武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
02月08日

武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「はらドーナッツ」のオープン日が2月17日(水)に決定、中華惣菜「上海灘」・寿司「天領庵」も同日オープン

【Reporter:はつしも】

2016/1/12エントリにおいて、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス2階に「はらドーナッツ」の2月中旬出店が決定したことを第一報としてお伝えしました。 その後詳細が固まりまして、オープン日は2月17日(水)となることがこのたび同店の公式ウェブサイトで告知されました。

またこれとあわせて、フードショースライス1階の食品催事場および「築地勝鬨寿司」が2月14日(日)をもって閉店し、跡地に「中華惣菜 上海灘」、寿司店「天領庵」が同じく2月17日(日)にオープンします。

■はらドーナッツ ウェブサイト 新店オープンのお知らせ
http://haradonuts.jp/info.html#160208

■「はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店」のオープニングキャンペーン
▼2/17(水)限定 1500円(税込)以上お買い上げのお客様先着50名様にオリジナルグッズをプレゼント。
▼2/17(水)~19日(金) 1.はらドーナッツオリジナルスタンプカード2倍
2.お得なドーナッツ10個セット1200円(税込)〈1日30セット限定〉

■「はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店」が出店する「ぐるチュロ」(当時)
「はらドーナッツ」が出店する「ぐるチュロ」の区画(当時)

「はらドーナッツ」の出店区画は、やはり予想された通り「ぐるチュロ」の跡地であることが確認できました。
ここは「ぐるチュロ」が2015年10月28日に閉店したのちは食品催事場として期間限定店舗が出店していましたが、「はらドーナッツ」は常設店としての出店となります。

■「はらドーナッツ」目黒店
「はらドーナッツ」目黒店

■「はらドーナッツ」のドーナツ
「はらドーナッツ」のドーナツ

同店の看板メニューは、店名にもなっている「はらドーナッツ」です。
豆乳とおからをたっぷり使っており、手作り感のある素朴な味わいともっちりとした食感が特徴です。

店舗によって提供されるドーナツは異なりますので、「武蔵小杉東急フードショースライス店」のメニューも気になるところです。



■「上海灘」が出店するフードショースライス1階の食品催事場 「上海灘」が出店するフードショースライス1階の食品催事場

「はらドーナッツ」と同日に新店が2店舗登場するのが、フードショースライスの1階です。

上記写真の場所には武蔵小杉東急スクエア開業当時は弁当店「知久屋」がありましたが、同店は2014年10月29日に閉店となりました。間をおかず11月1日に「キッチンににぎ」が出店したものの、2015年3月11日に閉店とわずか4か月足らずの短命に終わりました。

その後は食品催事場として1月31日まで「日本海」が営業し、2月14日まではつなぎで期間限定のお総菜売り場になっています。
今回はその後釜として、「中華惣菜 上海灘」が常設出店することになりました。

■「上海灘」系列店の「東方紅」(ビーンズ武蔵中原)
系列店の「東方紅」

■「上海灘」系列店の「紅燈籠」(川崎アゼリア)
系列店の「紅燈籠」

系列店の「紅燈籠」

「中華惣菜 上海灘」を出店させるのは、株式会社東方紅です。
同社は首都圏の駅ビルを中心に、中華料理店や中華惣菜店を展開していまして、武蔵小杉周辺ではビーンズ武蔵中原に「中華惣菜 東方紅」、川崎アゼリアに「紅燈籠」があります。

■株式会社東方紅 グループ紹介ページ
http://touhoukou.co.jp/group/index.html
■株式会社東方紅 会社概要
http://touhoukou.co.jp/company/index.html

なお、株式会社東方紅の会社概要を参照すると、本社所在地が中原区中丸子13-7とあります。
これはリエトコート武蔵小杉イーストタワーの住所に該当し、タワー内に本社があることになります。

■リエトコート武蔵小杉イーストタワー(写真中央手前)
新駅ロータリーから見たイーストタワー(写真中央手前)

武蔵小杉東急スクエアの店舗は、まさに運営会社の地元出店ということになりますね。



■「天領庵」が出店するフードショースライス1階の現・「築地勝鬨寿司」
「天領庵」が出店するフードショースライス1階の現・「築地勝鬨寿司」

最後のもう1店舗、寿司店の「天領庵」が出店するのは、「上海灘」出店区画の隣、現在の「築地勝鬨寿司」の区画です。
ここはフードショースライスでは唯一のイートインスペースがありまして、小さいながらカウンターの「回らない寿司店」になっていました。

「天領庵」が後釜になることで、居抜き(旧店舗の設備等を活かして低コストで出店すること)で寿司店が入れ替わる形になります。

■日吉東急avenueの「天領庵」
日吉東急avenueの「天領庵」

「天領庵」は、百貨店内に出店するテイクアウト中心の寿司店で、日吉東急avenue、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店に出店していました。

武蔵小杉東急スクエアでは、テイクアウトにイートインを加えて営業をする形になりそうです。

■店舗の入れ替わりが進むフードショースライス


このように、「フードショースライス」では、「はらドーナッツ」「中華惣菜 上海灘」「天領庵」の3店舗が2月17日(水)に同時に登場することになります。

武蔵小杉東急スクエアの2013年4月2日グランドオープン以来、早くも3年近くが経過しまして、特に1階を中心に店舗入れ替えが進んできたように思います。

【関連リンク】
はらドーナッツ ウェブサイト
株式会社東方紅 ウェブサイト
日吉東急avenue ショップ情報 天領庵
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2013/4/16エントリ 武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」の「ぐるチュロ」
2015/3/17エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「ににぎ」「おこわ米八」が相次ぎ閉店、跡地の「ジスウィーク」に19日より葛西「ビッグベル」が登場
2015/4/14エントリ 武蔵小杉東急スクエアが2014年度に過去最高の売上高・来館者数を記録、4月22日まで2周年記念セールを実施中
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/8/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場
2015/10/21エントリ 武蔵小杉東急スクエア「ぐるチュロ」10月28日閉店、「NINA」跡地に「ルピシア」10月29日オープン
2012/12/15エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「BAGEL & BAGEL with She Knows Bakery」
2015/11/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの「ぐるチュロ」「NINA」跡地に「コーキーズクッキー」「ルピシア」がオープン2016/1/12エントリ 神戸発の人気店「はらドーナッツ」が武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに2016年2月中旬出店決定

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2016年
02月07日

東急武蔵小杉駅周辺の都市計画道路に、歩行者保護と横断防止のガードパイプが設置

【Reporter:はつしも】

東急武蔵小杉駅の周囲に整備された都市計画道路に、歩道を防護・横断を防止する柵(ガードパイプ)が設置されました。

■武蔵小杉駅南口地区西街区
武蔵小杉駅南口地区西街区

東急武蔵小杉駅周辺では、「武蔵小杉駅南口地区西街区」および「武蔵小杉駅南口地区東街区」における再開発事業が施行され、これにより武蔵小杉東急スクエアやららテラス武蔵小杉などの再開発ビル、駅前広場の整備が行われました。

また同時に狭隘だった駅周辺の道路を拡幅することで、東急武蔵小杉駅の周りを歩道付き2車線道路でぐるりと回れるようになり、駅周辺のアクセスを改善するものとなっています。
歩道を整備するということは車両と歩行者を分離するわけで、西側既存市街地と駅を行き来する場合、基本的には上記写真手前の横断歩道を渡ることになります。

ただ、この歩道には当初ガードレール・ガードパイプの類は設置されていませんでした。
それもあって横断歩道を利用せず、ショートカットで車道を斜めに横切る人が多く、交通安全上はリスクがある状態になっていました。

■ガードパイプの設置が着手された歩道
ガードパイプの設置が着手された歩道

■設置されたポール部分
設置されたポール部分 

こちらは、ガードパイプ設置工事の途中段階の写真です。

歩道に設置されたポールには側面に3つの穴が開いていまして、ここに横棒を通すことで後日ガードパイプとして完成しました。

■西街区「こすぎコアパーク」前のガードパイプ
西街区「こすぎコアパーク」前のガードパイプ

■武蔵小杉東急スクエア前のガードパイプ設置
武蔵小杉東急スクエア前のガードパイプ設置

まず、武蔵小杉駅西側の歩道沿いが、これによりガードパイプで囲われました。

■グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ新設
グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ新設 

グランツリー武蔵小杉前の歩道も、同施設のオープン以降歩行者の通行量が増えました。
おのずと横断も増える状況にありましたが、グランドウイングタワー側の歩道にガードパイプが設置されました。

■グランツリー武蔵小杉前の、従来からのガードパイプ設置場所
グランツリー武蔵小杉前のガードパイプ設置

なお、グランツリー前でも上記の区画だけは、従来から頑丈なガードパイプが設置されていました。

これはご覧になってわかる通り、写真奥から車がT字路にぶつかることになります。
居眠り運転などで歩道に正面衝突しないよう、歩行者保護のためにここだけはガードパイプが設置されていたのです。

■東街区「ららテラス武蔵小杉」前のガードパイプ設置
東街区「ららテラス武蔵小杉」前のガードパイプ設置

ガードパイプ設置は、東急武蔵小杉駅周囲の都市計画道路全域に及んでいます。
こちらは東街区の「ららテラス武蔵小杉」前の歩道で、同様にガードパイプで覆われました。

ガードレール・ガードパイプ設置は、車両が歩道に突っ込んでしまうなどのリスクから歩行者を守ることが最大の目的かと思いますが、武蔵小杉駅周辺での今回の設置区間は「横断防止」を意識したものという気がいたします。

大型商業施設のオープンも相次ぎ、交通量と歩行者の横断が増加していく中で安全上必要と判断されたものではないでしょうか。

■東街区・武蔵小杉駅東口駅前広場の従来からのガードパイプ設置区間
東街区・武蔵小杉駅東口駅前広場の従来からのガードパイプ設置区間


武蔵小杉東急スクエア北側の従来からのガードパイプ設置区間

一方、東急武蔵小杉駅東口駅前広場周辺から、武蔵小杉東急スクエア北側の一帯にかけては、従来からガードパイプが設置されていました。

■ガードパイプの設置エリア
ガードパイプの設置エリア 

今回の設置により、東急武蔵小杉駅の周囲はガードパイプで囲まれることになりました。

横断歩道以外の場所を渡りたいのに不便、といった受け止め方もあるかと思いますが、実際に事故が発生して命が失われたりすることがあっては手遅れになりますね。

歩行者と車両を分離して安全性を向上させるものとして、適切に機能すると良いと思います。

【関連リンク】
2014/2/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の道路拡幅と、「ABC-MART武蔵小杉店」閉店
2014/3/8エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の「小杉第一公園」の街路樹が登場
2014/3/12エントリ 東急武蔵小杉駅南口「CLUB SQUARE」跡地に4階建て物販・飲食・事務所ビルが建設へ
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/4/2エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の「こすぎコアパーク」(旧小杉第一公園)が供用開始
・2014/7/28エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の、点字ブロックを覆う放置自転車
2014/8/13エントリ 「こすぎコアパーク」の街路樹2本が枯れ伐採、今秋植え替えへ
2015/8/8エントリ 武蔵小杉駅南口「こすぎコアパーク」前に郵便ポストが復活

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2016年
01月22日

完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ

【Reporter:はつしも】

東京機械製作所玉川製造所第二工場跡地に建設が進められている「シティタワー武蔵小杉」が、2016年5月下旬の入居開始を控えて完成に近づきました。

周辺の公開空地も植栽の整備が進み、1~2階の店舗区画の案内板が設置されました。
店舗区画は13区画に分割されており、そのうち2階の1区画には認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が2016年4月に開園を予定しています。

■完成に近づくシティタワー武蔵小杉
完成に近づくシティタワー武蔵小杉

シティタワー武蔵小杉は、綱島街道と府中街道、グランツリー武蔵小杉に挟まれた場所に53階建てのタワーマンションとして住友不動産が開発を行っています。

高さは約190mにのぼり、約203mのパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーに次ぐ高さとなります。
建築面積も相対的に広いため、これまでの再開発案件で最多の800戸が分譲されることになります。

この1階、2階には店舗が入る予定になっていまして、分譲中の現在はその一部がモデルルームとして利用されているところです。

■店舗区画の案内板
店舗区画の案内板

このたび公開空地に設置されたのが、こちらの店舗区画の案内板です。
ブランクになっている四角い部分には、各店舗のロゴなどが入ることになるのでしょう。

■1階フロア図
1階フロア図

■2階フロア図
2階フロア図

そしてその下には1階、2階のフロア図が表示されています。

店舗区画はA~Mまで13区画に分割されています。前述の四角いロゴスペースは14か所ありますので、ひとつ数が合いませんね。
これは複合型の店舗による区画分割やATMの設置など、なんらか理由があるものと思います。

赤い三角は店舗の入口を表示しているものとみられ、公開空地に面している1階店舗は外側に入口があります。
2階店舗は外からは入れませんので、まずはエレベーター・階段で2階にのぼり、内廊下から各店舗に入っていく形になります。

■1~2階の店舗区画
1~2階の店舗区画

■川崎市 ポポラー川崎武蔵小杉園の概要(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/259/cmsfiles/contents/
0000071/71155/g11.pdf


現状、1階店舗区画の一部がシティタワー武蔵小杉のモデルルームとして活用されているほか、2階の「M」区画は、川崎市認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が開園することが決定しています。

「M」区画の周囲の白い外周部は、認可保育園の園庭にあたるスペースです。

川崎市のウェブサイトには同保育園の概要が掲載されており、2016年4月開園とされています。
タワーマンションの入居は2016年5月下旬とされていますから、店舗区画のオープンの方がそれに先立つことになります。

■シティタワー武蔵小杉周辺の公開空地
シティタワー武蔵小杉周辺の公開空地

■グランツリー武蔵小杉との間の歩道状空地
グランツリー武蔵小杉との間の歩道状空地

また、シティタワー武蔵小杉周辺の公開空地や、歩道状空地も完成に近づいています。

グランツリー武蔵小杉や綱島街道側の歩道も先行事業によって従来よりも拡幅されていましたが、これにシティタワー武蔵小杉の歩道状空地が加わることで、さらに広がります。

周辺地域の方も通行がしやすくなって、あとはどのような店舗が入るか、気になるところですね。
隣接してグランツリー武蔵小杉がありますから、内容によっては少し足を延ばすこともあるかもしれません。

基本的には幅広く集客をするようなものというよりは、例えばクリーニング店やコンビニエンスストアのような生活利便店舗のような気がいたしますが、わかることがあればお伝えしたいと思います。

■完成が近づく「シティタワー武蔵小杉」
完成が近づく「シティタワー武蔵小杉」

【関連リンク】
ラビ・ポポ.com(ポポラー川崎武蔵小杉園運営会社)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法

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2016年
01月20日

リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接地に「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」が出店、小杉駅東部地区A地区に6年ぶりの開発

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉再開発の「小杉駅東部地区A地区」で、6年ぶりの開発案件着工が決定しました。
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉に隣接する「株式会社川崎バルブ」の用地に、10階建てのビジネスホテルが建設されます。

工事は2016年5月に着工、2017年6月完成を予定しています。

■川崎バルブのホテル建設用地
川崎バルブのホテル建設用地

川崎バルブのホテル建設用地

「小杉駅東部地区」は、NEC玉川事業場の用地を中心とした、武蔵小杉新駅周辺の地区を指します。
そのうち「A地区」において主に再開発が行われ、中原消防署とリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の複合ビル、レジデンス・ザ・武蔵小杉、武蔵小杉新駅とそのロータリーが整備されてきたところです。

■小杉駅東部地区A地区の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」と新駅ロータリー
小杉駅東部地区A地区の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」と新駅ロータリー

同地区の開発は2010年3月の武蔵小杉新駅開業をもって一段落し、中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の北側にあった川崎バルブの駐車場などは残されたまま6年近くが経過しました。
その駐車場用地が、このたび開発されることになったものです。

■「小杉駅東部地区A地区」のマップ
「小杉駅東部地区A地区のマップ」

■「建築計画のお知らせ」
「建築計画のお知らせ」

すでに現地には「建築計画のお知らせ」が公示されています。ここでは名称は「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」となっています。
事業者は「川崎バルブ」であり、同用地を売却せずにビジネスホテルオーナーとなるかたちです。

機械関連の中小企業の経営環境は全般的に厳しいものになっていますし、武蔵小杉再開発地区に保有している資産を有効活用するのは企業としては当然のことでしょう。

ここには記載がありませんが、ビジネスホテルはシングルを中心に140室ほどを用意するようです。

■隣接の中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 隣接の中原消防署・リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉

前述の通りこの隣接地には、リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉があります。
「プレミア」と名前にある通り、同ホテルは安値を売りにしたホテルではありませんが、新駅開業後、交通利便性の向上もあって同ホテルは高い稼働率を維持しています。

ただ、ビジネスマンの出張利用など、もう少し廉価ゾーンのニーズもあるでしょう。
今回のホテル出店には、武蔵小杉のホテル需要がまだ見込めるというマーケティング結果があったものと思います。



■閉店した「ホテル・ザ・エルシィ」
閉店した「ホテル・ザ・エルシィ」

 ■閉店した「ビジネスホテル小杉」
閉店した「ビジネスホテル小杉」

閉店した「ビジネスホテル小杉」

■かつてホテルを営んでいた「帝観ホテル 不動産部」
かつてホテルを営んでいた「帝観ホテル 不動産部」

かつてホテルを営んでいた「帝観ホテル 不動産部」
 
武蔵小杉では、これまでにいくつかのホテルが閉店していました。
大きいところでは北口の「ホテル・ザ・エルシィ」がすでに解体されていますし、大野屋小杉店となりの雑居ビルの上には、かつて「ビジネスホテル小杉」がありましたが現在は屋上看板も撤去されています。

余談ですがそのはす向かい、法政通り商店街の入口にある不動産会社は名称が「帝観ホテル 不動産部」になっていまして、こちらも実はかつてホテルを運営していたことがあるのだそうです。

■1月8日に新本館がグランドオープンした「ホテル精養軒」
1月8日に新本館がグランドオープンした「ホテル精養軒」

このような中で、武蔵小杉では2008年3月にリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉がオープンしたほか、2016年1月8日には「ホテル精養軒」が新本館をグランドオープンさせまして、2015/1/15エントリでご紹介しておりました。

今回のビジネスホテル出店により、「ホテル精養軒」、「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」、そして「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」と、それぞれコンセプトの異なるホテルが2017年に出そろうことになります。
ビジネスホテルでは、川崎フロンターレのホームゲーム開催時など、対戦相手のサポーターの方がリーズナブルに利用したりするかもしれませんね。

利用者としては、ニーズに応じて選択肢が広がるのは良いことと思います。

■ビジネスホテル予定地前で拡幅が進む「上丸子跨線橋」
ビジネスホテル予定地前で拡幅が進む「上丸子跨線橋」

また、ビジネスホテルの予定地前では、綱島街道拡幅の最後の難所「上丸子跨線橋」の拡幅工事が進められています。
こちらの完成は2018年度で、ビジネスホテル完成よりもうしろになります。

上丸子跨線橋拡幅が完成することでようやく「小杉駅駅東部地区A地区」の再開発が完成形の姿になりそうです。

【関連リンク】
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始2008/3/24エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉オープン
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2011/5/22エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の窓掃除
2012/8/23エントリ 武蔵小杉の不動産屋さん「帝観ホテル」と、「ビジネスホテル小杉」
2016/1/15エントリ 「ホテル精養軒」の新本館がグランドオープン、レストランラウンジで「おかし工房しいの実」コラボのシフォンケーキ提供中

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2016年
01月14日

ららテラス武蔵小杉にフレンチスタイル「ドゥ アルシーヴ」が2016年春出店決定、「フクスケコラージュ」が1月24日閉店

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉に、レディスアパレルの「Doux archives(ドゥ アルシーヴ)」が2016年春に出店することがわかりました。

■「Doux archives(ドゥ アルシーヴ)」
「Doux archives(ドゥ アルシーヴ)」



■Doux archives(ドゥ アルシーヴ) ウェブサイト
http://doux-archives-net.com/

「Doux archives(ドゥアルシーヴ)」は、「上品に可愛いフレンチスタイル」をコンセプトとしたカジュアルスタイルのセレクトショップです。
首都圏を中心に25店舗を展開し、その多くはルミネ・アトレに出店しています。

武蔵小杉周辺では「日吉東急Avenue」「アトレ川崎」に店舗がありますので、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。

■1月24日(日)に閉店する「Fukuske Collage(フクスケコラージュ)」
「フクスケコラージュ」

■ららテラス武蔵小杉 「Fukuske Collage」営業終了のお知らせ
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/info/?p=19770
■福助 Fukuske Collage ららテラス武蔵小杉店 営業終了のお知らせ
http://fukuske-shop.com/news/news_160109.html

「Doux archives」の出店については、現段階でららテラス武蔵小杉からの告知は行われておらず、正確な出店区画はわかりません。

ただ、ららテラス武蔵小杉2階の「Fukuske Collage(フクスケコラージュ)」は1月24日(日)で閉店することがこのたび告知されました。
ここがちょうど空き区画になりますので、改装等一定の準備期間を経てここに「Doux archives」が出店するとなると、タイミングは合いそうです。

もちろん、ちょうど3月期末を控えて他にも店舗入れ替えが行われる可能性もないとはいえませんので、あらかじめご承知ください。

■「Fukuske Collage」の閉店セール
「フクスケコラージュ」の閉店セール

「Fukuske Collage」では、現在閉店セールを行っています。
残りの営業日は、あと10日ですね。



さて、ららテラス武蔵小杉は、2014年4月にオープンして以来、いくつか店舗の入れ替えやリニューアルを行ってきました。

■2015年3月27日オープン「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」
2015年3月27日オープン「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」

■2015年4月16日リニューアル「AfternoonTea TEA STAND」
2015年4月16日リニューアル「AfternoonTea TEA STAND」

■2015年10月2日オープン「KBF+」
2015年10月2日オープン「KBF+」

これまでの閉店店舗は、いずれもブランド自体の撤退や見直しによるもので、雑貨店「ラコンテ・モア」跡地に「ビルケンシュトック」が、「TOCCA CASA」跡地に「KBF+」が出店しました。
またそのほか「AfternoonTea TEA STAND」もリニューアルを行っています。

「Fukuske Collage」はブランド徹底等ではないようですので、通常の店舗閉店ですね。

武蔵小杉ではららテラス武蔵小杉、武蔵小杉東急スクエア、グランツリー武蔵小杉にアパレルショップが集中しています。
こういったショップはトレンドの変遷などにあわせて柔軟にブランドや店舗網の見直しをかけていきますから、今後も年間を通じていくつか店舗入れ替えが発生することでしょう。

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2015/1/16エントリ ららテラス武蔵小杉に新店舗。老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」が2015年3月下旬出店へ
2015/3/6エントリ ららテラス武蔵小杉初の店舗入替、「ビルケンシュトック」が「ラコンテ・モア」閉店跡地に3月27日(金)オープン決定
2015/4/13エントリ ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン
2015/4/16エントリ ららテラス武蔵小杉が4月26日まで1周年セールを実施、本日「AfternoonTea TEA STAND」がリニューアルオープン
2015/7/8エントリ ららテラス武蔵小杉にアーバンリサーチの「KBF+」が9月上旬出店決定、既存店「DOORS」は併存し別店舗と入れ替えへ
2015/9/4エントリ ららテラス武蔵小杉の「TOCCA CASA」が閉店、アーバンリサーチ新店舗「KBF+」のオープン日が10月2日に決定
2015/10/16エントリ グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン

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2016年
01月13日

フーディアム武蔵小杉2階が2016年春リニューアル、クリニック4院・調剤薬局によるメディカルモールに一部転換

【Reporter:はつしも】

フーディアム武蔵小杉の2階が、一部メディカルモールとして2016年春にリニューアルされることになりました。

「飯野眼科」の移転後、2015年12月29日に隣接の「フーディアム武蔵小杉薬局」が閉店、さらに隣接の化粧品・ドラッグ売場が1階に移設されました。
その跡地に、内科・皮膚科・耳鼻科が新規開院するとともに、あらためて調剤薬局がオープンします。

これにより、現在の「パークシティ歯科」を含め、4つのクリニックと調剤薬局が並ぶメディカルモールが完成します。

■リニューアルされるフーディアム武蔵小杉の2階
リニューアルされるフーディアム武蔵小杉の2階

■リニューアルの案内
リニューアルの案内

リニューアルの案内

フーディアム武蔵小杉は、武蔵小杉再開発地区における商業施設のパイオニアとして、2008年5月24日にオープンしました。
昨年、「ららテラス武蔵小杉」「グランツリー武蔵小杉」の出店が相次いだこともあって競合環境が激化し、2015年7月には1階食品売り場のフルリニューアルを行っていたところです。

ただ、オープン直後から特に2階の集客には苦戦したようで、本サイトでもお伝えしてきたようにこれまでにテナントの撤退と入れ替えが相次いでいました。

■移転した「飯野眼科」
移転した「飯野眼科」

■閉店した「フーディアム武蔵小杉薬局」
閉店した「フーディアム武蔵小杉薬局」

閉店した「フーディアム武蔵小杉薬局」

■1階に移設された「化粧品・ドラッグストア売場」
1階に移設された「化粧品・ドラッグストア売場」

今回のリニューアルに先立って、前述の通り「飯野眼科」がフーディアム外に移転、「フーディアム武蔵小杉薬局」が閉店、「化粧品・ドラッグストア売場」が1階に移設されました。
そして、これらの区画をメディカルモールとしてまとめるため、区画中央にあった「カラダファクトリー」が端の区画に移転するかたちになりました。

■リニューアル区画内で移転した「カラダファクトリー」
リニューアル区画内で移転した「カラダファクトリー」

「カラダファクトリー」は、すでに移転先の区画で平常営業がスタートしています。
現在は「カラダファクトリー」の移転跡地を含め、残りのリニューアル区画で工事が進められています。

■1階に移設された化粧品・ドラッグ売場
1階に移設された化粧品・ドラッグ売場

そして化粧品・ドラッグ売場は、昨年のうちに1階に移設が完了していました。
ここはフーディアム武蔵小杉のオープン時には「柿安口福堂」が出店していましたが早くに閉店し、その後「さざれ」「幸せの黄金鯛焼き」「千花いただきや」の出店・撤退が続きました。専門店がどうしても定着できず、店舗区画自体が撤去されていた場所です。

この区画はオープン当初の専門店区画としての役割は完全に終え、フーディアムのスーパーマーケットの売り場の一部として活用されていくことになります。

さて、フーディアム武蔵小杉の専門店の変遷を、あらためてまとめておきましょう。

■フーディアム武蔵小杉の専門店の変遷
▼55ステーション(2009年3月閉店)⇒ぷらちなはーと(2012年12月閉店)⇒ジュエリープラザ(2014年3月頃閉店)⇒クツショウテン(2014年6月29日閉店)⇒保険見直し本舗増床
▼パリミキ(2009年9月閉店)⇒フィットネス用品売り場⇒調剤薬局・カラダファクトリー(2016年春リニューアル)
▼アイシティ(2010年3月閉店)⇒現・ストレッチファクトリー
▼柿安口福堂(2011年1月閉店)⇒さざれ(2011年12月閉店)⇒幸せの黄金鯛焼き(2013年1月閉店)⇒千花いただきや(2014年1月閉店)⇒店舗区画撤去⇒化粧品・ドラッグ売り場(2015年12月)
▼Fare(2014年5月14日閉店)⇒現・Gaba(2014年9月1日開店)およびBlanc、QBハウス(2014年11月29日開店)
▼日本一(2014年5月20日閉店)⇒現・D's Selection(2014年7月12日開店)⇒リニューアルにより移転(2015年7月)
▼広東菜館(2015年1月閉店)⇒リニューアルにより区画撤去(2015年7月)
▼宝くじ売り場(2015年閉店)⇒休憩スペース(2015年7月リニューアル)
▼ラ・セゾン・デ・パン(2015年4月20日移転)⇒ラ・ボンテ(2015年5月開店)
▼横浜銀行ATM(2015年6月30日閉鎖)⇒食品売り場(2015年7月リニューアル)
▼飯野眼科(2015年8月25日閉院、9月2日移転)⇒内科(2016年春リニューアル)
▼フーディアム武蔵小杉薬局(2015年12月29日閉店)⇒皮膚科(2016年春リニューアル)
▼カラダファクトリー(2015年1月移転)⇒皮膚科(2016年春リニューアル)
▼化粧品・ドラッグ売り場(2015年1月移転)⇒耳鼻科(2016年春リニューアル)

■フーディアム武蔵小杉オープン時の「オリジナル16」
フーディアム武蔵小杉オープン時の「オリジナル16」

フーディアム武蔵小杉には、当初横浜銀行ATMを含め16の専門店がありました。Jリーグ創設時からのクラブ「オリジナル10」になぞらえると、「フーディアム武蔵小杉・オリジナル16」ということになるでしょうか。

「オリジナル16」で現在も健在なのは「auショップ」「カラダファクトリー」「日本旅行OMC」「白洋舎」「保険見直し本舗」「パークシティ歯科」の6店舗です。
そのうち「カラダファクトリー」は「ストレッチファクトリー」を追加出店、「保険見直し本舗」は増床をするなど、2階にあっても好調と思われる店舗も中には存在します。

■フーディアム武蔵小杉
フーディアム武蔵小杉 

フーディアム武蔵小杉を運営するダイエーは、2015年1月1日をもってイオンの完全子会社となり、イオン傘下で経営再建を行なうこととなりました。

フーディアムについても何らかてこ入れが行なわれることが想定されていましたが、今回の2階リニューアルで一通りは手が入るかたちになりました。現状、業態転換など大胆な改革ではなく、まずは従来の延長線上での強化をはかるものといえます。

1階もリニューアルしたばかり、2階も2016年春のリニューアル店舗以外も「QBハウス」「Gaba」など比較的最近入居した店舗が多いですから、ここから短期的にちゃぶ台をひっくり返すことは考えにくいでしょう。

■2015年7月にリニューアルした1階食品売り場
旧「広東菜館」跡地の惣菜売場 

経営方針は状況に応じて変化していくものであり、フーディアム武蔵小杉が中長期的にどうなるかはわかりません。
どのようなかたちであっても、武蔵小杉駅前の大型商業施設として、引き続き地域ニーズに応える施設として発展されると良いと思います。

【関連リンク】
ダイエー店舗情報 フーディアム武蔵小杉
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/7/25エントリ フーディアム武蔵小杉に関するアンケート結果
2009/3/17エントリ フーディアム武蔵小杉の55ステーションが閉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2009/8/31エントリ フーディアム武蔵小杉2階、パリミキ9月23日閉店
2009/10/1エントリ フーディアム武蔵小杉のパリミキ跡地に催事場オープン
2010/5/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階のアイシティが2010年7月31日閉店
2010/6/23エントリ 貴金属修理・買取「ぷらちなはーと」がフーディアム武蔵小杉2階にオープン
2011/12/18エントリ フーディアム武蔵小杉の薄皮たい焼き「さざれ」が本日閉店
2012/1/18エントリ フーディアム武蔵小杉に「幸せの黄金鯛焼き」が本日オープン
2013/5/9エントリ フーディアム武蔵小杉にたこ焼き・お好み焼き店「ITADAKIYA(いただきや)千花」が2013年5月13日(月)オープンへ
2014/2/11エントリ フーディアム武蔵小杉のたこ焼き・お好み焼き店「千花いただきや」が閉店
2014/4/14エントリ フーディアム武蔵小杉2階「ジュエリープラザ」閉店、跡地に「クツショウテン」がオープン
2014/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉の美容室「Fare」、惣菜店「日本一」が2014年5月に連続閉店
2014/6/27エントリ フーディアム武蔵小杉の「クツショウテン」が6月29日(日)閉店、3か月足らずで営業終了に
2014/8/4エントリ フーディアム武蔵小杉2階に「Gabaマンツーマン英会話」が2014年9月1日(月)オープンへ
2014/9/26エントリ フーディアム武蔵小杉の「保険見直し本舗」が増床リニューアル、「Fare」跡地は「Gaba」と新店舗で2分割
2014/10/11エントリ フーディアム武蔵小杉2階に「Eyelash Salon Blanc」が2014年11月29日(土)オープンへ
2014/11/19エントリ 本日「ライフ宮内二丁目店」グランドオープン、「フーディアム武蔵小杉」売場改装オープン
2015/2/15エントリ フーディアム武蔵小杉の中華惣菜店「広東菜館」が、運営会社自己破産のために閉店
2015/4/10エントリ 旧増田屋ビル1階に「トモズ」の調剤薬局が出店、隣接の「トモズ武蔵小杉店」と併存へ
2015/6/25エントリ フーディアム武蔵小杉の新ベーカリー「ラボンテ」登場と、「宝くじ売り場」「横浜銀行ATM」の閉鎖
2015/7/12エントリ フーディアム武蔵小杉食品売場がリニューアル、4日間臨時休業ののち7月18日(土)オープン
2015/7/18エントリ 「フーディアム武蔵小杉」本日リニューアルオープンレポート
2015/9/17エントリ 旧増田屋ビル「icoco」に「飯野眼科」がフーディアム武蔵小杉より9月2日移転オープン

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2016年
01月12日

神戸発の人気店「はらドーナッツ」が武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに2016年2月中旬出店決定

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの2階に、「はらドーナッツ」が2016年2月中旬に出店することがわかりました。

■はらドーナッツ ウェブサイト
http://haradonuts.jp/
※武蔵小杉店の情報はまだ掲載されていません。

■はらドーナッツ 目黒店
はらドーナッツ 目黒店

はらドーナッツは、神戸に本店を置くドーナツ専門店です。
「美味しく、安心して食べていただける」 をコンセプトに、 防腐剤や保存料を使用しない自然派のドーナツを製造・販売しています。

姉妹店を含め全国に21店舗とまだまだ限定されたエリアにしか出店しておらず、神奈川県内では横浜元町、横浜ポルタ、新百合ヶ丘の3店舗があります。

■「はらドーナッツ」と「いちごホワイト」
「はらドーナッツ」と「いちごホワイト」

同店の看板は、店名にもなっている「はらドーナッツ」です。
豆乳とおからをたっぷり使っており、手作り感のある素朴な味わいが特徴です。
プレーンで甘みは決して強くないのですが、もっちりとした食感があって優しい味が確かに美味しかったです。
全体のメニュー構成としては、「はらドーナッツ」「サトウキビ」「丹波黒豆きなこ」は「メインメニュー」として全店共通です。
その他は店舗によって異なり、チョコレートやシナモン、紅茶などの「レギュラーメニュー」、旬の野菜など季節によって変更される「お野菜メニュー」「季節メニュー」があります。

■メインメニューの「きなこ」
季節メニュー

こちらはメインメニューの「きなこ」です。
プレーンの「はらドーナッツ」にもう少し甘みが欲しい方は、ほどよく黒糖きなこがまぶしてあるこちらの一品もお勧めです。

ドーナツの価格帯は120円~200円というところで、そう高いものではありません。
帰り道のちょっとしたお土産に、良いかもしれません。

■出店場所となる「武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス」
「ぐるチュロ」跡地の「コーキーズクッキー」 

「はらドーナッツ」の出店場所は前述の通り武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの2階となる見込みです。

上記の写真はかつて「ぐるチュロ」が出店していた区画で、その後期間限定ショップのスペースになっています。
現在の店舗は、1月20日までの営業で、その後はまた入れ替わりになるようです。

ドーナツ店舗でしたら設備的にもそのままフィットしそうですので、この区画が候補としては有力のような気がいたしますが、これはまだわかりません。

「はらドーナッツ」の出店については、本日時点で武蔵小杉東急スクエアおよびはらドーナッツのウェブサイトには情報が出ていません。

■「目黒店」のイートインスペース
「目黒店」のイートインスペース

「はらドーナッツ」は目黒店、横浜元町店などいくつかカフェ併設の店舗がありますが、フードショースライスではちょっと場所がなさそうです。

■中原区の人気店「イクミママのどうぶつドーナツ」のミケ
中原区の人気店「イクミママのどうぶつドーナツ」のミケ

自然派のドーナツといえば、元住吉発の「イクミママのどうぶつドーナツ」が地元ではたいへん人気を博しています。
同店は昨年自由が丘にも2号店を出し、全国の百貨店やグランツリー武蔵小杉の催事にも出店するなど活動の幅を広げてきていました。

「はらドーナッツ」も自由が丘にはかねてから出店していまして、両エリアで「はらドーナッツ」「イクミママのどうぶつドーナツ」が並び立つことになります。

■武蔵小杉東急スクエアの先行ドーナツ店「ミスタードーナツ」
武蔵小杉東急スクエアの先行ドーナツ店「ミスタードーナツ」

■「BAGEL & BAGEL with She Knows Bakery 」
「BAGEL & BAGEL with She Knows Bakery 」

また、武蔵小杉東急スクエアに限っても、「ミスタードーナツ」「BAGEL & BAGEL with She Knows Bakery 」があり、ここにさらに「はらドーナッツ」が加わります。

■グランツリー武蔵小杉「久世福商店」の「おとうふドーナツ」
おとうふドーナツ(抹茶・レモン)

また、グランツリー武蔵小杉の「久世福商店」でも、お豆腐を使ったドーナツを販売しています。

武蔵小杉周辺では、スイーツ系の店舗が近年かなり充実してきましたね。

【関連リンク】
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2013/4/16エントリ 武蔵小杉東急スクエア「フードショースライス」の「ぐるチュロ」
2015/3/17エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「ににぎ」「おこわ米八」が相次ぎ閉店、跡地の「ジスウィーク」に19日より葛西「ビッグベル」が登場
2015/4/14エントリ 武蔵小杉東急スクエアが2014年度に過去最高の売上高・来館者数を記録、4月22日まで2周年記念セールを実施中
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/8/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場
2015/10/21エントリ 武蔵小杉東急スクエア「ぐるチュロ」10月28日閉店、「NINA」跡地に「ルピシア」10月29日オープン
2012/12/15エントリ 武蔵小杉東急スクエアの「BAGEL & BAGEL with She Knows Bakery」
2015/11/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの「ぐるチュロ」「NINA」跡地に「コーキーズクッキー」「ルピシア」がオープン

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2016年
01月08日

東急武蔵小杉駅南口高架下「ナチュラ」新店の「立ち喰い寿司」レポート

【Reporter:たちばな】

2015年11月25日に、東急武蔵小杉駅南口高架下の商業施設に「~和食と立ち喰い寿司~ナチュラ」がオープンしました。

同店は「和食」と「立ち喰い寿司」の2業態複合店舗であり、駅側が和食、府中街道側が立ち喰い寿司となっています。
今回はとりあえず、「立ち喰い寿司」の業態に行ってみました。

■「立ち喰い寿司ナチュラ」
立ち喰い寿司ナチュラ

立ち喰い寿司ナチュラ

「立ち喰い寿司」のナチュラは、店内がL字型のカウンターになっていまして、全体の収容人数は8名程度です。
立ち喰いですので気軽で、客席の回転が比較的早いです。

■「立ち喰い寿司ナチュラ」のメニュー
「立ち喰い寿司ナチュラ」のメニュー

「立ち喰い寿司ナチュラ」のメニュー

また同店では立ち喰いらしく、お寿司を1貫からリーズナブルな料金で楽しめることをコンセプトにしています。
価格帯はメニューの通り、1貫100円~500円となっています。
またお寿司のほか、汁物、おつまみ、ドリンク類も用意されています。

メニューは日によって変わることがあるようです。

■「おまかせ5貫」(600円)
「おまかせ5貫」(600円)

ネタに迷うようでしたら、「おまかせ5貫」のセット(600円)も良いでしょう。
この日は白子の軍艦巻やめかぶなどでした。

■「えんがわ炙り」(200円)、「サーモン」(150円)
「えんがわ炙り」(200円)、「サーモン」(150円)

その他、1貫ずつ好きなネタを頼むのも勿論ありです。
「えんがわ炙り」、柔らかくて美味しかったです~。

魚は旬によって、よいものが変わると思います。
このあたりの仕入れは、一定の取扱い量が見込めるナチュラグループの強みが活かされるのかもしれません。

たっぷり飲み食いしようと思えばそれなりのお値段になってきますが、気軽にちょっとお寿司をつまむ程度であれば、1,000円未満ですませることも十分可能です。
周辺のレストランで飲食したあと、残った少人数でちょっと寿司でも…という使い方もありそうです。

今までに武蔵小杉になかった種類のお店ですので、こういった選択肢ができたのは良いのではないでしょうか。

■武蔵小杉駅高架下の商業施設
武蔵小杉駅高架下の商業施設

なお、この武蔵小杉駅高架下の商業施設は「武蔵小杉東急スクエア」とは完全に別個になっています。
特に商業施設名称はなく、あくまでも高架下の店舗区画にテナントが入居しているだけという形で、言ってみれば武蔵小杉駅北口高架下のマクドナルドや「NATURA MARKET」などと同じ扱いです。

そのため武蔵小杉東急スクエアのように商業施設全体の定休日や営業時間に縛られる必要がなく、高架下の5店舗「Public House」「アジアンビストロDai」「BRASSERIE MUH(ブラッスリームー)」「~和食と立ち食い寿司~ナチュラ」「牛8」はそれぞれ営業時間が異なります。
中でも「~和食と立ち喰い寿司~ナチュラ」は唯一定休日を設け、月曜日がお休みとなっています。

月曜定休は、ナチュラグループ各店舗共通でしたね。
こういった独自路線を貫くことができるのも、大型商業施設の枠外での出店メリットと思います。

【関連リンク】
・ナチュラ ウェブサイト
東急電鉄ニュースリリース 東横線・目黒線武蔵小杉駅南口高架下の商業施設・駐輪場2015年11月25日(水) 開業決定!
2014/2/25エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅南口の高架下に店舗を新設、アリオと隣接する商業ゾーン形成へ
2014/6/4エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅南口高架下店舗新設・駐輪場工事を2014年7月着手、2016年1月リニューアルオープンへ
2015/6/28エントリ 六本木発・ベルギービールのフレンチビストロ「ベル・オーブ」が2015年11月下旬武蔵小杉出店決定、豊洲店に続きタワーマンションの街へ
2015/7/2エントリ 武蔵小杉にお茶専門店「ルピシア」今秋出店決定、「アジアンビストロDai」11月出店決定
2015/7/23エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下の新設店舗判明第1号、「アジアンビストロDai」が11月下旬オープン決定
2015/8/19エントリ イタリアン酒場「ナチュラ」が新店計画、「アジアンビストロDai」「(仮称)ベル・オーブ」と共に外食3店舗が11月下旬に武蔵小杉同時出店
2015/10/13エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下商業施設が11月25日オープン決定、「Public House」「アジアンビストロDai」「MUH」「和食と立ち喰い寿司NATURA」「牛8」の店舗がお目見え
201/9/18エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設5店舗が発表、「Public House」「アジアンビストロDai」「ベル・オーブ」「和食と立ち喰い寿司NATURA」「牛8」が11月下旬オープンへ
2015/10/17エントリ 東急電鉄が武蔵小杉高架下商業施設・駐輪場の11月25日(水)オープンをリリース、駐輪場の定期利用を先着順で受付スタート
2015/11/24エントリ 11月25日オープン、東急武蔵小杉駅南口高架下商業施設の「MUH」の源流。「ベル・オーブ豊洲店」
2015/11/25エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設・駐輪場本日オープン:「Public House」でいただくパスタと駐輪場レポート

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2015年
12月26日

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業が「平成27年度土地活用モデル大賞・国土交通大臣賞」を受賞

【Reporter:はつしも】

「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業(セントア武蔵小杉)」が、一般財団法人都市みらい推進機構による「平成27年度土地活用モデル大賞」の「国土交通大臣賞」を受賞しました。

■国土交通省 平成27年度土地活用モデル大賞選定結果について(PDF)
http://www.toshimirai.jp/tochi_model/Contents/151029_tochi_result.pdf

■小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業による再開発ビル
小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業による再開発ビル
 
都市みらい推進機構は、都市の活性化に関する研究、情報提供等を通して、地域社会と調和した活力ある都市づくりの推進を図ることを目的とした一般財団法人です。
同機構はその活動の一環として、土地の有効活用や適切な維持管理の「成功モデル」を表彰する「土地活用モデル大賞」を国土交通省の後援のもとに実施しています。

本年度は11点のプロジェクトが応募され、審査の結果「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業(セントア武蔵小杉)」が同賞の最上位に位置づけられる「国土交通大臣賞」を受賞しました。

■「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業(セントア武蔵小杉)」の概要及び評価(同機構リリースより)
本プロジェクトは、神奈川県川崎市の東急東横線・JR 南武線、横須賀線の「武蔵小杉駅」より徒歩5分程度の中心市街地に位置しており、建物の老朽化や狭幅員道路等の課題を抱え、機能更新が求められていた地区である。
本地区では建物の老朽化が進み機能更新が求められるものの接道道路や周辺道路条件から整備困難だった地区であり、施行区域の中央に位置する耐震改修を終えた耐火建築物を区域から除外する事業計画にする以外は再開発事業が成立する可能性が無いという特殊な施行区域において、合理的で有効な建築計画を行うため「連担建築物設計制度」を活用して区域中央の除外建物と新たに建設する再開発ビルによる有効な土地利用と合理的な建築計画の実現を目指したプロジェクトです。
多様な権利者意向に配慮した、分譲住宅・賃貸住宅、商業・業務、公的施設等の複合する再開発事業を実現するため、連担建築物設計制度の活用による街区内除外建物を含む都市環境の形成という点において、全国に同様の事情を抱える地区における先導的事例となるものであります。


本賞による「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」の概要説明および評価は上記の通りです。
わかりにくいと思いますのでまとめ直すと、以下の通りになります。

<整備が求められていた要因>
①武蔵小杉駅近くの中心市街地に位置している
②建物の老朽化が進んでいる
③道路が狭く都市基盤として難がある

<整備する上でのハードル>
①道路が狭く工事が困難
②地区中央のユニオンビルは耐震改修を終えたばかりで再開発に加わらないなど、多様な地権者意向が存在

<評価されたポイント>
①「連担建築物設計制度」の利用により、ユニオンビルの再開発不参加を乗り越えた
②多様な権利者意向を調整し、分譲住宅・賃貸住宅・商業・業務・公的施設の複合する事業を実現させた


■再開発に参加しなかったユニオンビル
ユニオンビル

■地権者店舗・住戸と新規テナントが同居するセントア武蔵小杉
セントア武蔵小杉B棟

「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」は、高層分譲マンションのプラウドタワー武蔵小杉、中層賃貸マンションのケイジェイ・レジデンス武蔵小杉、商業・業務施設のセントア武蔵小杉A棟・B棟と都市計画道路で構成された複合的な開発事業です。
同事業は多くの制約の上に成立しており、何よりも大きかった要因は再開発地区中央の「ユニオンビル」の事業不参加です。これにより、同事業は「ロの字型」の設計をしなくてはなりませんでした。

また同地区はグランツリー武蔵小杉などと異なり多数の地権者や既存店舗が存在したことから、商業施設としては統一感に欠ける面があるのも確かです。

ただ、世の中の再開発事業はさまざまな既存建築物・権利者の「現状」があるから「再」開発なのであって、何の制約もなく、単独事業者がフリーハンドで設計できる案件の方がむしろ少ないのが実状です。
現状の制約を無視して「これがなかったらこうできるのに」とイメージを膨らませることはできても、それではそもそも事業自体が成立しません。

「土地活用モデル大賞」は、その名前の通り土地の有効活用の成功事例を評価するものであって、「仕上がりがいかに絶対的に素晴らしいか」というよりも「いかに制約を乗り越えて、上手く落としどころを見つけられたか」という観点に寄ったものといえると思います。
そういう意味では、再開発地区の中心がすっぽり不参加となったハードルを乗り越えた同地区は、本賞にまさに当てはまるということでしょう。

■国土交通省 連担建築物設計制度
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/seido/kisei/86-2rentan.html

今回ユニオンビルの問題を乗り越えるのに活用され、本賞における評価対象となったのが「連担建築物設計制度」です。
これは上記国土交通省のサイトにある通り、既存建築物の存在を前提としつつ合理的な設計を行うことで、安全上・防火上・衛生上支障ないと特定行政庁が認めるものについては、複数建築物が同一敷地内にあるものとみなして建築規制を適用する制度です。

これにより、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業は建築規制上は事業不参加のユニオンビルも含めた一体的な事業として取り扱われ、事業として成立したわけですね。

■自転車専用レーンの整備された都市計画道路
小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業による都市計画道路

■プラウドタワー武蔵小杉裏側の歩行者導線
プラウドタワー裏側の歩道状空地

本事業は老朽化した旧中原市民館の移転解体にはじまり、仮設店舗の建設や既存店舗の順次移転なども経て再開発ビルの建設が行われました。
そして最後に都市計画道路の整備をもって、事業が完了したところです。

中原市民館の解体が本格的に始まったのが2011年3月頃で、2015年3月の事業完了までに長期間の工事が必要になりました。
またそれに先立っては、多数の権利者との調整や事業の具体化などに、さらに長い期間を要したのではないでしょうか。

特徴的な「ロの字型」の再開発ビルを眺めつつ、ここに至るまでの道のりを振り返りました。

■旧中原市民館の解体工事
旧中原市民館の解体工事

■KJメゾン武蔵小杉の解体工事


■「アイリッシュバー マッキャンズ」仮店舗(当時)
 「アイリッシュバー マッキャンズ」仮店舗

【関連リンク】
一般社団法人都市みらい推進機構
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2010/10/17エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体工事着手、旧中原市民館の駐輪場を2010年11月30日閉鎖
2010/11/30エントリ 小杉町3丁目中央地区の第二成高ビル・小杉第6共同ビル解体完了
2010/12/4エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体開始
2011/1/5エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体進捗
2011/4/11エントリ 旧中原市民館の解体工事開始と、マッキャンズの扉

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2015年
12月09日

クリスマスシーズン到来、ららテラス武蔵小杉の「サンタのお手紙」と、武蔵杉東急スクエアの「フォトスポット」

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉の街も、クリスマス一色になりました。
駅直結の商業施設「ららテラス武蔵小杉」「武蔵小杉東急スクエア」にも、クリスマスツリーなどの飾りつけが行なわれていますので、ご紹介したいと思います。

■ららテラス武蔵小杉のクリスマスツリー
ららテラス武蔵小杉のクリスマスツリー

ららテラス武蔵小杉のクリスマスツリーは、最上階の4階に設置されています。
ここはネイルやマッサージ、美容室、料理教室、フィットネス、保険などのサービス業が主体となっていますので、普段はあまり訪れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クリスマスツリーは「三井のすまいモール」など個別店舗にもそれぞれありますが、商業施設としてのツリーは「ABCクッキングスタジオ」の前にありました。

■クリスマスツリーの飾りつけ
クリスマスツリーの飾りつけ

このクリスマスツリーは、実はサンタさんからのお手紙になっています。
「ここからあけてみてね」と書いてあるところから圧着をはがしていくと、ひとつひとつ違うメッセージが出てきます。

■サンタさんからのメッセージ
サンタさんからのメッセージ

サンタさんからのメッセージ

サンタさんからのメッセージ

お手紙は数に限りがあり、本日現在で残りが結構少なくなってきています。
補充があるのかどうかはわかりませんが、お手紙を読みたい方はお早めにどうぞ。

おひとりさま、ひとつまでとなっています。

■ららテラス武蔵小杉のクリスマスリース飾り
ららテラス武蔵小杉のクリスマスリース飾り



それでは続いて、武蔵小杉東急スクエアに行ってみましょう。

■武蔵小杉東急スクエアのフォトスポット
武蔵小杉東急スクエアのフォトスポット

ららテラス武蔵小杉の4階は、武蔵小杉東急スクエアとデッキで接続されています。
武蔵小杉東急スクエアの4階はレストランフロアの広場がありまして、そこにはクリスマスのフォトスポットが設置されていました。

■武蔵小杉東急スクエア ニュース&イベント情報 クリスマス写真撮影会
http://www.kosugi-square.com/news/template.html?id=1293

■クリスマス写真撮影会の開催概要
▼日時:2015年12月19日(土)①13:00~、②15:00~、③17:00~
▼場所:4階レストランフロア特設会場
▼定員:各回先着30名様
▼参加条件:東急スクエアにて当日お買い上げの500円(税込)以上のレシートをご持参ください。


ここでは12月19日に「クリスマス写真撮影会」が開催されます。
カメラマンの方が撮影をして、その場でプリントした写真がもらえるというものです。

自分で撮影しても基本的には変わらないと思いますが、デジカメプリントは意外としないものですし、観光地でもないこの場所で「人に撮影を頼む」こともなかなか出来ないでしょう。
この機会に家族全員が映った写真をプリントで残しておくのも、良いかもしれません。

■レストランフロアのデジタルサイネージ
レストランフロアのデジタルサイネージ

同じくレストランフロアのデジタルサイネージも、クリスマス仕様になっていました。
登場する動物が、それぞれサンタの帽子をかぶっています。
 
■クリスマス仕様の「のるるん」
クリスマス仕様の「のるるん」

■エントランスの「かまくら」
エントランスの「かまくら」

その他、武蔵小杉東急スクエアは施設全体がクリスマスモードの演出になっています。

武蔵小杉の商業施設では、毎年武蔵小杉東急スクエアが一番演出に凝っているように思います。
エントランスの雪だるまやクリスマスツリー、かまくらなどをお楽しみください。

■武蔵小杉東急スクエア「Hare no hi from 木糸土」のガラス細工
武蔵小杉東急スクエア「Hare no hi from 木糸土」のガラス細工

気がつけば12月も中旬に入りつつあり、今年も残り少なくなってきました。
クリスマスケーキやプレゼントを選びながら、武蔵小杉の商業施設をめぐる方も多いと思います。

毎年のことではありますけれども、クリスマスの飾りや音楽で何となく街が明るくなりますね。

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
2013/12/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアのクリスマス
2014/11/16エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」「ららテラス武蔵小杉」がクリスマスプレゼント大抽選会を合同開催、グランツリーオープン3連休に対抗
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