武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2013年
07月15日

「idacafe」で「モトスミ がん哲学カフェ」が2013年7月20日(土)スタート



2013年7月20日(土)を皮切りに、「モトスミ がん哲学カフェ」がスタートします。
これは川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター医師の西智弘先生の主催により、がん患者の方、またそのご家族を対象とした対話を「idacafe」において行うものです。


■「モトスミ がん哲学カフェ」の概要
▼日時:1回/月程度 土曜日(不定期) 14時~17時
 7月は7/20(土)、8月は8/10(土)を予定
※完全予約制で1日2~3組、各組1時間程度の面談となります。対話を通じて患者さんやご家族のお気持ちを整理するお手伝いをさせて頂きます(診療行為を行うものではありません)。対象は「がん患者さんおよびそのご家族」です。
※予約が入っていない時間帯は立ち寄りでの面談も可能です。立ち寄り時に満席の場合は、後日の予約を案内させて頂きます。

▼料金:無料 (飲み物は、各自ご注文下さい。 ※カフェ内への飲食物の持ち込みはご遠慮下さい)

▼開催場所:idacafe
(〒211-0034 川崎市中原区井田中ノ町33-9 http://ida-cafe.com/
※東急東横線元住吉駅西口から、ブレーメン通りを抜けて徒歩10分(850m)。井田小学校えんじゅ門の近隣です。
※カフェには駐車スペースがございませんので、お車でお越しの際は近隣の有料駐車場をご利用下さい。

▼事務局/連絡先
申し込み、お問い合わせは下記にお願いします(診療時間中などは電話を取れないことがございますので、できる限りe-mailで申し込み頂けますと幸いです)。9月以降の日時の御案内は1~2ヶ月前までに下記URLのブログ内に掲載いたします。
川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 西智弘

〒211-0035 川崎市中原区井田2-27-1
TEL: 044-766-2188 FAX: 044-788-0231
e-mail: tonishi0610@hotmail.co.jp / URL: http://tonishi0610.blogspot.jp/

▼西智弘先生プロフィール
川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター 腫瘍内科/緩和ケア内科 医師
2005年北海道大学卒。室蘭、川崎で家庭医療、内科、緩和ケアを研修後、2009年から栃木県立がんセンターにて腫瘍内科。2012年から現職。緩和ケアを中心に、抗がん剤治療や在宅医療にも関わる。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医。


一般にはあまりなじみがないかもしれませんが、「がん哲学外来」という取り組みがあります。これは、生きることの根源的な意味を考えようとするがん患者と、がんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする人との対話の場です。
(NPO法人 がん哲学外来設立趣意書より)
「がん哲学外来」は、がん患者が笑顔を取り戻し、がんを持ちながらもその人生を生き切ることができる社会を達成することを目的としています。

現在、この主旨に賛同した多くの医療者による「がん哲学外来」の取り組みが広がっています。今回の「モトスミ がん哲学カフェ」は、川崎市では初めての実施となるものです。

■「モトスミ がん哲学カフェ」会場の「idacafe」
「モトスミ がん哲学カフェ」の会場の「idacafe」

「モトスミ がん哲学カフェ」会場の「idacafe」

「がん哲学外来」は、院内で実施されるものもありますが、「モトスミ がん哲学カフェ」は、井田病院外の「idacafe」(井田小学校前)が会場となります。

「idacafe」は、最近各地に増えてきた「コミュニティカフェ」と呼ばれるものです。
単にドリンクや軽食を提供するのではなく、カフェ経営を目指す方が「一日店長」ができたり、ワークショップなどのスペースを提供したりしています。
この「idacafe」という場所を軸に、さまざまな人のつながり、何かを形にしたいという思いを後押しすることをコンセプトにしているのです。

■「idacafe」ウェブサイト
http://ida-cafe.com/

■「idacafe」のワークショップの案内
ワークショップの案内

■「idacafe」の駐輪場
「idacafe」の駐輪場

「idacafe」店内は、木をベースにした温かみのある空間になっています。「モトスミ がん哲学カフェ」は、あえて「病院」という場所を離れたくつろぎのスペースで対話をすることを意図されているものと思います。

なお、主催者の井田病院 西智弘先生は、2013/7/8エントリでご紹介した「病院レストランを考えよう!ワークショップ」も主催されていました。
地域の医療をさまざまな角度から支えようとするご活動に賛同し、今回も本サイトでご紹介させていただきました。

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」での西智弘先生
「レストランサポートプロジェクト」
 
■「idacafe」のマップ
「idacafe」のマップ

 【関連リンク】
NPO法人 がん哲学外来
西智弘先生ブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘先生Twitter @tonishi0610
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート

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2013年
07月08日

井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート

hatsushimo.gif

2013年6月29日に、川崎市立井田病院において「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催されました。
本ワークショップは、患者さんや地域の皆さんと病院のレストランの意義や役割を見つめ直して、「あったらいいな」と思えるレストランの姿を検討するものでした。

当日は医療関係者・地域住民の方など31名が集まり、活発な意見交換が行われました。

■川崎市立井田病院
川崎市立井田病院

本ワークショップの会場は、もちろん川崎市立井田病院でした。
井田病院は地域医療、特にがん医療の拠点となる市立病院です。井田山の上にあり、各所からバスが発着していますので、バスの行き先で見たことがある、という方は多いのではないでしょうか。

規制により外側に看板等を出すことはできませんが、この中にも病院レストラン「ポールライト」が入っています。「ポールライト」については、ワークショップを告知させていただいた2013/5/11エントリでもご紹介しましたね。

■「レストランサポートプロジェクト」発起人の西智弘先生
「レストランサポートプロジェクト」

本ワークショップは、病院レストランを考える「レストランサポートプロジェクト」の主催によるものです。その発起人が井田病院医師の西智弘先生であり、今回のワークショップのガイド役もつとめていらっしゃいました。

冒頭は西先生からのミニ講演という形で、プロジェクトおよびワークショップの説明がありました。概要をざっくりまとめると、以下の通りです。

■西智弘先生による講演の概要
▼待合室をひとつの重要な医療資源と考え、それを有効利用することで医療の改革を進める「待合室から病院を変えよう!プロジェクト」に共感
▼活用されていない医療資源は、待合室の他にもあるのではないか
▼「病気がないと立ち寄らない」病院が、健康時からの健康情報発信基地、医療の「渚」となるためには病院レストランは有効な機能になりえるのではないか
▼話題になった病院レストランはいくつかあるが、多くは「豪華」「ヘルシー」など女性などへの「受け」に寄っている印象があり
▼病院レストランの意義・必要性、望まれる機能などについてワークショップで考えてみたい


■ワークショップの風景
ワークショップの風景

全体2時間30分のうち講演は20分ほどで、ワークショップの中心は参加者による意見交換でした。いわゆる「ワールド・カフェ形式」で、1グループ5、6名を3回ほどシャッフルしながら、病院レストランに対して期待すること、必要と考えることなどを出し合っていくというものです。

■各グループの意見シート(一部のみ)
各グループの意見シート(一部のみ)

各グループの意見シート(一部のみ)

各グループの意見シート(一部のみ)

■ワークショップで出た意見(一部のみ)
▼レストランを図書室の分室にする:本を読みかけになればリピーターになるかも
▼栄養士の常駐:栄養指導をいつでも受けられる→患者が改善した食生活に対するフィードバックが得られる、モチベーションの維持につながる
▼キッチンスタジオの設置
▼病気別(糖尿病やアレルギーとか)の推薦メニュー+レシピの公開
▼患者の家族のための病院食の体験メニュー
▼時間体制サービスの提供:空いている時間の利用→市民のワークショップやイベント会場として(市民が病院を活用できる)
▼「患者さん」→「お客さん」となり自由になれる場
▼畳の空間
▼子供用のスペース、娯楽スペース
▼ノンアルコールカクテルの提供、ケーキの提供
▼面会時間や待ち時間の時間つぶしとしての場:呼び出しシステムがあれば…
▼グループダイエット
▼退院後の食事のお手本としたいメニュー


(※上記は全体のごく一部であり、本サイトが任意にピックアップしたものです。)

とても本エントリではご紹介しきれませんが、各グループでは、実にさまざまな意見が出ました。
単に食事をする場というだけではなく健康をテーマにしたイベントを開催したらどうか?といったものから、あるいはグループダイエットを企画してはどうかなど、「健康」を軸にして「レストランという場」の活用範囲を広げていく意見が多く見受けられました。

実際にやっていくにあたってはいろいろ解決すべきハードルもあるのでしょうが、まずは否定論なしで、なんでもアイデアを出していくことが大切なのだと思います。

想像以上に活発に意見の出し合いは盛り上がりまして、宴もたけなわ…というところで西先生のクロージングでワークショップは終了しました。

       ※       ※       ※

「病院レストランサポートプロジェクト」は、今後1年間の活動を予定しています。
ワークショップで出た多くの意見を踏まえて、今後は西先生をはじめとするプロジェクトのみなさんが、井田病院のレストランにおいて具体的にアイデアを形にしていくことになります。

今後のプロジェクトの進捗についても適時報告されるそうですので、本サイトでも、またどこかの段階でご紹介できればと思います。

■井田病院のレストラン「ポールライト」
井田病院のレストラン「ポールライト」

■「ポールライト」の生姜焼き
「ポールライト」の生姜焼き

お昼時にワークショップが終わりましたので、この日は井田病院のレストラン「ポールライト」で生姜焼きをいただきました。
現状の「ポールライト」は、病院レストランとして何か特別な活用をされているわけではありませんが、日当たりのよい明るいスペースです。また大規模な井田病院の中にあっても、数少ない「医療を受ける」「待つ」以外の場所です。

今後のプロジェクトによってどのような活用が形になっていくのか、個人的にも楽しみにしています。

【関連リンク】
西智弘先生ブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘先生Twitter @tonishi0610
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年
06月27日

ブレーメン通り商店街の「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」開催レポート

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2013年6月22日(土)、23日(日)の2日間にわたって、ブレーメン通り商店街で「ブレーメンサマーセール2013 ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」が開催されました。

■ブレーメン通り商店街のアーチ
ブレーメン通り商店街のアーチ

■元住吉駅前の出店
元住吉駅前の出店

「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」は、主に元住吉駅コンコース、元住吉駅前、ブレーメン通り商店街コミュニティセンター付近を会場として、音楽イベントや福島県の物産販売などを行う催しです。

普段から人通りの多いブレーメン通り商店街ですが、この2日間はいつもにましての賑わいがありました。

■福島市・鈴木養蜂場のはちみつ
鈴木養蜂場のはちみつ

■みちのく福島路ビール
みちのく福島路ビール

福島物産の出店では、福島の野菜やはちみつ、薄皮まんじゅうなど多彩な物産が並んでいました。なかでも目を引いたのは写真の「みちのく福島路ビール」で、米麦酒・レッドエール・ピルスナー・レッドエールの4種用意されていました。
4種セット1,000円で飲み比べをすることもできまして、当日暑い中、このビールを飲む方も多く見受けられました。

■有限会社 みちのく福島路ビール ウェブサイト
http://www.f-beer.com/

■「白河 はとむぎ茶」と「福島 桃の恵み」
「白河 はとむぎ茶」と「福島 桃の恵み」


ソフトドリンクももちろん福島産で、写真は「白河 はとむぎ茶」と「福島 桃の恵み」です。

■「会津地鶏みしまや」の焼鳥
「会津地鶏みしまや」の焼鳥

■十勝中札内・フェーリエンドルフの豚丼
十勝中札内・フェーリエンドルフの豚丼

フード系では、福島産地鶏の焼鳥のほか、北海道の十勝中札内からの出店もいくつかありまして、中札内のドイツ風リゾート施設「フェーリエンドルフ」の豚丼をいただきました。いずれも焼き立てでたいへんおいしかったです。

なぜ十勝? と疑問に思ったのですが、そういえば「フェーリエンドルフ」の運営会社社長は、東急元住吉駅前のブレーメンの音楽隊像を寄贈していました。ブレーメン通り商店街とは、以前から交流があったわけですね。

■会津地鶏みしまや ウェブサイト
http://www.aizujidori-mishimaya.com/

■「フェーリエンドルフ」から寄贈されたブレーメンの音楽隊像
「フェーリエンドルフ」から寄贈されたブレーメンの音楽隊像

■十勝野フロマージュのアイス
十勝野フロマージュのアイス

■十勝野フロマージュのチーズ
十勝のフロマージュのチーズ

豚丼に続いてこちらも北海道十勝から、「十勝野フロマージュ」のアイスとチーズです。
アイスはミルクとチーズの2種がありまして、美味しくいただきました。

■起き上がり小法師絵付け体験
起き上がり小法師絵付け体験

起き上がり小法師絵付け体験

さて、こちらは会場で人気を博していた起き上がり小法師の絵付け体験です。
起き上がり小法師といえば、会津地方の郷土玩具ですね。写真のようにまだ真っ白な起き上がり小法師に、絵の具を使って自分で絵付けをできるというものです。

■プレゼントの起き上がり小法師
プレゼントの起き上がり小法師

絵付け体験の参加者には、もれなく小さな起き上がり小法師がプレゼントされました。
細長い目がかわいいですね。

■「ふくしま八重隊」のパフォーマンス
「ふくしま八重隊」のパフォーマンス

「ふくしま八重隊」のパフォーマンス

各地の物産をいただいたり、絵付け体験をしたりしていましたら、ほどなくステージで「ふくしま八重隊」の皆さんのパフォーマンスが始まりました。

「ふくしま八重隊」は、大河ドラマ「八重の桜」の放送をきっかけに結成された広報キャラバン隊で、新島八重の出身地である福島県を全国に紹介すべく各地でパフォーマンス活動をされています。

■おもてなしキャラバン ふくしま八重隊 ウェブサイト
http://yaetai.jp/

■「Fukurumカード」の紹介
「Fukurumカード」の紹介

本イベントのステージなどで、「Fukurumカード」というものが紹介されていました。
これは福島県と株式会社日専連ライフサービス、財団法人福島県観光物産交流協会が連携して創設したカードです。

このカードで買い物をすると売り上げの一部が風評被害の払拭・福島県産品の振興事業に役立てられるほか、ポイントをためて福島県の特産品、ギフトカードと交換することができます。

■福島県ウェブサイト 「Fukurumカード」
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY
_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=29638


■持ち帰った物産
持ち帰った物産

最後にこちらは、出店で買って持ち帰ったジャンボチョコどらやきと、喜多方しょうゆラーメンです。
ジャンボチョコどら焼きは、福島県伊達市の松本製菓の手によるもので、幼児の顔ほどの大きさがあります。喜多方しょうゆラーメンは、出店で買い物をするごとにいただける福引券で当たりました。

こちらはまた、後日いただきたいと思います。

■だてめがね 株式会社松本製菓
http://www.date-shi.jp/102/post-97.html

本イベントのレポートは、以上です。
ご紹介した以外にも出店はたくさんありましたし、東急元住吉駅コンコースのステージはご紹介していません。ブレーメン通り商店街では今後も継続的に東日本大震災被災地の支援を行っていくことでしょうし、本サイトでもまたご紹介したいと思います。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 ウェブサイト
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
2011/3/15エントリ 武蔵小杉で、広がる節電活動
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動
2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2011/3/20エントリ 広がる支援の輪
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2012/3/10エントリ とどろきアリーナの「東日本大震災復興支援アリーナまつり」レポート
2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉
2012/3/26エントリ 「東急武蔵小杉駅春まつり」と、東日本大震災復興を願う千羽鶴
2012/4/4エントリ 東日本大震災被災3県4紙による合同プロジェクト紙面を中原図書館で配布
2012/4/13エントリ 東急武蔵小杉駅改札内の、「春まつり」で折られた千羽鶴
2012/8/13エントリ 「nakool(ナクール)」で劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブを開催
2012/9/14エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第1号に認定
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
2013/2/20エントリ 「ナクール(nakool)」で、劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励」第2弾を開催
2013/3/7エントリ とどろきアリーナで「アリーナまつり」2013年3月9日(土)開催、「川崎市青少年フェスティバル」3月17日(日)開催
2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
2013/3/25エントリ とどろきアリーナの「東日本大震災復興支援 アリーナまつり」でいただく、東北地方物産
2013/4/9エントリ 高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励 in nakool」開催報告
2013/5/2エントリ ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターで「東日本大震災 福島復興パネル展」が開催
2013/6/9エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街によるもちつき大会が本日開催、収益金を被災地・南三陸町へ

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2013年
06月12日

デニーズ元住吉店跡地の「ライフ中原井田店」が本日グランドオープン

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本日2013年6月12日、尻手黒川道路沿いに「ライフ中原井田店」がグランドオープンしました。

■ライフ 店舗・チラシ情報 中原井田店
http://www.lifecorp.jp/CGI/store/shop.cgi?mode=detail&
area_cd=03&shop_cd=891


■ライフ中原井田店
ライフ中原井田店

この「ライフ中原井田店」のオープンについては、2012/10/24エントリでお伝えしておりました。ここはかつては「デニーズ元住吉店」があった場所で、その跡地にライフが建設されたものです。

昨日11日がプレオープン、本日12日がグランドオープンとなりました。

■「ライフ中原井田店」の駐輪場
「ライフ中原井田店」の駐輪場

「ライフ中原井田店」の駐輪場

「ライフ中原井田店」には、尻手黒川道路の歩道沿いと、井田病院に向かう西側道路沿いに駐輪場が設置されています。平地式ですし、停めやすいですね。

■「ライフ中原井田店」の2階駐車場
「ライフ中原井田店」の駐車場

また、建物の2階には51台分の駐車場が設けられています。この駐車場と1階店舗は階段のほか、エレベーターで移動ができます。
この2階からは、井田山の上の井田病院がよく見えました。

■介添えなどご希望の方のための呼び出しボタン
介添え等ご希望の方のための呼び出しボタン

入口には、介添えなどを希望される方のための呼び出しボタンが設置されていました。最近のスーパーマーケットなどで、こういったボタンを見かけるようになりましたね。

店内の構成自体はごく一般的なスーパーでしたが、通路に余裕があって広々としているのが印象的でした。車椅子やベビーカーなどでも、通行がしやすそうです。
最近よくある純水サービスのほか、本日時点では未設置でしたがATMも設置されるようです。

■「ライフ中原井田店」周辺の新設スーパー
「ライフ中原井田店」周辺の新設スーパー

元住吉駅周辺では、近年マックスバリュエクスプレス木月住吉店、もとまちUnion日吉店なども新たにオープンしていました。上記マップには示していませんが、このほかにも小規模ながらまいばすけっとなどもありますね。

「ライフ中原井田店」がここに加わることになり、また少し競合状況も変わってくるのかもしれません。

【関連リンク】
2007/8/21エントリ 元住吉のエスパ閉店
2007/12/1エントリ 元住吉エスパ跡地に、フジガーデンオープン予定
2007/12/31エントリ FUJI GARDEN元住吉店オープン
2009/10/28エントリ 木月住吉町に「マックスバリュ元住吉店」オープン予定
2009/12/17エントリ 2010年7月、マックスバリュ元住吉店新規オープン、マルエツ元住吉店建て替えオープン
2010/3/22エントリ マルエツ元住吉店とマックスバリュ元住吉店の工事進捗(2010年3月)
2010/5/28エントリ マルエツ元住吉店とマックスバリュ木月住吉店の工事進捗(2010年5月)
2010/7/3エントリ マックスバリュエクスプレス木月住吉店オープン
2012/8/4エントリ 「エスパ」に続く、「FUJI GARDEN元住吉店」の閉店
2012/8/7エントリ ヤマハ音楽院跡地の「(仮称)リンコー日吉ビル」にユニオネックス系列のスーパーが出店へ
2012/10/24エントリ デニーズ元住吉店跡地に「(仮称)ライフ中原井田店」が2013年6月オープンへ
2013/2/7エントリ ヤマハ音楽院跡地の「(仮称)リンコー日吉ビル」に「もとまちUnion」がオープンへ
2013/3/9エントリ ヤマハ音楽院跡地「もとまちUnion」に「はま寿司」などが併設、上階マンションは慶應義塾大学元住吉寮に
2013/3/17エントリ リンコー日吉ビル(慶應義塾大学元住吉寮)1階に「マツモトキヨシ日吉店」が2013年4月1日オープンへ
2013/4/5エントリ ヤマハ音楽院跡地の「もとまちUnion」「はま寿司」「マツモトキヨシ」日吉店がオープン

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2013年
06月01日

井田山(4):中原区市民健康の森と、ホタルの放流

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不定期連載の「井田山」シリーズの第4回です。2012/1/6エントリで予告してから1年5か月が経過してしまいましたが、今回は「中原区市民健康の森」をご紹介したいと思います。

■井田山 中原区市民健康の森
井田山 中原区市民健康の森

中原区市民健康の森は、井田山の西側、井田病院の隣接地にあります。武蔵小杉方面から行く場合は、尻手黒川道路を「井田病院入口」で左折し、矢上川を渡った先の左手になります。

■中原区市民健康の森の駐輪場
中原区市民健康の森の駐輪場

中原区市民健康の森の入口には、道路沿いに駐輪場も用意されていますので、自転車でのアクセスがお勧めです。ここはまだ井田山のふもとですので、駐輪場に至るまではそれほど坂をのぼることはありません。

■ホタルの小川
ホタルの小川

■「ゲンジボタルからの幼虫がいます」
「ゲンジボタルの幼虫がいます」

市民健康の森の入口近くの小川に、現在ご覧のようなネットが張られています。
この小川にはホタルが放流されていまして、夜になるとホタルの光を鑑賞することができるのです。

今年は3月3日にホタルの幼虫が140匹、5月24日には成虫が100匹放流されています。産卵後の幼虫の卵を回収するため鑑賞できるのは6月下旬くらいまでの予定ですので、どうぞお早めにご鑑賞ください。

■ホタルの光
ホタルの光

淡く明滅するホタルの光は、写真ではなかなか伝えることができません。
これは、やはり実際に肉眼で鑑賞するのが一番ですね。

現地のご案内にもあるように、このホタルの放流活動は「中原区市民健康の森を育てる会」の皆様によって行われています。
この会は2001年に地域住民の皆さんが中心となって発足したもので、井田山の里山環境を将来にわたって保全・育成し、環境学習や地域コミュニティの場として、人と自然の共生を図りながら、地元町内会と連携し管理運営を行うことを目的としています。

■小川をわたって
小川をわたって

■足元注意
足元注意

■ギンヤンマの池
ギンヤンマの池

さて、散策路を進んで小川をわたると、「ギンヤンマの池」が見えてきます。ここにもカモさんが泳いでいました。掲示にもある通り、足元にはご注意ください。

この池は、名前からするとトンボの産卵が行われるのでしょうね。

■井田山を登る道
井田山をのぼる道

ギンヤンマの池を横目に散策路を進むと、井田山を登る山道が見えてきました。
もちろん、井田山まできたからには登ってみましょう。

■井田病院につながる道
井田病院につながる道

山道を登るきると、突き当り右手に井田病院につながる道があります。こちらは病院関係者以外通行することはできません。

■どんぐり広場
どんぐり広場

登って突き当り左手が、井田山の上の「どんぐり広場」です。名前の通り、足元を見るとドングリが落ちています。ここにはベンチ以外の何があるわけではないのですが、森の中でふと落ち着ける空間です。

■どんぐり広場からの眺望
どんぐり広場からの眺望

■どんぐり広場から見える武蔵小杉のタワーマンション
どんぐり広場から見える武蔵小杉のタワーマンション

どんぐり広場からは、井田山下の住宅街のほか、遠く武蔵小杉のタワーマンション群も見ることができます。
武蔵小杉駅周辺はほとんど平地ですから、こういった地形が新鮮に感じます。

井田山の中原区市民健康の森は、いつでも自由に入ることができます。
そろそろ蚊が出てくる季節ですから、虫よけなどの対策を忘れずに散策してみてくださいね。

■井田山・中原区市民健康の森マップ
井田山・中原区市民健康の森マップ

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 市民健康の森
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年
05月11日

井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年6月29日(土)に、川崎市立井田病院において「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催されます。
本ワークショップは、同病院医師の西智弘さんを発起人とした「レストランサポートプロジェクト」が主催し、患者さんや地域の皆様と病院のレストランの意義や役割を見つめ直して、皆さんにとって「あったらいいな」と思えるレストランの姿を検討するものです。

本ワークショップは定員40名の事前登録制で、ウェブによる受付が明日5月12日(日)9:00からスタートします。

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」事前登録ページ
http://kokucheese.com/event/index/85090/

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催概要
▼日時:2013年6月29日(土) 9:00~11:30 
▼会場:川崎市立井田病院 新棟2階 会議室
    (神奈川県川崎市中原区井田2-27-1) 【交通アクセス】
▼目的: 
①病院レストランとは何か?をもう一度考え直し、病院利用者にとって望ましいレストランの姿を検討する。
②「待合室から医療を変えようプロジェクト※」の理念を、病院レストランをテーマに具体化させる。
▼対象: 病院利用者を中心に、病院レストランに興味のある方 (定員:40名、先着順)
▼内容:
プロジェクトの概要、病院レストランの現況などについての講演後、「病院にこんなレストランがあったらいいな」というテーマでワークショップ(講義のように座ってお話しを聞くだけではなく参加者同士でテーマについて議論をしながら答えを探っていく集まり)を行います。
▼主催:レストランサポートプロジェクト 
   (発起人:川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 西智弘)
▼後援:待合室から医療を変えようプロジェクト
※待合室から医療を変えようプロジェクト:待合室をひとつの重要な医療資源と考え、それを有効利用することで医療の改革につなげようという活動。2013年3月に公開シンポジウムが開かれ、その後多くのメディアで取り上げられている。主催は、東京大学公共政策大学院 医療政策教育・研究ユニットにおける自主的社会活動である医療政策実践コミュニティ(Health Policy Action Community;略称 H-PAC)。


「病院レストランを考えよう!ワークショップ」

■川崎市立井田病院
井田病院の新病棟(1号棟)

病院に求められる要素とは、もちろん質の高い医療行為そのものであることは間違いありません。
しかしながら、医療サービス全体を見たとき、初めて来院した際の適切なガイダンスや待合室、レストランなど、利用者がストレスなく利用するためには大切な要素がたくさんあります。

体調が悪くて病院に行ったけれども案内は不親切、長時間の待合室は居心地が悪く、質の高い診療を受けた後に入った病院レストランの質が低かった、というとき、利用者は果たして満足できているでしょうか。

本ワークショップは、その中の「病院レストラン」をテーマに設定したものです。

       ※       ※       ※

さて、前掲のワークショップ事前登録ページでも紹介されているように、最近は病院内にレストランなどを設置するところが増えてきました。2012年5月1日に開院した井田病院の新棟においても、1階にドトール、2階にレストランが設置されています。

■1階ロビーのドトール
1階ロビーのドトール

■2階のレストラン「ポールライト」
2階のレストラン「ポールライト」

ワークショップのヒントに、今回は2階のレストラン「ポールライト」を覗いてみましょう。

■「ポールライト」の店内
「ポールライト」の店内

「ポールライト」の店内は井田病院の南側ガラス面に面し、明るい雰囲気になっています。
客席にはクロスがかかり、来客数が多い場合には写真奥のパーテーションを取り外し、席数を増やすこともできます。

■「ポールライト」のメニュー見本
「ポールライト」のメニュー見本

■モーニングセット
モーニングセット

■モーニングセットの紅茶
モーニングセットの紅茶

レストランですから、提供される食事がおいしいかどうかは、当然重要な要素ですね。
一流シェフの名店のような「極上の味」までを求める方は少ないかと思いますが、普通においしいと思える食事は期待したいところです。

■「ポールライト」の手洗い場
手洗い所

「ポールライト」の入口には、手洗い場が設置されていました。ハンドソープと消毒液が用意されています。
病院は通常の施設にもまして清潔に保たれていると思いますが、こういった設備もニーズが高いのではないでしょうか。

■お持ち帰り弁当の案内
お持ち帰り弁当の案内

また入口には、「お持ち帰り弁当始めました」という看板も出ていました。唐揚げ弁当、ハンバーグ弁当、のり弁当、豚生姜焼弁当が390円、ステーキ弁当が450円です。

病院は待ち時間も長いですし、お買い物や料理をする時間がなくなってお弁当が便利な場合もあるかもしれません。「ポールライト」では最初はお弁当はやっていなかったようですが、ニーズに対応して始めたようです。

このように、井田病院のレストラン「ポールライト」を少し見ただけでも、いくつか病院レストランとして考えられるポイントがあるように思います。実際に自分自身や家族が通院・入院して利用してみると、さらにいろいろと見えてくる部分、「こうだったら良いのに」と感じる部分も出てくるのではないでしょうか。

理想の病院レストランはなかなかないと思いますが、なければ地域の利用者目線で具体的に検討してみよう…というのが、今回の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」です。

発起人である、井田病院の西智弘さんは、たいへん熱意ある方です。普通に医師としての仕事だけをしていても、誰に責められるわけでもありません。病院全体をより良くしようという思いからこのようなプロジェクトをご自身の意思で立ち上げているわけですから、頭が下がります。
本サイトとしてもそのご活動に賛同し、ご紹介することといたしました。

■川崎市立井田病院 マップ
川崎市立井田病院 マップ

【関連リンク】
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院

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2013年
05月06日

「エスパ」「FUJI GARDEN」跡地の「サイゼリヤ元住吉駅前店」

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2012/8/4エントリにおいて、元住吉・オズ通り商店街の「FUJI GARDEN」が閉店したことを取り上げました。跡地はしばらくの間空き店舗のままだったのですが、2013年1月に「サイゼリヤ元住吉駅前店」がオープンしていました。

■FUJI GARDEN」跡地の「サイゼリヤ元住吉駅前店」
「FUJI GARDEN」跡地の「サイゼリヤ元住吉駅前店」

「サイゼリヤ元住吉駅前店」がオープンしたのは、オズ通り商店街入り口付近のビル「住吉名店センター」の地下1階です。この場所は「FUJI GARDEN元住吉店」が2007年12月19日から2012年7月10日まで営業していまして、それよりも前は「エスパ」が営業していました。

スーパーマーケットの入居が続いていたのですが、今回はファミリーレストランがオープンすることになりました。

■「サイゼリヤ元住吉駅前店」の入口
「サイゼリヤ元住吉駅前店」の入口

このビルの地下1階テナントは、こちらの階段で出入りすることになります。古いビルですので、アンチ・バリアフリーなのはどうしても弱点になりますね。
路面での存在感が出にくく、この区画のテナントはなかなか難しい面もありますが、サイゼリヤが今後長期にわたって定着できるでしょうか。

■「サイゼリヤ元住吉店」の跡地
「サイゼリヤ元住吉店」跡地

従来は綱島街道沿いに「サイゼリヤ元住吉店」がありましたが、こちらは閉店し更地になっていました。「元住吉店」が閉店し、「元住吉駅前店」として移転オープンした形です。

従来の「元住吉店」はロードサイドの店舗らしく駐車場完備でしたが、「元住吉駅前店」は駐車場を失うかわりに駅前の立地を活かした店舗ということになります。

■「サイゼリヤ元住吉駅前店」向かいの「Balmo」
「サイゼリヤ元住吉駅前店」向かいの「Balmo」

余談ですが、「サイゼリヤ元住吉駅前店」の向かい側には、イタリアンレストラン「Balmo」がオープンしていました。だいぶ系統は異なりますがいずれもイタリアンレストランですね。

近年武蔵小杉駅周辺でもイタリアンの出店が多く、まだまだイタリアンブームが続いています。

■「エスパ」時代の店舗
「エスパ」時代の店舗

【関連リンク】
サイゼリヤ 店舗情報 サイゼリヤ元住吉駅前店
2007/8/21エントリ 元住吉のエスパ閉店
2007/12/1エントリ 元住吉エスパ跡地に、フジガーデンオープン予定
2007/12/31エントリ FUJI GARDEN元住吉店オープン
2012/8/4エントリ 「エスパ」に続く、「FUJI GARDEN元住吉店」の閉店

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2013年
05月04日

綱島街道拡幅の難所、「櫓橋」が竣工

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綱島街道拡幅工事の難所のひとつであった、「櫓橋」が竣工しました。これにより、残る難所は2018年度完成予定の「上丸子跨線橋」のみとなります。

■綱島街道の「櫓橋」
綱島街道の「櫓橋」

■「櫓橋」のマップ
「櫓橋」のマップ

かねてからお伝えしている通り、綱島街道の拡幅は武蔵小杉再開発ともあわせて進められています。
上丸子跨線橋北側の新丸子駅周辺の区間はすでに4車線で供用開始済みであり市ノ坪交差点以南の区間についても拡幅用地の確保はほぼ完了していました。ただ、その中でも綱島街道・オズ通り・渋川が交差する「櫓橋」だけは幅員が不足しており、長期間にわたる工事が行われていました。

2013/4/11エントリにおいて、その工事が終盤にさしかかったことをお伝えしましたが、その後「櫓橋」の仕上げ工事が行われ、このたび無事に竣工となりました。

■「櫓橋」の拡幅部分
「櫓橋」の拡幅部分

こちらは、「櫓橋」の東側の拡幅部分です。西側も同様に拡幅され、綱島街道4車線に加えて十分な広さの歩道を通すだけの幅員が確保されました。

写真奥に見えるのは、武蔵小杉再開発地区のタワーマンション群です。

■「櫓橋」の欄干
「櫓橋」の欄干

「櫓橋」の欄干

「櫓橋」には、前回エントリ時点では未整備だった欄干が完成していました。ここには「櫓橋」の名前に加えて、竣工年月が「平成25年3月」と記されています。

前回エントリ時点でまだ工事中でしたので3月には全く竣工はしていなかったはずですが、「橋が竣工した」と認定されるには何か見た目とは異なる基準があるのでしょうか?

■交差点の信号機
交差点の信号機

この交差点は、橋の完成に伴って横断歩道の位置もまた変わり、信号も一部新しくなるようです。

■閉鎖された拡幅用地
閉鎖された拡幅用地

「櫓橋」周辺の道路は、まだ従来通り拡幅用地が封鎖された状態になっています。
スタンバイ状態になってからもう長い期間が経過していますから、早く全線供用開始になると良いですね。

川崎市は道路整備に関しては立ち遅れているといわれ、中原街道など、同じ道路が横浜市や東京都に入った途端に広くなる、ということが見受けられます。
ただ、この綱島街道に関しては、横浜市に入ると細くなり、横浜市の方が拡幅完了までにはかなり時間がかかる見込みです。2009年時点の横浜市の資料でも、箕輪・綱島・樽町・太尾地区での事業期間が2021年までと想定されていました。

実際には大幅に期間が延びることが多いですし、横浜市も含めた最終的な全区間拡幅完了となるとまだまだ遠い将来になりそうです。

■横浜市内の綱島街道(写真奥が日吉東急。2012年4月撮影)
横浜市内の綱島街道(写真奥が日吉東急)

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅
2011/4/28エントリ 綱島街道の「櫓橋」拡幅工事
2012/5/13エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋拡幅の完成が2018年に大幅遅延、川崎市とJRの調整難航が原因
2012/5/15エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:新幹線への影響軽減のため大幅な工法変更、約27億円費用加算へ
2012/5/22エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:6年間遅延に至るまでの経緯
2013/4/11エントリ 綱島街道拡幅:「櫓橋」4車線化へ工事進む

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2013年
05月02日

ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターで「東日本大震災 福島復興パネル展」が開催

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モトスミ・ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターにおいて、「東日本大震災 福島復興パネル展」が開催されていました。

■ブレーメン通り商店街のコミュニティセンター
ブレーメン通り商店街のコミュニティセンター

ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターは、商店街の運営による共用スペースで、商店街の中ほどにあります。スタッフが常駐し、ブレーメン通り商店街の土産物の販売のほか、さまざまな催しに利用されています。

■「東日本大震災 福島復興パネル展」
「東日本大震災 福島復興パネル展」

「東日本大震災 福島復興パネル展」

「東日本大震災 福島復興パネル展」

現在開催されているのが、こちらの「東日本大震災 福島復興パネル展」です。
大震災の発生から、現在に至るまでの復興の道のりを時系列で展示しています。展示スペースは限られており、情報量としては十分なものではないかもしれませんが、身近な商店街のスペースを活用して、少しでも被災地の情報を発信することは決して無意味なことではないと思います。

■「新島八重」の展示
「新島八重」の展示

また、復興の道のりとあわせて、現在大河ドラマで放映中の「新島八重」の紹介も展示されていました。福島県・会津若松出身で、幕末から明治維新にいたる逆境の中をたくましく生き抜いた「元祖ハンサムウーマン」と呼ばれる女性ですね。

■コミュニティセンターのベンチ
コミュニティセンターのベンチ

コミュニティセンターには子ども向けの絵本やベンチ、トイレ、おむつ替えスペースなども用意され、お買い物の途中にどなたでも利用できるようになっています。ブレーメン通り商店街は長いですから、ちょっと足が疲れたら、ここで一休みしてみてはいかがでしょうか。

この木製のベンチをよく見てみると…、

■「ロバ」の足跡
「ロバ」の足跡

■「犬」の足跡
「犬」の足跡

■「ニワトリ」の足跡
「ニワトリ」の足跡

■「猫」の足跡
「猫」の足跡

これは、「ブレーメンの音楽隊」の動物たちの足跡ですね。

■「ブレーメンの音楽隊」の時計
「ブレーメンの音楽隊」の時計

時計の絵柄も「ブレーメンの音楽隊」ですし、コミュニティセンターの中は、細かいところにも遊び心があります。お買い物の途中にでも、少し立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 ウェブサイト
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2013年
04月11日

綱島街道拡幅:「櫓橋」4車線化へ工事進む

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綱島街道拡幅事業の山場のひとつとされる「櫓橋」の工事が進み、4車線分の幅が確保されました。工事は本年度中に完了し、あとは「上丸子跨線橋」の拡幅を待つばかりとなります。

■拡張された綱島街道の「櫓橋」
拡張された綱島街道の「櫓橋」

■「櫓橋」のマップ
「櫓橋」のマップ

綱島街道の拡幅は武蔵小杉再開発ともあわせて進められ、特に市ノ坪交差点以南の区間については、かねてから拡幅用地の確保はほぼ完了していました。
ただ、その中でも綱島街道・オズ通り・渋川が交差する「櫓橋」だけは橋の幅が不足しており、大規模な工事が必要でした。

この工事については、2011/4/28エントリでその着手について取り上げておりました。その際には工事完了は2012年3月とされていたのですが、約2年が経過した現在、ようやく工事のめどが見えてきました。

■「櫓橋」の拡張された部分
「櫓橋」の拡張された部分

こちらが、「櫓橋」の拡張された部分です。従来はここは渋川の上だったのですが、車道および歩道が通せるようになりました。

■外側から見た「櫓橋」
外側から見た「櫓橋」

拡張された「櫓橋」はまだ柵が設置されていないなど、未完成の部分があります。今後供用開始に向けて、整備が続くことになります。

■「櫓橋」周辺の完成図
「櫓橋」周辺の完成図

■工事予定の表示
工事予定の表示

現地には、「櫓橋」周辺の完成図や、工事予定の看板などが設置されていました。これによると、2013年9月30日までが工事期間とされています。
工事の大きな山は越えたものと思われますので、あとは順調に進むのではないでしょうか。

さて、これで綱島街道拡幅は、最大の難所である「上丸子跨線橋」を残すのみとなりました。
「上丸子跨線橋」は、JR東海、JR東日本との調整が難航したことにより予定が大幅に遅れ、2018年度完成を目標としています。

部分的な拡幅をしてもかえって渋滞を生じるだけだとすれば、綱島街道は櫓橋が完成して以降も5年ほどの間は、現状のまま2車線道路として供用されることになりそうです。

■「上丸子跨線橋」
上丸子跨線橋

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅
2011/4/28エントリ 綱島街道の「櫓橋」拡幅工事
2012/5/13エントリ 綱島街道・上丸子跨線橋拡幅の完成が2018年に大幅遅延、川崎市とJRの調整難航が原因
2012/5/15エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:新幹線への影響軽減のため大幅な工法変更、約27億円費用加算へ
2012/5/22エントリ 上丸子跨線橋拡幅遅延続報:6年間遅延に至るまでの経緯

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