今回は、先日多摩川緑地の紹介(2009/12/20エントリ)で少し触れた
「ふれあいネット」をご紹介します。
■川崎市公共施設利用予約システム ふれあいネット
https://www.fureai-net.city.kawasaki.jp/index.html
ふれあいネットとは、川崎市が提供する市民館や各種スポーツ施設、
文化施設などの総合予約システムです。
~ふれあいネットの紹介より抜粋~
みなさんの市民施設のご利用をより便利にするために
川崎市では、市民生活の多様化に応えるため、市民の皆様が
「ふれあいネット」を通じて、ご家庭やお勤め先にいながら電話や
インターネットで、あるいはお買い物などのついでに身近な区役所
などの端末機で、自由に会議室やスポーツ施設などの利用申込みが
できるようになっています。
「ふれあいネット」は、市の公共施設をコンピュータのネットワーク
で結び、予約の他に抽選申込み、空き状況の確認、取り消しの届出
などを簡略化するサービスで、生涯学習情報の参照も行えます。
より利用しやすく、身近になった公共施設を活用して、ご家族や
グループでスポーツに汗を流したり、各種の文化活動を楽しんで
いただき、健康で豊な生活作りの一助としていただきたいと思います。
~抜粋おわり~
このシステムを利用すると川崎市全域の登録施設の検索ならびに
予約が可能となっており、中原区内のみならず遠くは川崎区、麻生区
や多摩地区の施設でも予約できるようになっています。
■予約できる施設の例
◆屋外スポーツ施設
各地区のグラウンド(各地区の公園事務所が管轄するもの)や
川崎マリエンのテニスコートなど
◆屋内スポーツ施設
とどろきアリーナや各地区のスポーツセンターなど
◆教文、市民館
教育文化会館、各地区の市民館、プラザなど
◆会館施設
国際交流センター、平和館、ミューザ川崎、川崎マリエンなど
先日紹介した多摩川緑地のグラウンドや中原市民館もここから
予約できるようになっています。
このサービスを利用するためには事前登録が必要になっています。
登録には区役者や各施設でもらえる申込書類に加えて利用料の
口座振替を行う金融機関の登録手続きが必要です。
登録が完了すると利用者カードが発行され、各家庭のパソコンから
インターネットを通じてサービスの利用ができるほか、各公共施設
に設置されている利用者端末を使うこともできます。
■ふれあいネット 利用者カード
■中原市民館に設置されている利用者端末
利用方法の詳細説明は割愛しますが、大まかな手順としては
例えば屋外スポーツ施設などを予約する場合には、1ヶ月前の月初に
利用したい日付の「抽選」に申し込みを行います。約1週間後に抽選
結果の発表が行われ、当選した場合は、同じくシステムから「確定」
申し込みを行う手順になっています。
屋内スポーツ、教文・市民館、会館施設については4ヶ月前からの
抽選申込みとなっています。
当然ながら人気の施設はかなりの倍率となるため、必ずしも利用
出来るとは限りません。なお抽選確定期間終了後に空きがあった
場合は、随時予約ができるようになっています。
なおこのシステムは前述のインターネットや利用者端末のほか、
電話(プッシュ式トーン信号)や携帯電話からの利用も可能となって
おり、アクセシビリティに配慮した作りになっています。
さらにPCからの利用画面においてはアクセシビリティ対応画面と、
パワーユーザ対応画面の2種類が用意されています。
■パソコンからインターネットを使ってみた場合のトップ画面

念のためアクセシなんとかって何?という方のために補足しておくと
アクセシビリティとは「使いやすさや利用しやすさ」を表すものです。
がしかし、自分の感覚ではこの横文字は一般的に広く認知された
単語ではありません。というよりはむしろ使いやすさを表す単語が
逆に分かりにくくしているような気がします。
これがトップ画面に二者択一ででてくるのですが、失礼な話ですが
文化施設などを利用されるご年配の方に、あなたはパワーユーザ
ですか?それともアクセシビリティ対応希望ユーザですか?などと
尋ねても意味が分からないと思うのですが、どうなんでしょうか?
それはさておき、このアクセシビリティ対応画面から利用すると
直感的に大きなアイコンを押していくだけで、検索や予約などの
各種操作が行えます。これは前述の利用者端末と同じ操作画面を
提供しているようですね。
確かに操作方法としては分かりやすいと思います。
一方パワーユーザ対応画面のほうですが、使い勝手に関しては正直
良いとまでは言えません。いまどきの直感でわかりやすいWEB
サービスに比べると、施設や空き日程の検索方法などもう少し工夫が
欲しいところではありますが、まあ慣れれば使える、といったレベル
でしょうか。
これは実際に使ってみて、ご自分に合うほうを使われるとよいでしょう。
苦言ついでにもう一言だけ言わせていただくと、システムの利用登録
に関しても、わざわざ金融機関に行って手続きを行う必要があるなど
最初の段階でちょっと高いハードルがあります。
今時のシステムですと利用者登録は家庭のPCから行い、支払いは
クレジットで可能、などとしてもらえるとより利用の促進も進むのでは
ないかと思います。
しかしながら行政によっては、現在でも昔ながらの方法で利用者が
わざわざ施設まで出かけて行って紙の台帳に書き込む、といった
手順を行っているところもあります。
(それはそれでアナログ的でわかりやすい面もありますが)
ふれあいネットは最初の登録だけ済ませてしまえば、あとは広範囲に
わたる施設を一元的に検索したり申込みしたりできるので便利な
サービスであることは間違いありません。
冒頭に紹介した「みなさんの市民施設のご利用をより便利にする
ために」という目的にはかなっているのではないかと思います。
みなさんも一度利用されてみてはいかがでしょうか?
■中原市民館で配布されているカタログ
【関連リンク】
中原市民館 公式ウェブサイト
2009/12/20エントリ 多摩川緑地
しましたがその続編です。
て来たように見受けられますが、以前としてまだ高い水準にあります。
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/doukou/infl.htm
さて前回は中原区の予防接種の場所(受託医療機関リスト)が
公開されたことをお伝えしましたが、その際に接種スケジュールも
公表されていました。
有する方の接種が順次開始され、そしていよいよ12月7日より小児
(1歳~小学校3年生)を対象とした一般向けの予防接種が開始され
ました。
■小児科に並ぶ保護者の皆さん

とある小児科に並ぶ保護者のみなさんですが、朝7時前から並んで
います。
朝6時から並んで駅前まで予約の列が伸び、苦情が来たため急遽
整理券を配ったが、9時ごろには既に予定数を超えていたとの
ことでした。
ないでしょうか。
(幼児の予防接種は)既に年内は予約で一杯で年明けになるとのこと
だったそうです。
数が医療機関に行き渡っていないようです。
利用者側の視点からみると、どの病院に聞けばワクチンが残っている
のか探すのも大変な労力であり、このあたりも医療機関任せではなく
もう少し一元的に管理したり、情報公開したり出来ないものなの
だろうか?と思ってしまいます。
なるべく早く、各医療機関でどこでも予防接種が出来るように
なって欲しいと思います。
※以下、12/11追記
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コメントいただいた情報によると都内の大田区や世田谷区で接種
できたとのことでした。川を越えたすぐ向こう側で、電車にのれば
さほど遠くなく探してみる価値はあるかも知れません。
また前述の宮前区の知人ですが、結局12月後半に予約が取れた
そうですが、なんと「眼科」とのことでした。
確かに以前ご紹介した受託医療機関リストをみると、小児科だけで
なくその他の科を名乗る医療機関もたくさんあります。
当然ですが小児科だけでは数に限りがあるので、その他の様々な
医療機関でも協力体制をとっているのでしょう。これはちょっと盲点
でした。当たり前ですが小児科には小さなお子さんが集中するので
混雑します。それ以外を当たってみるというのも一考かもしれません。
大田区と世田谷区の情報を掲載しておきます。
■大田区の受託医療機関一覧
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/kansen_yobou/
infuru_h1n1/wakuchin/vacctine_ukekata/index.html
■世田谷区の受託医療機関リスト
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/d00025561.html
しかしながらこれらのリストはあっても相変わらず自分で頑張って
探さなければならないことに変わりはありません。
それでネットを調べていたら面白いものを見つけました。
■Google maps Flu Shot Finder
(フルショット ファインダー ※フルショットは予防接種の意味)
http://maps.google.com/maps/mpl?moduleurl=http://maps.
google.com/mapfiles/mapplets/flushot/flushot.xml
■CNET Japanの関連記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20
403354,00.htm
これはアメリカ限定のサービスなのですが、例えば地図に
NY(ニューヨーク)と入力すると、すぐにニューヨークの地図が
表示され、その近辺でワクチンを持っている医療機関が表示されます。
実際にどこまでリアルに在庫状況を反映しているかは不明ですが、
サービスとして欲しいのはまさにこのようなものだと思いますが
いかがでしょうか。
------------------------------------------------------------------
※以上、追記終わり
【関連リンク】
2009/11/3エントリ 新型インフルエンザ予防接種始まる
2009/11/13エントリ 中原区の休日急患診療所
2009/11/17エントリ インフルエンザ流行のため中原区の子ども向け
イベント2件が中止
川崎市におけるインフルエンザ流行発生警報発令を受け、中原区で
予定されていた子ども向けイベント2件が中止となりました。
■川崎市ウェブサイト インフルエンザ流行発生警報発令
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo92/file_1.pdf
■川崎市ウェブサイト 子ども・子育て関連イベントの中止について
http://www.city.kawasaki.jp/event/info5136/index.html
■中止になったイベント
11月28日(土)開催予定 「なかはら子ども未来フェスタ」
12月5日(土)開催予定 「なかはらマタニティ&ファミリーコンサート」
「なかはら子ども未来フェスタ」については、昨年2008/11/22エントリ
でご紹介しましたが、なかなかお子さんが楽しめるイベントでした。
残念ですが、インフルエンザが流行している現状、感染拡大防止を
優先したものです。
■昨年のなかはら子ども未来フェスタ(バルーンアート教室)

武蔵小杉ライフトップページの「武蔵小杉カレンダー」において、今年
の子ども未来フェスタも掲載しておりましたので、臨時エントリとして
告知させていただきました。
【関連リンク】
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
いよいよ中原区でも新型インフルエンザの接種場所(受託医療機関
リスト)が公開されました。
■川崎市 各区別の新型インフルエンザ摂取場所リスト
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/
wakutin/index.html#iryoukikan
ここに至るまでの経緯を簡単に振り返ってみると、
川崎市のホームページには現在トップに重要項目として
インフルエンザに関する注意喚起と各種情報が記載されています。
■川崎市 トップページ
http://www.city.kawasaki.jp/
10月6日には川崎市内での蔓延増加を受けて
インフルエンザ流行発生注意報が発令されました。
■川崎市 インフルエンザ流行発生注意報
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo88/index.html
さらに10月28日には
新型インフルエンザ患者の急増に対するアピール
という文書が掲載されました。
■川崎市 新型インフルエンザ患者の急増に対するアピール
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo91/index.html
これは更なる注意喚起を促すとともに、一方で感染拡大に伴い、
医療機関への負担が増えてきたため
~~~~~
基礎疾患(持病)がなく軽症の方は、医療機関が手薄になる休日・
夜間の救急外来受診はできるだけ控えるようにしてください。
~~~~~
といった案内が掲載されたものです。同時期に市内の各教育機関でも
同内容のチラシが配られた模様です。
さて、前述の川崎市のトップページに出ている
川崎市新型インフルエンザ情報
の中には新型インフルエンザに関する各種情報が掲載されています。
■川崎市新型インフルエンザ情報
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/butainfl.htm
この中では公立小中学校の閉鎖状況がまとめられています。
■川崎市 公立小中学校の閉鎖状況
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info2281/index.html
ここでは学級閉鎖、学年閉鎖になった校名のリストが掲載されて
いますが、10月の頭ごろから急激に件数が増えてきました。
これは川崎市のインフルエンザ発生状況のページをみると明らかで、
10月ごろから急激にグラフが伸びているのがわかります。
■川崎市 インフルエンザ発生状況
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/doukou/infl.htm
さらに、川崎市では現在インフルエンザ注意報が発令中であり、
今後4週間以内に大きな流行が起こる可能性が高くなっている、
とあります。
が実はこの「今後4週間以内」という表現はここ1ヶ月近く変わって
おらず、実際グラフのほうも途中何度かの連休等を挟んだせいか、
うまいぐあいに歯止めがかかっているような感じになっています。
とはいうものの、10月のこの時期にこの発生件数は季節性
インフルエンザとは明らかに異なる事態であることは間違いありま
せん。今後もまだ予断を許さない状況です。
さて、学校の名前を見ただけではピンとこない方は、このページの
リンクからたどれる、国立感染症研究所の感染症情報センターの
ページにある、インフルエンザの流行レベルマップを見ると
わかりやすいでしょう。
■国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/
flu/index.html
これによると神奈川県は全国的にみても早い段階から警報レベルに
ありました。この理由の一つとして神奈川県は特に首都圏の居住地に
なっていることから都心で働く人が罹患しても、医療機関は
自宅近くで受診するので、周辺の県から多くなっている、といった
ような傾向があるのではないかと推測していますが正確なところは
わかりません。
神奈川県内の状況としてはお隣の高津、港北、都築区から内陸部の
ほうで警報レベルの地域が多く広がっています。
(注意報、警報は定点医療機関あたりのインフルエンザ発生報告数)
実際先の公立小中学校の閉鎖状況を見ていても、これらの地域の
学校名が先に多く出てきていました。
中原区はいまのところまだ、注意報レベルにとどまっているようですが、
今後とも注意が必要です。
さて冒頭の話に戻りまして、先月末から新型インフルエンザワクチンの
接種が全国的に始まりました。
新型インフルエンザワクチンに関するお知らせのページに各種情報が
載っています。
■川崎市 新型インフルエンザワクチンに関するお知らせ
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/
wakutin/index.html
このページにはワクチン接種の基本的な考え方や、一時国政でも
方針が問題になっていた接種回数の考え方、接種の値段、そして
気になる安全性や有効性に関する情報など、一通りの情報が揃って
いるのでご一読をお勧めします。
公表された接種場所(受託医療機関リスト等)には中原区内の病院・
医療機関とその連絡先、そして各病院ごとの接種可能な優先接種
対象者の区分と接種予定時期が掲載されています。
■川崎市 各区別の新型インフルエンザ摂取場所リスト(再掲)
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/
wakutin/index.html#iryoukikan
しかしながら、以下のような注意書きも併せて記載されています。
~~~~~
接種のスケジュールはワクチンの出荷状況等により、変更される
可能性があります。
新型インフルエンザワクチン接種は原則、予約制ですが、現在、
各対象(妊婦、基礎疾患を有する方、小児等)の接種開始時期及び
各受託医療機関へのワクチン配分量等の詳細が決まっていないため、
スケジュールにあった対象者以外は予約はできませんので、
受託医療機関への問い合わせは御遠慮ください。
~~~~~
これは全国的にもニュースにもなっていますが、配分量に限りがある
ため、全ての医療機関に十分な数が行き渡らず、まだまだ調整中
といったところなのでしょう。
まずはご自分が現在対象期間であることを確認された上で、
かかりつけの医者に電話等で確認するのがよいでしょう。
現在までのところ公表されている詳細日程は、
| 対象者 | 接種開始日 |
| インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員を含む) | 2009年10月22日~ |
|
基礎疾患を有する方(最優先)
入院患者
入院患者以外
|
2009年11月5日~
2009年11月16日~
|
| 妊婦 | 2009年11月15日~ |
となっています。
今後順次このリストに追加されていくことと思います。
とはいうものの、その先の接種のスケジュールによると、
小学1~3年生は12月後半~となっており、今後大きな流行が
おこる可能性があるとされている4週間以内にはとても
間に合いません。
前述の通り現在小中学校で閉鎖が相次いでいる状況をみると、
遅きに失するという感想を持たざるを得ませんが、いましばらくは
自己防衛するしかない状況です。
インフルエンザの予防は既にご存知かと思いますので、ここでは
改めて書きませんが、気をつけていてもかかってしまう仕方ない
場合もあります。
また最近では行政側の対応も、夏休み前の初期のころのような
何でもイベントは中止するといったヒステリックな対処方針は少なく
なり、注意喚起を行いながらも粛々と進める、といった対応に変化
してきています。
今週末の「なかはら“ゆめ”区民祭」も予定通り開催されるようです
ね。
まだ不安な日々は続きますが、我々市民側は冷静な対処を、そして
行政側には一日でも早い予防接種の準備を努力いただきたいと
思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
本日、日本テレビ系列で11:55~13:30放映の「メレンゲの気持ち」に
おいて、武蔵小杉周辺の飲食店などが紹介される予定になっています。
番組内、「石塚英彦の通りの達人」というコーナーで、ホンジャマカの
石塚さんが周辺のオススメスポットを回る構成となっているようです。
■メレンゲの気持ち 石塚英彦の通りの達人
http://www.ntv.co.jp/meringue/2007new/2007/tori/20090926.html
ご興味のある方はどうぞ。
(※放送予定は変更される可能性もあります)
7月の始めごろに新聞で特定非営利活動法人防犯ネットワークの
紹介がされていました。
このNPO法人の活動はもともとお隣の高津区で始まった模様で、
同団体のホームページによると、
「日常生活の中で行える防犯運動を展開することにより、誰もが
生き生きと安心して暮らせる町の実現を目指す。」という目的の
元に活動しているとのことです。
■特定非営利活動法人防犯ネットワーク 公式ウェブサイト
http://www.bouhan-network.com
(ホームページより)
<理念>
子ども、女性、お年寄り、誰もが安心して生き生きと暮らせる町の実現。
<スローガン>
情報を共有する。
見て見ぬふりはしない。
自分に出来ることから実際に行動する。
6月末にこの団体の中原支部が立ち上がり、「中原区犯罪発生状況」
というメールマガジンの配信を始めました。
同メールマガジンによると9月16日現在の登録者数は
NPO法人防犯ネットワーク会員数7,202名
(中原321名・高津4,752名・宮前1,894名・麻生235名)
となっており、まだ中原区での認知度は低い模様です。
さてこのメールマガジンに登録すると週に3回ほど中原区内の
犯罪発生状況をまとめたメールが送られてきます。
情報の提供は恐らく警察の協力を得ているのだと思われますが、
ごく身近な場所で、かつ直近の日付の犯罪履歴が記されており
非常にリアルなものを感じます。
--------------------------------------------------------
【メール一部引用】
ここ数日間の夕刻に数回、丸子通1丁目・新丸子町・新丸子東
1丁目付近で、スタンガンを持った男性が、暴言を吐きながら
徘徊しているという事案が発生し中原警察署に届けました。
事務所荒らし発生。
9月14日18:30~9月15日10:00の間に上新城2丁目で、
1階店舗のガラスを割られて侵入されましたが、盗まれた
物はありませんでした。(未遂)
9月14日18:45~9月15日9:20の間に上小田中6丁目で、
1階店舗のガラスを割られて侵入され、室内から現金が
盗まれました。
*補助錠をつけましょう。
自転車盗3件発生。
9月14日3件/9月15日0件
木月祇園町、新城5丁目、下小田中1丁目
*路上放置はせず、頑丈なダブルロックをかけましょう。
*自宅や会社の駐輪場だからと安心しないで、確実な施錠と
ダブルロックをかけましょう。
--------------------------------------------------------
内容は空き巣、車上ねらい、住宅侵入などの窃盗犯が多いですが
自分の知っている身近な町名が出てくるたびにドキリとします。
特に自転車盗については毎日のように発生しており、こんなにも
身近で犯罪が起きているという事実を突きつけられるとショックを
感じ得ません。
しかしその一方で毎日のように送られてくるメールマガジンを
見ているとまた別の感覚に襲われます。
始めのうちは、「気をつけなくては」とか、「自転車にはカギを
かけよう」などと思っていましたが、日がたつにつれていつの
間にか、「ああ、またか」と軽く流してしまっているような自分に、
ふと気がつきます。いわゆる狼少年効果というものでしょうか。
いくら気をつけるといっても毎日のようにあれこれ心配していた
のでは身が持ちません。
犯罪というものは実はこれほど身近で発生していながら、自分が
被害者になるまで気がつかないもの、ということを改めて考え
させられたような気がします。
私達はこのような情報とどのように向き合っていけばよいので
しょうか?この街は安全なのでしょうか?
そこで川崎市の防犯情報のページに掲載されているデータを
見てみました。
■犯罪のないまちづくり
http://www.city.kawasaki.jp/25/25tiiki/home/bouhan/
bouhan1.htm
このページには川崎市内の刑法犯の認知状況が掲載されています。
この中で、まず過去7年間の推移を見てみると、
■川崎市内刑法犯認知件数(過去7年間の推移) 確定値
http://www.city.kawasaki.jp/25/25tiiki/home/bouhan/
keihouhantoukei(H14-H20).pdf
~川崎市内における刑法犯認知件数の推移を見ますと、平成14年
(2002)年の3万102件をピークに6年連続で減少し、
平成20(2008)年は1万7,641件(-41.4%)
となっています。~
とあります。犯罪の件数全体は近年減少傾向にあるようです。
次に区別の発生状況のデータを見てみると、
■川崎市内刑法犯認知件数(区別対前年比)
http://www.city.kawasaki.jp/25/25tiiki/home/bouhan/
(H21.6)kubetuhikaku.pdf
平成20年中の認知件数17,641件のうち
| 件数 | 平成14年比 | 増減率(%) | |
| 川崎市総計 | 17,641 | -12,461 | -41.4 |
| 川崎区 | 5,124 | -3,202 | -38.5 |
| 中原区 | 2,966 | -2,368 | -44.4 |
| 高津区 | 2,508 | -1,422 | -36.2 |
の順番となっています。
件数を見ただけでは中原区の年間約3千件という数字が多いのか
少ないのか素人にはわかりませんが、事実と傾向は理解することが
できます。
犯罪の発生地域については繁華街や人口の多さなどが影響している
のだと思われますが、いずれも平成14年比で見ると大幅に下がって
いることが見て取れます。
ではその内訳はどうなっているかというと
■川崎市内刑法犯認知件数(主な罪種別対前年比)
http://www.city.kawasaki.jp/25/25tiiki/home/bouhan/(H21.6)
zaisyubetuhikaku.pdf
刑法犯総数17,641件のうち自転車盗5,316件(30.1%)がもっとも
多くついで万引き1,685件(9.6%)の順となっています。
防犯ネットワークのメールマガジンをみて、自転車盗は毎日のように
発生していると書きましたが、実際のデータとも合致しているようです。
■放置自転車を撤去する川崎市のトラック

ご存知のように武蔵小杉駅周辺では現在再開発により駐輪場の確保と
放置自転車の撤去、が大きな課題になっています。
駅前には十分な駐輪場が確保されているとは言いがたく、あとしばらく
は現在のような状況が続くと予想されます。
■武蔵小杉-元住吉駅間にある関東労災病院裏の無料駐輪場、遠い。

放置自転車を残す、ということは言い換えれば犯罪の温床を育てて
いる、と言えるのかも知れません。
先日開催された、なかはらっぱ祭りでもNPO法人小杉駅周辺エリア
マネジメントによる自転車放置防止活動や、自転車と共生するまち
づくり委員会の活動が紹介されていました。
■中原区公式ウェブサイト 自転車と共生するまちづくり
http://www.city.kawasaki.jp/65/65tisin/home/tisin26/tisin26_01.htm
NPO法人防犯ネットワークのページには
「ブロークンウィンドウズ理論」というものが紹介されています。
その意味は
~住民が地域に関心を持っていないというサインは、その地域を
どんどん荒れさせる原因となり、犯罪が連鎖して増えていくと
いうものです。~
と説明されています。
小さな犯罪を放置することはより重大な犯罪へつながる可能性を
残すことになる、という話を聞いたことがあります。
防犯意識を持つということは、単に発生状況をみていたずらに
不安を感じることではなく、自分達の日ごろの行動がどのように
犯罪の発生に関わっているのか?という意識を持つべきなのでは
ないかと思いました。
街が変わり住民が増え、見知らぬ人が多くなったいまだからこそ
まずこのようなことに関心をもつ、ということが我々一般市民の
できる第一歩ではないでしょうか?
【関連リンク】
特定非営利活動法人防犯ネットワーク 公式ウェブサイト
2008/12/26エントリ 武蔵小杉駅周辺の放置自転車撤去
2009/7/20エントリ 第5回なかはらっぱ祭りと、実行委員会
2009年8月20日(木)、武蔵中原駅前のエポックなかはらにおいて
「川崎市債投資セミナー」が開催されました。川崎市が発行する
地方債についての市民の理解を深めることで、投資をしてもらおうと
いう主旨で行われるもので、投資家向け広報、いわゆるIR(インベス
ター・リレーションズ)活動と呼ばれるものです。
武蔵小杉ライフは昨年に続いて参加してまいりまして、今回はその
川崎市債投資セミナーに関するレポートです。
■川崎総合福祉センター エポックなかはら

■川崎市債投資セミナー

120名の定員ですが、非常に盛況で満席になっていました。どちら
かというと、年配の方が多かったようです。
セミナーの構成は昨年とほぼ同様であり、前半に阿部市長による
川崎市の財政面等のプレゼンテーションが行われ、後半は三菱UFJ
証券による投資の基礎知識の講義が行われました。
地方債についての簡単な説明は昨年のエントリに書いておりますの
で、そちらをご参照ください。今回は、阿部市長によるプレゼンテー
ションの内容の一部について簡単にまとめてみようと思います。
■阿部市長によるプレゼンテーション

【プレゼンテーションのうち、川崎市の強みに関する部分の要旨】
■ポイント① 川崎市の経済は活発である
・市内製造品出荷額が伸びている=モノづくりが活発
・市内大型小売店商品販売額が伸びている=まちに活気がある
・市内非居住用建築着工床面積が伸びている=経済活動が活発
※ハイテクラインである南武線沿線に200超の研究開発拠点が集積
■ポイント② 川崎市は個人市民税の基盤が強固である
・川崎市では2025年頃まで人口増加が続く
・川崎市は人口1人あたりの課税対象所得額が政令指定都市トップ
・他の政令指定都市に比べ税収の割合が高い反面、まだ人件費の
水準も高い
■ポイント③ 川崎市は都市拠点や臨海部の整備を行っている
・川崎駅、新川崎駅、武蔵小杉駅等周辺地区の整備を実施
・臨海部の羽田空港神奈川口構想を推進
・横須賀線武蔵小杉駅を2010年3月に開業
・川崎縦貫高速鉄道整備事業の取り組み
■ポイント④ 川崎市は環境配慮型の地域社会づくりをしている
・カーボンチャレンジ川崎エコ戦略の推進
・ごみ減量化と分別、リサイクルの推進
・・・だいたいこんなところでした。プレゼンテーションの内容自体は
昨年とほとんど同じであり、パワーポイントのデザインだけブラッシュ
アップしたかたちでした。
内容についてですが、川崎市債への投資を促すことが目的であり、
おのずと川崎市の財政基盤の強さ等をアピールするものになって
います。
上場企業と異なり、地方自治体には統一された情報開示基準が
存在していないため、それぞれの自治体がそれぞれの自治体に
とってアピールしやすい数字をピックアップしてくることになります。
以前、地方債IRを支援する地方債協会の方にお話を聞いた際にも、
「どうしても『お国自慢』の域を出ないものになりがちなんですよね」
という話を聞いたことがあります。
もちろん、提示されているデータは事実ですので、参考になる内容
です。個人的には、昨年も出ていたデータだったのですが、「川崎市
は人口1人あたりの課税対象所得額が政令指定都市トップ」という
データは興味深かったですね(2位は横浜市、3位は名古屋市)。
川崎市は政令指定都市で最も市民の所得が高く、その人口が2025
年まで増加しつづけるため個人市民税は安泰である、という主旨の
プレゼンテーションですが、これは確かに最近の川崎市の財政を
見ても強みのひとつとなっているようです。
■川崎市のプレゼンテーション資料

■川崎市債のパンフレット

その人口増による税収アップの一要因であった武蔵小杉再開発は、
川崎市としても主要なアピールポイントのようで、今回のIRセミナー
のプレゼンテーション資料および川崎市債パンフレットの表紙には
武蔵小杉の再開発地区の写真が使用されていました。
■生田の天然水 恵水(めぐみ)

会場に用意されたミネラルウォーターも昨年と同様で、川崎市水道
局が販売している「生田の天然水 恵水(めぐみ)」です。
■川崎市水道局 「生田の天然水 恵水」の販売について
http://www.city.kawasaki.jp/80/80syomu/home/megumi.htm
川崎市の水源地である多摩区の井戸からくみ上げたもので、中原区
では、区役所の自販機のほか、上小田中のセブンイレブン川崎大ヶ
谷戸店、井田2丁目の井田病院で販売されています。
■セミナーの動画配信のための撮影

この川崎市債投資セミナーは、例年動画配信が行われています。
従来は日興シティグループ証券系のIR支援会社、日興アイ・アール
が受託していましたが、日興シティグループ全体のリストラのあおり
を受け、現在では別の映像制作会社が入っています。
本日時点ではまだ川崎市のIRウェブサイトに動画はアップされて
いませんが、数日でどなたでも視聴できるようになるものと思います。
川崎市のIRは地方自治体の中でもかなり積極的な方ですが、一般
事業会社のIRに比べて地方債IR全体がまだまだ成熟しきれていない
現状があります。
プレゼンテーションの内容も前回の焼き直しではなく、やはりその年
に発行する地方債で実施を予定している事業の説明など、市民が
関心を持てるような独自のコンテンツを検討できるとよいかな、と思い
ました。
公会計制度の検討も途上であるなど、制度的な面の成熟も必要なの
は当然ですが、情報開示・IRに対する自治体自身の姿勢の成熟が
待たれるところです。
【関連リンク】
川崎市公式ウェブサイト 投資家情報
2008/8/27エントリ 市民向け川崎市債投資セミナー
長らく時間がかかってしまいましたが、2009/3/9エントリで取り上げ
た「公園井戸端会議プロジェクト」による川崎市環境局との意見交換
会の内容をレポートさせていただきます。
「公園井戸端会議プロジェクト」は、中原区地域振興課が所管する
市民活動であり、中原区の公園のあるべき姿を見直し、地域の皆さん
が集う場として活性化をはかることを目的としています。
今回の意見交換会は、公園井戸端会議プロジェクトが蓄積したアン
ケートを元に、公園について市民・行政が共同で考えてみようという
スタンスで実施されたもので、中原区からのお声がけにより武蔵小杉
ライフとしてゲスト的な位置付けで参加したものです。
基本的な質疑は公園井戸端会議プロジェクトを中心としたまちづくり
委員(市民)によって事前に準備されており、それに対して川崎市
環境局の公園緑地課・公園管理課が答えるという形式をとっていま
した。
今回は、その質疑内容の要点を抜粋してまとめてみたいと思います。
なお、大意を理解しやすくすることに重点を置いており、実際の言葉
遣いと同一ではないことをあらかじめご了解ください。
---以下、質疑---
※「まちづくり委員」が、武蔵小杉ライフを含む市民代表です。
■まちづくり委員:
今回、公園井戸端会議プロジェクトでは公園の利用状況に関するデ
ータを取ってみましたが、行政サイドでもこのような数字を取っていま
すか?
■川崎市環境局:
基本的には把握していないのですが、5年に1回くらい、公園の種別
ごとに1つずつ、平日と休日にデータを取ってはいます。
■まちづくり委員:
自由に草花を植えたり、バーベキューができたりといった、自由度の
高い公園が少ないように思いますが、いかがでしょうか。
■川崎市環境局
自由に草花を植える、という点に関しては全市的にも増えてきていま
すし、今後も進むと思います。バーベキューのできる公園に関しては、
ごみの問題などもあり、臨海部のような場所ならばともかく、市街地の
公園では難しいのではないでしょうか。
■バーベキュー禁止の多摩川河川敷

■まちづくり委員
例えば日比谷公園が大人向けである、といったように、どこかの世代に
特化した公園を作ろうといった発想はありますか?子供向け、の次の
世代はあいまいで、高齢者向けに飛んでしまう可能性もありますが。
■川崎市環境局:
特化するというよりは、公園の名称を「児童公園」から「街区公園」に
変更し、世代の垣根を越えるという方向に向かっています。世代間の
交流の場となってほしいという建前もあります。
■まちづくり委員:
無線LANを整備することでユビキタスな公園というか、そういった公共
施設があっていいと思います。キャンパスの芝生でノートパソコンを
広げるイメージでしょうか。便利になって人が集まることで、活性化に
つながるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
■川崎市環境局:
今のところ予定はありませんが、そのような新しい発想は重要なので
貴重な意見として承ります。他都市での話なのですが、携帯ゲームが
普及しているので、充電場所が欲しいという話があったそうです。
家でゲームばかりしてないで公園で遊んで欲しい、という趣旨に矛盾
してしまっているのですが・・・。
■まちづくり委員:
トイレがない公園が多いのですが、長居するなってことなの?という
意見もあります。この点はいかがでしょう。
■川崎市環境局:
トイレ設置のご意見はよく寄せられています。公衆トイレは、設置基準
として1,000㎡以上の公園を条件としています。これは、利用者数との
バランスと、市内の公園の平均面積が1,000㎡であることを勘案した
ものです。ただし、極端に大きな公園も含めた平均ですので、実際には
これを越える公園は少数なのですが。
設置には公園面積、水道、下水、住民理解の4つのハードルがあり、
住民理解が一番難しいところです。隣接住民にとっては、総論としては
賛成だけれど自宅側に設置されたくないという思いがあります。
小規模な街区公園に関しては自宅周辺が前提なので、家に戻って用を
済ませて欲しいという発想で、防犯面での心配もされることから設置
していません。
■公園の公衆トイレ(下沼部公園)

■まちづくり委員:
ボール遊びについて、ボール遊びがしたいという意見と、危ないので
制限してほしいとの相反する2つの意見があります。
狭い公園では限界があるように思いますが、基準作りなどはできない
でしょうか。サッカーがしたい子供は、小学校の校庭くらいしか場所が
ないのが実情です。
■川崎市環境局:
ボール遊びに関しては、内容について危険な程度の差が著しいため、
基準を設けるのは難しいところです。また、ボール遊びは危険派と、
ボール遊びがしたい派の2つに分かれてしまい、前者のほうが多い
傾向があります。
■まちづくり委員:
公園のルール管理についてですが、公園の利用に不安な面があると、
利用者の足が遠のいてしまいます。ルールの看板はどのような
基準で設置しているのでしょうか。
■川崎市環境局:
7~8点ほどのルールが書かれた看板は標準として設置しています。
その他地元ニーズで追加設置をする場合もあるのですが、ルールで
縛りたくないとの思いもあり、極力設置していません。ご意見が
多い場合には設置することがあります。
■公園のルール看板(市ノ坪さくら公園)

■まちづくり委員:
暴走自転車等危険行為について、ケガの情報などは行政に入って
いるのでしょうか。
■川崎市環境局:
大きな事故レベルの報告はこれまでのところ受けていません。自転
車の乗り入れを防ぐため車止めを設置してしまうと、車椅子が入れ
ないなどといったバリアフリーの問題が浮上するので対応が難しい
ところです。
■まちづくり委員:
砂場の犬猫のフン問題ですが、ネットを朝晩管理するのは大変です。
ネットの開閉は地元の方に対応していただいているかたちですが、
そうすると、砂場を埋めてしまうという方向に向いてしまうんですね。
リードを外す非常識な飼い主もいるのですが、保健所との連携は取れ
ているのでしょうか。
保健所は夕方に閉まりますが、飼い主が散歩する時間帯はそれ以降と
いう問題もあります。個人的に注意するとトラブルが懸念されますが、
環境局で見回りのようなことはしていないのでしょうか?
■川崎市環境局:
保健所の看板を提供してもらうなどのことはしています。その他、地元
住民にネットの管理をお願いする程度です。ボール遊び同様にある
程度は利用者のマナーに任せざるを得ない状況です。見回りは特に
実施していないのですが、連絡を受ければ出向きます。ただ、200~
300ある公園に対し、担当職員が2~3人という現状では物理的に限界
があります。
■砂場の保護シート(中原平和公園)

■まちづくり委員:
関連した質問ですが、砂場の砂は追加しているのでしょうか。また、
砂場を設置するのは公園の定番という扱いなのでしょうか。
■川崎市環境局:
砂の補充は連絡があれば対応しますが、予算的にすぐに対応でき
ないこともあります。古い公園は砂場、ブランコ、滑り台の3点セット
というパターンが多いですね。
■まちづくり委員:
ホームレスと不審者の対策ですが、これは警察の力を借りるしか
ないのでしょうか。
■川崎市環境局:
ホームレスは出て行ってもすぐに戻ってきてしまうか、近くの公園に
移動するだけというパターンで、自立支援などの抜本的な対策を講
じる必要があります。
例として富士見公園でシェルターを作ったのですが、これはかなりの
効果が上がっている。活気のある公園にしていくことで、結果的に
居づらい状態にすることも大切かと思います。
■まちづくり委員
町会長が話しかけるなどして、結果的に追い出す作戦を取る町会も
あるようです。仕切りがあって横になれないベンチを設置する基準は
ありますか? また、監視カメラの設置はできないでしょうか。
■川崎市環境局
基準を設けているわけではないのですが設置を進めており、120センチ
のベンチで真ん中についたてがあるものが多い(※)です。ただ、オムツ
の取替えができないという苦情も寄せられました。
監視カメラについては、プライバシーの問題があり録画ができません。
大きな施設でモニターを監視する人員が取れるところは設置している
こともあります。
追い出しについては、大きな荷物を抱えてベンチに座っている程度
では、それだけで公園から追い出すというのは難しいところです。
※武蔵小杉ライフ注
「武蔵小杉ライフ:生活情報:公園」を参照いただければわかりますが、
現実に中原区の公園では中央についたてのついたベンチはあまり見受
けられません。このあたり、現状認識に食い違いがあるようでした。
■まちづくり委員:
遊具について、点検の頻度などの基準はありますか? 故障の報告
先は周知されているるのでしょうか。ウェブサイトを活用した情報伝達
ツールは考えられないでしょうか?
■川崎市環境局:
公園管理課では、年2回、夏休み前と正月前に遊具を中心に見回りを
実施します。外観を見たり叩いたりする作業により判断しており、細か
いところまでは見られないというのが正直なところです。
日常的には、地域の愛護会、協議会からの情報が頼りで、補修を逐次
進めてはいます。
園名板の裏に連絡先の記載があり、電話まではしづらいと思うのです
が、連絡して情報をお寄せいただきたいと思います。
ただ、危険基準は人により異なるところで、連絡を受けて向かった
ところ全く支障のないような事象だったこともありました。
電話を受けた場合はほぼすべて、職員が点検に行っています。ウェブ
サイトに関しては、専用の仕組みはないのですが市長へのメールで
たまに寄せられることがあり、これに関しては対応しています。
■公園管理運営協議会による地元管理(井田杉山町公園)

■まちづくり委員:
ごみ箱を設置して、地域の清掃ルートに乗せることはできませんか?
■川崎市環境局:
昔はすべての公園にごみ箱があったのですが、要望が多いことから
撤去してきている方向です。家庭ごみの持込みなどがなくなり、実
際にごみの量は減少しました。あったほうが良いかどうかの正解は
なかなか出せないのですが、「基本的に公園でごみは発生しない」と
いう考え方をとっており、現状は設置しない方向です。
■まちづくり委員:
再開発地域にあった公園が、工事の関係で使えなくなっています。
無認可保育園が使用したりしていたようですが、代替地という発想は
ありませんか?
■川崎市環境局:
小杉周辺の再開発は特殊という事情もあり、代替地は考えていませ
ん。公園は原則として廃止されることはないため、そもそも代替という
発想がないのです。
■まちづくり委員:
プレイパーク的な発想についてはどう思いますか。東京・横浜には
実験的な公園は多いように思いますが。
■川崎市環境局:
実を言うと行政は自由に遊んで欲しいという発想が強いんです。
多種多様な公園を作りたいという思いはありますが、区内に様々な
公園があっても、住民が利用するのは近くの公園がメインとなるため、
どうしても平均化されてしまいますね。
■まちづくり委員:
公園内の外灯の管理はどうなっていますか。地域の人がやっている
のではないでしょうか。また、もっと明るくしたり、青色防犯灯の設置
は考えていないのでしょうか。
■川崎市環境局
公園内の外灯は公園管理事務所が管理しています。地域の人が
管理しているのは防犯灯です。連絡が入れば早急に点検しに行き
ます。
明るさに関しては、深夜に明るすぎると人がたまるなどの弊害が多
いと考えています。ポイントポイントを照らし、支障なく歩ける程度で
いいかな、という認識です。青色防犯灯の園内設置は考えていま
せんが、研究する必要はあると思います。
■青色防犯灯(小杉町2丁目・大西学園南側)

■まちづくり委員:
公園を新設する場合の設計はどのように行われるのでしょうか。
■川崎市環境局行:
市が作る新設の公園に関しては、地元の声を取り入れるのが原則で
す。区役所に、どのような団体に意見を聞くかの判断を求め、改修に
関しては利用者とワークショップを開くなどして意見を取り入れてい
ます。ただ、小さな子どもやその母親は参加しにくいので、意見の
公平性に
ついては課題が残っています。
■まちづくり委員
現在の公園が特に抱える問題点について教えてください。
■川崎市環境局:
沢山あるのですが、利用者によって見方の違いが大きいことが挙げ
られます。樹木を撤去するときも、切って欲しい人と切って欲しくない
人がいたりするわけです。
また、維持管理と予算の制約にも苦しむ点が多いですが、川崎市
自体が住民1人あたりの公園面積が少ないこともあり、質を上げて
いくことがこれからの課題だと考えています。
■まちづくり委員:
公園内の植樹の種類には基準がありますか。イチョウの樹は落ち葉
の清掃が大変で、切って欲しいという声も多いのですが。
■川崎市環境局:
特に基準は設けていないのですが、新しい公園には管理が楽で余り
大きくならないハナミズキが多く植えられています。古い公園には、
昔の公害に耐えられるようなイチョウなどの大きな樹が植えられて
いたという経緯があります。
---以上、質疑おわり---
・・・ということで、全体を通してのトーンとしては、いろいろ要望や
理想はあっても行政としては金銭的・物理的なさまざまな制約が
あって対応が難しい、という感じでした。
個人的に懸念をもったのは公園の管理体制についてで、遊具の
チェックなどもう少し定期的に行われているかと思っていたのです
が、年2回の外見的なチェックだけというのは少々驚きでした。
遊具に限らず、全般的に「連絡ベース」でしか行政は動かない、と
いうことで、そうなると公園の管理・維持は現実的に周辺地域のコミ
ュニティーにほとんど依存している、ということになろうかと思います。
(実際、環境局の方からもそれが頼り、という主旨のコメントがあり
ました)
確かに行政サイドの立場としては、現状の人員では物理的に連絡
ベースでしか対応できない、というのは現実のようです。200~300
ある公園に対して2,3人では、個別の問合せに対応してあちこち飛び
回るので精一杯であるというのは、まあ確かにそれはそうかもな・・・、
と思います。
そうすると、地元の皆さんがまめに要望を出したりしていかないと、
遊具は老朽化したまま、砂場の砂は減ったまま、等々・・・といった
状況になるわけで、実際そのような「荒廃した公園」は中原区内に
散見されます。
■荒廃した公園(新丸子東第2公園)

ですから、今回の意見交換会に出席させていただくにあたって前回
エントリのコメントでお寄せいただいたような、個別の要望は非常に
重要ということになります。
皆さんにお寄せいただいたご要望は、写真入りの資料にまとめて
川崎市環境局にお伝えいたしました。
川崎市としては、公園行政は「住民の意見が第一」というのは本当の
ところで、公園の新設を行う際にしろ木を植えるにしろ切るにしろ、
必ず地域住民の意見をベースに実施するそうです。
ただ、質疑応答内で言及されている通り、その住民の意見が木を1本
切るにしても正反対だったりして、その兼ね合いに苦慮することが
多いようですが、いずれにせよ意見や要望を伝えていくこと、これが
一番有効であるということがわかりました。
まあ、それが実現しうるかは、砂場の砂の補充1点だけでも予算等の
兼ね合いがあったりするわけですが・・・。
とりあえず、メンテナンスしてもらえるのを待っていても待ちぼうけで
すよ、ということですね。
そういう点では、小杉御殿団地に隣接している「小杉御殿町2丁目
公園」などは、遊具のメンテナンスが比較的こまめに行き届いており、
2007/10/31エントリでも取り上げました。その後もさらに遊具の交換
が実施されているのを確認しています。
これは小杉御殿団地の皆さんによる自治管理が行き届いているの
ではないかと推察します(小杉御殿団地は管理組合の活動に定評が
あります)。
今回は意見交換会に参加させていただき、いろいろと勉強になりまし
た。結局のところ抜本的な問題の解決は難しいというのが結論はあり
ますが、また新しい目線で武蔵小杉ライフの公園情報なども編集して
いければと思います。
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 小杉御殿町2丁目公園
2007/10/31エントリ 武蔵小杉の公園管理:小杉御殿町2丁目公園
2009/3/9エントリ 公園井戸端会議プロジェクトに参加
2009/3/11エントリ 公園井戸端会議と、オリーブの木
川崎市の定額給付金の申請書類は、もう皆さんのお手元に届いて
いるかと思います。封筒の表面に点字が印字されていましたね。
■川崎市の定額給付金申請書類の封筒

この点字は、「ていがく きゅーふきん しんせいしょ」と書いてあった
ものです。封筒の中身が点字であるわけではないので、いずれに
せよ晴眼者が代読したり代理記入したりする必要があるのですが、
まずは封筒の内容を認識しやすくし、取り紛れたりしにくくすることが
目的でしょうか。
私も先日申請書類に記入をして郵送しておきました。が・・・、
■3つ折申請書が返信用封筒にそのまま入らない

元々3つ折になっている申請書を、同封の返信用封筒に入れようと
すると、サイズが合っておらず、入れられません。
・・・仕方が無いので、小さく折り直して入れることになりました。
これ、川崎市で数十万通は印刷して送っていると思うのですが、
書類と封筒のサイズを確認していないのでしょうか。
私が疑問に思ったのは、封筒に点字が印字されているかどうかより
も、この用紙がスッと入らないことの方がどれだけ視覚障碍者の方
を困惑させるのか? ということです。
健常者にとってはただのひと手間でも、例えば視覚障碍者の方が
代筆してしてもらったものを自分で入れようとした時に、サイズが
合わないことを認識して、折り直して入れることは大きなストレスに
なるでしょう。
そこまで考えなくても・・・ということであれば、封筒に点字が印字され
ているのが滑稽な話で、実質的なバリアフリーになっていない「ただの
ポーズ」でしかないのでは、と言わざるを得ないところです。
なお、このサイズが合わないのは川崎市だけでなく、全国各地で
発生している事象のようです。点字は川崎市のオリジナルのようで
すね。
全国で数千万人の方が折り直して郵送しているかと思うと、ちょっと
冗談のような可笑しさを感じてしまいました。
■定額給付金書類同封「かわさき名産品」一覧

ところで、2009/5/4エントリでも取り上げましたが、封筒には「かわ
さき名産品」一覧が同封されていましたね。定額給付金の用途、と
いうわけではありませんが、いくつか試しに買ってみようかな、と思い
ます。
【関連リンク】
2008/5/22エントリ パラリンピック代表決定、武蔵小杉ライフのベースにあるもの
2008/11/26エントリ 「太郎の夢」菓心桔梗屋バージョン
2009/2/21エントリ 「太郎の夢」泉心庵バージョン
2009/5/4エントリ 「太郎の夢」おかふじバージョン
本日、公園井戸端会議プロジェクトに参加してまいりました。昨日の
エントリで皆さんから寄せられたご意見につきましては、報告書にとり
まとめて川崎市環境局にお渡しいたしました。
本日の川崎市環境局との会議レポートについては、整理したうえで
別途エントリいたしたいと思いますが、まあいろいろな意味で難しいな、
というのが一言での感想です。
かわりにご紹介するのは、公園井戸端会議プロジェクトの方にいた
だいたオリーブのフォカッチャです。
■オリーブのフォカッチャ

なぜオリーブかというと、これは中原区役所の正門近くにあるオリー
ブの木から採れた実で作ったものなのだそうです。あのあたりに、
オリーブの木があったんですね。気付きませんでした。
で、このフォカッチャ、おいしかったです。
オリーブの塩味が利いていて、中に入ったクルミが香ばしく仕上がっ
ていました。本日の夕食とさせていただきました。ご馳走様でした。
さて、中原区役所で撮影した写真ストックを漁ってみたところ、おそら
くこれがそのオリーブの木ではないか、というものが見つかりました。
■「平和の絆」の像とオリーブの木

これは、正門近くの区民デザイン花壇の向かい側(府中街道側)に
ある「平和の絆」という像ですが、この右側に見えるのがオリーブの
木ではないでしょうか。
隣の木を撮影したわけではないので、一部しか写っていないのです
が・・・。
先日は中原市民館のゴムの木を取り上げましたが、身近に結構
いろいろな木があるものですね。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:行政関連施設
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園
2008/3/12エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇
2008/3/15エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇・解答編
2009/3/2エントリ 旧中原市民館のゴムの木
2009/3/9エントリ 公園井戸端会議プロジェクトに参加
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はつしも:
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つごもり:
育児関係やスイーツ・パン・レストランなどグルメ関係の記事を担当。
かれじし:
特別ライター。はつしも、つごもりとは違った切り口で街の話題をご紹介します。
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