しかしながら元住吉店に関しては、卒業式ということになりましょうか。

■不二家元住吉店のショーケース
不二家のショーケース

不二家のショーケース

不二家といえば昔からある企業で、知名度も高く世間一般に浸透しています。

ただ近年、中原区においては商店街にクオリティの高い個人営業の洋菓子店が群雄割拠してきましたし、武蔵小杉の商業施設にも洋菓子店が多数出店しました。

地域全体として、競合が激化してきているように思います。

■不二家 2015年12月期決算短信(連結)
http://www.fujiya-peko.co.jp/company/ir/
pdf/financial_20160209.pdf


なお、不二家全体の連結決算では、2014年12月期で1億1,000万円の当期純損失を計上していたものが、直近の2015年12月期には1億4,600万円の当期純利益に回復しています。

その要因まで見ていくと、洋菓子事業においてやはり専門店との競争激化による売り上げ低迷があったものの、物流費の低減などによる同事業の「減収増益」を実現したことがわかります。

洋菓子事業における売上伸長が難しい以上は、コスト削減や不採算店舗の整理を行うことが経営上必要となりますね。
「不二家元住吉店」閉店の直接的な要因はわかりませんが、少なくともそのような不二家の経営環境があったことは確かかと思います。

■2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」
2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」 

中原区においては、2014年6月1日に「不二家武蔵小杉店」が閉店していました。

これは南武線高架の耐震補強工事によって立ち退きが必要となったもので、それを機に不二家は復帰をせずに閉店となりました。

ここは現在溝の口の人気店「たまい」が営業をしています。

これにより、中原区の店舗は「武蔵新城店」1店舗のみが残ることになります。


個人的に不二家でケーキを買っているかというと、他の専門店を利用しているというのが正直なところです。
ただ、馴染みのあるペコちゃんの姿をみなくなるのは、少しさびしいような気もいたします。

■絶好のロケーションの元住吉店
絶好のロケーションの元住吉店

前述の通り、「不二家元住吉店」はブレーメン通り商店街の中でもかなり良いロケーションにあります。

一定以上の賃料になると思いますけれども、この場所を活かして次に入ってくる店舗はどのようなものになるか、気になりますね。



年度末付近になりますと、ブレーメン通り商店街の各所で移転や閉店などが発生しています。

2月29日には、つけめんの人気店「あびすけ」が閉店し、「俺の金太」という店舗に転換されていました。

■「あびすけ」から転換された「俺の金太」
「あびすけ」から転換された「俺の金太」」

ピザそば・油そば

台湾まぜそば

「あびすけ」のウェブサイトを参照すると、経営が共通の新業態店舗のようです。

台湾まぜそば・ピザそばなど、かなり個性的なお店となっています。
「あびすけ」はつけめんで有名なお店でしたが、「俺の金太」ではつけめんは提供されていません。

今後「あびすけ」のつけめんを食べたい場合は、日吉・東山田・西新宿に行く必要があります。
愛好されていた方は、ご注意くださいね。

■かつての「あびすけ」の「味玉つけめん」
かつての「あびすけ」の味玉つけめん

【関連リンク】
不二家 ウェブサイト
あびすけ ウェブサイト
2011/5/28エントリ 元住吉のつけ麺店「つけめん あびすけ」
2011/11/1エントリ 元住吉の「つけめん・油そば あびすけ」が移転
2014/5/31エントリ 「不二家武蔵小杉店」が2014年6月1日(日)閉店、14年の歴史に幕

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2016年
03月06日

ごみ出しのルール無視が招いた、カラスの井田中学校生徒襲撃事件。カラスの子育てシーズンを迎え注意を喚起

【Reporter:はつしも】

井田中学校近くのごみ集積所に、こんな注意書きがありました。

■井田中学校前のごみ集積所
井田中学校前のごみ集積所 

■ごみ集積所の注意書き
ごみ集積所の注意書き

「ごみ出しのルールが守られないためカラスがごみを荒らします!!」
「先日、そのカラスに井田中学の生徒が襲われました!!」
「今一度収集日を確認してごみや資源物を出してください。」

ということです。

記載内容からすると、ルールを守らずに出されたごみがカラスに荒らされ、そのカラスに井田中学校の生徒が襲われたということです。

■ごみの収集日
資源物とごみの収集日

ごみの集積所には、地区ごとに収集日が決められています。

■川崎市ウェブサイト 収集日一覧 中原生活環境事業所
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/24-1-11-3-4-0-0-0-0-0.html

指定された日以外にごみを出すとそれが回収されず、集積所にそのまま残されてカラスに荒らされる原因になるということかと思います。

■ごみ集積所に備え置かれた箒とちりとり
集積所に備え置かれた箒とちりとり

ごみ集積所には、箒とちりとりが備え置かれていました。
綺麗に集積・回収されれば不要なのでしょうが、実際にはどうしてもごみが散らかったりして、これらの出番が回ってくることになるわけですね。

■井田中学校
井田中学校

ごみ集積所から角を曲がってすぐの場所に、井田中学校の正門があります。
ここは井田杉山町で、井田と言っても井田山ではなく、中原区らしい平地にあります。

通学時にごみ集積所の前を通って、カラスに襲われたものと思います。

カラスは子育てをしていると気が立って、人を襲うケースが増えると言われています。
その際には子ども、女性やお年寄りなどが狙われやすいということですから、中学生は標的になりやすかったでしょう。

このような事故も誘発しますから、ごみ出しのルールについてはうっかりしないよう、改めて確認したいと思いました。

■等々力緑地のカラスの警告文
からすの警告文

こちらは、2011/5/21エントリでご紹介した、等々力緑地のカラスに関する警告です。

カラスはおおよそ3~4月に巣作りをし、4~5月に産卵、5~6月に孵化したヒナを育て、6~7月に巣立ちを迎えます。

今年も3月に入りまして、これからカラスの子育てシーズンに入ってきます。
温かくなってお散歩の機会も増えるかもしれませんが、巣を守るカラスにはご注意くださいませ。

【関連リンク】
川崎市立井田中学校 ウェブサイト
2010/9/30エントリ 井田杉山町北公園の拡張計画と生産緑地
2010/10/13エントリ 川崎市のごみ収集車の「キレイクン」と「グリンピー」
2010/11/9エントリ 「第6回エコカフェ」のスケルトンごみ収集車
2010/11/18エントリ 川崎市のプラスチック容器包装・ミックスペーパーの分別開始に関する広報活動
2011/2/27エントリ 川崎市のミックスペーパー・プラスチック製容器包装分別が2011年3月より開始
2011/5/21エントリ 等々力緑地で、繁殖期のカラスにご注意
2012/3/2エントリ 中原生活環境事業所のごみの分別展示

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2016年
02月26日

オズ通り商店街で「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」が2月26日(金)~28日(日)の3日間開催

【Reporter:はつしも】

2016年2月26日(金)から28日(日)まで、モトスミ・オズ通り商店街で「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」が開催されています。

本イベントは同商店街の飲食店19店舗が参加しており、ポスターを撮影した携帯電話等の画面を見せることで各店舗の「推しの一品」がワンコイン500円で食べられます。

■「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」
オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~
※クリックで拡大します。

オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~
※クリックで拡大します。

■「オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~」参加店舗
店舗名 推しの一品 商店街サイト
アースグラン マルゲリータピザ
OrangeBlue スペシャリティコーヒー
牡蠣とワインと魚と肉と 大つぶ牡蠣フライ
いーはとーぶ ホットケーキ
㐂酉 串3本盛り
串三昧 旬の串揚げ5本盛り
わいわい お好み焼鳥5本セット
鳥作 砂肝のガーリックバター醤油
野方ホープ 野方ホープラーメン
なぐや 晩酌セット
トト タパス盛り合わせ
ビストロクロシェット 前菜盛り合わせ
花天 牛もつ鍋
やぶ久 越後田舎そば
やるき茶屋 鶏の唐揚げ+ハイボールセット
てっぺん家 かごめラーメン
HANA=SAKU 新作ラーメン
らあめん花月嵐 嵐げんこつらあめん
harao 焼きチーズリゾット
※店舗によって税別の場合があります。
※お1人さま各店1日1回まで。但し複数店舗利用可。
※営業時間内。それぞれ数量限定のため売り切れる場合があります。また、メニューが変更になる場合があります。

■「野方ホープラーメン」
「野方ホープラーメン」(目黒店)
 
■オズ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 元住吉店」
同じくオズ通り商店街の「炭火焼鳥わいわい 元住吉店」

 ■「わいわい」の焼鳥5本セット
「わいわい」の焼鳥5本セット 

本サイトでは、これまでに参加19店舗の中で「野方ホープ」「炭火焼鳥わいわい」をご紹介したことがありました。

両店舗とも美味しいお店ですので、それがワンコイン500円で食べられたら、お得です。

■オズ通り商店街のポスター
オズ通り商店街のポスター

ワンコインのサービスを受けるために必要なポスターは、元住吉駅前のオズ通り商店街インフォメーションのほか、参加店舗にも掲示されていました。

写真奥の建物2階にあるのは、参加店舗の一つ「いーはとーぶ」です。
同店ではホットケーキが提供されています。

この週末、土日2日間で本イベントは終了となります。
オズ通り商店街で、この機会に新しいお店を開拓してみてはいかがでしょうか。

■オズ通り商店街 facebookページ

本日より3日間✨オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~朝6時40分いーはとーぶさんの開店を以て開幕です参加19店舗の紹介は以前の投稿をご覧下さいこの機会にぜひオズにいらっしゃい!!

Posted by モトスミ・オズ通り商店街 on 2016年2月25日


【関連リンク】
オズ通り商店街ウェブサイト オズにいらっしゃい!~推しの一品ワンコイン祭り~
オズ通り商店街 facebookページ
2013/8/9エントリ サライ通り商店街の「オリーブ亭」跡地に炭火焼鳥「わいわい」がオープン
2014/4/29エントリ 元住吉・綱島街道沿いに環七の有名ラーメン店「野方ホープ」が2014年10月4日(木)オープン
2014/12/27エントリ 今市橋の「味よし」屋台閉店と、サライ通り商店街・オズ通り商店街の新店舗「炭火焼鳥 わいわい」
2015/9/2エントリ サライ通りの新コラボ。「フォレストコーヒー」バータイム営業「B-Side」で頂く、「わいわい」の焼鳥セット
2015/11/6エントリ 「炭火焼鳥わいわい」が3号店「元住吉駅前フードショップオズ店」、4号店「武蔵小杉法政通り店」をオープン

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2016年
02月06日

元住吉駅前に竣工「小山ワールドビルディング」の、ブレーメンの音楽隊レリーフと巨大猫

【Reporter:はつしも】

東急元住吉駅前の「小山文具店」の建て替えが行われまして、このたび「小山ワールドビルディング」として竣工しました。1階に「富士そば」、3階に「鈴木歯科クリニック」がオープンしています。

また同ビルには外壁に「ブレーメンの音楽隊」のレリーフが設置されるともに、各所に「猫」のデザインがあしらわれています。

■竣工した「小山ワールドビル」
竣工した「小山ワールドビルディング」

「小山ワールドビルディング」は、東急元住吉駅前のブレーメン通り商店街側にあります。
昔ながらの小山文具店のビルが、新たに6階建ての商業ビルとして生まれ変わりました。

■1階の「富士そば元住吉店」
1階の「富士そば」

■元住吉店限定の「ブレーメンそば」
元住吉店限定の「ブレーメンそば」

■ドイツビール
ドイツビール

1階の「富士そば元住吉店」は、同ビルのテナントとして一番早く1月22日にオープンしました。

ここではご当地限定メニューとして、大きなドイツソーセージとポテトの入った「ブレーメンそば」や、ドイツビールの「レーベンブロイ」が提供されています。

■3階の「鈴木歯科クリニック」
 3階の「鈴木歯科クリニック」

そして「富士そば」に続いて、2月はじめには3階に「鈴木歯科クリニック」が開院しました。
これはブレーメン通り商店街内での移転となったものです。

■ブレーメンの音楽隊のレリーフ
ブレーメンの音楽隊のレリーフ

そして同ビルで一番目立つのが、「ブレーメンの音楽隊」のレリーフです。
2階部分から4階部分にかけて設置されています。

■音楽隊の上には猫が…
音楽隊の上には猫が…

音楽隊のレリーフからさらに視線を上げていくと、白黒の猫がいました。

音楽隊にも猫はいますけれども、これはまた別の猫のようです。

■三角屋根の猫
三角屋根の猫

さらに視線を上げると、ビル上部の三角屋根に、黄金の猫が金鯱のように「猫伸び」ポーズをしていました。

■屋上の巨大猫
屋上の巨大猫

そして屋上には、なんと巨大猫がいました。
これで一部屋になるようなスケールです。

また壁面には、猫の足跡もついていました。

■夜間に光る巨大猫の目
夜間に光る巨大猫の目

この巨大猫の目は、夜になるとキラリと光ります。

■東急元住吉駅から見た巨大猫
東急元住吉駅から見た巨大猫 

巨大猫は、東急元住吉駅からその全貌を見ることができます。
横に扉がついていまして、屋上の出入口のようになっていました。

このように、「小山ワールドビルディング」は、たいへん猫にこだわった建物になっています。
オーナーの方が、お好きなのでしょうね。

■東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」
東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」

ブレーメン通り商店街では、各所にブレーメン市に関連するデザインを設置する取り組みを進めています。

東急元住吉駅前にはブレーメン市に現存するものと同じ型で作られた「ブレーメンの音楽隊像」が寄贈されているほか、各店舗にシャッターアートなども登場しています。

住宅街であれば際立ったデザインは好まれないことが多いですが、ブレーメン通り商店街はいつも賑やかな商業地であり、今回竣工した「小山ワールドビル」は特に元住吉駅前というロケーションにあります。

この場所で、ブレーメン通り商店街のシンボルになるようなデザインにするのは良いのではないでしょうか。

■「豚飼いの像」とシャッターアート
「豚飼いの像」とシャッターアート

シャッターアートも徐々に増えているようですし、各店舗の協力を得ながら、今後一層ブレーメン通り商店街は「ブレーメン仕様」を強化していくことと思います。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街
富士そば 店舗のご案内 川崎市
鈴木歯科クリニック ウェブサイト
2011/12/4エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵
2012/11/13エントリ 東急元住吉駅の「ブレーメンの音楽隊像」
2013/10/11エントリ ブレーメン通り商店街・川崎信金住吉支店の「豚飼いの像」
2015/3/19エントリ ブレーメン通り商店街の、ブレーメン市の風景シャッターアート
2015/4/25エントリ 川崎信用金庫住吉支店に、ブレーメン市のシャッターアートが登場

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2016年
02月04日

「焼肉交差点」の最後の砦「樹樹」が閉店、交差点から焼肉店が消滅

【Reporter:はつしも】

木月4丁目交差点、通称「焼肉交差点」の焼肉店「樹樹」が、2016年1月14日をもって閉店しました。
「焼肉北京」に続いての「樹樹」閉店により、同交差点からは焼肉店の姿が消えることになりました。

■「焼肉交差点」(左:樹樹、右:焼肉北京)
「焼肉交差点」(左:樹樹、右:焼肉北京)

綱島街道と尻手黒川道路が交わる木月4丁目交差点は、四つ角付近に焼肉店が最大4店舗集まって営業をしていたことから、「焼肉交差点」という通称で呼ばれてきました。

ところがこれらの焼肉店は徐々に閉店していき、近年は最も外観の目立つ「焼肉北京」と「樹樹」との2店舗体制が続いていました。
そんな中、2015年4月15日に「焼肉北京」で火災が発生し、同店は長期休業を余儀なくされました。同店は現地で再オープンせず、ブレーメン通り商店街に移転したことで、「樹樹」が「焼肉交差点」の最後の砦となっていたものです。

■「樹樹」
「樹樹」

■「樹樹」閉店のお知らせ
「樹樹」閉店のお知らせ
※画像の一部を加工(文字を抹消)しています。

「樹樹」は突然の閉店だったようで、現地のお知らせにはお詫びの言葉も綴られていました。
「諸般の事情」ということで、何らか避けがたい理由があったものと思います。

■閉鎖された「焼肉北京」のビル
閉鎖された「焼肉北京」のビル

一方、「焼肉北京」のビルは、現在も閉鎖されたままになっています。

こちらは建物全体は焼けていないのですが、老朽化等の問題から最終的には取り壊しが予定されています。

■「焼肉北京」が移転したブレーメン通り商店街の「鈴木水産ビル」
ブレーメン通り商店街に移転した「焼肉北京」

■「焼肉北京」のfacebookページ


「焼肉北京」が移転したのは、ブレーメン通り商店街の「鈴木水産ビル」の地下1階です。
移転によってかなり店内の雰囲気が変わったようですね。

■「焼肉交差点」の元住吉検車区側の四つ角
「焼肉交差点」のその他の四つ角

「焼肉交差点」では、元住吉検車区側のブロックの角地にはバイク用品専門店「ラフ&ロード川崎店」があります。
こちらは角地に焼肉店があったのではなく、隣接地に「新福」「焼肉公苑」の2店舗があったようですが現在はすでに閉店しています。

■「焼肉交差点」のもうひとつの四つ角 「焼肉交差点」のその他の四つ角

そしてもうひとつの四つ角は一般の戸建て住宅になっていまして、こちらはもともと焼肉店はなかった(戦前戦後など大昔までさかのぼっての検証はできませんが)ブロックになります。

これにより「焼肉交差点」からは、焼肉店が消滅する形になりました。

■「焼肉交差点」のかつての焼き肉店マップ
「焼肉交差点」のかつての焼肉店マップ 

もっとも、「焼肉北京」の建物を将来的に取り壊したのちにどうなるかは未定ですし、「樹樹」の建物にも「居抜き」(旧店舗の設備を生かして安価に同業種等が出店すること)で焼肉店が入る可能性が全くないわけではありません。

現段階において木月4丁目交差点が「焼肉交差点」ではなくなったことは確かですが、今後の動向も注視してまいりたいと思います。

【関連リンク】
焼肉北京 ウェブサイト
2015/10/8エントリ 焼肉交差点の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に10月下旬~11月上旬移転決定、火災後半年を経て営業再開へ

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2015年
12月16日

中原平和公園の「彫刻展示広場」に並ぶ、7か国の彫刻家による9つの作品

【Reporter:はつしも】

「中原平和公園」は、その名前の通り平和を祈念する公園です。

同公園の用地はかつては「東京航空計器」の軍需工場だったものが戦後に米軍に接収され、米軍の出版センターが設置されていました。
1975年に日本に返還された際、隣接地にあった中原公園・木月住吉公園を統合し、現在の中原平和公園が1983年に開園しました。

このようなまとまった土地利用の転換が行われたことで、中原平和公園は武蔵小杉周辺において、等々力緑地に次ぐ40,740㎡の大規模公園として誕生しています。

■中原平和公園の彫刻展示広場
中原平和公園の彫刻展示広場

今回ご紹介するのは、中原平和公園の綱島街道側にある「彫刻展示広場」です。
ここには中原平和公園の開園年に開催された「緑と彫刻 国際彫刻シンポジウム」によりつくられた彫刻が展示されています。

■「緑と彫刻 国際彫刻シンポジウム」の記念碑
「緑と彫刻 国際彫刻シンポジウム」の記念碑

彫刻展示広場の中央には、「緑と彫刻 国際彫刻シンポジウム」の記念碑があります。
ここには9体の彫刻を作り上げた、7か国の彫刻家の名前が記されていました。

■(1)「太陽」(イバン・アバスカン フランス)
(1)「太陽」(イバン・アバスカン フランス)

まずこちらは、「太陽」という作品です。
その名前の通り丸い太陽のようなかたちで、丘の上から広場を照らしています。

■(2)「ここより…」(秋山礼巳 日本)
(2)「ここより…」(秋山礼巳 日本)

そして「太陽」の近くには、「ここより…」という作品があります。
まるで「どこでもドア」のように、彫刻の中を通ってどこかに行けそうです。

写真は「ここより…」の先が、「太陽」につながるイメージで撮影してみました。

■(3)「門」(リュボミール・カリナ クロアチア)
(3)「門」(リュボミール・カリナ クロアチア)

たいへん重厚感のある作品「門」です。
門ではありますが間口はたいへん狭く、隙間から向こう側を覗く感じです。

■門の向こうに見える、犬の散歩
門の向こうに見える、犬の散歩

「門」の向こうを覗いてみると…、散歩中の犬が見えました。
この彫刻展示広場は愛犬家の皆さんが多く、自然発生的なコミュニティスペースのようになっています。

■(4)「戦争と平和」(ジム・サンボーン アメリカ)
(4)「戦争と平和」(ジム・サンボーン アメリカ)

2つのタワーが並ぶこの作品は、「戦争と平和」という題がつけられています。
左側の、ヒビが大きく入った黒い塔が「戦争」、白い方が「平和」でしょうか。

■(5)「亜空の環」(岡本敦生 日本)
(5)「亜空の環」(岡本敦生 日本)

続いて「亜空の環」という作品です。

これを作成した岡本敦生氏は、当時の初歩的なコンピュータプログラムによって時空のはじまりを表現することを試み、近いコンセプトの作品群を生み出しています。

■岡本敦生氏ウェブサイト アーカイブス 亜空間に興味があった時代2
http://www.h2.dion.ne.jp/~okamotoa/arc/j/jikuu.html

作者である岡本敦生氏のウェブサイトには、1983年当時の「亜空の環」の写真が掲載されています。
開園当時の中原平和公園の様子も見えますが、今のような丘ではなく、平地に展示されているのがわかります。

現在の丘はその後に造成されたもので、彫刻も移設されたようです。

■「亜空の環」の間に見えるプラウドタワー武蔵小杉
「亜空の環」の間に見えるプラウドタワー武蔵小杉

見る角度を変えると、「亜空の環」の向こうにプラウドタワー武蔵小杉が見えました。
1983年当時にはなかった風景が、亜空間の向こうに出現しました。

中原平和公園の時間の流れを、ふと感じます。

■(6)大地に生きる母子(細井良雄 日本)
(6)大地に生きる母子

彫刻展示広場の綱島街道側のはずれには、「大地を生きる母子」がありました。
半人半獣のような母が子供を背負う、神話的な風景です。

■武蔵小杉の再開発ビルを見つめる母子
武蔵小杉の再開発ビルを見つめる母子

この母子像は、はからずも武蔵小杉の再開発ビルを遠く見つめるような構図になっていました。
これも1983年当時には、想像しなかった風景でしょう。

■(7)「川崎のアーテミス」(フランツ・クサバア・オルツァフ オーストリア)
(7)「川崎のアーテミス」(フランツ・クサバア・オルツァフ オーストラリア)

母子像が見つめる先、武蔵小杉の再開発ビルの手前には、「川崎のアーテミス」があります。

「アーテミス」=「アルテミス」とすると、、ギリシア神話の狩猟・貞潔の女神ですね。
また狩猟を由来にしたものかどうか、アメリカの高級ドッグフードにも同名の「アーテミス」というものがあります。

この彫刻が示す「アーテミス」が何か、正確なことはかわかりませんが、この周囲は前述の通り愛犬家のコミュニティスペースになっていまして、そこに「川崎のアーテミス」という彫刻があるのはたいへん奇遇であります。

■(8)平和と人間(レオ・コロンブルスト ドイツ)
(8)平和と人間(レオ・コロンブルスト ドイツ)

丘のふもとの方には、「平和と人間」という作品がありました。
中原平和公園は平和を祈念して開園した公園ですので、彫刻も平和をテーマにしたものが多くなっています。

全体を通して、なんとなくタワーのような形状の作品が多いですけれども、一大高層タワーエリアとなった武蔵小杉の将来を見通していたかのようです。

■(9)琵琶を奏でる少女(揚美応 中国)
(9)琵琶を奏でる少女

最後は住吉高校側のはずれにある、「琵琶を奏でる少女」です。
これはわかりやすい作品ですね。

以上の9作品が、1983年の「緑と彫刻 国際彫刻シンポジウム」においてつくられた彫刻です。

基本的には平和がテーマになっていますが、それだけに固定されずさまざまな見方ができたり、あるいは子供たちにとっての遊び場所になったりするのが、このような開かれた公園に置かれた作品の良いところではないかと思います。

中原平和公園には、他にも平和をテーマにした彫刻が多数展示されています。
そちらはまた別途、第2弾としてご紹介したいと思います。

【関連リンク】
川崎市 緑と公園 中原平和公園
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪

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