武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2024年
01月08日

ふろん太&ワルンタらマスコット集結!「令和6年川崎市二十歳を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催

本日、「令和6年(2024年)川崎市二十歳を祝うつどい」が等々力緑地の川崎市とどろきアリーナで開催されました。

川崎フロンターレのふろん太、ワルンタ、川崎市や中原区の各種マスコットキャラクターも集結して二十歳の若人の成長を祝いました。

■令和6年川崎市二十歳を祝うつどい
川崎市二十歳を祝うつどい

■二十歳を迎えた若人が集まった等々力緑地の催し物広場
二十歳迎えた若者が集まった等々力緑地の催し物広場

二十歳迎えた若者が集まった等々力緑地の催し物広場

二十歳迎えた若者が集まった等々力緑地の催し物広場

川崎市では、例年「二十歳を祝うつどい」を毎年「成人の日」にとどろきアリーナで開催しています。

従来は「成人の日を祝うつどい(成人式)」でしたが、成人年齢が18歳に引き下げられたため、昨年から「二十歳(はたち)を祝う集い」として開催されることとなりました。

今年の対象者は13,317人(前年比174人減)で、中原区はそのうち2,208人です。
午前の部は川崎区・幸区・中原区・高津区、午後の部は宮前区・多摩区・麻生区という2部構成です。

昨年のコロナ禍中では感染拡大防止の観点から3部構成でしたが、従来の2部構成に戻したかたちです。

二十歳を迎えた皆さんが等々力緑地の催し物広場に集まり、同窓会ムードで楽しそうでした。

■ふろん太&ワルンタ
ふろん太&ワルンタ

ふろん太&ワルンタ

催し物広場には、大勢のマスコットがお祝いに駆け付けていました。
川崎フロンターレからは、かつてここで成人式を迎えたふろん太・ワルンタが登場です。

ワルンタは金色の派手な着物を羽織り、記念撮影で顔を隠してしまう定番の悪戯を…。

■川崎市消防局の「太助」
太助

続いて、川崎市消防局のマスコットキャラクター「太助」です。
前日の中原地区消防出初式に続いての出動となりました。

■かわさきミュートン
かわさきミュートン

「音楽のまち・かわさき」のマスコットキャラクター「かわさきミュートン」です。
音符のような姿をしています。

■リサイクル推進キャラクター「かわるん」
かわるん

川崎市のリサイクル推進キャラクター「かわるん」です。
一見あまり動けないように見えますが、意外とさまざまなポージングをしてくれました。

■「エコちゃんず」
エコちゃんず

この二人組は、「カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略(CCかわさき)」のマスコットキャラクター「エコちゃんず」です。

「低炭素」「資源循環」「自然共生」に配慮した「エコ暮らし」を目指して、日々活動しています。

■選挙啓発キャラクター「イックン」
イックン

こちらは、川崎市の選挙啓発キャラクター「イックン」です。

かつては選挙権が二十歳からということもあって成人式に出ていましたが、現在は18歳に引き下げられました。

それでも若い世代の投票率が相対的に低いのは課題であり、引き続き「二十歳を祝うつどい」でも啓発活動に取り組んでいました。

■みんなで集合
みんなで集合

マスコットキャラクターたちはみんな人気で、多くの参加者が記念撮影をしていました。
ふろん太&ワルンタのコンビも良いですが、4人揃うとなかなか壮観ですね。

■記念撮影スポットの行列
行列

こちらは、「令和6年(2024年)川崎市二十歳を祝うつどい」の看板を立てた、記念撮影スポットです。
やはり看板を入れて撮りたくなるもので、長い行列ができていました。

■2階席まで多くの人が入ったとどろきアリーナ
2階席まで人が入ったとどろきアリーナ

新型コロナウイルスによる行動制限が撤廃され、従来通りの2部構成になったこともあって1回あたりの参加者は増えました。

ご覧の通り、川崎市とどろきアリーナの2階まで多くの参加者が入りました。

オープニングでは、歌手の井上苑子さんによるミニライブ・トークコーナーと、小中学校の先生や川崎フロンターレ小林悠選手・大島僚太選手、川崎ブレイブサンダース篠山竜青選手からのビデオメッセージ上映が行われました。

川崎フロンターレの小林悠選手からは、これまで支えてくれたたくさんの人に感謝の気持ちをもってほしいとのメッセージでした。

■川崎市二十歳を祝うつどい公式Youtubeチャンネル


■福田市長の挨拶
福田市長の挨拶

福田市長の挨拶

川崎市の福田市長の挨拶は、冒頭、元日に発生した能登半島地震や長く続いたコロナ禍にも触れ、厳粛な表情が目立ちました。

しかしながらご自身の経験も踏まえつつ、試練の中から豊かな未来を切り開けるというメッセージを参加者に届けました。

このほか、参加者代表スピーチとして中原区からは大竹莉子さん、小澤祐太さんが登壇されました。

川崎市のYoutubbeでオンデマンド配信されますので、そちらもご視聴ください。

■リアルタイムのテロップ表示
テロップ

テロップ

■手話の同時通訳
手話

二十歳を祝うつどいでは、例年通りリアルタイムのテロップ表示と、手話の同時通訳がありました。

多様な方の参加に配慮したものです。

■手荷物検査
手荷物検査

■警察車両
警察車両

会場には、お酒は持ち込めません。
等々力緑地の入口で手荷物検査が行われ、また神奈川県警も協力して安全管理を行っていました。

午前・午後の部ともに、無事に終えることができました。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「ふろん太&ワルンタらマスコット大集合!令和6年川崎市二十歳を祝うつどい」


また本日のハイライト動画を、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。
マスコットたちの楽しい様子を収録していますので、あわせてご視聴ください。

■2019年のふろん太・ワルンタ成人式より
新成人のふろん太とワルンタ

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 二十歳を祝うつどい
 ※配信URLが掲載されています。
川崎市二十歳を祝うつどい公式Youtubeチャンネル
2008/1/17エントリ とどろきアリーナの成人式の様子
2012/1/9エントリ 川崎市の2012年「成人の日を祝うつどい」開催
2019/1/14エントリ 川崎市「平成31年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで本日開催、1999年3月14日生まれ「ふろん太&ワルンタ」成人式も挙行
2020/1/14エントリ 「令和2年川崎市成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、成人年齢引き下げ後は「20歳を祝うつどい」に改称へ
2021/1/11エントリ 川崎市「令和3年成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、緊急事態宣言下で感染症防止対策&ライブ配信実施、中村憲剛選手らが動画で祝賀メッセージ
2022/1/10エントリ 「令和4年川崎市成人の日を祝うつどい」がとどろきアリーナ・ライブ配信併用で開催、バイク川崎バイクさん・川崎フロンターレ選手らが祝賀メッセージ
2023/1/9エントリ 「令和5年川崎市二十歳を祝うつどい」がとどろきアリーナで開催、川崎フロンターレ・川崎ブレイブサンダースらが祝賀メッセージ

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2024年
01月07日

「令和6年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、各種消防車両行進に名物「一斉放水」も

本日、「中原地区消防出初式」が等々力緑地の催し物広場で開催されました。
中原区内の各消防団や協力団体、また各消防車両の行進や一斉放水などが行われ、多くの方が見物に訪れました。

中原地区消防出初式

■等々力緑地の催し物広場の石碑
等々力緑地の催し物広場の石碑

等々力緑地の催し物広場には、上記写真のような石碑があります。
この石碑に記載の通り、催し物広場は消防出初式や消防訓練の場所として長く活用されてきました。

昨今防災対策の重要性が高まる中、この広場は中原消防団の皆さんの献身的な尽力により川崎市を代表する消防訓練の拠点となっているということです。

■「KOSUGI Jewels」のキッズチアダンスからスタート
KOSUGI Jewelsのキッズチアダンスからスタート

「中原地区消防出初式」は、例年地域のダンスチームによるパフォーマンスも行われます。
今回は冒頭に「KOSUGI Jewels」のキッズチアダンスが行われました。

「KOSUGI Jewels」は、「In Unity」など地域のイベントなどにも多数出演しており、弊紙でも過去にご紹介しておりました。

■中原消防署長のご挨拶
中原消防署長のご挨拶

最初に、中原消防署の熊谷署長のご挨拶がありました。
熊谷署長は前任の高津消防署で市内初の女性署長となり、昨年4月に中原消防署長として着任しました。

冒頭、元日に発生した能登半島地震に触れ、中原区の防災においても消防団の存在が欠かせないこと、また災害発生時には加えて地域の皆さまの力も必要であることをお話になりました。

■中原地区の消防団や協力団体の行進
中原地区の消防団や協力団体の行進

消防団や協力団体の行進

■中原消防ボランティア委員会
ボランティア

続いて、中原地区の消防団や協力団体の行進です。
中原地区には、小杉、中原、住吉など各地区ごとに消防団が組織され、地域の防災・消防活動にあたっています。

■企業の自衛消防隊も
企業の自衛消防隊

企業の自衛消防隊

また中原地区では、大規模な事業所を有する企業にも自衛消防隊が組織されています。

中原地区消防隊出初式には、三菱ふそうトラック・バス、NEC、富士通川崎工場から自衛消防隊が参加していました。

■川崎市消防局のマスコットキャラクター「太助」
川崎市消防局のマスコット「太助」

■中原地区少年消防クラブ
中原地区少年消防クラブ

続いて川崎市消防局のマスコットキャラクター「太助」と、中原地区少年消防クラブです。

少年消防クラブは、小学校3年生から6年生の少年・少女が、火災予防に関することを学び、正しい防火知識を身につけるとともに、クラブ活動を通じて規律正しく明るく元気に育つことを目的として活動しています。

■消防車両の行進
消防車両の行進

消防車両の行進

■はしご車
消防車両の行進

■大型ポンプ車
消防車両の行進

■救助工作車「ASTACO」
消防車両の行進

行進の最後は、消防車両です。

各消防団の車両や、はしご車・大型ポンプ車・救助工作車「ASTACO」など、さまざまな役割の車両が次々登場して、子どもたちも大いに盛り上がっていました。

全車両は武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで動画を公開いたしますので、そちらをご参照ください。

■火の用心の舞
火の用心の舞

■一斉放水
一斉放水

子どもたちの「火の用心」の舞に続いて、消防出初式の最大のみどころ、一斉放水です。

ちょうど5年前、2019年に消防出初式をレポートした際には残念ながら曇天だったのですが、本日の一斉放水時は比較的青空になりました。

背景が青空ですと、やはり放水がよく映えますね。

■中原消防団長のご挨拶
中原消防団長のご挨拶

最後、中原消防団長のご挨拶で「中原地区消防出初式」は終了です。
今後も中原消防署と協力して、地域で活動していくということです。

■消防車両の展示
消防車両の展示

また出初式終了後、行進した消防車両はそのまま展示され、記念写真の撮影や乗せていただいたりすることができました。

催し物広場で公開されたプログラムは約30分で、寒い中ではありましたが子どもたちを中心に皆さん楽しまれたのではないでしょうか。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「一斉放水や消防車両の行進も!令和6年中原地区消防出初式」


本イベントのハイライト動画(消防車両全収録)を武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開いたしましたので、あわせてご視聴ください。

なお、消防団は随時団員を募集しておりますので、詳細は関連リンクより公式ウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 中原消防署
川崎市ウェブサイト 中原消防団 消防団員募集
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
2017/6/5エントリ 「第46回中原消防団消防大会」が等々力緑地で開催、中原区の各分団が救助・出動・消火の技を競い合う
2019/1/6エントリ 「平成31年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、消防航空隊ヘリ「そよかぜ2号」も登場
2020/7/6エントリ 中原消防団住吉分団の「住吉東器具置場」が公有地に拡張移転、女性団員受け入れにも配慮した施設に
2021/10/4エントリ 川崎市中原消防団が日本医科大学武蔵小杉病院の解体予定旧棟で訓練を実施、首都直下地震に備え災害対応力強化
2022/3/5エントリ 川崎フロンターレ藁科社長が中原消防署に退任挨拶訪問、長年の協力に署員がサプライズの花道【社長・署長取材あり】
2022/7/15エントリ 中原消防団中原分団小杉班器具置場が建て替えにより女性消防団員にも対応、シャッターが川崎フロンターレ装飾に
2023/7/7エントリ 中原消防署で有事に備える高所訓練の賜物。「高速綱渡り」を綱島街道から観測

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2024年
01月06日

川崎市立橘高校スポーツ選手が新春活躍、卒業生が箱根駅伝走り春高バレー男女同時出場

新春から、川崎市立橘高校在学・出身のスポーツ選手らの活躍が続いています。

1月2日~3日の第100回東京箱根間往復大学駅伝「箱根駅伝」では川崎市立橘高校出身の3選手がメンバー登録され、そのうち東海大学のロホマン・シュモン選手が10区を走りました。

1月4日~8日にかけて開催中の第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会「春高バレー」では、川崎市立橘高校バレーボール部が神奈川県代表として男女同時出場を果たしました。

男子は3回戦、女子はシード2回戦で敗れたものの、東京体育館で熱闘を繰り広げました。

橘高校には春高バレー出場を祝う懸垂幕が掲出されていたほか、綱島街道沿いの「住吉酒場」の店頭においても応援メッセージの横断幕が掲示されていました。

■東海大学公式X 10区ロホマン・シュモン選手
橘高校から東海大学に進学したロホマン選手は、最終区10区で11位と4秒差の10位でタスキを受け取りました。

箱根駅伝では10区までが来年無条件で出場できる「シード権」を得られます。

東海大学としては3年ぶりのシード獲得を目指して最終区を走る形になりましたが、繰り上げスタートにより「見た目の順位」と「記録上の順位」が異なり、たいへん難しい競り合いになりました。

最終的には11位でのゴールとなりましたが、力を尽くした走りに沿道からも惜しみない声援が送られました。

■國學院大學 瀬尾秀介選手X
同じく橘高校出身、國學院大學の瀬尾秀介選手は、当初1区にエントリーされていましたが、エントリー変更があり出場はありませんでした。

4年生ということで、今回が最後の箱根駅伝でした。
Xで情報発信され、これまでの応援に感謝のメッセージも投稿されていました。

なお、國學院大學陸上部の皆さんは多摩川の土手をランニングされている姿を見かけることがあります。

■順天堂大学公式Instagram 古川達也選手


さらに順天堂大学の古川達也選手も橘高校出身でした。
メンバー登録はありませんでしたがまだ1年生ですので、また来年以降の活躍も期待ですね。

「奇跡を待つより捨て身の覚悟」は、座右の銘です。



■橘高校の「春高バレー」男女出場の懸垂幕
春高バレー出場

そして本日まで「春高バレー」に出場していたのが、川崎市立橘高等学校の男女バレーボール部です。

ご覧の通り、中原区中丸子にある校舎には、「祝全国大会出場!第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会 川崎市立橘高等学校 男子/女子バレーボール部」の懸垂幕が並んでいました。

男女同時に神奈川県代表(男女とも2校ずつ)になるというのは、素晴らしいことですね。

■「住吉酒場」の応援横断幕
住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

住吉酒場の応援横断幕

こちらは、綱島街道の「住吉酒場」で掲示されていた応援横断幕です。
マジックが備え置かれていまして、自由に応援メッセージを書けるようになっていました。

「両足着ち(着地)」というのは、バレーボールで足を痛めないための基本的な着地です。

こうして地域で温かいメッセージが寄せられているのをみて、心温まりました。

■川崎市立橘高等学校の校舎
橘高等学校の校舎

橘高校の懸垂幕

川崎市立橘高校は、東京オリンピックにもバレーボールの島村春世選手(NECレッドロケッツ)、サッカーの三笘薫選手(元川崎フロンターレ、現英国ブライトン)が出身選手として出場するなど、優れたスポーツ選手を輩出してきました。

地元高校や出身選手の活躍には、今後も注目して参りたいと思います。

【関連リンク】
川崎市立橘高等学校 ウェブサイト
春高バレー ウェブサイト
箱根駅伝 ウェブサイト
2021/8/4エントリ 川崎フロンターレ出身五輪代表、田中碧・三好康児・三笘薫ら各選手の祝賀メッセージが出身の新城高・橘高・富士通川崎工場に掲示
2022/1214エントリ 川崎フロンターレを今季退団、知念慶・丹野研太両選手の送別会が橘高校で開催、寄せ書き贈呈しサポーターと交流

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2024年
01月05日

武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント「家族の絆」前に川崎市制100周年装飾が登場

川崎市は、今年2024年に市制100周年を迎えます。
これを記念してさまざまな催しが企画されているほか、中原区役所など各所に100周年記念の掲示等が行われています。

今回ご紹介するのは、武蔵小杉駅東口駅前広場の花壇の装飾です。

■武蔵小杉駅東口駅前広場の花壇
東急武蔵小杉駅東口駅前広場の花壇の装飾

武蔵小杉駅東口駅前広場は、武蔵小杉南口地区西街区第一種市街地再開発事業の一環として整備され、2014年3月30日に供用開始になりました。

駅前広場のロータリー中央部には植栽があり、そこにモニュメント「家族の絆」が同年6月29日に設置されていました。

このモニュメントは、武蔵小杉周辺の町内会・商店街による「武蔵小杉駅周辺再開発協議会」の意向を受けて、武蔵小杉駅南口地区東街区再開発組合が川崎市に寄贈したものです。

モニュメントの作成はデザイナーの鈴木尚和氏が手がけました。

<「家族の絆」のメッセージ>(設置当時、鈴木尚和氏による)
街に住む「人々」・「家族の絆」をイメージし構想しました。
かつて工業都市駅のあった街であることから、歯車などをモチーフ(題材)に進化させた形のロボットを「男女-カップル」」に見立て愛を育む家族を象徴的に表現しました。
一体化された「男女-カップル」は、それぞれ卵型をしており、卵は誕生や始まりのイメージを感じさせます。
人々の新しい街のつながり、広がり、交流の輪となって未来に向かい街の発展・成熟を願ってデザインしました。

このデザインは上記のようなコンセプトで作られています。

今回、川崎市制100周年の装飾が行われたのは、この「家族の絆」オブジェの前です。

■川崎市制100周年の装飾
川崎市制100周年の装飾

こちらが、川崎市制100周年の装飾です。
川崎市の赤・緑・青の3色で「100」のブロックを表現しています。

設置されたのは昨年末で、東急武蔵小杉駅前から良く見えますので、お気づきになっていた方も多いのではないでしょうか。

■小杉小学校6年生による川崎市制100周年のメッセージ
川崎市制100周年の祝賀メッセージ

川崎市制100周年の祝賀メッセージ

川崎市制100周年の祝賀メッセージ

川崎市制100周年の祝賀メッセージ

また、植栽の装飾前のバス停では、川崎市立小杉小学校6年生がデザインした、川崎市制100周年の祝賀メッセージも掲示されていました。

これらのメッセージは中原区役所の花壇などに掲示されており、弊紙でも2023/12/18付記事でご紹介しておりました。

■中原区役所正面玄関脇のデザイン花壇
中原区役所正面玄関脇のデザイン花壇

■「明るい町小杉 100周年おめでとう」
明るい町小杉 100周年おめでとう

武蔵小杉駅東口駅前広場の装飾とあわせて、通行の際にでもご覧になってみてください。

【関連リンク】
川崎市制100周年事業公式ウェブサイト
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/6/29エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが本日設置、LEDで「小杉ロボ」が七色に光る機能を披露
2023/6/30エントリ 武蔵小杉駅など中原区内各駅で「川崎市制100周年PR大作戦!」展開、NECレッドロケッツや川崎フロンターレら参加し区役所に横断幕も
2023/12/18エントリ 中原区役所の花壇に小杉小学校6年生による「川崎市制100周年」祝賀イラストメッセージが登場、優しく笑顔あふれる街に期待寄せ

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2024年
01月04日

東急武蔵小杉駅南口高架沿いに三井のリパーク駐輪場が新規オープン、シンガポール発の生絞りオレンジジュース自販機「IJOOZ」も登場

東急武蔵小杉駅南口の高架沿いに、隠れ家的な駐輪場「エコステーション21武蔵小杉」があることを、今から約15年前、2009/2/15付記事でお伝えいたしました。

当時は道路沿いに古い建物があり、その裏側に駐輪場が隠れていた恰好だったのですが、建物が取り壊され、「エコステーション21武蔵小杉」の土地と一体化しました。

「エコステーション21武蔵小杉」も一旦閉鎖され、土地利用が注目されましたが、「三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場」として新規オープンしました。

同駐輪場には、シンガポール発の生絞りオレンジジュース自動販売機「IJOOZ(アイジュース)」も設置されています。



■東急線高架沿いの「三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場」
三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場

こちらが、東急線高架沿いの「三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場」です。
写真の背後が東急線高架、左側が横丁タイプの飲食商業施設「武蔵小杉一番街」、右側が理髪店「大東京」です。

従来はこの敷地の右側に古い建物があり、左側に間口の狭い駐輪場入口があったのですが、ご覧の通り解体されて一体的な綺麗な敷地になりました。

■2009年の「エコステーション21武蔵小杉」
従来のエコステーション21武蔵小杉

従来のエコステーション21武蔵小杉

こちらが、2009年当時のエコステーション21武蔵小杉です。
駐輪場が建物の裏に隠れていたため、「隠れ家的な駐輪場」としてご紹介しておりました。

隠れ家といっても良い場所にありますから、写真の通り利用率は高い状態でした。
しかしながら閉鎖的な場所にあり、例えば仕事で遅くなった女性が深夜に自転車を取りに行くのは少々怖かったと思います。

■視界が開けた三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場
視界が開けた三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場

それがご覧の通り、三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場となって奥まで視界が開けました。

向かい側は深夜まで営業している飲食店「ブラッスリームー」ですし、防犯上のリスクはだいぶ改善されたのではないでしょうか。

■駐輪場精算機
駐輪場の精算機

■12時間120円
12時間120円

三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場は、12時間ごと120円です。
かつてのエコステーション21武蔵小杉が2009年当時に6時間ごと100円でしたから、それよりも安くなっています。

■シェアサイクル「ハローサイクリング(ダイチャリ)」のステーションも
ハローサイクリング

また三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場には、シェアサイクル「ハローサイクリング(ダイチャリ)」のステーションも新設されていました。

このシェアサイクルのステーションは武蔵小杉駅のすぐ近くには意外と無く、東急武蔵小杉駅南口方面ではグランツリー武蔵小杉のステーションと並ぶ近さではないでしょうか。

■シンガポール発の生絞りジュース自販機「IJOOZ(アイジュース)」
生絞りオレンジジュース自販機「IJOOZ」

そしてこちらが、駐輪場の入口に設置された生絞りオレンジジュース自販機「IJOOZ(アイジュース)」です。

「IJOOZ」は、2016年にシンガポールで創業したloTテクノロジー企業です。

主な製品である生搾りオレンジジュース自動販売機はシンガポールで約820台が稼働しているほか、世界34ヵ国に展開して2023年4月に日本進出しました。

現在は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、大阪府、京都府、兵庫県に約155台を展開してSNSでも話題になっていました。

■オレンジジュース1杯に4個のフレッシュオンレンジを使用
1杯に4個のフレッシュオレンジを使用

「IJOOZ」の生搾りオレンジジュース自販機は、1杯につき4個の無農薬フレッシュオレンジを使用しています。

砂糖・水を一切使用しない、100%フレッシュオンレンジジュースです。

■オレンジ生絞りの進捗グラフ
オレンジ生絞り中

■IJOOZ株式会社提供による生絞り時の写真(駐輪場とは別機体です)
オレンジ生絞り中

オレンジ4個を生絞りしますので、ボタンを押してから出来上がりまでは45秒ほど時間がかかります。

4個のオレンジが順次投入されていく様子は外からも見え、進捗状況はグラフで表示されます。

280mlで350円です。

■オレンジジュース出来上がり
出来上がり

■ストローは自販機に付属
ストロー取り出し口

■ストローをさしていただきます
ストローをさしていただきます

出来上がったら自販機の取り出し口からストローを取り、オレンジジュースをいただきます。
フレッシュオレンジですから、やはり美味しかったです。

IJOOZは世界中のオレンジファームと直接契約しており、季節に応じてオレンジの品種が異なるため、年間を通してオレンジジュースの味は変わっていくそうです。

また季節を変えて、飲んでみたくなりました。
駐輪場をご利用の際やご通行の際にでも、とりあえず自動販売機をご覧になってみてください。

■IJOOZ 公式X
■マップ


【関連リンク】
IJOOZ ウェブサイト
三井のリパーク武蔵小杉駅前駐輪場
2009/2/15エントリ 武蔵小杉の隠れ駐輪場「エコステーション21武蔵小杉」

(シェアサイクル関連)
ダイチャリ(ハローサイクリング)ウェブサイト
ハローサイクリング ウェブサイト
ハローサイクリング ステーションマップ
2018/12/14エントリ グランツリー武蔵小杉でレンタサイクルサービス「ハローサイクリング」が提供開始、セブンイレブン各店で拡大中
2019/2/5エントリ 川崎市と民間企業等連携で「多摩川シェアサイクル社会実験」を実施、丸子橋~二子新地間で「ハローサイクリング」のポート7か所を供用開始
2021/4/22エントリ 川崎市がシェアサイクル実証実験を拡大、武蔵小杉周辺で中原区役所・等々力緑地・中原平和公園・国際交流センターなど公共施設にサイクルポート設置

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2024年
01月03日

中原区の招福スタンプラリー!2024年の「川崎七福神巡り」推奨ルート完全ガイド

中原区では、毎年元日から7日まで「川崎市七福神めぐり」が実施されています。
正月二日の夜、宝船に乗った七福神の絵を枕の下に入れて寝ると縁起が良いとされ、新春の巡拝が古くから地域で行われてきました。

七福神は恵比寿神(清心)、大黒天(財富)、毘沙門天(栄光)、弁財天(愛情)、福禄寿(人望)、寿老神(長命)、布袋尊(寛容)の7人の神様で、これらの神様を祭る中原区内の7つの寺院をめぐります。

各所で御朱印帳(色紙)に御朱印を押していただきつつ、七福神の功徳によって新年の幸福を祈ります。

弊紙では2017年、2020年にレポートをしておりましたが、今回は4年ぶりに、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルによるガイド動画とともにご紹介をしたいと思います。

■川崎七福神
川崎七福神巡り

■川崎七福神のGoogleマップ


「川崎七福神」は、福禄寿の「安養寺」、弁財天の「宝蔵寺」、毘沙門天の「東樹院多聞寺」、大黒天の「西明寺」、恵比寿神の「大楽院」、寿老神の「無量寺」、布袋尊の「大楽寺」で構成されています。

いずれも中原区内にあり、自転車で2時間半程度あれば回れるでしょう。

回るコースはお住いの場所によって異なるはずですが、武蔵小杉駅から北西側に一番遠いのが安養寺、南に一番遠いのが大楽寺です。
このいずれかが始点または終点になる方が多いのではないでしょうか。

弊紙では過去レポート同様、北西端の安養寺から回ってみました。



■「安養寺」への曲がり角
案楊寺への曲がり角  

安養寺は武蔵新城駅の北側にあります。
武蔵小杉方面からは南武沿線道路西に進み、上記の交差点で右折するのがお勧めです。

■「福禄寿」の安養寺
安養寺

安養寺は天輪山無量寿院と称し、大日如来が本尊です。

1567年(永禄10年)頃の開山といわれ、火災等により古来の建物や文献が失われたため詳細は不明な部分もあります。
現在の本堂は、関東大震災による被災後、1966年に再建されたものということです。

「川崎七福神」の各寺院は、境内の赤いのぼりが「川崎七福神」の目印となっています。

■境内の福禄寿
福禄寿の像  

福禄寿の木造

この安養寺には、福禄寿が祭られています。
福禄寿は中国の神様で、「人望」を象徴しています。

杖の頭には経巻が結び付けられ、白鶴を伴っているのが特徴です。
この経巻は人の寿命を記し、福は「指宝」、禄は「地位」、寿は「長命」で、この3つを備えた人は人望を得るということです。

■御朱印の受付
御朱印の受付

■最初の御朱印帳(色紙)
最初の御朱印帳  

「川崎七福神めぐり」では、最初に訪問した寺院で御朱印帳(色紙)を300円で購入します。

そしてほかの6か所の各寺院では200円をお支払いして、御朱印を押していただくかたちになります。
つまり、合計1,500円を要するということですね。

安養寺で最初に御朱印帳をいただくと、すでに福禄寿の御朱印が押してあります。
ここから七福神巡りのスタンプラリーがスタートです。



■弁財天の「宝蔵寺」
法蔵寺  

続いて宝蔵寺は、安養寺から大谷戸小学校の前を通過してすぐの場所です。
こんかい計測したところ、自転車で2分程度でした。

創建は1520年(永正17年)で、本尊は子育地蔵菩薩です。当初の主家であった吉良氏の没後に土着し、周辺の土地を大ヶ谷戸と名付けました。
天文年間に原氏が祈願所として宝蔵寺を再建し、現在に至ります。

■境内の弁財天
弁財天

ここでは七福神のうち女性の神様、弁財天が祭られています。

弁財天はインドの神様で「愛情」を象徴し、音楽などの芸術や商売繁盛を司っています。
もともとは河川が神格化した水の神様で、多くの弁財天は海岸や川沿いなど、水に縁のある場所に祭られています。

■船に乗った七福神
舟に乗った七福神

七福神というと、船に乗ったイメージが強いでしょうか。
川崎七福神の寺院では、唯一法蔵寺に船に乗った石像があります。

■御朱印の押印
御朱印の押印  

■法蔵寺でいただいた弁財天のお守り
弁財天のお守り

2つ目以降の寺院では、最初にもらった御朱印帳にひとつずつ押印していくかたちになります。
また、法蔵寺では弁財天のお守りも毎年いただけます。

これは常に懐に入れておくものですので、お財布など適切な場所に収めておくのがよいでしょう。



■毘沙門天の「東樹院多聞寺
 多門寺

宮内新横浜線を渡り、西下橋の交差点で府中街道も横断して宮内の住宅街に入っていくと、東樹院多聞寺があります。
このルートは少々わかりにくいため、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルのガイド動画もご参照ください。

多聞寺は1458年(長禄2年)、平氏の流れをくむ武州の豪族・石井源左衛門がこの地で毘沙門天の社を見出し、堂宇を再建したとされています。

現在の本尊である不動明王が勧請されたのは寛永年間で、近江の法印尊義和尚が石井氏の菩提を弔って堂宇を建立し、ご本尊として安置したということです。

■境内の毘沙門天
境内の毘沙門天   

そのような経緯で、ここでは毘沙門天が祭られています。
毘沙門天はインドの神様で「栄光」を象徴し、手に持った多宝塔で財宝を授け、また外敵を打ち払う戦勝の神様でもあり、内なる煩悩も払ってくれるとされています。

よく説法を聞くことから「多聞天」とも呼ばれ、「東樹院多聞寺」の名前の由来にもなっています。

■御朱印の受付は建物内
御朱印の受付は建物内

法蔵寺では、御朱印の受付は建物内でした。

■近隣七福神のご案内マップ
法蔵寺への道案内  

西明寺への道案内

また東樹院には、近隣の七福神「宝蔵寺」「西明寺」のご案内マップもありました。

最近はスマートフォンなどでエントリ冒頭に掲載したGoogleマップなどを参照される方が多いと思いますが、七福神巡りはシニア層も多く参加されます。

こうしたアナログなガイドも、役に立つのではないでしょうか。



■大黒天の「西明寺」
西明寺   

続いて中原街道沿いの西明寺です。
弊紙では法蔵寺から等々力緑地沿いを経由して西明寺までアクセスしており、中原街道は使っていません。

ただ裏路地が分かりにくいという方は、一旦府中街道に出て中原街道からアクセスすることも考えられます。

西明寺はこれまでにも、大みそかの除夜の鐘や、中原街道の歴史を残す「カギ道」と一緒にご紹介をしてまいりました。
創建時期は不明ですが、北条時頼の信仰が厚く、北条氏ともゆかりの深い神社です。

江戸時代には徳川家康港がたびたび鷹狩りで訪れたということで、かつての中原街道の中心的存在でした。
 
■本堂内の大黒天
大黒天  

西明寺では、大黒天が祭られています。
大黒天はインドの神様で「財富」を象徴し、働き者のために打ち出の小槌をふるって富をもたらすとされています。

頭にかぶった頭巾は、「上を見ず、うつむいて働け」との教えで、勤労が徳であり、怠惰な者の頭を打つのが小槌であるということです。

七福神の中でも、知名度が高い神様ですね。

■大黒天の御朱印受付
大黒天の御朱印の受付  

西明寺の御朱印受付は、本堂の隣にあります。
ここでは過去にご紹介した「だるまのおみくじ」なども販売しています。



■恵比寿天の「大楽院」
大楽院

そして西明寺から中原街道を経由し、綱島街道を渡った先にあるのが「大楽院」です。
すぐ隣が「丸子山王日枝神社」です。

大楽院は真言宗豊山派で、奈良県の長谷寺の直轄寺院です。
1704年(元禄17年)の長谷寺末寺帳や「武蔵風土記稿」などに、かなりの寺格を有していたことが伺われる記述が残されています。

■大楽院の恵比寿堂
大楽院の恵比寿堂  

恵比寿堂

大楽院で祭られているのは「恵比寿天」です。

七福神の中では唯一の日本の神様で、「清心」を象徴します。

イザナギとイザナミの3番目の御子として生まれたとする説も有力な海の守り神です。釣竿をかついだ姿で、おめでたい「えびす顔」が有名です。

当初は漁業者の神様でしたが、海産物の売買を通して商売繫盛の神様として信仰されるようになりました。
江戸時代の名僧・天界僧正によれば、恵比寿神は律儀、福徳、収穫・良果の3つの徳を讃えているということです。

境内の恵比寿天は「恵比寿堂」の中に安置されています。

■セルフサービスの御朱印
セルフサービスの御朱印  

大楽院の御朱印は、「人員不足のため」ということで例年セルフサービスになっています。
200円は浄財箱に入れまして、現地に掲示されている見本通りに御朱印スタンプを押します。

なお、大楽院から「川崎七福神巡り」を始める場合は、インターホンなどで人を呼ぶことになります。



■寿老神の「無量寺」
無量寺  

大楽院の前の道路をまっすぐ南下していくと、中丸子児童公園前で「無量寺」に到着します。
1580年(天正8年)に覚源和尚により開創され、村の豪士・野村七左衛門が帰依して無量寺を菩提寺としたとされています。

本堂は残念ながら1945年に戦災で焼失しましたが、戦災を逃れた都内の寺院から、築200年以上の本堂を譲り受けて移築したのが現在の本堂です。

■本堂内の寿老人と七福神
寿老人  

無量寺では寿老神を祭っています。

寿老神は中国の神様で、名前の通り「長命」を司っています。
手にした巻物には人命の長さが記され、長寿の守りとされている鹿を常に伴っています。

鹿は千五百歳で、その肉を食べた者は2千年の長寿が得られ、杖の先に結びつけられた軸は人の寿命を記した帳簿であるとされています。

■御朱印のセルフサービスコーナー
セルフサービス  

また無量寺では、有人の事務所でも御朱印を押していただけますが、行列になっている場合など、お急ぎの方向けにセルフサービスコーナーを利用することも可能でした。

■無量寺向かいの「中丸子児童公園」
無量寺向かいの「中丸子児童公園」 

また、2017年にもご紹介した通り、無量寺の向かい側には、2016/12/22エントリ「アミガサ事件」の記念碑と遺構をご紹介した「中丸子児童公園」があります。

川崎七福神めぐりの道中、立ち寄ってみるのもよいと思います。



■布袋尊の「大楽寺」
大楽寺  
 
無量寺から最後の大楽寺に最短で到達するのは、ルートが少々複雑です。
途中に南武線・横須賀線・府中街道がありますので、地図上で直線的に最短距離を進むことができません。

細かい路地を使うと迷う可能性もありますので、無量寺から少し北に戻って、御幸踏切や向河原駅前踏切で横須賀線を渡ってから綱島街道を南下し、木月4丁目交差点を左折するのが一番シンプルではないでしょうか。

「大楽寺」は、大楽幼稚園が併設されている寺院です。 
創建については明らかでありませんが、中興開山は1741年(天文6年)法印智法によるとされています。
本尊は胎蔵界大日如来が安置されています。

また、大楽寺には「大楽幼稚園」が併設されています。

■境内の布袋尊
布袋尊  
 
大楽寺には、「寛容」や和合、笑いを象徴する中国の神様「布袋尊」が祭られています。

七福神の中では唯一実在したとされている人物で、恰幅の良いお姿が、親しみやすい印象を与えます。
家内安全や学業成就にご利益があるとされ、布袋尊を拝むことで寛容な心が得られるということです。

■本堂の御朱印はセルフサービスに
セルフサービス  

セルフサービス

セルフサービス

大楽寺では、2020年にご紹介した際には本堂の中に人がいて御朱印を押してくださったのですが、今年はセルフサービスになっていました。

■「川崎七福神」のガイドブック
「川崎七福神」のガイドブック

本堂内では、「川崎七福神」のガイドブックも100円で販売されていました。
各寺院や七福神についてもっと知りたい方は、こちらを購入されるとよいでしょう。

なお、もっと簡単なB4用紙両面1枚のガイドチラシは、各寺院で無料配布されています。

■日付の記入
日付の記入

日付の記入

布袋尊
ですべての御朱印が揃ったことで、最後に御朱印帳が完成した日を、参拝日として記入いただきます。

これはさすがにセルフサービスではなく、大楽寺で書いていただけました。

本サイトでは大楽寺を最後に回っていますが、ほかの寺院を最後にしても問題ありません。

ただし、完全セルフサービスの大楽院を一番最後にした場合、日付を自分で書くことはできませんから、一応有人対応が可能な寺院を最後に回したほうがよさそうです。

■完成した御朱印帳
完成したご朱印帳  

こうして、ご朱印帳が無事に完成しました。
自転車で回ってもそれなりに体力を使いますので、その分達成感がありました。

「七福神巡り」を単なるスタンプラリーとしてとらえると、とにかく御朱印だけ貰っていくのが一番早いかもしれまんが、各寺院を巡拝していくのが本来の趣旨です。

参加者の方も皆さん、最初にお参りされていました。

「川崎七福神巡り」は必ずしも一気に回る必要はありません。
元日から1月7日までの9:00~16:30、つまり次の土日が丸々使えますので、無理のない範囲で回ってみてはいかがでしょうか。
 
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 中原区の招福スタンプラリー!川崎七福神巡り


最後に、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルに「川崎七福神巡り」のガイド動画を公開いたしましたので、ご紹介いたします。

弊紙推奨のルート(早送り)も動画で完全収録していますので、ご参考にしてみてくださいね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣
川崎七福神 ウェブサイト
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/1/2エントリ 武蔵小杉の2009年除夜の鐘と初詣
2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2017/1/3エントリ 中原区の7寺院をめぐる、福運スタンプラリー。2017年1月7日(土)まで実施中「川崎七福神めぐり」完遂レポート 2020/1/6エントリ 中原区の7寺院で、幸福を呼ぶ御朱印集め。2020年の「川崎七福神めぐり」

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2024年
01月02日

「宮内歴史ガイド」探訪(3):常楽寺薬師堂への道標建立から200年、川崎~八王子まで広がった薬師信仰の痕跡残る

宮内地区の歴史を伝える「宮内歴史ガイド」の案内が、同地区内各所に設置されています。

これは地域自治会による「宮内歴史ガイド委員会」が各所の史跡紹介を紹介するもので、現地での案内に加えて専用のウェブサイトにおいてより詳細な情報を掲載しています。

弊紙では2021年に「黄金塚」「八目土」「枠鼻」をご紹介しておりましたが、今回は約3年ぶりに「道標・薬師堂」をご紹介したいと思います。

■府中街道沿いの「道標・薬師堂」
府中街道沿いの道標・薬師堂 

「道標・薬師堂」があるのは、府中街道の「常楽寺入口」信号の角地です。
その名前の通り、この角を曲がると薬師堂がある「常楽寺」、「春日神社」に至ります。

角地に立っているのが薬師堂への道標と、「宮内歴史ガイド」の案内です。

■「宮内歴史ガイド」の案内
道標薬師堂

こちらが「宮内歴史ガイド」の案内です。

角地に建てられているのは街道沿いから奥にある薬師堂を案内するための道標で、ここからお堂までの参道入口には大きな門があったと伝えられているそうです。

当時は「薬師護摩講」が稲毛領、川崎領の広範囲に普及しており、病を治す法薬を授ける仏として薬師如来が安置されていたということです。

現地に記載されているのは簡単な説明ですが、QRコードから参照するとさらに詳しい情報が掲載されています。

■薬師堂への道標
薬師堂への道標

道標には、府中街道の道路に面して「薬師如来 春日山」と記されてます。
街道を歩いてくる人々に、「ここを曲がると薬師堂がある」と知らせるものだったのでしょう。

また前述の通り、ここには大きな門があったといいますから、さらにわかりやすかったのではないでしょうか。

現在は門は失われているものの、この場所には屋号として「大門」と呼ばれた旧家があったといいます。

■「右」(武蔵小杉方面)の案内
武蔵小杉方面の案内

こうした道標は、多くが道案内の役割を果たしています。
「右」(武蔵小杉方面)と「左」(溝の口方面)の案内があり、上記は「右」です。

「右 小すぎ(小杉) 川さき(川崎)」との案内に加えて、文政7年(1824年)に建立されたものであることがわかりました。

今年が2024年ですので、ちょうど200年前ということになります。

■「左」溝の口方面の案内
左(溝の口方面)の案内

一方、反対側の「左」(溝の口方面)の案内です。

「左 みぞのくち(溝の口) 八おうじ(八王子)」とあります。
またこの道標を建立したのが石井八左衛門という方であることもわかりました。

■春日山醫王院常楽寺の参道
春日山常楽寺

■薬師堂
薬師堂

薬師堂

薬師堂

道標の奥には、春日山醫王院常楽寺の参道があり、正面が薬師堂となっています。

常楽寺は、奈良時代に聖武天皇の御願所として行基菩薩によって開基されたとされています。
川崎市の重要歴史記念物に指定されている木造の聖観世音菩薩立像・木造釈迦如来坐像・十二神将などが所蔵されています。

病気・災難・飢餓などからの救いを求める薬師如来信仰が平安時代からあったとされ、小田中や小杉の近隣の稲毛荘、川崎や八王子あたりまで「薬師護摩講」が広まっていたということです。

それでさきほどの道標にも、「小杉」「溝の口」どころか「川崎」「八王子」まで案内が記載されていたというわけですね。

「宮内歴史ガイド」のWeb版によると、1963年に常楽寺本殿の大規模な解体修理が行われ、その際に釈迦如来などの像の胎内から修理記録の銘札が出てきたそうです。

銘札には修理の年月、施主、仏師が記され、最初の修理は豊臣秀吉が生まれた頃の天文6年(1537年)。
以降、天正4年(1576年)、寛永13年(1636年)、宝永3年(1706年)、元文3年(1738年)、文政5年(1822年)、明治30年(1897年)、昭和5年(1930年)と合計8回の修理が行われていたということでした。

春日神社の薬師堂が、歴史のあるものだということがよくわかります。

■神奈川県指定天然記念物としての説明
神奈川県指定天然記念物

■「禁猟区」の掲示
禁猟区

春日神社、常楽寺とその周辺には豊かな自然があり、神奈川県の天然記念物にも指定されています。

こうした自然環境は保護されていますので、来訪の際はご留意ください。

■常楽寺の本堂
常楽寺の本堂

常楽寺の本堂

なお、常楽寺の本堂は解体修理の際に本堂のふすまなどに漫画の絵を描いたことから「まんが寺」としても知られています。

こちらは今回はご紹介しておりませんが、事前連絡により見学も可能ということです。
関連リンクより川崎市のウェブサイトをご参照ください。

■道標薬師堂のマップ


【関連リンク】
宮内歴史ガイド 道標・薬師堂
川崎市教育委員会 常楽寺
川崎市 かわさきの文化財 常楽寺(まんが寺)
川崎歴史ガイド・中原街道ルート関連エントリ
2021/2/11エントリ 宮内自治会がWeb連携案内板「宮内歴史ガイド」で地域の歴史を紹介、黄金の太刀の伝説残る「黄金塚」を探訪
2021/3/21エントリ 宮内自治会のWeb連携史跡案内「宮内歴史ガイド」探訪(2):「八目土・枠鼻」で知る多摩川治水の歴史

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2024年
01月01日

武蔵小杉ライフ:2024年新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
ローカルウェブメディア「武蔵小杉ライフ」より、2024新年のご挨拶を申し上げます。

弊紙が2007年5月に開設されてから、今年で17年目を迎えます。
これだけ長く続けてこられましたのは、地域の皆様の後押しによるものです。この場をかりまして、御礼申し上げます。

また今年も、2023振り返りから2024の予定までまとめてみたいと思います。

■4年ぶり開催の「丸子どんど焼き」
丸子どんど焼き

■4年ぶり開催の「小杉名物花見市」
こすぎ名物花見市入口

■「まんなかフェス」
Kosugi 3rd Avenue周辺

■「武蔵小杉カレーEXPO」
武蔵小杉カレーEXPO

■「多摩川花火大会」
多摩川花火大会

2023年は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和から撤廃に至り、さまざまなイベントが復活開催されました。

多くのイベントが「4年ぶり」で、「こすぎ名物花見市」や「まんなかフェス」、「なかはらっぱ祭り」「武蔵小杉カレーフェスティバル(武蔵小杉カレーEXPO)」「多摩川花火大会」などがフルスペックで開催されました。

駅前のこすぎコアパークのイベント活用も活発になり、大道芸や猿回しなども継続開催されるようになっています。

■等々力緑地再編整備の鳥観図
全体鳥観図
©Todoroki Park and Link

■球技専用スタジアムへの改修が発表された等々力陸上競技場
球技専用スタジアム
©Todoroki Park and Link

また2023年は、等々力緑地の再編整備計画が具体化し、等々力陸上競技場の球技専用スタジアムとしての改修や、緑地全体の再編計画が明らかになりました。

全体の完成は2029年度とまだ先ですが、東急を代表企業とするコンソーシアムによる事業が今後推進されます。

■等々力緑地でのイベント(ワクワクいきものワールド)
グリーンイグアナ

■川崎フロンターレ選手会による等々力緑地清掃活動
集合写真

そして4月からは、等々力緑地の再編整備および運営管理事業がコンソーシアム参加企業合弁による川崎とどろきパーク株式会社に委託されました。

同社による新たなイベントが、等々力緑地で開催されるようになりました。

■川崎フロンターレの天皇杯優勝
優勝セレモニー

また2023年は、かわさきスポーツパートナーも躍進しました。
川崎フロンターレはJ1リーグは8位に終わったものの、天皇杯において3年ぶり2回目の優勝を果たしました。

またNECレッドロケッツも天皇杯・皇后杯を制し、富士通フロンティアーズもライスボウル決勝に進出するなど、各チームが活躍しています。

■武蔵小杉の複合施設「コスギアイハグ」が3月に開業
コスギアイハグ

■シェアリングファームでの収穫体験


■食品卸問屋が出店する「コスギグリルマーケット」
コスギグリルマーケット

再開発事業関連では、2023年3月に複合施設「コスギアイハグ」が川崎市総合自治会館跡地に開業しました。

「食・農・健(健康)」をコンセプトにした複合施設で、弊紙でも何度かご紹介してまいりましたので、過去エントリもご参照ください。

■JR武蔵小杉駅「綱島街道改札」
JR武蔵小杉駅の綱島街道改札

さらに地域の大きなインフラとして開業したのが、JR武蔵小杉駅の「綱島街道改札」です。
まだ利用率はそれほど高くないように見受けられますが、今後徐々に浸透してくるのではないでしょうか。



2024年は、「コスギアイハグ」や「JR武蔵小杉駅綱島街道改札」のような大規模な施設の開業は予定されていません。

再開発事業では、「日本医科大学武蔵小杉病院跡地ツインタワー」や「ホテル・ザ・エルシィ跡地」が推進されていくことと思います。

■日本医科大学武蔵小杉病院跡地
日本医科大学武蔵小杉病院の解体工事

■小杉町一丁目計画が行われるホテル・ザ・エルシィ、旧NEC小杉ビル跡地
小杉町一丁目開発計画

■「(仮称)小杉町一丁目計画」の断面図
断面図
一方、2024年は川崎市制100周年の記念の年にあたります。

等々力緑地では全国都市緑化かわさきフェアが開催されますし、今後さまざまな100周年企画が予定されているようですので、個人的にも楽しみにしております。

■中原区役所正面玄関脇のデザイン花壇
中原区役所正面玄関脇のデザイン花壇

■「川崎市100周年おめでとう!」
川崎市100周年おめでとう!

「武蔵小杉ライフ」では、「非営利・無所属」をコンセプトに、地域の大きな出来事から些細な小ネタまで、引き続き独自の立場から幅広く情報をお伝えしてまいります。

本サイトは引き続き「無所属・非営利」のローカル報道メディアとして、独自の判断によってのみ情報をお伝えしてまいります。

「武蔵小杉ブログ」を中心としながら、発信内容は下記のオフィシャルSNS媒体ごとにそれぞれ異なりますので、お好みやライフスタイルに合わせてご活用ください。

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル


2023年から公式Youtubeチャンネルでの「動画」での情報発信も本格的にスタートしております。記事内容によっては動画が適しているものも多々ありますので、あわせてお楽しみいただければ幸いです。

■武蔵小杉ライフ公式X(twitter)コミュニティ「中原区・武蔵小杉ライフ」

また、公式X(twitter)では、コミュニティ「中原区・武蔵小杉ライフ」も開設し、登録者数が700人近くになっています。

Xのフォロワーで、「地元のフォロワーが700人いる」という方はほとんどいらっしゃらないかと思います。

地域の話題を投稿される場合は、自分のフォロワー向けに投稿するよりも本コミュニティで投稿いただくほうがより多くの地域の方にヒットしますので、どうぞ雑談やお知らせなどにご活用ください。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

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■武蔵小杉ライフ 公式note

【関連リンク】
2008/1/1エントリ 新年のご挨拶
2009/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2009年新年のご挨拶
2010/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2010年新年のご挨拶
2011/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2011年新年のご挨拶
2012/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2012年新年のご挨拶
2013/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2013年新年のご挨拶
2014/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2014年新年のご挨拶
2015/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2015年新年のご挨拶
2016/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2016年新年のご挨拶
2017/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2017年新年のご挨拶
2018/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2018年新年のご挨拶
2019/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2019年新年のご挨拶
2020/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2020年新年のご挨拶
2021/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2021年新年のご挨拶
2022/1/1エントリ 武蔵小杉ライフ:2022年新年のご挨拶

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2023年
12月31日

武蔵小杉の2024新春イベントまとめ:西明寺「除夜の鐘」は定番、グランツリー武蔵小杉「300本引き」復活し丸子どんど焼きは1/14(日)開催へ

2023年の大晦日がやってきました。
明日、2024年1月1日元日から、武蔵小杉周辺の商業施設など各所で初売りや新春イベントが行われます。

2021年始から長くコロナ禍による自粛が続いてきましたが、久々の行動制限のない年始となります。

丸子山王日枝神社の「丸子どんど焼き」も、1月14日(日)に開催されることとなりました。

■グランツリー武蔵小杉の門松
グランツリー武蔵小杉の門松    

■グランツリー武蔵小杉の新春イベントのご案内
グランツリー武蔵小杉の新春イベント案内    

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の新春イベントのご案内
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の新春イベントのご案内

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の新春イベントのご案内

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の新春イベントのご案内

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の新春イベントのご案内

■武蔵小杉東急スクエアのお正月運試し抽選会
武蔵小杉東急スクエアのお正月運試し抽選会

2020年まで、グランツリー武蔵小杉では1月1日に開運千本引き、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では開運500本引きが実施されていました。

これはコロナ禍以降は開催されず、2023年始はプレミアム商品券の販売や「スマホ抽選会」が行われました。

今回は千本引きまでには至りませんでしたが、グランツリー武蔵小杉で「元日300本引き」が、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では福銭300名プレゼントが開催されることとなりました。

■干支土鈴プレゼントが行われるビーンズ武蔵中原
ビーンズ武蔵中原

干支土鈴プレゼント

ビーンズ武蔵中原の干支土鈴プレゼントも恒例ですが、今回「JREポイント会員限定」となっていますので、ご注意ください。

■武蔵小杉周辺商業施設の新春イベント
1日 ●グランツリー武蔵小杉 初売り
●グランツリー武蔵小杉 元日300本引き(10-13時)【Web
●グランツリー武蔵小杉 来福朱印お授け(14-17時)Web
●グランツリー武蔵小杉 福袋初夢くじWeb
●イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 初売り
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 福銭300名プレゼント(開店~)
●イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 絵馬シールに願い事を書こう!
2日 ●グランツリー武蔵小杉 必笑ガチャ(10-17時)Web
●グランツリー武蔵小杉 福袋初夢くじWeb
●武蔵小杉東急スクエア 初売り【Web】【バーゲン】【福袋(PDF)
●武蔵小杉東急スクエア お正月運試し抽選会補助券配布開始
●ららテラス武蔵小杉 初売りバーゲン【Web
●ららテラス武蔵小杉 おみくじ抽選会(10~17時)【Web

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 干支小物プレゼント(開店~)
●イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 絵馬シールに願い事を書こう!
ビーンズ武蔵中原 干支土鈴プレゼント(10時~)Web
3日 ●グランツリー武蔵小杉 高崎だるま絵付け体験(10-18時)Web
●グランツリー武蔵小杉 福袋初夢くじWeb
●ららテラス武蔵小杉 年末年始ご褒美祭【Web
●ららテラス武蔵小杉 おみくじ抽選会(10~17時)【Web
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 根付ストラッププレゼント(開店~)
●イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 絵馬シールに願い事を書こう!

上記が、武蔵小杉周辺の主な商業施設(グランツリー武蔵小杉・武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・ビーンズ武蔵中原)の新春イベント情報です。

■「コスギアイハグ」の「コスギグリルマーケット」は1月5日から初売り
コスギグリルマーケットの初売り

「Kosugi 3rd Avenue」「コスギアイハグ」では、現段階ではウェブサイトで告知されている3が日のイベントはありません。

但し「コスギアイハグ」のコスギグリルマーケットでは、1月5日から上記の通り初売りがあります。

■元日休業を導入するららテラス武蔵小杉
元日休業を導入するららテラス武蔵小杉

ららテラス武蔵小杉初売り

武蔵小杉の大型商業施設の中で、元日休業になるのは従来は武蔵小杉東急スクエアのみでしたが、2024年元日はららテラス武蔵小杉も休業となります。

例年と異なりますので、ご注意ください。



商業施設に続いて、神社・仏閣をみていきましょう。

■除夜の鐘を鳴らせる西明寺
西明寺

除夜の鐘が鳴る西明寺

除夜の鐘が鳴る西明寺

そして西明寺では、除夜の鐘が予定されています。
本日23:45スタートで、どなたでもつけるということです。
 
■「川崎七福神」の御朱印帳
完成した御朱印帳

過去にもご紹介してきた「川崎七福神」は、2024年も実施されます。

西明寺を含む中原区の7つのお寺で御朱印を集めるのがスタンプラリー感覚で楽しいですので、詳細は関連リンクをご参照ください。

■小杉神社
小杉神社

■大戸神社
大戸神社

■丸子山王日枝神社
丸子山王日枝神社    

■丸子山王日枝神社のどんど焼きのご案内
丸子どんど焼きのご案内   

また年始といえば初売りだけでなく、初詣もあります。

上記写真は小杉神社、大戸神社、丸子山王日枝神社です。

丸子山王日枝神社による「丸子どんど焼き」は1月14日(日)に開催されることとなりました。

昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、お蕎麦・うどん・甘酒の提供がなかったのですが、今年はフルスペックでの開催が期待されます。


前述の通り、行動制限のない久々のお正月となりますので、皆様でどうぞ楽しくお過ごしください。

2023年の武蔵小杉ライフも、本記事を含め年間367件の記事を公開してまいりましたが、そろそろ終了となります。
皆様もどうぞよいお年をお迎えください。

【関連リンク】
川崎七福神 ウェブサイト
2015/12/30エントリ 大晦日の武蔵小杉でつく、除夜の鐘。中原街道の「西明寺」にて先着順受付
2017/1/3エントリ 中原区の7寺院をめぐる、福運スタンプラリー。2017年1月7日(土)まで実施中「川崎七福神めぐり」完遂レポート
2020/1/6エントリ 中原区の7寺院で、幸福を呼ぶ御朱印集め。2020年の「川崎七福神めぐり」

(武蔵小杉の2023-2024年末年始)
2023/12/28エントリ 武蔵小杉周辺大型商業施設・スーパー等2023-2024年末年始営業まとめ:ららテラス武蔵小杉が元日休業、東急ストア新丸子店が3連休を導入
2023/12/29エントリ 武蔵小杉周辺2023-2024年末年始診療所まとめ:内科・小児科・救急・歯科を診療、新型コロナウイルス抗原定性検査も有症者に実施

(丸子どんど焼き)
丸子山王日枝神社 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 多摩川緑地
2010/1/11エントリ 丸子どんど焼き
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
2016/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2016開催レポート:福餅焼き必需品・アルミホイルが公式アイテムに採用
2018/1/13エントリ 丸子橋そばで「丸子どんど焼き」が例年より1時間前倒しで「明るいうちに」本日開催、新キャラクター「厄除どんとくん」「どんとちゃん」が登場 2020/1/12エントリ 2020年の「丸子どんど焼き」は降雨予報で中止に、御炊き上げは1月15日頃まで丸子山王日枝神社で受付中
2023/1/8エントリ 丸子橋河川敷で「丸子どんど焼き」が4年ぶり開催、福餅焼きが賑わい獅子舞も登場

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2023年
12月30日

京浜伏見稲荷神社の「108体の狐」が表情豊か、おめでたい「動くカエル」も

新丸子駅東側の住宅街に、「京浜伏見稲荷神社(京濱伏見稲荷神社)」があります。
今回は年の瀬に、同神社に安置されている108体のお稲荷さん(ご神使の狐)をご紹介したいと思います。

■京浜伏見稲荷神社
京浜伏見稲荷神社

京浜伏見稲荷神社は、新丸子東2丁目にあります。

新丸子駅の東口から少し南下、武蔵小杉駅からは東急線の東側を北上したところで、少し新丸子寄りではありますが武蔵小杉駅北口からでも徒歩10分以内です。

昭和20年代頃に建立されたそうで、「常盤稲荷大神(ときわいなりおおかみ)」が主祭神です。

■京浜伏見稲荷神社の境内
京浜伏見稲荷神社の境内

■赤いお稲荷さんの鳥居
赤いお稲荷さんの鳥居

■「百八体御神使安置」
「百八体御神使安置」

■いなりのシンボル 赤い鳥居とお狐さん
いなりのシンボル

京浜伏見稲荷神社には、道路沿いの入口に加えて、境内にも赤い鳥居が連なっています。
その先にあるのが、108体のお稲荷さん(御神使)です。

現地には由来が描いてあります。

本では昔から赤い鳥居の伏見稲荷は衣食住を司る神であり、日本人の食に大切なお米の神様と伝えられてきました。

その大事なお米をネズミから守ってきたのが「おきつねさん」で、神様の使い・稲荷のシンボル「お稲荷さん」として感謝されてきたということです。

■108体の狐
108体のお稲荷さん

お稲荷さん

108体のお稲荷さんは、岩場を模したような場所に群れを成しています。
実際に108まで数えたことはありませんが、境内全体で確かにそれくらいは安置されているのではないでしょうか。

1体1体、違う表情やポーズ、装いをしています。

■冠をかぶった狐
帽子をかぶったお稲荷さん

https://musashikosugi.sakura.ne.jp/blogdata/keihinfushimiinari231230-7.jpg

狐の中には、冠をかぶったものがありました。

お稲荷さんの最上位「伏見稲荷大社」が正一位に叙せられているようにもともとお稲荷さんは位が高いのですが、冠をかぶっていると高貴そうに見えますね。

■物陰から伺う狐
物陰から伺うお稲荷さん

こちらは、物陰から様子をうかがうような狐です。
尻尾もありますので、体全体が長く見えます。

■岩穴の狐
岩穴のお稲荷さん

岩穴のお稲荷さん

108体のなかには、岩穴に潜む狐の姿も。
実際の狐も巣穴をつくりますので、こうした岩穴は心地よいのではないでしょうか。

■高みから睥睨する狐
高みから睥睨するお稲荷さん

一方こちらは、高みから睥睨する狐です。
なかなか迫力がありますね。

■黒い狐
黒いお稲荷さん

岩場には何体か、黒い狐がいました。
実際、北海道に「十字狐」と呼ばれる珍しい黒い狐がいるのだそうですが、このお稲荷さんも異彩を放っていました。

■カエルの姿も
カエルの姿も

また狐たちの間に、1体だけカエルの姿も見受けられました。
カエルも神の使いといわれ、「無事帰る」などに掛けて神社でカエルに出会うことはおめでたいとも言われています。

お稲荷さんとあわせて、ご利益を期待してみるのも良いかもしれません。

なお、このカエルは生きていて時によって居場所が変わるのだそうです。
どこにいるのか、探すのも楽しみの一つです。

■富士山と浅間神社
富士山浅間神社

富士浅間神社

■神社の建物にも富士山
富士山と浅間神社

また京浜伏見稲荷神社の境内には、大きな富士山と「富士浅間神社」も祀られています。

京浜伏見稲荷神社では、ご神託により霊峰富士山の御神霊岩を祭っているのだそうで、この霊峰富士山の御神霊岩は、健康長寿、安産、火難、人災除けを祈願するものとされています。

神社の建物にもよく見ると富士山がかたどられている部分がありますので、探してみてください。

年末年始には、神社にお参りされる方も多いと思います。
見所の多い神社ですので、「京浜伏見稲荷神社」に行かれる方もいらっしゃることでしょう。

「京浜伏見稲荷神社」の108体の狐は14年ほど前にも弊紙でご紹介をしておりましたが、相当時間が経過し、また弊紙の撮影機材も当時に比べると向上しているため、再度より良い状態で記録を残しておくことといたしました。

【関連リンク】
2009/7/25エントリ 伏見稲荷神社に、108体のご神使
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの玉川稲荷神社
2010/7/19エントリ (8):「御蔵稲荷と多摩川」
2013/1/18エントリ 大戸小学校前の「ピンスケ稲荷」と「権九郎稲荷」
2013/8/18エントリ 京浜伏見稲荷神社の富士山
2017/7/17エントリ 元住吉・オズ通り商店街の「正一伏見稲荷」
2023/12/16エントリ 「かわさきのむかし話を語ろう」で巡る昔話:「化かす狐」を鎮めたピンスケ・権九郎・おひなの「下小田中三稲荷」

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